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2006年7月11


JA道北の施設整備を支援
収穫量アップし対応
名寄市・事業費負担分を補正計上

 【名寄】名寄市は、JA道北なよろが整備を計画しているアスパラガス自動選別施設の支援事業費を十八年度予算に補正計上した。名寄市の奨励作物としているアスパラガスの選別作業を、これまでの手作業から機械を主体に切り替え、目標の出荷量アップに対応するとともに、出荷されたものも全量企画販売をしていくことも狙っている。工事は来年度からの出荷時期に合わせて行っていく考えで、国に補助申請を提出している。
 名寄市は本年度、名寄地区、風連地区合わせて百九十一ヘクタールのアスパラガス作付面積を誇り、全道一の作付面積となっている。旧風連町では農業振興センターの機能を生かして、収穫期を早めるために大苗供給事業を行うなど、奨励作物としてのアスパラガスの作付け誘導を図っている。計画では、作付面積を二十年度まで二百ヘクタールまでに増やす予定。
 さらに反収のアップも目指す。名寄地区のアスパラガスの十アール当たりの収穫量をみると、二年度には最高で四百五十キロあった。だが、十七年度は二百二十二キロにまで落ち込んだ。このため、名寄市、上川農業改良普及センター名寄支所など関係機関は連携してアスパラガス増収プロジェクトを立ち上げ、収穫量アップの対策を講じており、作付面積の拡大と合わせ、二十年度の全出荷量を十七年度の四百四トンから五百十八トンにまで増やすことを目指している。
 この出荷量の増加に対応するためにも、アスパラガスの自動選別施設を整備。総事業費は四億千百七十九万七千円を見込み、うち、二分の一に相当する一億九千六百九万四千円を国の「元気な地域づくり交付金」を利用する計画で国に申請。残り二分の一を事業主体のJA道北なよろと、名寄市が負担する。名寄市分は「アスパラガス自動選別施設整備事業」の支援として、補正予算に一億七百八十五万二千円を計上した。
 導入する自動選別機は、全自動で形や大きさを見分け、等級選別するもので、一日約七・五時間の稼働で十トンの処理能力を持つ。これまで各農家が、アスパラガスの根切りをして出荷していたが、機械が自動で根切りができるようになり、鮮度維持も可能になる。また、選別したアスパラガスを自動で束ねることもできる。これまでの選別作業は、ほとんどが手作業だったが、来年度からは自動選別機を主体に作業を進め、機械で補えない部分を、手作業で行う方法に替えていく。
 アスパラガスは収穫期が重なるため、多い日には一日で十八トンの出荷があった。この結果、手作業で処理し切れない状況もあり、品質の低下から価格を下げて出荷せざるを得ないケースも発生。しかし、選別作業を機械主体にすることで、農家から出荷されたものを、全量規格販売できる体制が組め、農家の安定的な収入確保につながることができる。さらに手作業部分を減らすことで、人件費削減につながる。
 現在の市内大橋にあるJA道北なよろの青果センターの施設を増築する形で、施設整備は行う計画で、工事は年度内に終了させ、来年度からの出荷に対応する。

[ 2006-07-11-19:00 ]


新市の冬条例制定を合意
文言修正して整備
利雪親雪検討委員会・9月定例会に提案

 【名寄】第一回名寄市利雪・親雪推進検討委員会が十日、名寄庁舎で開かれた。旧名寄市で進めていた「名寄の冬を楽しく暮らす条例」を見直し、合併後の名寄市による新たな冬の条例制定を協議。旧条例をベースとするため、委員から内容について修正意見が出されたものの、名寄の冬の生活と密接な関係にある「雪」を利活用したまちづくりの趣旨には理解を示し、新市における条例の制定を合意した。
 旧名寄市による「名寄の冬を楽しく暮らす条例」は、平成元年に道の利雪・親雪プログラムモデル都市の指定を受けて制定。
 さらに、この条例を有効活用するため、市民二十人を委員に委嘱して名寄市利雪・親雪推進市民委員会を組織。恒例イベントとして定着しているスノーランタンフェスティバルやホワイトマスターの推賞、冬カレンダーの作成など各種取り組みを通して冬の楽しい暮らしを推進してきた。
 また、同市民委員会では合併後の新市でも利雪・親雪についての施策をさらに広げてもらおう―と、条例の継続と新名寄市利雪・親雪推進市民委員会設置などの内容を盛り込んだ提言書を旧名寄市長に提出している。
 名寄地区八人、風連地区二人で組織する検討委員会では、同市民委員会の提言書をベースとするとともに、合併前に策定した新市建設計画の中にも利雪・親雪がまちづくりの重点プロジェクトに盛り込まれていることから、新市における冬条例の制定や新市の市民委員会の設置などを協議。
 初回となった検討委員会には委員七人が出席。島多慶志市長が「旧名寄市で十七年間進めてきた事業であり、旧市長に対しても提言書が提出されていることから、新市でもしっかりと取り組めるよう、方向付けを含めて検討していただきたい」とあいさつ。正副委員長の互選では、委員長に旧市民委員会委員を六期務めた藤田健慈さん、副委員長に同委員会委員を三期務めた栗原京子さんが選ばれた。
 条例制定に関する協議では、風連地区委員から「ホワイトマスターについては風連でも知っている人が多く、素晴らしい事業。今後継続する意味でも条例の制定は必要だが、現状に沿った文言修正が必要」。名寄地区委員からは「市民が主体となって重点施策を担っていく内容を加えては」「利雪、親雪に関する市民理解が低いことから、認知度を高める活動も必要」などの意見が出されたが、旧条例をベースに見直しを図りながら新市でも制定することで合意した。
 今後のスケジュールとしては、九月の市議会定例会で新市の冬条例制定を計画しているため、定例会前に条例内容の整備や市民委員会の設置、ホワイトマスター推賞基準などを協議することとしている。

