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2006年3月14


高校存続運動を展開
道教委の再編計画に対応
美深町議会一般質問・行政事業で広域化も

 【美深】第一回美深町議会定例会が十三日再開され、八議員が一般質問で理事者の考えをただした。藤守千代子議員は、北海道教育委員会の小規模高校再編計画で、美深高校への町対応について質問。山口信夫教育長は「道教育委員会の学校配置には問題があるため、上川管内町村会の中で高校教育を考える組織を立ち上げ、存続運動を展開するとともに知事、道教育長、道議会に要望を出していく」と答弁した。
 酒井久夫議員は「市町村合併」「行政機構」で質問。
 市町村合併では道が進めようとしている行政合併に対して町の所見をただした。岩木実町長は名寄市周辺、中川郡三町村の合併協議が不調に終わり、当面は単独で行政運営することを述べながら「地方交付税が年々減額されているので、出来る限り行政の事業の広域化を進めたい。合併は強制されるものではなく、住民の合意に達した時点で合併すべきだ」と見解を示した。
 行政機構では町役場の産業グループと町農業委員会の関係について「農地利用や担い手育成などを農業委員会に委任し、農業者に分かりやすい組織とした」と説明。
 越智清一議員は「農業振興」「地域担当員」「老人寮の建設」「少子化対策」の三件。
農業振興では小規模農家と非認定農業者の経営安定対策を質問。岩木町長は十九年度から品目横断的経営所得安定対策が導入されることを踏まえ「小規模、非認定農家には集団化や法人化を検討してもらうとともに、十八年度は北はるか農協のハウス野菜事業で収益を上げる対策を進めるなど生産者、農協、行政で対策を話し合い支援していく」。
 地域担当員制度では「職員が住民の御用聞きとならないように、地域に入り込んで地域おこしを目指すとともに、町の情報提供、意見交換を前提としながら、要望も聞いていくようにしたい」と答えた。
 老人寮建設では、旧町長公宅横に老人施設があるが、トイレ・風呂が共用であるため利用者がいないことを説明し「民間のケアハウスや高齢者向けの公営住宅があるが、将来的にはお年寄りと若い人が一緒に住めるような施設も必要と考えており、建設に向けて敷地や環境づくりに努めていく」と述べた。
 倉兼政彦議員は「町政執行方針」「教育行政執行方針」の二件。岩木町長は「人口対策として天塩川木材跡地の宅地分譲事業、道の移住対策と連携して町外住民の定住を目指したい。農業後継者のパートナー対策は農業後継者育成協議会が中心となり、名寄と合同で農業体験ツアーを行っている。インターネットで実習参加者の募集、現地の情報提供を行いたい」と答えた。
 藤守千代子議員は「美深町の義務教育の将来像と学校改築の取り組み、美深高校の支援対策と今後の課題」で質問。
 北海道教育委員会が教育執行方針で小中一貫教育モデル校の指定、さらに中高一貫校の設置を示したことや少子化を踏まえ、町内小中学校の校舎改修整備を求めたのに対し、山口信夫教育長は「十八年度に美深小学校の耐震診断、基本設計を実施して二十年度に改築する。その後、美深中学校の改築を予定。改築は検討委員会、学校、PTA、地域の意見を踏まえていきたい。一貫教育導入には課題も多く、見通しが立っていない」と理解を求めた。
 南和博議員は「スキーエアリアルプロジェクトとスポーツ振興」で、地域スポーツとして普及させる目的、周知、指導者の組織体制の説明を求めた。山口教育長は「子供の体力、運動能力の向上を目指すため、学校の理解を得ていきたい。周知はエアリアルプロジェクト委員会が広報紙の発行、専門家による講演会を開いている。指導者の育成は全日本スキー連盟と連携で研修を進めたり、町内にスキーのできる教員を呼び寄せるよう努めていく」と述べた。
 今泉常夫議員は「観光対策」で質問。
 町内の観光資源の活性化を踏まえた方策を求めた。岩木町長は「観光協会、商工会、行政、関係各所が連携して観光客を増やして、まちの活性化を考えたい。びふか温泉客室、道の駅トイレの改修、道路整備が進められるとともに、町内で特産物を買ってもらうなど、特色をPRしたい」との考えを示した
 岩崎泰好議員は「改善・取り組みを約束した事柄が実行されないこと」「町民参加型まちづくりの視点からの町有備品使用」「団塊世代の第二の人生設計と心をつかむ定住政策」の三件。
 昨年十二月の定例会一般質問で町公式ホームページの改善を求めたが、いまだに改善されていないとの指摘に、岩木町長は「各課の職員で会議を開き、更新の必要性を認め、十四日に新しい公式ホームページを公開する」。住民の町有備品使用では「基本的に町の備品は住民使用を考えていないため、使用基準は決めていない」と答弁。
 菅野勝義議員は「商工業対策」で、十四年度から五年間の店舗近代化促進事業条例が十八年度で終了するが、その継続の考えをただした。岩木町長は「これまでに十二件、約二億八千九百万円の総事業費のうち約六千六百万円を補助。十八年度は二件で、五年間の時限条例のため、今後は商店街の動向を踏まえて対応したい」と説明した。

