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2006年3月1


名寄→風連60人、風連→名寄30人
合併後の通勤を想定
名寄市議会一般質問・路線バス利用でも協議

 【名寄】第一回名寄市議会定例会が一日に再開され、午前中は武田利昭議員(清風クラブ)、佐藤靖議員(市民連合)が一般質問に立ち、理事者の考えをただした。
 武田議員は地域活性化対策で「地域財政がひっ迫する中、理想的な地域活性化は難しくなっている。まちづくり三法と大型店対策など商店街の活性化や人材育成とベンチャー企業への支援、地元特産品づくりなど雇用の創出についてどのように考えているか」と質問。
 大内茂喜経済部長は「まちづくりに立った魅力ある商店街づくりが必要。空洞化問題については、商工会議所とともに空き地、空き店舗データを発信している。まちの中に人を集め、流れをつくる支援へ努力したい。企業誘致については、これまで王子板紙、住友ゴム、ニチロ畜産など挙げられる。市は企業立地促進条例に基づいて対応しているが、新市の中でも十分に検討し、時代のニーズに沿った整備が必要と考えている」と答弁した。
 さらに「商店街を取り巻く変化として、商工会議所が行った交通量調査によると、中心市街地の交通量は、平日で増加しているが、休日は減少するなど、人の動きは大きく変化している。高齢化社会という時代背景の中、中心市街地の果たす役割は大きい。宅配事業など消費者ニーズを受け止め、柔軟な考えが必要。大型店ではできないニーズにマッチした商店街づくりへ、議論を深めていきたい」と答えた。
 佐藤議員は地方財政計画と今後の財政展望、十八年度予算編成の基本的市政、分庁方式による公文書管理、新市の組織編成に伴う人事配置、名寄市立大学の将来、教育行政などについて質問。  この中で「昭和の大合併時には歴史的にも重要な文書が新市に引き継がれなかったという苦い経験があり、所定の場所に保管し、廃棄するか否かを見極める必要があると考える。また、名寄市立大学では、社会福祉学科の将来を不安視する市民の声もあることが実情」。
 石王和行総務部長は「予算編成の基本的姿勢で、暫定予算は必要最小限の経費計上が基本。本年度予算は暫定予算も含め、六月議会で提案する予定。公文書については、名寄市事務規定に基づき一年、三年、五年、十年、永年保存と定め、書庫などで保管してきた。引っ越しの際に誤って廃棄されないよう文書などで周知徹底を図った。歴史的価値の高い公文書の対応で、文書担当者を対象に研修を行い、北国博物館と協議しながら対応していく」と答弁。
 また、「新市の組織再編に伴う人事配置で、現段階では風連庁舎に百三十六人、名寄庁舎に三百十人が勤務。総務部が七十八人、生活福祉部百二十人などの人事配置を予定。旧市町から通勤することとなる職員は、名寄から風連に六十人、風連から名寄に三十人の合わせて九十人と推定。通勤手段は、マイカーまたはJRか―を対象職員が選択するほか、路線バスについて、名士バスと具体的協議を進めているところ」。
 名寄市立大学の将来では、中尾裕二参事官が「社会福祉学科の推薦入試が定員を下回ったことは予想外だったが、一般入試T期で志願倍率四・七倍を確保できたことでほっとした。社会福祉学科は地域との結び付きが強い科目。特色ある学科を育むことを目標に、しっかりとした基盤づくりに努めたい」。
 教育行政で、今裕教育部長は「名寄市は芸術・文化の学びを通じ、郷土愛を育む教育の推進に努めてきた。新市では名寄、風連の教育融合を図り、新名寄市の歴史を育む教育が必要と考える」などと答えた。

[ 2006-03-01-19:00 ]


