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2006年1月31


当面は医療型に変更せず
国の方針見極めて協議
名寄東病院の介護病床・今後は「残す」動きも必要に

 【名寄】国が平成二十三年までに全廃する方針を固めた「介護療養型医療病床」は、名寄市が上川北部医師会に管理、運営を委託している名寄東病院に六十床あり、多くの利用者が存在するだけに、今後、国の方針に対して市の方向性を示す必要性がありそうだ。市担当課では「あくまでも方針であって全廃になるとは限らないが、今後の動向などを見極めながら対応を協議していく」と話しており、利用者にとっては負担額などに影響を及ぼす問題となってくるだけに関心を集めている。
 医療機関で提供している療養病床は、医療保険を適用する「医療療養型」と介護保険を利用する「介護療養型」の二種類。医療型は治療費を負担する分、負担額が割高となるが、医師や看護師による手厚い医療的ケアが施される。一方、介護型はあくまでも介護による療養と位置付けられ、治療する際の医療費用は病院側が負担するため、利用者負担は割安になるといった特性を持つ。だが、昨年十月の介護保険法の改正に伴って食費と居住費が自己負担となっていることから、現段階では医療療養型に比べて介護療養型の負担割合が若干高い。
 さらに「医療療養型」については六十日以内の短期入院が原則。だが、「介護療養型」は慢性疾患などに伴う介護サービスを受け、恒常的な医療ケアが必要となることから、長期入院する利用者が多く、「介護療養型医療病床」の全廃方針は、高齢化社会が進む中、介護保険給付費の抑制や長期入院の解消などが背景にある。
昨年、名寄三愛病院(七十二床)と吉田病院(六十床)が医療型に変更。両病院とも、これまでの介護病床入所者は、医療病床へ継続入院、新患の受け入れは変更前と変わらず、入院確保に努めている。
 これにより、現在「介護療養型医療病床」を有する医療機関は、名寄東病院の六十床と名寄中央整形外科の八床。百五床中半分以上が介護療養型で、常に五十床以上が利用されている状態の東病院についてはまだ、全廃方針に対する協議はされていない。
 五年の猶予期間があるとともに、今後、国の方針が変わる可能性もあるため、十八年から二十年までの三年間で進められる「名寄市第三期介護保険事業計画」終了後、利用状況や国の動きなどを見極めながら方向性を協議していく考えだ。
 市担当課では「全廃ではなく縮小にとどまる可能性もあるが、国が決めた内容に合わせる形になる。しかし、現段階では方針であることから、東病院については当面、介護型を医療型に変更する予定はない」と話す。
 ただ、脳卒中による後遺症や寝たきり老人など医療への依存度が高い利用者やその家族にとっては、長期的に入院ができる「介護療養型」の需要は高く、高齢化や過疎化が進むこの地域の医療ニーズを考えると、介護型は必要不可欠。また、三愛病院や吉田病院が昨年医療型に変更していることに加え、八床所有する名寄中央整形外科でも「先行きは不透明だが、将来的に変更する可能性もある」と話しており、介護型については今後、より一層東病院への依存度が高くなることから、市としても介護型を残していくような動きが必要となりそうだ。

[ 2006-01-31-19:00 ]


総決算として戦いに臨む
連合名寄の臨時総会・一丸となり高見氏を支援

 【名寄】連合北海道名寄地区連合会(天野信二会長)の第十九回臨時総会が三十日、市民文化センターで開かれた。三月二十七日の名寄市・風連町の合併後、予定されている新名寄市長選挙で名寄市議会議員、高見勉氏の推薦を決定し、勝利に向け組合員の団結を深めた。
 名寄地区連合会は、風連以北中川までの六市町村の職労、北教組などで組織。臨時総会には代議員三十五人が出席。
 天野会長が「財政問題ありきの中で、合併が決まった。厳しい状況の中だからこそ、市政運営に対し、しっかりものが言える町づくりを推進しなければならない。いま新たなリーダーを求め、果敢に挑むとき。短期間の戦いの中で、組合員の気持ちを一つにして行動展開できるかどうかにかかっている。一丸となって戦える方針を定めたい」とあいさつ。来賓の熊谷吉正名寄市議会市民連合会長が「財政がひっ迫している中であっても、高齢者、低所得者などに対する政策は厚みをもたせたものにならなければならず、現職には陰りが出てきたと言わざるを得ない。高見さんならば、この厳しい時代の中、市民への情報公開責任を果たしながら、役割を果たしてくれると確信している」と訴えた。
 議事の名寄市長選挙闘争の推進で「新しい名寄市を創る会」や高見氏の動向などを説明。市長選挙の重要性で「無風選挙が続いている状況で、住民の選択肢がない中、一方的な政策決定、一部の有力者による政策決定や最終判断を議会に委ねるなどの状況が見られる。合併を通じ、どのようなまちづくりを推進するかなど選挙公約を住民に訴え、その公約や人物を見て選択し、リーダーを決めていくことを住民は望んでいる」とし、連合推薦議員の高見氏の推薦を決定。
 「名寄市長選挙名寄地区連合会選挙対策委員会」(委員長・天野会長)の設置、各産別・単組での候補者の推薦決定と闘争体制の確立など選挙体制の確立を決めた。
 会場を訪れた高見氏が天野会長から推薦状を受け取り、「皆さんからの支援を得ることができ、私も全力で戦う決意を新たにしているところ。名寄と風連との合併は、今後の上川北部地域の発展のためにも、大きな試金石といえる。合併後は、共生のまちづくりを進めることはもちろん、社会情勢の変化を見据えながら、従来の延長線上ではなく、新たな施策を持って展開しなければならない。情報公開や市民参加のためのルールを明確にすることで、より政策に対する市民の理解が得られると考えている。一貫して地方行政に携わってきた者として、自らの総決算としてこの戦いに臨みたい」と決意。
 「市長選挙闘争勝利に向け組織の総力を挙げて取り組みを進める」といった内容の総会宣言を採択。出席した組合員は「団結がんばろう」で結束を強めていた。

