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2006年5月12


協働、まちづくりの字句削除
基本条例素案まとまる
下川町・15日から意見交換会

 【下川】町主催の「下川町自治基本条例(仮称)素案に対する町民意見交換会」は、十五日から四会場で開かれる。これまで町民対象の講演会や公区での意見交換会など開いてきたが、今回の意見交換会で最終案をまとめ、六月の定例町議会に提案する予定。
 自治基本条例は「自治体の憲法」と呼ばれ、町政運営の基本となる条例。十六年三月、町は「当面の間、市町村合併は行わず単独の道を歩む」との方針を決定。同年六月、単独で生きるための「下川町地域自律プラン」を作成。その中の柱の一つが自治基本条例の制定。
 十六年十二月、職員プロジェクトチームが立ち上がり、昨年六月、公募を含めた町民十人による自治基本条例検討町民会議(三津橋英実会長)が発足。職員プロジェクトチームと合同で二十回にわたる会議を重ね、条例を一つ一つ手づくり。この間、町議会ともすり合わせを行った。
 素案は前文に次いで第一章「総則」に始まり、「情報公開と保護」「町民参加の推進」「町政運営」「行政組織」「議会」「公正と信頼の確保」「連携・協力」「役割と責務」の九章からなる。
 前文では「先人が守り育てた歴史や文化、伝統を未来の子どもたちに引き継ぐ」「持続可能な地域社会の実現」「町政運営の基本的な理念、制度運営の原則を明らかにするものであり、町民、議会、町が互いに連携、かつ協力しながら役割と責任を果たし、町民主権の自治を確立する」など。
 当初、総則の「目的」の中などにあった「協働」の字句は議論半ばで削除された。「意味合いがあいまい」との理由のほか、神原勝北海学園大学法学部教授が「予算不足を住民と協働でカバーする、と解釈されかねない」などの指摘もあった。また、「まちづくり」の字句も「将来、言葉の解釈が変わっていく可能性がある」などの理由で削除された。
 素案では町、議会の責任を明白にしているが、「町民の役割」は「町民は町政の主権者として、より良い地域社会の実現に向け、自分のできる範囲で行動するよう努めます」とやんわり。強制せずに自主性を尊重しているのが特色。
 町は四会場での意見交換会とホームページでの意見集約を二十六日までに終え、最終案をまとめる。町総務課行革・財産情報管理グループでは「町の将来につながる大切な条例であり、より多くの意見を。参加はどの会場でもOKです」と呼び掛けている。

[ 2006-05-12-19:00 ]


車体を廃油で磨き黒々
名寄キマロキ保存会の清掃作業

 【名寄】名寄SL排雪列車(キマロキ)保存会(中田一良会長)は十二日、市北国博物館の北側に展示されているキマロキの清掃作業を行った。
 キマロキは機関車とマックレー車、ロータリー車、機関車を連結した五両編成(全長七十五メートル)の排雪列車で、それぞれの頭文字を取り「キマロキ」と呼んでいる。昭和五十二年から名寄公園入り口付近に展示し、平成五年に現在地の同館前へ移設された。
 今年も四月下旬に車体を覆っていた冬囲い用のシートが外され、半年ぶりにキマロキの堂々とした姿がお目見え。ゴールデンウイーク中には親子で展示場を訪れ、楽しむ姿が見られた。
 清掃作業には同保存会の会員十六人が参加。廃油を車体に塗り、その上を布で丁寧に磨くという地道な作業。キマロキの黒々としたつやが復活するとともに、車体のさび止めにも効果を発揮。また、キマロキ周辺に捨てられているごみ拾いも行い、同保存会の会員たちは、多くの観光客の訪れに期待を込めた。
 六月には車体の塗装作業を行う予定。

(写真=キマロキを丁寧に磨く保存会の会員)

[ 2006-05-12-19:00 ]

