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2006年2月22


一般会計は42億円の緊縮型
美深町18年度予算案・総合計画と行革基本に
単独に伴い基金崩し額が増

 【美深】美深町の十八年度予算案が二十二日に発表された。第四次総合計画をはじめ、前年度からスタートした「美深町行政改革大綱・推進計画」を基本に絞り込みを行い、一般会計は四十二億一千万円で十七年度当初予算比二・五パーセント、金額で一億一千万円減の緊縮型の予算編成となった。歳入の半分以上を占める地方交付税の減額や公債費償還のピークを迎え、財政状況はより一層厳しさを増しており、国保会計、水道会計などの特別会計を加えた予算総額は六十七億二千九百三十万円で、前年度に比べて一・二パーセント、八千三十九万円のダウンとなった。
 一般会計の歳入では、構成比が最も高い地方交付税を二十五億九百万円計上しており、十七年度当初比三・〇パーセント、七千八百万円の減額を見込んでいる。構成比にすると五九・六パーセントと一般会計の約六割を占めているもので、今回は大幅な減額は見込んでいないものの、年々減額されている状況の中で一般会計への影響は深刻な問題。さらに、全国的に自治体合併が進められ、美深町については当面は自立の道を歩むことから、台所事情はより一層厳しさを増しているのが現状だ。
 この状況をできるだけ緩和して住民サービスを低下させないために策定したのが「美深町行財政改革大綱・推進計画」。十七年度から五カ年計画でスタートしたもので、初年度は人件費の削減で退職者補充の抑制や職員給与の見直しなどを実施しており、第四次総合計画とともに、今回の予算編成でも大きく反映している。
 町税は、少子化などによる人口減少や地域経済の低迷で伸びる要素はなく、ほぼ横ばいの三億六千三百三十九万円で前年度対比〇・五パーセント減。総額で十八億四千三百十一万円(十七年十二月末現在)ある基金は、単独の自治体運営を進めることから前年度より大幅な取り崩し額となっており、一億五千四百二十万円増の一億八千二百十万円(減債基金から六千万円、特定目基金から一億二千二百十万円)で、財源確保が苦しい状況となっている。
 歳出では、農林産業費は昨年建設された野菜集出荷施設、土木費は公営住宅のひまわり団地整備の縮小で大幅な減額。ピークを迎えている公債費は、前年度比二千二百四十八万円減の十億二千七十三万円としているものの、当面は自立の道を歩む中で十億円以上の償還が大きな負担となっている。
 十八年度新規の主な事業では、特別養護老人ホームの十九年度民間移行に伴う改修工事をはじめ、北はるか農協によるハウス野菜導入事業で、ハウス十五棟の建設費二割補助。利用客のニーズ対応で、三人用畳部屋十室をファミリールームの四人部屋三室とシングル九室にする「びふか温泉」二階客室改修。二十年度から実施予定の幼保一元化の準備で、隣接する現美深幼稚園舎と美深保育所を渡り廊下でつなぐ幼児センター建設整備調査業務委託。全日本スキー連盟公認のエアリアルコース造成。姉妹町の福岡県添田町への訪問団派遣と、国際友好都市のカナダアシュクラフト村訪問団受け入れの交流推進事業などを行う。

[ 2006-02-22-19:00 ]


病院外来が目標上回る
名寄市議会定例会・島多慶志市長が行政報告

 【名寄】第一回名寄市議会定例会が二十二日、開会した。会期を九日間(二十三日から二十八日まで休会)とした後、名寄市都市公園条例の一部改正についてなど負託案件四件を可決。三月二十七日の風連町との合併で、十八年度の市政執行方針は新名寄市の市長が行うことになっており、本議会では島多慶志市長が行政報告。新市の新年度予算は新市誕生後、六月定例会で審議する。行政報告の主な内容は次の通り。
 公開と参加でつくるまちづくり 事務事業評価では、過去二年間で評価を実施していない事務事業の中から三十五事業を対象に内部評価を実施。十七年度から新たに導入した同評価四事業を選定し、担当課へのヒヤリングや委員による意見交換などを行った。
 風連町との合併準備で、既に庁舎の一部改修を終え、新しい環境で執務を行っている部局もあり、工事の進ちょくに合わせて移転を進める。三月二十四日に風連町と名寄市の両庁舎で閉庁式、同二十七日には開庁式を実施する予定。
 安全で自然と環境にやさしいまちづくり 四月からの紙製容器包装廃棄物の分別収集実施に当たり、市内十五カ所で説明会を開催。今後も町内会や各種団体の会合で、市民周知を図る。個別排水処理施設整備事業は名寄地区十一戸、智恵文地区三戸が完成し、これまで農村地区で百九十八戸が供用を開始した。
 みんなで助け合い健康で安心して暮らせるまちづくり 市立総合病院で昨年七月から固定医一人で診療を行っている神経精神科は、医師の増員確保はいまだめどが立っていない状況。このため二つの病棟を一つに縮小して診療を行っている。
 十七年度第三四半期までの運営状況で、神経精神科の影響もあり当初目標を入院で一五・五パーセント、外来で一・二パーセント下回った。医業収益は入院収益が三十億七千三百四十五万六千円、外来収益が十一億五千四百四万二千円で、外来では当初目標を三・一パーセント上回った。
 名寄東病院で、十七年十二月末の利用状況は、入院で一日平均九十人の目標を上回る九十六・九人となった。
 ゆとりと潤いのある快適なまちづくり 高速自動車国道旭川・名寄間の建設促進では、二月七日に開かれた国幹会議で、士別・名寄間二十四キロのうち、緊急に整備すべき区間として士別剣淵IC〜士別市多寄町間の十二キロが決定。残る士別市多寄〜名寄市間の早期着工へ向けた運動を推進していく。
 心豊かな人間性とスポーツ・文化の誇れるまちづくり 市立名寄短期大学の十八年度入試は児童学科のみとなったが、五十人の定員に対し、百六十人が志望。すでに推薦・一般入試で合格者六十八人を発表。
 名寄市立大学で、推薦入試では栄養学科、看護学科、社会福祉学科合わせて五十七人の合格者を決定。T期入試では栄養学科(定員二十二人)に百三十七人、看護学科(同二十五人)に三百六十八人、社会福祉学科(同同)に百十七人が出願。平均倍率は八・六倍となった。
 魅力と活力ある産業が育むまちづくり 十八年産米の主食用生産目標数量の配分で、名寄市は昨年実績一・七七パーセントの削減で四千二百五十九トン。主食米八百六十ヘクタール、加工用米百五十六ヘクタール、水張り面積合計千十六ヘクタールを配分し、昨年とほぼ同様の作付けが行われる見通し。もち米の産地評価は昨年同様、全道二十四のもち米生産団地中、第四位のAグループ。
 名寄市森林組合の合併支援で、平成九年度の欠損金一億四千七百七十四万六千円から順調に負債の解消に務め、十七年度計画で八十七万五千円の繰越剰余金を見込む状況となったが、広域合併(風連町、名寄市、美深町、中川町)に当たっての実質損益試算見直しで、土地処分計画差額などで三千二十万六千円の含み損の状況。合併を通じ、森林の持つ公益的機能を最大に発揮できる足腰の強い森林組合となるよう、行政支援を行いたいと考えている。

