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2006年3月29


完全リサイクルは道内初
名寄の株式会社ナガオ・廃プラで擬木を製造

 【名寄】名寄市西十一北五の株式会社ナガオ(長尾秀喜社長)では、あらゆる廃プラスチックで「擬木」を製造するリサイクル事業を新たに着手。原料の収集、精製、製造までを自社のプラントで一手に行うもので、長尾社長は「新品の材料を使わず、完全リサイクルで行うのは道内でも初めてのこと。原料の受け入れは無料で、埋め立てなどの処理を考えるとメリットも大きく、道北の各自治体の関心も高い様子。現段階で試験運用を行っているが、六月までには製造ラインを整え本格製造を行いたい」と話している。
 株式会社ナガオは、昭和四十五年創業で集材作業などを行ってきた。五十五年、有限会社長尾組を設立。平成十四年三月に現社名に改め、秀喜さんが社長に就任。一般土木工事業、一般貨物自動車運送などを展開している傍ら、十五年には同社工場内に北海道では初となる発泡スチロールのリサイクルプラントを整備し、プラスチック原料となるペレットの製造などを行っている。
 新たに進めているリサイクル事業は、ごみとして出されたあらゆるプラスチック類(塩化ビニールを除く)を利用。自社工場内で現在も整備を進めているプラントで破砕、洗浄、乾燥、成型などを行い、廃木材を混合し擬木としてよみがえらせるもの。
 長尾社長は「作業行程では熱処理を行う。廃プラスチックでも数種類あるが、その配合や温度によっては、折れやすいもろい擬木となってしまう」という。
 試験運用段階の現在では一・八メートルの丸太、板材など四種類を成型。サンプルを基に、道の試験機関で強度検査などを実施している。長尾社長は「木材とそん色ない強度を確保。腐食することも、虫の被害もない。のこぎりで切れるし、着色したり、ネジや釘を打ち付けることもできる。どんな形にもできるため用途は無限大で、壊れたら再びプラントに持ち込み、何度でもリサイクルが可能」と説明。
 廃プラスチックは、旭川以北稚内を中心に年間でおよそ五百トンを受け入れる計画。産廃処分業者など事業所のほか、自治体からも大きなウエートを占めることになりそう。

(写真=木材と同程度の強度という廃プラを利用した擬木)

[ 2006-03-29-19:00 ]


地域経済の発展目指し
天塩川中部商工会広域連携協議会・会長に藤守光治氏

 【美深】美深、音威子府、中川の三町村商工会による「天塩川中部商工会広域連携協議会」の設立総会が二十八日、びふか温泉で開かれた。景気が低迷し、各商工会は厳しい運営を強いられているため、同協議会で広域連携支援事業を中心に取り組み、組織の基盤強化を図ることなどを確認した。
 広域連携は、今後の自治体合併協議の不透明さ、道や市町村の財政状況悪化による補助金削減などが背景。昨年八月に三商工会役員よる「美深町・中川町・音威子府村商工会広域連携等研究会」を立ち上げ、組織体制や事務事業集約などを検討してきた。
 今年一月に同研究会最後の会議で同協議会設立への組織体制案などを承認し、協議会設置協定を締結。二月に各商工会で臨時総会が開かれ、協議会設立が承認された。
 総会には商工会の会長、副会長、事務局長、経営指導員が出席。会則、役員選出、事業計画、収支予算、組織体制(職員配置)の各議案を原案通り承認した。
 同協議会は商工会の会長、副会長を構成員とし、協議会の会長には藤守光治美深町商工会長、副会長に佐藤正中川町商工会長、佐近勝音威子府村商工会長を選出。
 事業計画は広域連携支援事業、指導業務、青年部・女性部関連事業、三商工会共通事務など。
 組織体制では、同協議会の下に幹事商工会を置き、美深町商工会が担当。同商工会事務局長と各商工会の経営指導員による広域担当者が週二回、同商工会に集まり、専門的な指導業務、創業・経営革新の支援業務に取り組んでいく。収支予算では、分担金収入で六十万円とし、各商工会が二十万円ずつ負担。
 議事終了後、藤守会長は「規模の小さな商工会では単独で生き残るのは難しい。商工会がなくなって困るのは会員。広域連携のメリット、デメリットを考える時、協議会の設置はメリット、何もしないのはデメリットと確信している。商工業者がなくなってしまってはまちとしては立ち行かない。町村にはこれからも変わらぬ支援を願いたい」とあいさつ。
 来賓の岩木実美深町長、亀井義昭中川町長、千見寺正幸音威子府村長は「お互いの弱い部分を補いながら、力を合わせて地域経済が発展するよう頑張り、行政も参考となるような広域事業を展開してほしい」と祝辞を述べた。

