地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2006年4月22


名寄初の屋内施設新築へ
来年5月に供用開始
南プールの建て替え工事・開設期間を2カ月延長

 【名寄】市は、名寄地区の西七南十二にあった南プールの建て替え新築工事を六月から始める。施設の老朽化に伴うもので、従来のビニール製の屋根付きプールではなく、市内初の屋内プールとして生まれ変わる。十九年五月から供用開始を予定しており、水泳愛好者にとっては喜ばしいことだが、少子化の影響などでプール利用者が減少傾向にある中、指定管理者の名寄市体育協会と行政が連携を図った利用増への対策が、ランニングコストも含めて今後の課題となりそうだ。
 旧南プールは昭和四十八年に開設。二十五メートルの六コースプール(一コースは幼児用)で、旧名寄市南地区の住民を中心に多くの人たちが利用。学校のプール授業をはじめ、水泳教室や各種大会などの会場として有効利用された。また、温水ではなかったもののビニール製の屋根が付いていたことから、雨天でも利用可能なプールとして市民に親しまれていた。
 しかし、平成十六年九月、北海道へ上陸し名寄市内にも大きな被害をもたらした台風18号で南プールの屋根が崩壊。施設が老朽化していたことも崩壊原因の一つとして挙げられ、安全性を考慮して改修よりも新築することを判断。同じ場所に建て替えることにして、昨年九月に解体作業を行っている。
 新たに建て替える南プールは鉄筋コンクリート平屋建てで、二十五メートルの一般用プール(六コース)と、五十五平方メートルの幼児用プールを整備。総事業費は二億五千万円。国の防衛施設周辺整備助成金として六千九百三十三万円の補助を受けて建設する。工期は六月から十一月としており、十九年五月のオープンを予定している。
 施設の特徴としては、暖房で一定の温度に温めた水をプールに入れ、冷えた水を暖房に戻して温め直し、プールの水を循環させる加温式温水プール。さらに、屋内プールに生まれ変わることから、屋根の構造にトップライトを取り入れ、室内に太陽熱を取り込めるものとし、施設全体の熱効率を高める。
 この二つの大きな特徴により、旧南プールの年間利用期間(六月から九月までの四カ月間)に比べ、一カ月早い五月から一カ月遅い十月までの延長を可能とし、従来までよりも長い期間プールを楽しんでもらえることとなる。
 このほか、プールから出た際に体を冷やさないための男女別の採暖室(七、八人用)や、大会などで関係者が打ち合わせなどをするためのミーティングルームなども設け、利用者が満足できる充実したプール施設に整備する。
 ただ、問題となるのが利用率。体に負担をかけず健康増進、体力向上を図れる水中運動の人気で、主婦などの中年層では一部利用の増加も見られるが、総体的には減少傾向にある。プール利用の主役となる子供の数が減っていることが大きな影響となっており、年々利用者数が横ばい、もしくは減少している中で、二億五千万円の施設を有効に活用できるのか―が課題。また、加温式の影響などで旧プールよりもランニングコストがかかることは明らかで、オープン前にこれらの問題の対応策が必要となりそうだ。

[ 2006-04-22-19:00 ]


元気にこいのぼり泳ぐ
名寄市豊栄・中村さん宅

 ○…「こどもの日」の五月五日を前に、こいのぼりが春風を受けながら大空の下で元気に泳ぐ姿が見られ、季節感を与えている。
 ○…以前は、先を競うかのように多くの家庭で、こいのぼりが揚げられていたが、近年は少子化の影響で、その姿も少なくなってきている。
 ○…こいのぼりは江戸時代、旧暦の五月五日の「端午の節句」に武士の子弟の出世を願い、紙や布などにコイの絵柄を描いて庭先で飾ったのが始まり。中国の正史「後漢書」の故事には、黄河の急流にある「竜門」という滝をわずかな魚だけが登り切り、竜になったことから、コイの滝登りが立身出世の象徴になった。
 ○…本来はマゴイのみだが、明治時代からマゴイとヒゴイの対、昭和時代からは家族を表すものとして子ゴイ(青色)を加えたものが主流となり、最近は女の子も含めて家族全員分を揚げる家庭もあることから、緑やオレンジ色などの子ゴイもある。
 ○…名寄市豊栄の農業、中村耕司さん(29)宅では、息子の來希君(4)が生まれたのを喜び元気に育ってほしい―との願いを込め、こいのぼりを揚げ続けている。毎年「こどもの日」の一カ月前には揚げるとのことで、こいのぼりが力強く泳いでいる様子に來希君も喜んでいる。
 ○…中村さんは「子供から見ると黒、赤、青というのが家族構成を表しているように見え『お父さんこいのぼり元気だね』と家族の会話で盛り上がります。子供には、こいのぼりのように元気に育ってほしい」と語る。
 ○…マゴイやヒゴイたちは腹いっぱいに春風を入れながら、力強く大空の下で泳いでいる風景は、見る人たちは、さわやかな季節が近付いていることを感じ取っているようだ。〈名 寄〉

(写真=元気に育つことを願い、春風を受けて力強く泳ぐ中村さん宅のこいのぼり)

[ 2006-04-22-19:00 ]

キラキラ輝く瞳に
おやこ劇場の地域公演

 【名寄】名寄おやこ劇場(佐藤みゆき運営委員長)の地域公演が二十一日、市民会館で開かれ、多くの親子が舞台を楽しんだ。
 同劇場は、映像文化の中にいる子供たちに生の舞台を観賞してもらうことや異年齢の交流事業で、子供たちの豊かな感性をはぐくむことなどを願って活動している。 
 今回は、会員だけでなく誰でも観覧できる地域公演で、幼児と小学校低学年が対象。劇団風の子北海道の三人が「かぜのしっぽ」を公演。
 会場には特設のステージが設けられ、不思議な音のする楽器を手にした劇団員が登場して、風車や小さなボールをストローで吹き上げたり、ビニール袋に空気を入れるなど風と遊ぶ舞台を披露した。
 子供たちは、愉快で不思議な舞台をキラキラ輝く瞳で見つめ、楽しいひとときを過ごした。

(写真=たくさんの親子が生の舞台を楽しんだ地域公演)

[ 2006-04-22-19:00 ]

美しく繊細な39点
登坂紘子さんの絵画展

 【名寄】美深町西一南三の主婦・登坂紘子さんの絵画展が、二十八日までレンガの家きらりで開かれている。
 登坂さんは、昭和五十三年に美深町の公民館講座で油絵を習ったことがきっかけで絵を描き始めた。平成三年には純正展で「はまなす」が入選して以降、毎年入選を続け、平成六、七年に佳作賞を受賞、純正美術会の会友となった。朔人社展学友堂賞や北海道利尻富士町ふるさとの富士グランプリ展優秀賞などの受賞歴があるほか、美深町文化協会文化奨励賞も受賞している。
 今回が初めての個展で、周囲の人の勧めで開催。登坂さんは花を主に描いており、会場には「はまなす」のほか、「マーガレット」や「ポピー」「花〜追想」など、美しい花を女性らしく繊細なタッチで描いている。作品は登坂さんの柔らかな人柄が表れているようなサムホールから百号までの三十九点を展示している。
 登坂さんは「平成元年に夫を亡くしてから、たくさんの仲間たちに助けられてきました。ここまで来られたのも奇跡のようなもの。感謝しています」と語る。

(写真=絵画展開催に催し、周囲の人への感謝を語る登坂さん)

[ 2006-04-22-19:00 ]



2006年

4月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
10日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.