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2006年5月4


記者放談・名寄市長選挙振り返る
争点なき戦いに終結
関心度を反映した投票率

 旧名寄市と旧風連町の合併に伴う新生・名寄市のかじ取りを託した市長選挙が、行われた。結果は、旧名寄市長の島多慶志氏(68)が、旧名寄市議会議長の高見勉氏(62)に約三千二百票の差を付けて、当選を果たした。島市政の継続を選択する選挙となったが、記者座談会で、この選挙戦を振り返ってみた。
 ―争点なき選挙とも言われ、全体に盛り上がりがないまま選挙戦に推移したようにも思う。四月十六日の告示日と、告示日以降の有権者の動きに変化があったのかを含め、選挙戦の様子から。
  風連地区だけの選挙戦をみると、告示日前も後も、どちらかというと静かだった。旧風連町の首長選挙は、平成九年に行われて以後、二期無競争となった。その九年時の選挙で、柿川弘旧風連町長が初当選を果たしたが、この時は町を二分するし烈な選挙戦となった。投票率九〇・四七%という数字にも表れていたように感じる。しかし、今回の選挙戦では、風連地区の投票率は、名寄地区よりも高いとは言え八二・一五%と低かった。
  告示一週間ほど前から、両陣営が終盤戦に向けた動きを本格化させていたほか、告示以降も十六年ぶりの市長選挙ということもあり、関係者の中では盛り上がっていた。しかし、旧名寄市の大きな懸案事項であった、「風連町と名寄市の自治体合併」と「名寄短期大学の四大化」問題が解決されたあとでもあり、選択材料が少ない中で争点なき選挙として、一般市民にとっては盛り上がりに欠けた選挙戦となったのは確か。
  新名寄市誕生後の市長候補擁立を見据えながら、地域住民参加による新しいまちづくりに向けた話し合いの場である『新しい名寄市を創る会』が、名寄、風連両地区の有志で立ち上げられた。そして、候補擁立に向け動く中、昨年十二月、高見氏自らが出馬を表明した。市長選の歴史の中では初のマニフェストをつくり、つじ説法方式で訴えるというスタンスは、多くの市民の心に響いたのではないか。
 ―選挙戦を通した選対の動きは、どうだったのだろうか。
  風連地区では、旧名寄市との合併の是非を問う住民投票を、十七年二月に行った。この時の投票率は、七七・五%だった。今回の市長選挙では、この住民投票を上回る投票率となり、風連地区の住民の動きに変化があったのではないだろうか。例えば、住民投票に際し、労農提携路線が崩れた面があった。しかし、今回は労組と農連関係の提携がしっかりと復活し、集票活動にも勢いをつけた面があった。
  島陣営は過去三期連続の無風で、実際の選挙戦は未経験だった。さらに、合併直前の三月二十六日まで市長職務があり、島氏本人の動きという点では出遅れがあった。だが、その後は精力的に全市を回り、全町内会に後援会を設置して支持拡大を図ったほか、後援会内に若い力を結集した青年部と、男性にはないパワーを集めた女性部も組織され、両部の集会などを通して今までになかった新たな力を引き出せたように感じる。
 しかし、青年部の集会に限っては飲み食いや踊り、バンド演奏がメーンとなり、選挙戦の主役となるはずの島氏のイベントが始まると、会場を後にする参加者の姿もかなり目立ち、現代の若者にありがちな政治への関心の低さが感じられ、残念な側面があった。
  高見陣営は経験豊かな役員が一体となって候補を支える中、選対事務所の雰囲気も活気にあふれ、政策発表集会や街頭演説などを重ねるごとに、手応えをつかんでいったようだ。ただ、選対本部のムードとは裏腹に、有権者の関心がいまひとつ高めるまでにはいかなかったのでは…。
 ―結果として、新生・名寄市の市長を決める選挙の投票率が八〇・〇八%だったということは、どう考えているのか。
  選挙戦の盛り上がりに欠けた点などを考えたとき、確かに両候補の政策に極端な違いがないことなど、有権者の関心を集めるのは、難しいことはあったように感じる。これで、合併問題を問うなど、ある程度の対立軸があれば、双方の意見を比較でき、有権者の関心も違っていただろう。
  選挙戦での盛り上がりに欠けた点として、島市政の総括を争点として有権者に提起できなかったことがあるのではないか。合併問題も路線を引くことができ、さらに懸案となっていた市立名寄短期大学の四大化も、昨年十一月段階で認可、また、十八年度の入学者が四学科いずれも募集定員を上回る状態にあったなど、島市政の中で、大きな失政がなく、十分な争点を見いだせなかったのではないか。
  選挙戦を通じて感じることは終始、島氏の政治カラーが出ていたということだ。島市政の三期九年を通して、財政再建へ着実に取り組むなど、派手さはないが堅実な歩みを進めてきた。それが選挙戦にも反映したように思う。 
 これまでの選挙パターンをみると、政策論争などが行われてきた点があった。今回も高見氏がマニフェスト(政策)を示したのに対し、島氏は四つの公約を提示しただけにとどめ、特別に付け加えるようなこともしなかった。
 これでは、高見選対としては、選挙を盛り上げることは難しかったのでは…。島氏が自分の考えを淡々と訴え続け、高見氏と差別化するような選挙戦にせず、自らのカラーをそのまま選挙に反映させた島氏の姿勢が、投票結果に出たのではないかと思う。
 その点で、島市政というか、島氏個人が、その人柄を含めて支持された結果が出た選挙ではないだろうか。
  今回の選挙戦では、一部支援者の街頭演説を除いて、かつての桜庭・中尾の選挙戦でみられた誹謗(ひぼう)中傷のビラ配布などがなく、比較的クリーンに戦われたことは評価されてもよいのでないか。

