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2006年7月20


生い立ちから町長時代、人生振り返り本を出版
「フーレベツ川とともに」
柿川弘前風連町長・27日に労をねぎらう会

 【名寄】旧風連町の最後の町長として旧名寄市との合併にも尽力した柿川弘さん(76)=市内風連町旭=が、「フーレベツ川とともに」と題する本を自費出版した。松岡義和前市立名寄短期大学長の協力を得て、口述筆記という形でまとめたもので、自らの生い立ちから子供時代、風連町議会議員、風連町長として過ごした思い出を時代ごとに掲載、旧風連町の歴史を残す資料ともなっている。二十七日午後六時から風連福祉センターで、町内有志が発起人となり、出版記念と合わせた「柿川弘前風連町長の労をねぎらう会」が開かれる。
 柿川さんは昭和五年風連町生まれで、農業に従事しながら三十五年に風連農協理事に就任し、二期を務めた。町議会議員には三十八年に三十三歳の若さで初当選を果たし、平成九年まで八期務め、うち三期は議長として町政の推進に当たった。また、九年から旧名寄市と合併した十八年三月まで三期、町長として行政改革などに力を発揮。合併後は、新市長が選出されるまでの間、名寄市長職務執行者として活躍した。さらに、昭和五十五年から九年までは風連土地改良区理事長としても手腕を発揮するなど活動。
 この柿川さんの足跡を残してはとの話が、松岡さんから出たのが、二年ほど前のこと。それ以前に松岡さんは、旧風連町が進めていた雪氷エネルギーを活用した雪貯蔵庫を建設するための会議の座長を務めた。その後は農業施設の壁を利用してミレーの「落穂拾い」などの絵画を描く活動を風連で行い、柿川さんとの親交を深める中で、本出版の話が煮詰まった。
 松岡さんが中心となり、柿川さんから思い出話を聞き取るという形の口述筆記で、内容をまとめ本が完成した。このため、編集者とのインタビューが、北見市内のすし店で行われたことを示す記載もある。編集者は松岡さんのほか、小室勝治名寄市副市長、名寄市職員の伊藤矩康さん、新田博之さん、名寄短期大学生の中澤雅さんの五人。
 本はA5判で、九十九ページ。表紙の絵は、松岡さんが描いた。タイトルは「フーレベツ川とともに」。あとがきで柿川さんは「目次をつけたのは編集者たちですが、これもなかなかいいアイデアだと感心しています」と語っている。「フーレベツの風(景観)」「フーレベツ川の流れ(子どものころの思い出)」「フーレベツの太陽(風連町議会時代)」「フーレベツの空 くもり後晴(町長時代)」など、いずれもフーレベツの名称を使いながら、年代を追って柿川さんの足跡を紹介している。
 本の中で、編集者から思い出に残っていることを聞かれ、「町長に立候補して落選した時のことだ。これは勿論がっかりもしたけど、学んだことの方が多かった。対抗馬がいて一騎打ちの選挙では、絶対に相手候補を批判してはだめだということ。他人の批判を聞いて心地よいと思う人はいないな。むしろ、自分がその程度の人物かなと小さく見られてしまう」と述べている。うれしかった思い出として、御料ダムの完成とかんぱい、ほ場整備事業の完成を挙げ、「人生最大のプロジェクトだった」とも。
 町長選挙に出馬した時などの写真も掲載されている。また、あとがきの中で、「僭越(せんえつ)ながらもう一言、二十二歳で結婚して以来、町議会だ、町長だと家庭も返りみず好き勝手に人生を歩ませてくれた家内と子どもたちに『ありがとう、とうさんはみんなを愛しているよ』と言って拙書を結ばせていただきます」と柿川さんの一面をうかがわす言葉も。
 このほか、「農業施設は巨匠たちの美術館」との事業名で、これまで四年間、風連地区内の施設に描かれた作品の紹介も記載されている。
 本は四百部を印刷。二十七日に開催される「柿川弘前風連町長の労をねぎらう会および『フーレベツ川とともに』出版記念会」への出席者らに配布される。

(写真=自費出版した本を手にする柿川弘前風連町長)

[ 2006-07-20-19:00 ]


