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2006年3月25


百余年の歴史に幕閉じる
旗降納し別れ惜しむ
名寄市と風連町の閉庁式・新市に向け決意新た

 風連町と名寄市の合併がいよいよ明日に迫り、二十四日午後四時から両庁舎前で、単独自治体としての歴史に幕を閉じる閉庁式が行われた。お互い、百年以上の歴史ある自治体にピリオドを打つ行事であることから粛々と進められたが、寂しさを感じさせる閉庁式となった。しかし、二十七日からスタートする新「名寄市」のまちづくりに対する夢や希望、期待も大きく、旧自治体から新自治体へ気持ちを切り替えるとともに、決意を新たにしていた。また、新市の開庁式は二十七日午前九時から風連庁舎前、同十時から名寄庁舎前で行われる。
 【名寄】名寄市の閉庁式には島多慶志市長をはじめ、今尚文助役、小栗邦秀収入役、藤原忠教育長の三役や市議会議員など関係者約五十人が出席。
 島市長が「名寄市については昭和三十一年から市制が施行され、五人の市長が市政に携わり、農業を基幹産業にあらゆる分野でまちづくりを進め、現在に至っている。社会情勢が変化し続ける中、より一層の努力と工夫が必要な時代であり、全市民の力と英知を結集したまちづくりを進めなければならない。二十七日からは新市の幕開けとなるが、両市町の歴史を引き継ぐために市民相互の信頼関係を築き、円滑な市政執行につなげてほしい」と式辞。
 田中之繁市議会議長が「お互いのまちがなくなることは寂しいことだが、それよりも素晴らしい新『名寄市』となるよう、市民が知恵と力を出し合ってまちづくりを進めていきたい」とあいさつ。
 市旗降納では、今助役と小栗収入役、藤原教育長の三人が、現名寄市の市章が入った旗を丁寧にたたんで島市長に手渡した。その様子を見つめていた出席者は、百年以上続いた歴史ある名寄市との別れを惜しんでいた。
                      ◇
 【風連】風連町閉庁式には、特別職や町議会、前合併協議会委員ら関係者約七十人が出席。
 柿川弘町長が「先人たちが今まで築いてきたこのまちが、独立し続けることができないという時代の中で、新しい希望と夢を持って名寄市との合併に踏み切った。新生名寄市の礎となるため皆さんも一翼を担い、道北の中核都市『名寄市』を目指して頑張ろう」と式辞。中野秀敏町議会議長が「風連町の歴史と伝統を守りながら、新市づくりに向けて皆さんで力を合わせて頑張ろう」とあいさつ。
 ゆっくり降ろされる町旗を見つめ、百七年続いた風連町へに別れを告げ、新市への夢や希望を膨らませていた。

(写真=現名寄市として最後の式辞を述べる島多慶志市長)

[ 2006-03-25-19:00 ]


18年度の行動計画作成
風連中央小・出前授業や教科担任制

 【風連】風連中央小学校(大久保清人校長)は、十八年度学校アクションプランを作成した。特色ある学校づくりへこれまでの実践活動を継続するとともに、風連町学校校舎建設等検討委員会専門部会が小中学校の連携を盛り込んで答申した「風夢プロジェクト」を包含、プランには中学校教員による出前授業などを新規に加えている。
 中央小学校では本年度、これまでの実践活動を体系的にまとめた行動計画となる「そよかぜプラン」を作成、成果を上げている。これを基に十八年度用として「アクションプラン」を作成した。特徴として、風夢プロジェクトを意識した取り組みとしている。
 風夢プロジェクトは、風連中学校の校舎改築の検討に合わせ、今後の風連の教育のあり方を検討して、本年度に町教委に答申された。小中学校の九年間を通し、子育て支援、学力の定着、国際感覚の醸成などを図ろうという内容。具体的には小学校段階での英語活動の充実、小学校六年での中学校教員による出前授業などが盛り込まれている。
 アクションプランでは、教育目標につくりだす子(創造)、思いやる子(友愛)、やりぬく子(責任)の育成を掲げている。これは小中連携を意識して風連中学校の教育目標との整合性を図るもの。そして年度の重点として幼・小・中の連携を通して「つくりだす子の育成」を示す。
 具体的には「そよかぜプラン」と同様に、「そ〜そう快に うるおいのある学校をつくります」「よ〜よさを 個が生きる学校をつくります」「か〜かけ合って ひびき合う学校をつくります」「ぜ〜全員で 開かれた学校をつくります」に分け、二十七の活動を紹介。
 この中で、新規事業として小中連携クリーン大作戦や中学校教員による出前講座、六年生での教科担任制の導入、農業体験ふるさと学習や年間二回の教育相談週間の実施などが加えられている。また、子供の安全確保という観点で、PTAから安全ボランティアを募り、毎日下校時に町内五カ所に立ってもらい、巡視と合わせて「あいさつ運動」にも取り組んでもらうなど、地域との連携も図る内容に。
 このほか「一キロマラソン」「親子ボランティア活動」「朝学習」「キラキラ文庫(読書指導)」「サマー・ウインターフェスティバル」などの継続。
 学校では「風夢プロジェクト」の内容紹介も盛り込んだ「アクションプラン」の説明資料を作製し、校下の全戸に配布するなど、開かれた学校づくりへ、地域との連携も図るように努めている。