忠烈布湖底印象的に
風連町の小林さん・フォトコンベンションで金賞

 【名寄】名寄市風連町緑町、小林龍平さん(71)が、北海道フォトコンベンション「2005人の写真展」ネーチャー部門で金賞に輝いた。水が引いた風連町忠烈布貯水池の湖底を印象的に撮影したもの。同部門グランプリに次ぐ上位入賞で一点のみ。
 団体職員を定年退職した平成八年から趣味の撮影を本格的に開始。風景写真が好きで、夏は体力づくりを兼ねたパークゴルフの合間に道北地方の湿原、湖沼、渓流などへレンズを向けてきた。写真は独学だが、技術的な評価を確かめるため写真コンテストに出品。これまでに多く入選を果たし「展示会で入賞作品を見てもらうことで、その土地の観光PRに少しでも役立てば」と話す。
 これまでに湖底の風景を撮影した作品が、全国展「ため池のある風景」フォトコンテストで三年連続特別賞。ほか近年では宗谷管内をテーマに全国公募の「萌道(もえるみち)フォトコンテスト」で「夕照・力昼漁港」が最優秀賞。留萌海上保安庁などが主催した「灯台フォトコンテスト」に入賞。夏は被写体を求めて車で遠出。車中で就寝、日の出を撮影するなど意欲的に活動している。
 今回の金賞作品のタイトルは「ため池・晩秋の草原」。三年前の十一月に忠烈布貯水池で撮影。「七十四年前、森林だった場所に農業用につくられた貯水池です。夏は水位が下がり湖底から多くの切り株が現れ、土が出る。それを待っていたかのようにヤチボウズが生育し緑の草原になる。秋には長く伸びたヤチボウズが紅葉、湖底を吹き抜ける風でいろいろな模様が出来て神秘的な風景になる。たくましく成長する草の生命力、静かに湖底に眠る大木の切り株に感動しながらシャッターを押した。少しでも風連町の名前が広く知られることに役立てば幸い」と話す。
 今年第三回目を迎えた同コンベンションには、六百人から千四百五十点の応募。名寄地方では小林さんのほか下川町西町、滝沢成之さんの「乱舞」が同じくネーチャー部門に入選した。

(写真=北海道フォトコンベンション金賞作品と小林さん)

[ 2006-05-12-19:00 ]

防犯意識の高揚図る
春の地域安全運動・名寄で啓発活動を実施

 【名寄】全道一斉「春の地域安全運動」初日の十一日、名寄地区防犯協会連合会、名寄警察署、名寄地域安全活動推進委員連絡協議会などの関係機関が、午後三時半から西條百貨店前で街頭啓発活動を実施。また、街頭啓発終了後には、名寄農業高校のハイスクールセーフティ隊員らが同店駐輪所で自転車防犯診断を行い、市民に安全安心なまちづくりのための自主防犯活動へ理解と協力を求めた。
 街頭啓発には関係者約三十人が参加。名寄、風連、下川の各単位防犯協会、同連合会、名寄署などが用意した防犯チラシ三種類とポケットティッシュなどのセット二百個を、買い物客らに配布して「春の地域安全運動が始まりました。犯罪に気を付けてください」などと声を掛け、市民の防犯意識の高揚を図りながら、地域全体で取り組む防犯活動の徹底を呼び掛けた。
 一方、自転車防犯診断にはハイスクールセーフティ隊や関係機関から約二十人が参加。二班に分かれて、防犯登録の有無や名前の記入、頑丈なサークル錠やU字型錠で二重ロックしているか─など、同店の周りに駐輪する自転車一台一台を点検しながら回り、直す個所のある自転車には防犯診断カードを取り付けて盗難被害防止のための注意を呼び掛けた。
 また、「春の地域安全運動」は十一日から二十日まで展開されるが、名寄署管内では期間中、各関係機関・団体が連携しながら地域の実情に合った自主的な啓発活動を実施し、地域の安心安全を守っていく。

[ 2006-05-12-19:00 ]



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