[ 2006-01-31-19:00 ]

環境グランプリに輝く
森林との共生社会評価
下川町とふるさと開発公社が連名で

 【下川】社会経済生産性本部(東京)主催の「第五回自治体環境グランプリ」で、下川町と下川町ふるさと開発振興公社(山下邦廣理事長)が連名で最高賞に次ぐグランプリに輝いた。このほど東京で表彰式が行われ、レポートをまとめた同公社クラスター推進部、小倉龍生次長が出席、賞状、賞盾を受けてきた。
 同グランプリは、環境を大切にした地域づくりをたたえるもの。今年は全国から十四件の応募があり、下川など五件が書類審査をパスした。
 小倉さんのテーマは「森林共生社会創造に向けての実践」。植林から伐採までを六十年とする持続可能な森林経営システムを樹立。間伐材を利用した集成材、木炭、円柱材、木酢液、薫煙材、トドマツの葉から抽出されるアロマオイル生産などゼロエミッション型林業クラスター形成と雇用の場確保。
 さらに森林の持つ多面的機能を生かした二酸化炭素吸収量取引の提案、森林づくり寄付条例の制定、町が設置し同公社が管理・運営する五味温泉に導入した木質バイオマスボイラーよる二酸化炭素排出量の削減、森林療法、地域材を生かした住宅プロジェクトなど、森林資源を生かした森林との共生社会の創造を目指す取り組みを紹介する内容。
 第二次審査(面接)の結果、下川は最高賞(福井県池田町)に次ぐグランプリに決まった。グランプリは全国三カ所で道内は下川のみ。過去道内では空知管内沼田町がグランプリを受けており、下川は二例目。
 小倉さんは札幌大学大学院修了で同クラスター推進部勤務は三年目。今回の受賞について「私は町や産業クラスターの取り組みをまとめただけ。下川の取り組みがすごいことだと再確認できました。環境のマチとして下川の名が売れ、良い意味ではね返ってくれたらと期待しています」と喜びを語っていた。

(写真=社会経済生産性本部から環境グランプリ賞を手にする小倉龍生さん)

[ 2006-01-31-19:00 ]

地域住民の支えに感謝
北鼓童なよろ冬の宴に300人

 【名寄】北鼓童なよろ振興会(森茂樹代表)主催の「北鼓童なよろ冬の宴二〇〇六〜感謝を込めて〜」が二十八日、ホテル藤花で開かれ、地域住民の支えに感謝を込めた。
 北鼓童なよろは平成六年に設立。七年から札幌で開催されている「YOSAKOIソーラン祭り」に参加し、昨年の第十四回祭りでは上位十六チームが出場することができるファイナルに進出し見事、セントラル賞(十一位)を受賞。このほか各地のイベントにも出演し、オリジナルの力強い舞を披露、地域住民に感動を与えている。
 会場には後援者約三百人が参加。平成九年のYOSAKOIソーラン祭りで札幌市長賞を受賞した「北鼓童97」の演舞で、オープニングを華々しく演出した。
 森代表は「北鼓童の発展は、皆さんのご支援のたまもの。今年は名寄市と風連町が合併する記念すべき年。北鼓童と地域のために努力するとともに、再度、ファイナル進出を目指したい」とあいさつ。来賓の島多慶志市長は「今年も日ごろの練習成果をイベントなどで披露し、多くの皆さんを楽しませてほしい」と述べ、さらなる活躍に期待を込めた。
 北鼓童なよろの役員・隊長を紹介した後、会場ではこれまでの演舞を再編集した「北鼓童メドレー」を披露したほか、抽選会やビンゴゲームを楽しみ、盛り上がりをみせていた。

(写真=演舞などを楽しんだ北鼓童なよろの冬の宴)

[ 2006-01-31-19:00 ]



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