[ 2006-07-11-19:00 ]

韓国の文化に親しむ
下川で鄭教授・和やかに茶話会開く

 【下川】韓国国立全北大学法学部教授、鄭在吉(チョン・チェ・キル)さん(55)を囲んでの「しもかわの文化・韓国の文化」茶話会が九日、緑町の恵林館で開かれた。
 地域学「しもかわ学会」と北の星座共和国の主催。会場には韓国文化に関心のある人たち四十人が集まった。谷一之しもかわ学会運営委員長あいさつ、同事務局の小倉龍生さんから講師紹介の後、鄭さんが講話。「私は下川で歴史を創造したい。人生はお世話、恩返しの連続。私の人生は感動と感謝の連続。いい仕事をしようとするときは、必ず協力者が現れる。出会いは歴史の始まり。別れは再会の約束」などユーモアを交えて人生観を披れき。
 百年前、韓国船が福井県沖で遭難、乗組員が福井県小浜市の人たちに助けられた歴史を同教授が実行委員長となって調査。日本のテレビ局が制作した番組も観賞。「言葉が全く通じない異国で、韓国の人たちが大きな恩を受けた。日本は韓国にとって最も大切な隣人」と語った。
 会場では韓国茶、菓子類も用意。西町の主婦、筒渕恵子さんによる代表インタビューも行われ、鄭さんは「最近の韓流ブームにはびっくり。韓国の子供たちは日本の漫画を読むために日本語を勉強しています」など流ちょうな日本語で答えていた。
 ほか鄭さんは「韓国の大学進学率は八五%。世界一と思うが学閥社会につながり、良いことかどうか分からない」「韓国は予算の三〇%が軍事費。北朝鮮は六〇%。韓国では二十六歳までの間に約二年間の兵役が義務化されている」など。訪れた人たちは韓国の文化、習慣などの一端に触れ親近感を深めていた。
 鄭さんは二十一日まで緑町、共立トラストに宿泊。「韓国語広場」を随時、開いている。問い合わせはクラスター推進部、小倉龍生さんへ。

(写真=町民40人と交流を深めた韓国全北大教授との茶話会)

[ 2006-07-11-19:00 ]

期待に応え課題解決
名寄市農業委員会・委員選挙当選証書の付与式

 【名寄】名寄市農業委員会委員選挙当選証書付与式が十日、市役所名寄庁舎で行われ、当選者二十人に及川浩市選挙管理委員長から当選証書が手渡された。
 同委員選挙は新名寄市誕生に伴うもので二日に告示。直接選挙による委員選出は第一投票区の名寄地区、第二投票区の風連地区に分けて実施。名寄地区九人、風連地区十一人の定数に対し、両地区とも調整が図られたため、定数はちょうどで無競争となった。
 式には当選者全員が出席した。
 一人一人に当選証書を手渡した及川委員長は「公職選挙法に準じて農業者自らが、自分たちの代表を選ぶ農業委員は、農地利用の問題や農業振興の問題、農業経営の基盤強化など、地域内の問題を農業者を代表して解決していく重要な責務を担っている。優良農地の形成や担い手育成の課題など、複雑で困難な農業課題を一つ一つ解決し、農業者の期待に応えていく皆さんの頑張りに期待する」とあいさつ。
 島多慶志市長も「地域の自然環境を取り入れた、これからの農業発展のために、皆さんには絶大な協力をいただきたい」と期待を込めた。
 また、臨時総会は二十日午後一時半から風連庁舎で開き、正副会長や任意委員会の「農地部会」「農政部会」委員などを決める。

[ 2006-07-11-19:00 ]



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