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2006年4月24


批判票受け止めまちづくり
当選証書手に決意新た
島多慶志市長が初登庁・病院健全化などで抱負語る

 【名寄】旧風連町と名寄市の合併に伴う新「名寄市」市長選挙で当選を果たし、新市の初代市長となった島多慶志氏(68)が、二十四日午前九時に市役所名寄庁舎へ初登庁。島市長は、庁舎前に出迎えた約五十人の市職員の前で晴れやかな表情を見せるとともに、当選証書の付与を受け、新生名寄市のまちづくりへ決意を新たにした。就任記者会見で島市長は「早急に選挙の後遺症をなくす努力をしながら、約八千四百の厳しい批判票の分析、対応を図り、新市のまちづくりの基盤となる総合計画を策定していく」と抱負を語った。
 今回の市長選挙は、旧風連町と名寄市が合併して新「名寄市」が誕生したのに伴うもの。旧名寄市長の島氏と旧名寄市議会議長の高見勉氏(62)の一騎打ちで、十六日告示、二十三日投開票で行われた結果、旧名寄市長三期の実績が評価された島氏が、次点の高見氏に約三千二百票差をつけて当選を果たした。
 新市の初代市長任期がスタートしたこの日、島氏は多くの職員の出迎えを受けて登庁。二十三日まで名寄市職務執行者を務めた、風連地区の柿川弘特例区長と堅い握手を交わし、女性職員から祝福の花束を受け取った。
 続いて、庁舎四階の大会議室で当選証書付与式。少し緊張した表情で会場に足を踏み入れた島氏に、当選証書を手渡した及川浩名寄市選挙管理委員長が「当選おめでとうございます。すべてにおいてバランスある市政を構築し、市民が安心して生活できる名寄市づくりに取り組んでください」などと当選を祝い、今後のまちづくりへ激励の言葉を送った。
 式終了後の就任記者会見では、島市長が初めての選挙戦を振り返り、約八千四百あった批判票の内容を分析して市民、議会、職員との意見交換の場を設けながら理解を得て、『心の合併』を心掛けた一体感ある取り組みを約束した。
 選挙公約に掲げていた名寄市立大学を生かしたまちづくりについては「いろいろな人材が集まっているので、まちづくりに関する各種会議などに参加して持ち味を発揮してもらい、知的財産の有効活用を図る」。市長報酬の二〇%返上では、民間企業や道職員が給与カットされている中で、自分たちも痛みを知ることが市民理解にもつながるとし、「病院経営の健全化も含めて職員理解を求めて進めたい。また、自分の給与関係では早急に報酬審議会を開いていただき、額を決定してもらう」と話す。
 新市の基盤となる総合計画の策定作業は、十九年度スタートをめどとしているが、二十年度からの道の総合計画スタートに合わせるか―ということも内部協議。「財政の裏付けがない政策は長く続かないので、次代に何を引き継ぐのかを明確化する。十年スパンだが五年ごとの前・後半の計画と考え、人件費の削減なども含めた財政計画とマッチしたものとしていく」。
 市長を影から支える女房役となる副市長の任命については「風連地区は風連出身者ということにはこだわらないが、特例区長も兼ねることを含めてこれから検討する。また、職務上の権限を確保できる体制を整える」と新「名寄市」のまちづくりの抱負を語った。

(写真=名寄庁舎前に集まった職員の出迎えを受ける島市長)

[ 2006-04-24-19:00 ]


プロ意識持ち能力発揮
島名寄市長が訓示・行財政改革含め理解求める

 【名寄】島多慶志名寄市長の職員訓示が、二十四日午前十時半から名寄庁舎で、午前十一時半から風連庁舎でそれぞれ行われ、行財政改革はじめ職員と市民が一体となった名寄市づくりへ理解と支援を求めた。
 名寄庁舎では職員約六十人が出席。柿川弘前名寄市長職務執行者が「市民が選んだ市長を中心に厳しい時代を乗り越え、住民が住んでいて良かった―と思える地域を、一日も早く実現させてほしい。市長職務執行者としての役割は、私にとっては長い時間だったように感じるが、職員の温かい支援の下、無事に大役を務めることができた。今後も職員同士が一致団結し、名寄市の再生へ尽力を願いしたい」と退任のあいさつ。
 島市長が職員を前に、「合併協議の中で作り上げた新市建設計画を、より具体的な計画に移し実施していくことが、市長として最大の責務。市民の協力のもと、職員一人一人がプロ意識を持って、能力を発揮すること」と強調。
 名寄市立大学、自衛隊名寄駐屯地を生かしたまちづくりについて、「大学は一期生が四年後、研究成果を身に付け、社会人として地域に貢献するまでを見届けることも大きな責任と考えている。大学の教員の協力を仰ぎながら、まちづくりに生かすことが、大学とのきずなをより確固たるものとなると考える。一方、名寄駐屯地は各種市民活動に支援をいただいている。駐屯地隊員の協力は、市の持つ大きな特性。このことをしっかりと意識した中での施策構築を願いたい」。
 最後に、「地方交付税削減、三位一体改革など厳しい中にあっても、市民が地域を発展させようと日々頑張っている姿を選挙戦を通じて垣間見ることができた。市長が先頭に立ち、改革も含め新生名寄市づくりをスタートさせる。皆さんの生活を守ったり、市民福祉の向上を図ることは当然だが、総体の中で財源を確保しなければ、市政の向上は望めず、苦しいときは共に血を流すということも、しっかりと意識しなければならない。職員もこの四年間、基本的な考えの中で、それぞれの部署での奮闘と支援を」と、あらためて職員の奮起をうながした。