[ 2006-03-25-19:00 ]

春の使者アオサギ飛来
名寄市中名寄へ連続14年・昨年より2日遅く50羽

 【名寄】早春の使者、アオサギの群れが今年も二十四日早朝、中名寄地区へやってきた。平成五年から始まって今年で連続十四年目。昨年より二日遅い飛来。間もなく名寄川沿いにある民有林で巣作りを始める。
 同地区でアオサギの飛来を心待ちにしながら観測している農業、村上悦治さんによると、今年は二十一日に二羽のアオサギが先発隊として飛来。先発隊が引き返さないことを確認して本隊がやって来るという。本隊第一陣は約五十羽。「まだ暗い午前五時ころ、にぎやかな泣き声が聞こえたので、やってきたことが分かりました」と村上さん。
 毎年巣作りをする民有林の巣の上にはまだ雪があり、到着初日は村上さん宅に近い水田地帯で整列。時折、林の上を集団で旋回しながら巣作りのタイミングを見ているようだ。カップルが出来上がり巣作りが始まるころには、その数が三倍以上になる。
 アオサギはサギ科の大型鳥で保護鳥。ザリガニ、小魚などを食べる。四月下旬には四、五個の卵を産み抱卵、ふ化、子育ての後、七月には成長したひなたちの巣立ちが始まる。

(写真=春の使者として日本海からやってきたアオサギの群れ)

[ 2006-03-25-19:00 ]

感謝込め成長を誓う
風連の全小中学校・修了式後にセレモニー

 【風連】ありがとう風連町─。町内の小中学校で二十四日、三学期修了式に合わせて「風連町さよならセレモニー」が開催され席上、新校旗が授与されるなど、自分たちが育った風連町に感謝しながら新たな成長を誓った。
 同セレモニーは、風連町への感謝の気持ちや、地域への愛着、地域を大切にする気持ちを育てよう─というもので、各校で三学期修了式後に実施された。
 東風連小学校(梅津秀春校長)では、午前九時五十五分からセレモニー。
 梅津校長から旧校旗を受け取り、倉橋仁司児童会長に新校旗を手渡した木信行教育委員長が「明治三十二年に風連町が始まり、長い歴史の中で先人が一生懸命つくったまちが無くなるのは寂しいこと。しかし、二十七日から新しいまちづくりが始まるので、皆さんも私たちと一緒に力を合わせて新しいまちづくりをしていきましょう」と述べた後、柿川弘町長のメッセージを代読。
 梅津校長は「この合併は、自分たちの住むまちを、さらに住み良い元気なまちにしていこうという願いが込められた合併だと思う。これからも風連町の良さ、東風連小の伝統を引き継いでほしい」。佐藤勝町議会議員が「皆さんは私たちの思いを受け継ぎ、一生懸命勉強し、遊び、友情をはぐくんで、素晴らしい郷土、家庭、新生名寄市をつくってほしい」。
 倉橋児童会長は「寂しい気持ちがあるけど、楽しみでもあります。理由は友達がいっぱいできるからです。行事などで友達をいっぱいつくりたいと思います」とあいさつ。
 全校児童が「気球に乗ってどこまでも」を元気良く合唱した後、くす玉から紙ふぶきが舞った。全校児童や教職員、保護者らの拍手を受けながら、木教育委員長が旧校旗を持って退場した。

(写真=拍手の中、旧校旗を持って退場する高木教育委員長)

[ 2006-03-25-19:00 ]



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