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2006年6月29


TMRで乳量10%アップ
年間の採算制に見直し
下川FS総会開く・生産調整が暗い影

 【下川】酪農家が共同で設立した下川フィードサービス(松岡孝幸社長)の十八年度定時総会が、このほど、南部会館で開かれた。初年度は最大の収入源である飼料提供が昨年八月からスタート。その結果、十七年度決算は千二百七十六万円の赤字となったが、年間フル稼働になる十八年度からは十分な採算が見込まれるなど期待通りの成果。しかし、始まった牛乳の生産調整には酪農家も渋い表情だ。
 同社は町内の酪農家十九戸とJA北はるかが出資(資本金八百万円)し、平成十六年十月に設立。労働力、施設、機械力不足など共通の悩みを抱える酪農家が集まり、施設・機械・草地などを一元管理。混合飼料(TMR)を製造・宅配する農業生産法人。各農家がバラバラに行ってきた各種作業を一括管理することで、作業効率を上げるのが最大のメリットとしている。飼料生産拠点は、一の橋の松岡社長宅と班渓、鷲見敏明さん宅の二カ所にある。
 酪農家は飼料の心配が不要となり、搾乳、分べんなど牛舎管理に専念することが可能となった。乳量に重要な役割を果たすデントコーンは、従来、大型機械が必要なことから作付けは敬遠気味。しかし、同社の設立で大型機械が稼働し始めると、作付面積が二百fに増大。各酪農家に均質な優良飼料を提供することで、乳量が前年比一〇%アップとなるなど大きな成果を挙げた。
 ただ、牛乳の生産調整が始まり酪農家の表情は暗い。「せっかく良質飼料で乳量がアップされたのに、その分がフイになってしまう」と顔色を曇らせる。酪農家によっては、牛乳の生産調整が続く間に、乳房炎などを抱える乳牛の淘汰(とうた)を図るケースもあり、「災いを転じて…」といったところ。
 牛乳の生産調整は三年間といわれるが「牛乳の消費が拡大、一日も早く思いきり牛乳を生産できる日がきてほしい」と新しい生産システムに熱い思いを寄せる。

[ 2006-06-29-19:00 ]


情報伝達の輪を拡大
要約筆記通訳「かえで」・赤十字奉仕団として誕生

 【名寄】名寄要約筆記通訳「かえで」赤十字奉仕団(島影道子委員長・団員十人)の結団式が二十八日、市総合福祉センターで行われた。
 「かえで」は平成八年の設立以来、手話の取得困難な中途失聴者、難聴者が参加する会議や講演会で、OHPを使った通訳などを通して地域福祉の向上に活躍しているが、今回、名寄市内では八番目となる赤十字奉仕団として、名寄要約筆記通訳「かえで」赤十字奉仕団を誕生させた。
 結団式には関係者ら約十人が出席。中西薫市福祉事務所長が「聴覚障害を持つ人の情報を伝える手段、コミュニケーション手段として手話が使われているが、情報を思い通り伝達するには努力と多くの時間が必要で、急に耳が聞こえなくなった場合、すぐに手話を取得することは難しい。要約筆記通訳は日々の研さんが重要。OHPやコンピュータの操作も求められる。『かえで』の皆さんには、研修会や講習会を積み重ねて研さんし、聴力障害を持つ人への情報提供する輪を広げていってほしい」とあいさつした後、団員に委嘱状を交付した。
 中西所長から団旗、日本赤十字社北海道支部からの結成祝い金を受け取った島影委員長は、赤十字奉仕団誕生までの経過を説明し「要約筆記通訳は、中途難失聴者の耳となるもので、目立つ存在ではなく黒子に徹している。耳が不自由な人がいる限り、紙とペンで情報を伝えていきたい。また、赤十字奉仕団の誕生により、心を新たに活動していきたい」と語っている。

(写真=中西所長から委嘱状を受け取る島影委員長)

[ 2006-06-29-19:00 ]

同期のきずな忘れず
陸自3普連で前期教育修了式

 【名寄】陸上自衛隊第三普通科連隊(時田宗之連隊長)三月入隊員の前期教育修了式が二十八日、名寄駐屯地体育館で行われ、三カ月間の教育訓練を締めくくった。
 今年三月に入隊した一般二士六十一人が修了。前期教育期間の中で、自衛官として必要な基礎知識を学んだほか、射撃、戦闘、持続走など各種訓練を通じ、体力面の強化に励んできた。今後、隊員たちは七月一日付でそれぞれの部隊に配属され三カ月間、より専門的な訓練に当たる。
 式には隊員と父母、来賓ら約百三十人が出席。今後予定されている後期教育のための各配属部隊が、一人一人に告達。田中龍太二士(24)の申告の後、教育期間中、優秀な成績を収めた田中二士、黒崎渉二士(18)に連隊長賞、田中二士に戦技賞が贈られた。
 執行者の時田連隊長が「入隊時に告げた自衛官の誇りを持て、名寄の地に親しみを持て、同期のきずなを大切にせよ―という言葉を、諸官らは見事、達成してくれたと確信している。後期訓練は各部隊で研さんし、家族、地域、国家のために一人前の自衛官となるよう、訓練に励んでほしい」と式辞。来賓を代表し、名寄地方自衛隊協力会長の島多慶志市長が、隊員の活躍に期待を込め祝辞を述べた。
 新隊員を代表し、黒崎二士が「前期教育はつらく、厳しく、何度も挫折しそうになりましたが、最後まで団結し頑張り抜くことができました。自然豊かな名寄で、すばらしい同期に巡り合えたことは一生忘れません。多くの希望、きずなを胸に、新転地で立派な自衛官になることを誓います」と礼を述べた。

(写真=訓練を締めくくった陸自3普連の前期教育修了式)

[ 2006-06-29-19:00 ]

今週末には満開
美深・天塩川漢方の里のシャクヤク

 【美深】美深町西里の薬用植物展示園「天塩川漢方の里」では、シャクヤクの花が三分咲きとなっている。
 同園は、平成十一年に廃校の厚生小学校グラウンドを利用して十四年に開園。天塩川漢方の里(安藤毅会長)が管理し、四千七百二十二平方メートルの展示園には六十五種類の薬草が植えられている。
 シャクヤクはボタン科に属し、根は消炎、鎮痛、抗菌、抗けいれんに効果があり、風邪薬の原料として利用されている。
 三百株以上のシャクヤクの花が、夏の風を受けながら、白やピンクの花びらを付けて咲き誇っており、訪れた人の目を楽しませている。
 同会の村上秀司さんによると、花は今週末に満開を迎えるが、来週いっぱい花を咲かせているとのことで、来園を呼び掛けている。

(写真=ピンクや白の花びらを付けているシャクヤク)

[ 2006-06-29-19:00 ]



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