[ 2006-04-24-19:00 ]

大自然の恵みを満喫
美深白樺樹液まつり・雪が残る森林で散策

 【美深】美深白樺樹液を楽しむ会(谷口正夫会長)主催の第十一回美深白樺樹液春まつりが二十三日、仁宇布のファームイントント周辺で開かれ、参加者たちは雪が残る森林を散策しながら、シラカバ樹液を採取して飲むなど、大自然の恵みを満喫した。
 同まつりは、樹液飲料発祥の地となる美深を全国にPRするとともに、町内で生産されるシラカバ樹液の素晴らしさを知ってもらおう―と、毎年開催している。
 今年は例年より雪が多かったが、青空が広がる中での開催となり、約三百人(主催者発表)が会場に詰め掛けた。
 開会後、旭川ウタリ協会の会員によるアイヌの神事「カミイノミ」が行われ、山の神に感謝。谷口会長、岩木実町長らが同席し、神に酒などをささげ、森に感謝の祈りをするとともに、まつりの無事を願った。
 引き続き、シラカバ林に入り、シラカバの幹に取り付けられたホースから流れ出て、缶や袋にたまった樹液をくみ取り味わった。現在、ファームイントント周辺では約千九百本のシラカバから樹液を採取しており、木によって味がわずかに違うとのことで、飲み比べする人やペットボトルに入れて持ち帰る人もおり、広大な森林に囲まれた大自然の恵みを楽しんでいた。
 また、今回初めて日本アマチュア無線連盟上川宗谷支部によるアマチュア無線特別局が設置され、まつりや会場の様子などを全世界に発信。かんじきを履いての森林浴、スノーモービル遊覧を楽しむ姿も見られた。樹液で入れたコーヒーやお茶の無料配布、仁宇布産ジャガイモのフライ、豆だんご、木工品などの売店が設けられ、盛り上がりを見せた。
 シラカバ樹液を研究している北海道大学農学部の寺澤實教授は「樹液のお話」をテーマに講演。樹液で焼酎やウイスキーを割ったり、料理の水代わりに使うなどの身近な利用法、殺菌・密封した瓶による保存法などを説明した。
 まつり終了後には同施設でトワイライトコンサートが開かれ、チェロとピアノの演奏、歌曲に聞き入った。

(写真=シラカバ林の散策を楽しみながら樹液を味わう春まつりの参加者たち)

[ 2006-04-24-19:00 ]

急ピッチで除雪作業
仁宇布のトロッコ王国・29日開国を目指し

 【美深】町内仁宇布の「トロッコ王国」では、二十九日午前九時の開国を目指し、同王国を運営するNPO法人トロッコ王国美深(蓮沼優裕理事長)のスタッフたちが急ピッチで除雪作業に取り組んでいる。
 同王国は、昭和六十年九月に廃止となった旧国鉄美幸線の線路を活用して平成十年七月に開国。来国者自らがトロッコを操縦し、往復十キロのコースで森林の中を走り抜けるユニークさに、全国各地から多くの観光客を呼び寄せている。
 除雪は十一日に開始。例年は一・二メートルほどの積雪量で地面近くの雪質はざら目状だが、今年は一・五メートルと多く、地面近くまで雪が締まっていてスコップが刺さりにくい状況。人の背丈以上に雪が積もっている所もあるが、気温が低いため雪解けが遅く、スタッフたちは悪戦苦闘しているものの、予定通りの開国を目指して除雪に全力を尽くしている。
 今年は二十九日から十月二十二日まで百七十七日間、毎日運行。受付時間は午前九時から午後四時までだが、七月二十日から八月二十日までは午後五時まで。入国料金は大人千二百円、小学生六百円(団体割引あり)。
 ホームページはhttp://torokko.co.uk/

(写真=雪の壁が高いトロッコ王国の線路)

[ 2006-04-24-19:00 ]



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