検討課題洗い出す
名寄、風連学校給食会理事会・センター統合に向けて

 【名寄】名寄(吉川一茶会長)・風連(大久保清人会長)合同学校給食会の第一回理事会が十九日、名寄市学校給食センターで開かれた。十九年四月の両学校給食センターの統合に向けた諸課題を協議するもので、学校給食部会、献立部会の二部会を設け検討課題を洗い出すことを確認。合併による効率化の推進など、学校給食センターのあり方を協議していく。
 風連学校給食センターは昭和四十八年に建設。施設老朽化に伴う衛生面の低下や維持管理費のコスト高をはじめ、食育推進などの観点から、風連と名寄地区の異なった献立を統一するとともに合併効果の意味合いからも、名寄市学校給食センターに統合する。
 両センターの統合に伴う改修工事は、九月の市議会定例会で補正を行い、冬休み期間中の十二月に着工。計画では現在運営している風連センターの五百食分を名寄センターで作るため、同センター車庫の一部を食器の消毒保管庫へ改修する工事などを予定している。
 理事会には約三十人が出席。吉川、大久保両会長が「子供たちにより良い給食を提供するとともに、学校と家庭の連携を密に食育の推進を図ることが大切。名寄と風連の給食会の良いところを結集し、合併効果を十分に発揮できる体制が望まれる」とあいさつ。
 事務局から名寄、風連両学校給食センターの現状が説明された。また、学校給食部会(名寄給食会三人、風連給食会三人)、献立部会(同)の二部会の設置を決めた。
 学校給食部会では、給食費の統一化のほか、名寄地区で累積約四百四十万円(平成三年〜同十七年)に上る給食費の未収金給食費の徴収方法など。献立部会では、地場産品の取り扱い、献立、アレルギー給食の取り扱いなどについて協議するとみられ、学校給食センター統合に向けた課題を明確化。理事会で統合に向けての素案を作成し、十二月中旬までに名寄市学校給食センター運営協議会に諮られる予定。
 藤原忠教育長は「職員配置や給食の配送方法、施設整備などについては、市が責任を持って進めるべき問題としてしっかり協議したい。新しい名寄市が誕生し、両学校給食会が一枚岩となり、食育の推進などを進めなければならない。皆さんの総意を持って、一つ一つの課題を解決していきたい」と話した。

[ 2006-07-20-19:00 ]

互いの地域を理解
名寄市職員が施設研修

 【名寄】名寄市は二十、二十一の両日、職員を対象とした施設見学研修を実施し、旧名寄市職員が風連地区、旧風連町職員が名寄地区の施設を見学。互いの地域に対する認識と理解を深め合った。
 合併して三カ月が過ぎ、職場の日常業務は落ち着き始めているが、今まで合併による各種統合業務などが先行していたため、多くの職員が互いの地域内の地理や公共施設などが把握できていない状況。
 そのため、新名寄市の職員として一定程度、地域の地理や公共施設についての認識と理解を深め、今後の業務、職員の融和に資していこう─と、総務部が中心となって研修を企画。二十日は旧風連町職員が名寄地区、二十一日は旧名寄市職員が風連地区で、公共施設を中心に見学。両日とも午前と午後の二回ずつ実施した。
 二十日の旧風連町職員を対象とした研修には、午前に二十人、午後に十人が参加。木原天文台やなよろ健康の森、なよろ温泉サンピラー、ピヤシリシャンツェ、炭化センター、下水道終末処理場、市民文化センター、浄水場、北国博物館など約二十カ所を見学。
 二十一日の研修は、風連地区のグリーンハウスやふうれん特産館、農業振興センター、一般廃棄物最終処分場などを見て回り、公共施設の位置を把握するとともに、その役割を学ぶなど、住民の対応によるトラブルを未然に防ぐための知識を深める。

[ 2006-07-20-19:00 ]

道学生選手権で優勝
風連トランポリン協会所属・名短1年の藤池さん

 【名寄】風連トランポリン協会所属の名寄短期大学児童学科一年、藤池美友さん(18)が、このほど、江別市野幌町で開かれた「第三十四回北海道学生選手権大会(北海道学生体操連盟主催)」のトランポリン競技女子個人Aクラスで優勝を飾り、関係者はもちろんのこと、本人も喜びの表情を見せている。
 藤池さんは北見出身。今年三月に北見柏陽高校を卒業後、名寄短大児童学科に進学した。
 トランポリンは小学一年生から始め、小中高と地元のトランポリン少年団で活動。高校二年生時のインターハイ十八位を最高成績に二、三年生時には全道高等学校トランポリン選手権大会で二連覇を飾るなど、各大会で好成績を収めている実力者。
 同大会のトランポリン競技女子個人Aクラスには八人が出場。藤池さんは高く、しなやかな演技を披露して見事一位に輝いたが、現在は十月に和寒で開かれる「全道選手権大会(年齢制限無し)」に向けて気持ちを切り替え、道央トランポリン協会理事長の小玉裕司さんらの指導で練習に励んでいる。
 藤池さんは「もっと技の難度と高さを上げることができるように頑張りたい」と抱負を語っている。
 また、風連トランポリン少年団でも今年、小学生五人と中学生一人が全日本ジュニア、高校生一人がインターハイに出場することが決まっている。
 練習は金曜日午後四時半からと、土曜日午前九時からの週二回のほか、風連農村環境改善センターが空いている日に強化練習に励んでいるが、団員たちの表情は、各大会で健闘を誓って力強いものになっている。

(写真=北海道学生選手権大会で優勝し笑顔を見せる藤池さん)

[ 2006-07-20-19:00 ]



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