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2006年5月1


大学教授らは高校で講義
名寄市立大、名寄農高、市教委が連携事業で調印・食育を幅広く推進

 【名寄】今までの取り組みを生かして不足部分は補う形で、生産から消費者の健康まで「食育」の幅広い推進を─。
 名寄市立大学(久保田宏学長)、名寄農業高校(八木啓充校長)、名寄市教育委員会(藤原忠教育長)の食育に関する「高大官連携事業」の調印式が二十八日、同大学で行われ、三者の代表者が覚書に署名した。今後は三者の連携により、食物生産、加工、流通、消費者の健康をつなぐ食育プログラムを開発し、高校生、大学生、給食利用者がそれぞれ「食」に関して理解を深め、広い視野から課題解決に向けての取り組みができるよう相互に協力・支援を行っていく。
 「高大官連携事業」は、名農が同大学と市教委に働き掛け、合同で取り組むことになったもの。
 名農は安全な農産物、加工品の生産と流通について実践的な教育を行っており、従来の農業教育に加え、農業の立場を生かしての食育・環境教育の充実を図っている。
 同大学は、前身の名寄女子短期大学が昭和三十六年に栄養士養成施設として指定を受けて以来、栄養に関する教育を実践。また、大学開学に伴い保健福祉学部栄養学科が管理栄養士養成施設として認可され、傷病者の疾病改善、個人や集団の健康の保持増進にかかわるスキルを持つ専門家の教育と研究が行われる。
 名寄市学校給食センターでは、季節に応じた地場産品の活用と地場企業の育成に貢献し、地域住民のニーズに柔軟に対応しながら安全な給食運営を行っており、三者がそれぞれ地域住民の健康維持と増進に取り組んでいた。
 しかし、この三者が連携することにより、おのおのの今までの活動を生かし、不足した部分を補いながら生産から消費者の健康まで一連の「食」に関する教育が可能となる。
 今後の予定では、同大学教授らが五月から名農で、三年生二十七人を対象に「食と健康」。「食品としてのチーズの特徴(酪農科三年が対象)」「食品としてのミニトマトの特徴(生産科学科三年が対象)」をテーマに講義を行い、七月に実験実習を実施。生徒は食に対しての知識と理解を深めながら、食材に利用するミニトマトの栽培、チーズの生産に取り組んでいく。
 ミニトマトとチーズを利用した給食では、同大学生と名農生が同大学教授や給食センター栄養職員の指導を受けながら、献立や給食便りなどを作成し、九月に名寄地区の十小中学校の約二千人に給食を提供する。
 また、スケジュールは未定だが、同大学生は名農農場で生産現場実習を行う計画だ。
 久保田学長は「大学で習得した栄養学の知識や技術を高校生に伝え、小学生に対しては給食や給食便りなどを利用した食育を行うことで、専門家としてのスキルが身についてくれれば、ありがたい」。八木校長は「生徒には、責任を持った生産学習ができるし、食に関しての広し視野が持てる」と効果を期待している。また、この事業は同大学地域交流センターの事業となる予定。

(写真=覚書に署名する久保田学長、八木校長、藤原教育長)

[ 2006-05-01-19:00 ]


雪残る中で森林浴
仁宇布トロッコ王国・開園初日は青空が広がる

 【美深】美深町の名所として全国から多くの観光客が訪れている、町内仁宇布の「トロッコ王国」が、二十九日午前九時に開国し、家族連れなどが雪の残る中で森林浴を楽しんだ。
 今年は、例年より気温が低く雪解けが遅かったが、スタッフたちによる連日の除雪作業で予定通りの開国となった。しかし、線路周辺の多い所で二メートル以上の積雪が残っており、五月下旬ごろまでは雪を見ながらの周遊となりそう。コース全長は往復十キロで所要時間は約四十分。トロッコは二十台。
 開国初日は青空が広がる絶好の天候。今シーズン第一号の入国者は千葉県船橋市在住の中野将智さんで、二十八日から旅行で道内を訪れ、名寄ユースホステルに宿泊しながら各地の名所を回っている最中だった。
 入国者たちは自らトロッコを操縦し、線路両側に広がる雪深い森林を眺めながら、すがすがしい空気を吸い込んで森林浴を満喫していた。
 開国期間は十月二十二日までの百七十七日間で毎日運行する。受付時間は午前九時から午後四時までだが、七月二十日から八月二十日までは午後五時まで延長する。入国料金は大人千二百円、小学生六百円(障害者や団体の割引あり)。回数券(六回分)は六千円。トロッコ操縦には車の普通運転免許が必要。
 問い合わせは同王国(電話01656-2-1065、ホームページhttp://torokko.co.uk/)まで。
 同王国では「連休中には里帰りする人が多いと思うので、普段、地元にいない親せき、知り合いなどを誘って来国してください」と話している。

