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2006年6月8


水質汚濁防止へ滞水池新設
本年度から3年計画で
名寄市終末処理場・合流式の管へ対応し工事

 【名寄】名寄市は、本年度から市内西九北十の下水道終末処理場で滞水池新設工事に取り組む。下水道管の敷設が早かった市街地中心部などでは、汚水と雨水が同じ管で終末処理場に流れ込む合流式となっているため、大雨時には未処理のまま一部の水が、雨水沈砂池からオーバーフローするという問題があるため、一時的に貯水する滞水池を新設する施設。また、終末処理場の排水ポンプ場の電気設備更新工事も本年度から五年をかけて行う計画だ。
 名寄地区の公共下水道の認可面積は現在、九百三十五ヘクタール。このうち、二一%に当たる二百三ヘクタールが、昭和四十六年から五十八年までに整備され、汚水と雨水が同じ管を流れる合流式となっている。五十八年以降の整備では汚水と雨水が別々に敷設された分流式。
 これまで終末処理場で雨水は、雨水沈砂池を設け、処理をしてきているが、大雨の時に処理しきれない水が、豊栄川に流れ出るという問題もあった。このため、水質汚濁防止の観点から大雨時に一時、水を貯めるための雨水滞水池を新設する。
 事業実施に当たっては、十六年度に名寄市合流式下水道緊急改善事業のマスタープランを策定、十七年度に事業認可を受けている。滞水池の整備に代わり、現行の合流式の管を、すべて分流式に交換するという方法もあるが、事業費が七十億円と推計されることもあり、滞水池の新設ということになった。
 計画によると、事業は本年度から二十年度までの三カ年で、総事業費は七億円を見込んでいる。本年度事業費分として三億千九百三十万円を計上。滞水池は処理場西側に設け、名寄市の過去五年間の雨量データ実績などを基に、三千百トンの雨水を貯水する。

[ 2006-06-08-19:00 ]


日本海写真大賞で最高賞
名寄市の篠澤さん・シマフクロウの一瞬を

 【名寄】第二十八回日本海写真大賞(日刊県民福井、北陸中日新聞など主催)の審査会が、このほど東京で行われ、最高賞となる日本海写真大賞に名寄市西十三南五、篠澤義雄さん(70)の「シマフクロウ」が決まった。
 日本海写真大賞は全国から自由作品を募集しており、ハイレベルの写真公募展。今年は一般の部六百四十点、ファミリーの部に百九十二点の応募。審査には「世界百名山」撮影などで知られるプロ写真家、白川義員氏らが当たり、審査会は白川氏の自宅がある東京で行われた。
 大賞となった篠澤さんの作品は今年二月、知床半島の付け根、根室支庁管内羅臼町で撮影した。同町の森に国の特別天然記念物として保護されているシマフクロウが現れるとの話を聞き、厳寒の車中で待つこと数時間。 夜行性とあって、午前三時までかかりシャッターチャンスわずか三回。その中の一枚が見事、大賞に輝いた。
 大きな翼を広げ、カメラに向かってはばたく勇姿がストロボ一発で写しとめられた。バックの雪に翼の影が写っており、審査に当たった白川氏は「どうやって撮ったのだろう。プロもかなわないすごい写真だ。猛きん類のすさまじい表情、バックの雪面に投影されたフクロウの影が生きている」と評。
 篠澤さんは写真歴三十年。これまでにキャノンフォトコンテスト、富士フォトコンテスト(ネーチャー)、オリンパス写真展、写真道展など入選。今年は、朝日北海道写真展の推薦も獲得している。
 今回の大賞について「粘っていたら偶然、良い写真が撮れただけ。自分としてはもっと、別なイメージのものを狙っていました。大賞はとにかくラッキーでした」と喜びを語る。
 篠澤さんは全日本写真連盟名寄支部会員、北海道二科会写真部特別部員。四年前にも同写真展で佳作。今回も大賞のほか「ポニー頑張れ」が佳作となった。