茶の間でヤマザクラ満開
下川町の田畑さん宅・難しい本州産鉢植え

 【下川】屋外の冬景色をよそに、茶の間で本州生まれの鉢植えヤマザクラが満開。「今年も桃の節句前に咲いてくれた」と家族中で目を細め眺めている。
 共栄町のたばた商事会長、田畑昭さん宅の茶の間。八年前、田畑さんが本州からわざわざ取り寄せた。直径二十センチほどの小さな鉢に直径二センチ、高さ三十五センチのヤマザクラ二本を寄せ植えしてある。
 本州産だけに気温がマイナスになるとだめだが、盆栽歴約五十年の経験を生かし、毎年、花を咲かせている。
 真冬は地下室で管理しており、「桃の節句には咲かせたい」と二月二十日に事務室に取り出した。毎日、霧吹きを掛けていたが、間もなくつぼみが付き二十七日から開花を始めた。花は八重。三センチほどのピンク色の花が既に四十個以上も咲いて見事。つぼみが無数にあり、この後も次々と開きそう。
 この地方ではヤマザクラの枝を水に差して咲かせるのは簡単だが、本州生まれのヤマザクラの鉢植えを毎年咲かせるのは経験と勘。田畑さんは「今年も咲いてくれてありがとう。まだ十日間は楽しめそう」と満足。家族も一足早い春のムードを満喫している。

(写真=「桃の節句前に咲いてくれた」と花を眺める田畑さん)

[ 2006-03-01-19:00 ]

希望を胸に旅立ち
本紙管内高校で716人卒業

 【名寄】本紙管内公立高校の卒業式が一日、各校一斉に行われ、七百十六人が多くの思い出が詰まった学び舎を巣立った。
 百五十九人が卒業した名寄高校(荘司信一校長)では、在校生とPTAらの拍手、吹奏楽部の演奏で卒業生が体育館に入場。君が代斉唱と学事報告に続き、荘司校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡された。
 荘司校長が「皆さんには内なる声に耳を傾け、良心を持って誠実に生きてほしい。そして、社会の一員としてそれぞれの立場で努力し、一人一人が大切にされる社会の実現を目指してほしい」と式辞。来賓の伊藤益次PTA会長が祝辞を述べた。
 在校生を代表して二年B組の富永和基君が送辞、卒業生を代表して富樫莉恵子さんが「三年間の思い出の中には仲間や先生、先輩、後輩がいて、支えられてきたのだと実感します。同級生のみんな、名高祭の最後につないだ手は今でもつながっています。みんななら、どんな困難も乗り越えていける。絶対に」と答辞を述べ、感謝の気持ちを込めて卒業生全員で「マイ・バラード」を歌った。
 卒業生は、仲間との別れに寂しさを感じながらも、自らが選んだ道へ、不安を押しのけるほどの希望を抱いて旅立った。
 同校のほか、名寄光凌では百三十人、名寄農業二十六人、下川商業三十六人、美深二十三人、風連二十六人が卒業した。

(写真=卒業生1人1人が卒業証書を受け取った名寄高卒業式)

[ 2006-03-01-19:00 ]

遊牧民の生活を実感
下川中で国際理解・モンゴルのゲル組み立て

 【下川】「全校生でモンゴルの移動式住居、ゲルを組み立てよう」。下川中学校(鍛冶川明校長)の全校生徒たちが二十八日、同校体育館内でゲルの組み立て作業を行った。出来上がったゲルに、モンゴルの草原を移動する遊牧民の生活を実感していた。
 総合学習の時間を利用、国際理解の一環として挑戦。ゲルは一の橋、エミュー研究会の小峰博之さんがモンゴルから取り寄せ、町内の各種イベントなどに利用しているもの。これまでの国際理解は、アメリカ、イギリスなど中心だったが、アジアの文化に触れるのは今回が初めて。
 指導はモンゴルの民族衣装を着用した小峰さん。町の外国語指導助手、ペド・ガリアさんも協力。最初は一年生三十八人がゲルの骨組み作り。つなぎ合わせて組み立てる作業に汗を流した。
 第二段階は二年生二十七人が屋根作り。最後は三年生三十七人が厚いフェルト地で建物を囲う壁を作って出来上がり。正午過ぎまでに直径五b、高さ二・五bの円形の住居、ゲルが完成した。生徒たちは、入り口から出たり入ったりしながらモンゴルの遊牧生活をイメージしていた。
 ゲルは二日まで展示され三日午前中に解体される。

(写真=モンゴルの移動式住居ゲルを組み立てる下川中生)

[ 2006-03-01-19:00 ]



2006年

3月

1日





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