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2006年4月3


卵巣摘出にミス?
名寄市立病院・患者と1250万円で和解

 【名寄】名寄市立総合病院(佐古和廣院長)は三日午後二時半から記者会見を開き、良性卵巣嚢(のう)腫で右卵巣の摘出手術を行ったことで、右腎臓の摘出を余儀なくされた上川管内在住の女性に対し、損害賠償金約千二百五十万円を支払うことで和解したことを明らかにした。佐古院長は「尿管閉塞により右腎臓を摘出することとなったのは、手術による尿管損傷が直接的な原因でないにしても、卵巣を摘出したことは事実。また、卵巣摘出後の経過観測において、手術から発症までの経過が長かったこともあるが、発見が遅れたことに関して不十分なところがあった」などと述べている。
 同院によると、上川管内在住の女性が、平成十七年一月に受診した際、右卵巣に約六センチほどの良性の嚢腫を発見。翌日、同院の産婦人科医師により右卵巣の摘出手術を受け、十日後に退院。術後の定期診断では特に症状を訴えていなかったが、同年六月から軽度な腹部痛で数回受診し、同年八月に受診した際、尿管閉塞による水腎症と診断され、右腎臓機能が著しく低下していることが判明。十一月に右腎臓の摘出手術を受けた。
 二度の手術に患者の家族も疑問を持ち、病院側も泌尿器科専門医にカルテなどの資料を送付し鑑定を依頼した結果、卵巣摘出手術が関係している可能性が指摘された。
 佐古院長は「術後、尿管閉塞が起こると三八度以上の発熱が一週間続いたり、腰や背中の痛みが出ることが多いが、今回の患者については、そういった症状は見られなかった。手術上でのミスなど尿管閉塞の原因は推測の域を出ないが、腎臓を摘出するに至ったことは、本人にとって大変申し訳なく思う。診療の在り方なども含め、院内でも状況を説明するなど再発防止に努めたい」と話している。
 手術を受けた女性は術後の経過も順調で、通常の生活では支障はないと同院は説明している。

[ 2006-04-03-19:00 ]


あったかい市政づくり目指す
選挙戦勝利に向け決意
高見勉氏の政策発表大集会・千羽鶴贈り必勝誓う

 【名寄】たかみ勉と綾の会(佐藤源嗣会長)主催の「たかみ勉政策発表大集会」が二日、ホテルメープルで開かれた。風連町と名寄市の合併による新「名寄市」の市長選挙は十六日に告示されるが、新人で初当選を目指す前名寄市議会議長の高見勉氏(62)は、選挙公約とも位置づけているマニフェストを発表し、会場に集まった多くの支持者の前で激しい戦いが予想される選挙戦勝利に向けた決意を語った。
 十六日告示、二十三日投票の日程で行われる新「名寄市」の市長選挙には、現在のところ高見氏と前名寄市長の島多慶志氏(68)が出馬を表明している。首長選挙が選挙戦になるのは旧名寄市で十六年ぶり、旧風連町では九年ぶり。現段階では、他に対立候補擁立の動きがないことから、高見氏と島氏の一騎打ちとなる様相が強く、新市最初のかじ取り役を決める大切な選挙として市民の関心が高まっている。
 集会には支援者や支持者など千二百人(主催者発表)が参加。佐藤会長が「皆さんに励まされて進めてきた活動も終盤を迎えることとなり、着物の機織りが終わった気分。これからは、高見さんの新市に寄せる思いとデザインを皆さんで確認し、気持ちを一つにして盛り上げながら、紡いでいく糸を増やしていきたい」とあいさつした。
 激励メッセージの披露に続き、高見氏が「市民が信頼する『市役所』づくり」「市民が主役の新しい自治の姿の確立」「市民がやさしさを感じる『市独自施策』の積極的実施」「冬の雪対策を最重点事業とした取り組み」など十四項目にまとめた政策と、合併協議中に策定した新市建設計画の懸案事業への提案と対応について発表した。
 この中で高見氏は「今回の選挙が政策論争にならなかったことは非常に残念。しかし、新市がスタートしたからには新しい政策が必要であり、『市民と協働する名寄づくり』『安心して暮らせる名寄づくり』『活気あふれる名寄づくり』『人を育む名寄づくり』『市民とともに日本一の名寄づくり』に取り組み、新しい名寄市が全国に誇れるものとするために、皆さんの協力をお願いします」と決意を述べた。
 政策発表後、後援会女性部が中心となって作製した千羽鶴が高見氏に手渡されたほか、今回の選挙戦のために用意した「たかみ勉応援歌(四季の歌)」を参加者全員で合唱。最後に、元名寄市長の桜庭康喜選挙対策本部長が「団結して頑張ろう」と力強く訴え、勝利に向けて参加者と気持ちを一つにしていた。

