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2006年8月4


切り下部分活用し付加価値
新たな特産品の開発
名寄市のアスパラルネッサンス事業・経済活性化を狙う

 【名寄】市は、本年度もアスパラガスルネッサンス事業に取り組んでいる。一つは、減収傾向にある名寄地区の原因分析と対策を探るもの。もう一つは、アスパラガスの付加価値を高め生産農家の増収と地域経済活性化につなげるための商品開発。この開発に向けては、アスパラガスをフリーズドライで、パウダーにしていく方法が取られ、試供品の一部を加工業者らに提供。既に商品化されているケースもあり、市では地元業者と提携した商品開発への道をさらに模索していく考えだ。
 アスパラガスは、旧名寄市、旧風連町でも奨励作物との位置付けで作付けの振興を図ってきた。例えば、旧風連町では風連農業振興センターの協力を得て、収穫期を早める効果があるアスパラガスの大苗供給事業を行ってきた。一方、旧名寄市では、新規の作付け奨励を図るための助成事業で一定の成果を上げてきた。その助成事業に代わって、十七年度から「アスパラガスルネッサンス事業」に取り組み、本年度は百万円の事業費を計上している。
 内容はアスパラガスの収穫量が落ちるため市、農協、上川農業改良普及センター名寄支所などの関係機関で「増収プロジェクトチーム」を設け、減収の原因分析と対応策を研究している。さらに「アスパラのまちプロジェクトチーム」を立ち上げ、加工研究にも当たっている。
 このアスパラのまちプロジェクトチームは市、生産者だけでなく、商工業者らもメンバーに加えているのが特徴で、特産品の商品開発に結び付けて、最終的には地域経済の活性化につなげるのが狙い。従来のように、第一次産品の提供にとどまることなく、付加価値を付けた商品を生み出していこう―というのが目的だ。
 具体的には、農家が出荷する際に捨てている「切り下」部分を活用していく計画。現在、農家はアスパラガスを出荷する際に、畑からアスパラガスを二十七センチほどの長さで切り取った後、二十二センチの長さにそろえるという作業を行っている。切りそろえて捨てている部分が「切り下」といわれているが、ただ捨てているのはもったいない―ということで、この部分を集めて商品開発につなげるのが趣旨。
 現段階では「切り下」部分を各農家から集め、市外の業者に委託して冷凍してフリーズドライにし、さらにパウダーに加工。アスパラガスは、ポリフェノール、リチンなどが含まれ、機能性食品としての価値があることから注目されている。名寄市から試供品として提供したアスパラガスパウダーを使い「アスパラ大福」を作ったり、ラーメンのめんにしたりと、既に一部が商品化され、販売につなげている例もある。市としては、市内の業者にアスパラガスパウダーを使った商品を開発してもらい、地元経済を活性化させていくのが本来の狙い。捨てていた部分を使うことで、生産農家の収入増にもつながり、一石二鳥の効果を期待している。
 市外業者が商品化を図っていることで、市内業者の特産品開発にも一定のめどがついている状態で、市では「切り下」を活用したパウダーの特許を申請。
新生・名寄市は旧名寄市と旧風連町と合わせて十八年度で百九十一ヘクタールの作付面積となり、全道一のアスパラガス作付けを誇るだけに、そのアスパラガスに新たな付加価値を高める商品が開発されると名寄市の知名度アップも期待できるため関係者も注目している。

[ 2006-08-04-19:00 ]


小野さんが石狩川流れ節大会で初優勝
美深民謡菊水会・中野さんも5位

 【美深】第十六回石狩川流れ節全国大会(同実行委員会主催)が、三十日に旭川市公会堂で開かれ、少年の部に出場した美深民謡菊水会(高橋サツ子会長)の小野彩香さん(美深小五年)が優勝、中野夏希さん(同五年)が五位に輝いた。昨年は小野さんが準優勝、中野さんが入賞を果たしており、連続して好成績を残したことに、本人や関係者の喜びも大きい。
 同会は現在、小中学生九人、高校生以上八人が所属しており、毎週金曜日に町文化会館COM100で例会を開き、大会出場を目指して練習に励んでいる。
 同大会には道内各地から二百四十人が集まり、幼児から中学生までが対象の少年の部には二十五人が参加。
 同会からは小学生六人、中学生三人が出場。大会曲の「石狩川流れ節」を力強く歌い上げた。この結果、小野さんが初優勝、中野さんが五位となり、渡部琴絵さん(美深小三年)、宇野優花さん(同三年)、山崎未来さん(同五年)、瀬戸崎眞絵さん(美深中二年)も入賞を果たした。
 小野さんを含め各部の優勝者は今後五年間、同大会の名人位争奪戦の出場権も獲得した。
 今回の大会を振り返って小野さんは「歌う前は緊張したが、歌う時になってからは会場の雰囲気にも慣れ、うまく歌えた。優勝した時はすごくびっくりして、うれしかった」、中野さんは「初めて五位に入賞してうれしかったけど、次の大会ではもっと上を目指して頑張っていきたい」と喜びや意気込みを語る。
 同会では「自分から前向きに練習した成果が結果になって現れたと思う」と評価している。小野さんは六日に釧路市で開かれる全道民謡大会に出場することが決まっており、好成績を目指そうと練習に余念がない。

(写真=右から優勝した小野さんと5位入賞の中野さん)

[ 2006-08-04-19:00 ]

パウダー使って試作
アスパラのまちPチーム

 【名寄】「アスパラのまちプロジェクトチーム」は、アスパラのパウダーを使った料理の試作を三日、名寄市農産物簡易加工処理施設「あぐりん館」で行った。
 試作はカントリー・ママ・クラブ(斉藤美知会長)の会員七人に協力してもらい、粒子の細かさが三種類のアスパラパウダーを使って、豆腐とアイスクリーム、こんにゃく三品を作った。
 豆腐は二番目と三番目に細かいパウダーを使用してそれぞれ二%、アイスクリームは二番目に細かいパウダーを二%と三%、こんにゃくは一番細かいパウダーを二%加えた。
 試食には、名寄入りしていた富樫秀文上川支庁長も訪れた。出席者は、アスパラらしい香りや色などがどのように出ているかを見ながら味を確かめた。
この試作品を関係者らに試食してもらって、意見を聞き、今後、どのようにアスパラパウダーを活用していけるかを考えていく。

(写真=香りや色、味を確かめたアスパラパウダーの試作)

[ 2006-08-04-19:00 ]

お世話になったお礼にと
安藤さん名寄社協に寄贈

 【名寄】名寄市西四南二の元安藤機械株式会社社長、安藤幸敏さん(80)が四日、名寄市社会福祉協議会(岡本肇会長)を訪れ、電動カートと電子黒板(ホワイトボード)の二点、合わせて約四十万円相当を寄贈した。
 安藤機械株式会社は昭和三十二年、市内西四南二で創業。その後、市内徳田に店舗を移して、農業・建設機械販売をはじめ、構鋼造物の建築請負業、家電販売、園芸花物などの事業を展開してきたが、今年六月末で自主閉鎖した。
 寄贈した電動カートは、これまで店頭に展示していたもので、電子黒板とともに新品同様。安藤さんは「名寄社協の方々には大変、お世話になりました」と目録を贈呈。受け取った岡本会長は「電動カートは、車いすとともに市民への貸し出し用として、電子黒板は館内で有効に利用させていただきます」と感謝の言葉を述べた。

[ 2006-08-04-19:00 ]



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