(写真=「厳寒の中、午前3時まで粘りました」と喜びを語る篠澤さんと入賞作品)

[ 2006-06-08-19:00 ]

4大化推進に尽力
名寄短大の松岡前学長・名誉教授称号の授与

 【名寄】市立名寄短期大学の名誉教授称号授与式・祝賀会が七日、名寄市立大学学生会館で開かれた。名誉教授の称号は長年にわたって大学の発展に大きく貢献した教授に贈られるもので、今回は任期満了で今年三月で名寄短期大学長を退任した松岡義和さんに贈られた。
 松岡さんは平成六年に名寄短大生活科学科教授に着任し、八年に学生部長、十四年には第十代学長に就任。その間、教育に情熱を注ぎ、市民劇や絵画、絵本を通して学生と市民が一体となった活動で名寄短大への理解を深めた。また、短大の四大化に尽力するなど、大学の発展、地域の教育レベル向上に貢献した。
 授与式・祝賀会には関係者六十七人が出席。
 久保田宏学長は「松岡先生が、学長に就任してからは短大の四大化の推進に力を注ぎ苦労された。四大化が実現したのは先生の尽力のおかげだと感謝しています」とあいさつ。今尚文副市長、田中之繁市議会議長が祝辞。
 松岡さんは「わずか十二年しか在職しなかった私が名誉教授の称号をいただけることは、人生最大の幸せと感じている。今後は市民交流センターが、私がやってきたことが何らかの形で受け継がれ、もっともっと力を発揮してもらいたい」などと感謝を述べながら、大学のさらなる発展を願った。
 祝賀会では、松岡さんの功績をたたえながら交流を深めていた。

(写真=久保田学長から名誉教授の称号を受ける松岡前学長)

[ 2006-06-08-19:00 ]

森呼吸の森林にアカエゾ
下川町寄付条例基金を充当・新緑の中で植樹に汗

 【下川】町主催の「二十一世紀森呼吸(しんこきゅう)の森林(もり)の集い」が七日、サンル地区町有林二十一世紀の森八六林班で行われた。
 町が昨年からスタートさせた森林づくり寄付条例に寄せられた基金を充当して、行う第一号の森林整備事業。癒やしの効果など森林の持つ多面的機能を期待、「森呼吸の森林」と命名した。
 町議会、町内外の官公庁関係者、公区長、事業所、団体などのほか下川小五年生十九人、下川中三年生二十七人。それに美濃部雄人旭川開発建設部次長、旭孝喜上川北部森づくりセンター所長、森づくり寄付条例寄付者ら合わせて百三十人が参加した。
安斎保町長が「昨年、町独自の森林づくり寄付条例を制定、全国から多くの善意を受けた。その財源の一部で地球環境保全、自然環境教育の場、保健、文化、休養の場としてこの森呼吸の森林を今後とも整備していきたい」とあいさつ。
 来賓の山形哲明上川北部森林管理署長が「森林は温暖化防止、水資源かん養などだけでなく、私たちの健康、医療にも役立ちます」。高橋巌町議会議長が「新しい森が、立派に育つよう期待します」と祝辞を寄せた。
 現場の町有林は町から七・二キロ。平成六年度から十カ年で町が買収した旧国有林千九百二ヘクタールの一部。植樹方法説明の後、数人が一組となりくわと苗を手に作業開始。土を掘り起こし、深さ二十センチほどの穴。四十センチに成長したアカエゾマツの苗を丁寧に植え付けた。
 目に染みる新緑、野鳥のさえずりの中で約一時間の作業。〇・四九ヘクタールの面積に千二百本の苗を植え付け、「無事に育っておくれ」と祈りながら下山した。

(写真=町内外から130人が参加した「森呼吸の森林」植樹作業)

[ 2006-06-08-19:00 ]



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