[ 2006-03-29-19:00 ]

移送サービスが有償に
下川社会福祉協が18年度事業計画・福祉「出前懇談会」も企画

 【下川】社会福祉法人下川町社会福祉協議会(文梨政幸会長)の十八年度評議員会が二十八日、ハピネスで開かれた。
 役員、評議員や来賓の安斎保町長、高橋巌町議会議長、教育関係者らが出席。文梨会長が「行政、地域住民、関係団体などの協力を得ながら、高齢者福祉を中心に地域福祉の充実に一層、力を注ぎたい」とあいさつ。安斎町長、高橋町議会議長祝辞の後、十八年度同予算(三千九百十二万円)、同事業計画など議案六件を原案通り承認した。
 事業計画では(1)住民参加による地域福祉活動の推進(2)ボランティア活動の推進(3)ホームヘルパー養成研修事業実施(4)居宅介護事業の推進(5)役職員研修と情報活動の推進(6)町の受託事業の実施を柱に決めた。
 現在、四地区で展開されている地域活動「小地域ネットワーク」の拡大。道老人クラブ連合会補助事業(道内三団体)指定による各種講演会企画。介護支援専門員(ケアマネージャー)三人態勢による要介護認定者に対する適切な居宅介護支援プランの提供、訪問介護員による適切な居宅介護サービスの提供など。住民とひざを交えて福祉を語る「福祉出前懇談会」も企画。
 従来、町の受託事業で無料だった町内や名寄市内への通院移送サービスが、四月から有償に。国土交通省の道路運送法による認可が必要となったもので過疎地有償運送(道路運送法第八十条)と過疎地有償運送(特区)の両方が認められた。
 利用できる人は一般交通が利用できず家族の送迎ができない六十五歳以上の高齢者。料金(往復)は二キロ以内二百六十円、十キロ以内三百四十円、十キロ超四百二十円、名寄市内病院九百二十円。利用者は事前に町保健福祉課への申請が必要。
 町派遣の高橋水哉事務局長は三十一日で町職員を定年退職するが、同社協理事会で引き続き事務局長として続投を決めた。

[ 2006-03-29-19:00 ]

事故防止訴えて走行
春の全国交通安全運動・9日に車パレード

 【名寄】名寄市内の交通安全関係機関・団体は九日、「春の全国交通安全運動」の一環として市民交通安全くるまパレードを行う。
 名寄交通安全協会、風連町交通安全協会、名寄自動車学園、名寄市交通安全運動推進委員会、名寄地域交通安全活動推進委員会が主催。
 パレードは、市民に広く交通安全意識の高揚を図るとともに、交通道徳の向上とデイライト運動、SSS運動を推進し、交通事故防止の徹底を図ることを目的に毎年、「春の全国交通安全運動」期間中に実施しているもので、今年は名寄と風連が合併したことを受け、コースを名寄市風連庁舎まで延ばした。
 出発式は午後一時から名寄自動車学校で行われ、名寄交通安全協会の森越正弘理事長、名寄自動車学園の伊藤弘社長らのあいさつ。
 パレードには、風船や交通安全旗で飾り付けられたパトカーや教習者など約三十台、関係者約四十人が参加する予定で、安全運転を呼び掛けながら走行する。
 コースは名寄自動車学校を出発して名寄地区の街地に向けて大通〜中央通〜国道40号線〜六丁目通〜五丁目通〜国道40号線〜風連町本町を通り、名寄市風連庁舎まで。到着後、風連庁舎で解散式を行う。

[ 2006-03-29-19:00 ]



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