[ 2006-03-14-19:00 ]


卒業式へ向け理髪
石井さんが中名寄小で

 【名寄】アキ理容院(市内西二南三)の石井卓さんは十四日、中名寄小学校(林信義校長、児童十一人)を訪れ、卒業式を間近に控えた全校児童の理髪奉仕を行った。
 卓さんの父親である昭紀さんが中名寄の出身で、昭和四十二年からは世話になった母校に感謝の気持ちを込め、理髪奉仕を行ってきたが、昭紀さんが体調を崩してからは、長男の卓さんが昭紀さんの意思を引き継ぎ、八年前から理髪奉仕を続けている。
 今年も、十八日に卒業式を控えた六年生三人をはじめ、全校児童のカットと顔そりを行った。
 即席の理容室と変わった音楽室に児童一人一人が呼ばれ、児童から希望を聞いた卓さんがはさみを動かし、髪をきれいに整えていった。児童たちはすっきりした髪に笑顔を見せ、卒業式へ向けて気持ちを引き締めた。

(写真=石井さんに髪を切ってもらい気持ちを引き締めた児童)

[ 2006-03-14-19:00 ]

町道の環境保全に努め
風連町道路愛護協・特例区事業に引き継ぐ

 【風連】風連では、町道の草刈りなどの管理を町民の手で行う独自の方法を取っている。風連町道路愛護協議会を組織しての取り組みで、名寄市との合併後は、特例区事業として五年間、現行の方法を継続する。
 風連町史(昭和四十二年発刊)によると、風連の道路愛護は、大正二年に設けられた「多寄村土木事業奨励規程」に基づき、各行政班で道路の修理などを行うようになったのが始まりとされている。大正十三年には毎年春と秋の二回、住民が道路の修理などの作業に当たるようになり、この運動が引き継がれ、昭和三十五年に行政区ごとに愛護組合が組織されていった。
 現在も市街地を除く、農村部の各行政区単位に道路愛護組合が組織され、その数は十三組織、加盟数七百三十一戸で、対象路線延長は四百八十六キロとなっている。
 主な事業は、六月と八月の年二回、それぞれ決められた町道の草刈りやごみ拾いなどを行い、道路の環境美化に努めている。作業に使用するブラシカッターなどはすべて個人所有する物で、町民のボランティア意識に支えられた活動。これに対し、町は各組織に均等割、戸数割などで奨励金を出しており、十七年度で総額は百七十万円となっている。
 住民と行政による協働のまちづくりの一つの具体例が、この道路愛護活動。名寄市との合併後も、風連独自の活動として存続させていく。

[ 2006-03-14-19:00 ]

農業景観の変化など
北国研究集録10号を発行

 【名寄】名寄市北国博物館は、このほど、「北国研究集録」の第十号を発行した。
研究集録は、昭和六十一年から平成七年まで市立名寄図書館郷土資料室が刊行していた「名寄市郷土資料報告」の続刊。平成八年二月、北国博物館開館を機に年一回発刊している。
 今裕館長の「発刊あたり」に続き、鈴木邦輝同館学芸員と義光康弘和寒中学校教諭・士別市立博物館特別学芸院の「剣淵盆地における溜池について〜いわゆる『たこつぼ』にみる農業景観の変化」では、土地と水利条件の制約から生み出された水田造営方法について地形や歴史、特色などを調査し、まとめたものが掲載されている。このほか市内に建立されている石碑の調査報告と名寄岩関連写真資料目録、十七年度の施設報告と活動報告などがまとめてある。
 A4判六十八ページ。

[ 2006-03-14-19:00 ]



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