[ 2006-05-04-19:00 ]


20年度に総合型SC設立
美深体協定期総会・6月準備委員会を立ち上げ

 【美深】美深町体育協会(藤守光治会長)の十八年度定期総会が、このほど第三コミュニティセンターで開かれた。
 十七年度は、スポーツを通したまちづくりを目標に、エアリアルプロジェクト委員会を設立した。また、総合型地域スポーツクラブの設置に向けた打ち合わせ、説明会、講習会などを開いた。
 総合型地域スポーツクラブは、文部科学省が平成十二年度から十年間で各市町村に少なくとも一ケ所の設置が望ましいとして、日本体育協会に事業を委託し進めている。
 スポーツ活動に取り組んでいる団体などが事業を行うことができ、二年間の委託期間内は日本体育協会から補助金を受けることができる。
 種目や世代、技術レベルの多様性を備えながら、日常的な活動の拠点となる施設を中心に、会員となる地域住民が質の高い指導者の下で、個人ニーズに応じた運動ができるのが特徴。
 同体育協会では、今年三月と四月に日本体育協会にクラブ設立の書類を提出し、十八、十九年度に日本体育協会から年間百二十万円の補助金を受ける。今後は六月に設立準備委員会を立ち上げ、町民への広報活動などを行っていく。事業開始は二十年度を予定。
 十八年度の事業計画では(1)加盟団体の運営助成、事業支援(2)スポーツ功労賞・奨励賞の授与(3)指導者養成講習会・研修会への参加助成や開催援助(4)スポーツ少年団組織の強化と活動援助(5)体育施設整備拡充の促進運動や計画に対する意見打診(6)資金造成事業「ビールの夕べ」開催(7)第二十三回ソフトボール大会の開催(8)スポーツ振興に向けた各種会議の参加(9)未組織スポーツ団体結成への援助、地域スポーツの振興援助(10)日本オリンピック、国立スポーツ科学センターのタレント発掘・育成プログラムの参画―などを決めた。

[ 2006-05-04-19:00 ]

松岡さんがスタート台を寄贈
望湖台PG場で整備作業

 【名寄】風連町パークゴルフ協会(丸箸幹夫会長)は二日、望湖台パークゴルフ場のオープンへ向けて整備作業に汗を流した。
 望湖台パークゴルフ場は、市から依託を受けたふうれん望湖台振興公社(池田和憲社長)が運営管理を行っており、A、Bコースそれぞれ九ホールずつ全十八ホールが整備されている。
 作業には同協会員と市の担当職員ら約十五人が参加。コース案内板の設置やOBくい打ち、ネット張りなどオープンに向けた準備を進めていったが、今回、風連町仲町の松岡建具製作所(松岡重雄所長)が、同振興公社に新しいスタート台九台を寄贈し、Aコースに使用する。
 望湖台パークゴルフ場は九日にオープンし、十月末まで利用可能。利用時間は午前八時から日没までで、コースの利用は無料。
 また、センターハウスで、クラブなどの用具貸し出しを行っており、借りる場合は百五十七円が必要。

(写真=望湖台振興公社にスタート台を寄贈した松岡さん<右>)

[ 2006-05-04-19:00 ]

地域美化のリーダー
名寄市環境衛生推進員協総会

 【名寄】名寄市環境衛生推進員協議会(田村公男会長)の十八年度総会が、このほど、市役所名寄庁舎で開かれた。
 推進員約六十人が出席した。島多慶志市長が風連地区の推進員十七人に委嘱状を交付し、「環境衛生に対する各自治体の責任は、ますます高まっている。合併により行政区域が広がり、ボランティア活動で労をかけることとなるが、市民の環境衛生意識の高揚へ活動の推進を願いたい」と期待を込めた。
 長年にわたり活動推進に努めてきた六人に感謝状が手渡され、田村会長が「風連地区を新たに含め、推進員一人一人が地域のリーダーという意識を持って、名寄市全体の環境美化運動に取り組んでいきたい」とあいさつした。
 事業計画で、各家庭地域のごみ減量化と資源ごみの分別徹底を重点項目に掲げ、春・夏・秋の清掃週間、空き地の草刈りなど適正管理指導など地域の清掃保持、ごみ分別・リサイクルに関する住民指導、街頭啓発活動のほか、毎月十五日を「ノーレジ袋の日」として、街頭キャンペーンを通じ市民普及を図ることなどを決めた。
 市担当課では「清掃週間中に活動を予定している地域には、ボランティア袋を配布しているので、名寄庁舎窓口まで訪れてほしい」としている。

[ 2006-05-04-19:00 ]



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