(写真=すがすがしい空気を吸い込みトロッコを楽しむ入国者たち)

[ 2006-05-01-19:00 ]

桜の開花前に環境整備
からまつ親交会・弥生公園で清掃奉仕

 【名寄】名寄市森林組合(高橋吉光組合長)の親ぼく組織「からまつ親交会」(猪股吉光会長・会員十七人)は二十九日、弥生公園で清掃奉仕を行い、環境整備に汗を流した。
 同親交会は、事業の一環として同公園の清掃を毎年四月二十九日の「みどりの日」に行っており、今年で二十四年目を迎える。
 同公園は、現在は「桜の名所」として知られているが、過去には手入れが行き届かずに荒れ放題となり、訪れる人がいない時期もあった。
 そのため、同会では、再び桜の名所を―との思いを込めて整備。現在はトイレや休憩施設が設置され、桜の苗木移植で三百本以上のエゾヤマザクラがある。また、開花時期には多くの人が訪れるようになり、にぎわいを見せるようになった。
 作業には同会員と市職員の合わせて約二十人が参加。高橋組合長と猪股会長が「今年はここ十年間で最も雪が多く、十分に手入れが出来ないかもしれないが、けがのないよう作業してほしい」。島多慶志市長は「もう間もなく桜の時期。きれいな花を付けるように祈願したい」とあいさつ。
 今年は、三週間前から同公園の通路や駐車場を除雪したが、気温が低い状態が続いているため、園内には多くの雪が残っている。サクラの開花ピークは例年より遅く、五月中旬ごろを予想している。
 参加者は枝払いや冬期間に雪の重みで折れて枯れた枝、ごみを回収した。さらに花見台を新設したり、二メートルほどに成長した桜の苗木二本を植樹するなど、桜の開花を前に、市民に気持ち良く訪れてもらおうと、作業の手を進めていた。

(写真=花見台設置などを行ったからまつ親交会の奉仕活動)

[ 2006-05-01-19:00 ]

開店前から多くの市民
名農高みずならショップ

 【名寄】名寄農業高校(八木啓充校長)の「みずならショップ」が、このほど同校内で開店した。販売開始前から多くの市民が詰め掛け店内は、にぎわいを見せた。
 同ショップは、同校の酪農科と生産科学科の実習による加工品や農場での生産物を販売しており、販売実習を通して商品の流通を学ぶとともに(1)授業の成果を広く市民に知ってもらう機会とする(2)食品に対する責任と安全について理解を深める(3)接客態度を学ぶ―を狙いとしている。毎年多くの買い物客が訪れており、今年で開設四年目を迎えた。
 販売は両科の二、三年生が担当。実習で生産したものを販売するため、季節や時期によって異なるが、野菜、乳加工品、肉加工品、農産加工品を用意する。
 開店初日にはアイスクリーム、チーズ、みそ、トマト、パン、ウインナー、ベーコン、ハムなどが並んだ。店内では開店とともに多くの市民らが訪れ、希望の品を買い求めていた。売り切れ商品が次々と出る人気ぶりで、販売に携わる生徒たちも応対に追われたが、自分たちで作り上げた商品が飛ぶように売れていく様子にうれしそうな表情を見せていた。
 今後はテストや夏休み期間中を除いた五月十二日、十九日、六月二日、九日、十六日、三十日、七月七日、二十一日、八月二十六日、九月一日、八日、十五日、二十二日、二十九日のいずれも午後四時から五時まで開店する。

(写真=多くの買い物客でにぎわうみずならショップの店内)

[ 2006-05-01-19:00 ]



2006年

5月

1日





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