(写真=支持者など1200人が参加した高見氏の政策発表大集会)

[ 2006-04-03-19:00 ]

ルール守り研修に励む
中国農業研修生受け入れ式・過去最多の95人が来名

 【名寄】道北なよろ農協(寺田厚組合長)の二〇〇六年度中国農業研修生受け入れ式が、一日午後一時半から智恵文多目的研修センターで行われた。
 日中の友好親善と日本の農業技術や文化を学んでもらおうと、平成八年から、中国農業研修生の受け入れを実施。これまで智恵文農協が主体となって行ってきたが、十七年二月の道北なよろ農協発足で実施機関を道北なよろ農協が引き継ぎ、名寄地区、風連地区を一本化して行われる。
 今年は遼寧省遼陽市、黒竜江省牡丹江市、北京市から昨年の八十三人を上回る過去最多の九十五人が、三月二十九日に来日。研修期間は畑作・野菜の八十九人が十一月三日までの約七カ月間。残りの六人は一年間かけて酪農技術の習得に励む。
 研修生の受け入れ農家は、智恵文地区五十二戸、名寄地区二戸、風連地区五戸の計五十九戸。実習を通じた研修に励むほか、地域で行われる各種行事にも参加する予定で、日本の生活や文化にも慣れ親しんでいく。
 受け入れ式には研修生をはじめ、智恵文の受け入れ農家、農協、市関係者など約二百人が出席。寺田組合長が「道北なよろ農協として研修生の受け入れは二年目。研修生の皆さんは、多くの希望者の中から選ばれたということを認識して研修に当たるとともに、一日も早く日本の生活様式に慣れてほしい。全員の修了を期待している」とあいさつ。
 来賓の柿川弘名寄市長職務執行者の祝辞に続き、受け入れ農家を代表し、北野智明JA道北なよろ中国研修生受入協議会長が「他国にやって来て、皆さんは不安に感じていると思うが安心してほしい。受け入れ農家はいい人ばかり。農業技術の習得はもちろん、日本の文化にも積極的に触れてほしい」と歓迎の言葉を述べた。
 中国研修生の宿舎ごとのリーダーが紹介され、団長のスンドゥジュンさんが「日本に来ることができ、とてもうれしい。日本のルールを守りながら、一生懸命研修に励むとともに日本語の勉強も行いたい。よろしくお願いします」と日本語であいさつ。研修生一人一人は、日本の農業技術習得へ気持ちを新たにしていた。

(写真=95人が訪れた中国農業研修生の受け入れ式)

[ 2006-04-03-19:00 ]

自然の恵み満喫
23日仁宇布で白樺樹液まつり

 【美深】美深白樺樹液を楽しむ会主催の「美深白樺樹液春まつり2006」が、四月二十三日から町内仁宇布のファームイントント前で開かれる。
 同まつりは、平成七年に美深町で開かれた国際樹液サミットを契機に、シラカバ樹液をまちづくりに生かそう―と、八年からまつりを開催しており、今年で十一回目。また、春には町内の事業所がシラカバ樹液を採取しており、その素晴らしさを理解してもらうとともに、樹液飲料発祥の地・美深を全国的にPRしている。毎年、参加者たちは樹液を採取して飲み、大自然の恵みを満喫している。
 当日は、午前十時から山の神に感謝するアイヌの神事「カムイノミ」。十一時からは樹液採取のシラカバ林見学、かんじきを履いての残雪森林浴、スノーモービル試乗、樹液コーヒー・樹液茶無料サービスなど。正午に昼食、アトラクションを予定している。

[ 2006-04-03-19:00 ]



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