[ 2006-02-22-19:00 ]

自分信じて問題解く
名寄市立大学一般入試・平均8.6倍の狭き門

 【名寄】四月に開学する名寄市立大学の一般入試T期が二十一日、名寄(名寄短期大学)と札幌(札幌コンベンションセンター)の二会場で行われた。看護学科の一四・七倍を最高に栄養学科六・二倍、社会福祉学科四・七倍。三学科合計の定員七十二人に対して志願者六百二十二人、平均倍率八・六倍と狭き門となったが、道内外から受験した学生たちは自分を信じてペンを走らせた。
 同大学各学科の募集定員は、栄養が推薦十五人、一般入試T期二十二人、同U期三人の合計四十人。看護と社会福祉はそれぞれ推薦が二十人、同T期二十五人、同U期五人の合計五十人。
 推薦入試、社会人選抜の合格発表は既に終了。三学科合計の志願者のうち約三割が道外からの受験者で、推薦は志願者百二十八人のうち合格者五十三人、社会人選抜は志願者六人のうち合格者四人だった。
 一般入試T期の志願者数は栄養が百三十七人、看護が三百六十八人、社会福祉に百十七人が受験。名寄会場では地元の名寄や近隣市町村、事前に名寄の街並みや大学を見学しよう─と鳥取県や岐阜県などの本州から来た学生が受験した。
 栄養の試験は国語と英語(必修)、選択科目の数学、生物、化学から一科目の三科目三時間。看護は国語と英語、数学(同)、選択科目の生物、化学から一科目の四科目四時間。社会福祉は国語と英語(同)、選択科目の数学、日本史、世界史、政治経済から一科目の三科目三時間。
 受験者は緊張感漂う雰囲気の中、試験時間まで参考書を手に勉強。試験が始まると気を引き締めながら問題に取り組む姿が見られていた。
 四年制として初めての願書受け付けで、三学科合計の定員七十二人に対して志願者六百二十二人、平均倍率八・六倍という出願状況について大学開学準備室では「ほぼ予定していた数値」と話している。
 一般入試T期の合格発表は二十七日午前九時から名寄短大一階ロビーで合格者番号を掲示する。また、同U期の出願受付期間は三月四日(必着)まで、試験は三月十四、十五の両日、名寄短大で行い、三月二十日に合格発表する。

[ 2006-02-22-19:00 ]

全国大会で大回転10位
名中3年鈴木君・島市長らに入賞報告

 【名寄】名寄中学校三年生の鈴木陵太君が、五日から七日まで新潟県妙高市で開かれた第四十三回全国中学校スキー大会に出場、大回転で十位に入賞した。二十一日、安藤光雄校長らと市役所を訪れ、島多慶志市長と藤原忠教育長に入賞報告を行った。
 鈴木君は小学生の時に全国大会出場を経験。中学では三年連続で北海道中学校スキー大会(全道大会)に出場し、一年生の時には北海道スキー連盟強化選手の指定を受けた。
 一月六日に名寄地方中体連アルペンスキー予選会(音威子府村)で大回転一位となり、北海道中学校スキー大会(小樽市)への出場を決めた。全道大会では大回転で二位となり、全国大会出場の切符を手にした。同校からアルペンの全国大会出場は数年ぶりの快挙。
 全国大会では、大回転一本目の終了時点で北海道選手の中でトップとなり、表彰台を狙える位置にあった。だが、二本目にバランスを崩してターンが遅れ十位となった。
 結果について「一本目が良かったので、二本目は『やらなきゃ』と思って緊張してしまった。失敗したロスタイムが大きかった」と振り返る。
 四月からは北海学園札幌高校への進学が決まっている。鈴木君は「高校ではインターハイ出場を目指して頑張りたい」と抱負を語っており、今後の活躍が期待される。

(写真=全国大会の結果を振り返る鈴木君=左から3人目)

[ 2006-02-22-19:00 ]



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