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2006年1月5


9年間で生徒観の共有図る
18年度から実施求め
風夢プロジェクト・小学校で英会話や出前講座

 【風連】風連町学校校舎建設等検討委員会の専門部会(部会長・大久保清人風連中央小学校)は、小中連携教育の推進を盛り込んだ「風夢プロジェクト」をまとめた。風連の三特性を生かした学校教育総合計画とし、小学校段階での英語活動を教育課程に位置付けているほか、中学校教員による小学校での出前講座の実施などに取り組んでいくもので、十八年度からの実施に向け、各学校の協働体制確立などの必要性を提起している。
 町教育委員会は、老朽化が進む風連中学校の校舎改築計画策定と併せ、今後の風連町の教育のあり方を協議するため、今年七月に「風連町学校校舎建設等検討委員会」を設置した。
 その内部に町内小中学校の校長、教頭で構成する専門部会を設け、これからの学校教育の進め方を検討。「風夢プロジェクト」という最終答申を行った。
 風連町教育の特性として風連っ子の良さ、町内五小中学校の連携の良さ、風連の教職員の熱意―の三つを挙げている。
 現況の課題として、小中学校での一貫性を欠く生徒指導、授業方法(学級担任制と教科担任制)などが原因によるつまずきがあるとし、答申では「小中学校が共通の学力観、児童・生徒観に基づく継続的な指導で学力向上および心身の成長を図るシステムの構築が求められている。このことから小中学校が連携して長いスパンでの教育推進を図る義務教育が必要になる」と小中連携教育の推進を求めている。
 具体的には小中連携による(1)学校経営の推進(学校教育目標の連携、評価項目・評価方法・評価時期・外部評価のあり方の連携)(2)子育て支援体制の確立(風連地区生徒指導委員会の運営、幼稚園と小学校の連携教育、小学校での中学校説明会開催、少年団と部活の連携)(3)確かな学力の定着(小学校高学年での教科担任制の実施、小学校六学年への中学校教員による出前授業の実施、町内四小学校の交流学習など)(4)愛郷心の育成「ふるさと学習」(小学校三、四学年の社会科副読本「新名寄市」の有効活用、九年間スパンでの生活科・総合的な学習時間の充実、風連の特色を生かした農業体験学習の実施など)(5)国際感覚の醸成「英語活動」(小学校での英語活動の実施)―を提起した。
 最終答申には、教育目標の設定と小中連携の方法や農業体験の進め方など、実施に当たっての詳細な計画を提案するとともに、「十八年度からの風夢プロジェクトの安定的な運営を考えると、計画段階からできるだけ透明性を高め、各学校の協働体制を確立する」「農事ごよみの発想を取り入れ教職員の業務が一時期に集中しないように、各学校で組織マネージメントが組めるようセクションごとに迅速な実施計画案の立案を進め、教職員の労働過重に配慮」など推進の留意点も明記している。
 また、「四割に近づく高齢化社会、全町で一学年一クラス程度にしかならない児童・生徒数、核家族の増加、市街地に集中する傾向が教育にも悪い影響を与えている。これらの教育環境の変化を考慮した風連の教育を再度創造する時期が来ている」とプロジェクトの意味を提起し、何らかの事業を文部科学省または道教委から委託を受け、小中連携教育構想の推進体制を確立する必要があると結んでいる。

[ 2006-01-05-19:00 ]


改善点山積みで不可能
坂東さんの雪対策システム・市が試験実施し総評

 【名寄】名寄市は、自然利用技術開発研究所創見社の坂東正美代表が独自にまとめた、除排雪に関する雪対策システム試験をこのほど実施した。ダンプで雪を踏み固め圧雪する新たな除排雪方法で、試験を行った結果、改善しなければならない課題が多いことが明らかとなり、坂東代表も「自分が考えたシステムが現実的ではないことを十分に理解した」と述べた。
 同システムによる除排雪の作業工程は、降り積もった雪をダンプで踏み固めて約二十分の一に圧縮し、約十五時間後、路肩から約一メートル内側の車道に雪をかき寄せ(片側車道のみ)、排雪作業を行うもの。この方法では、除雪後に置かれる一般住宅入り口の雪の解消をはじめ、車道幅の確保、一シーズン約二億五千万円の除排雪費用が約一億六千万円に抑制できる―などとしていた。
 市は、稼働率の増や圧雪道路による交通面の支障などの問題点を指摘していたが、市民による住み良いまちづくりの提言のほか、実際に実施しなければ成果が見えないといった面もあるため、坂東代表立ち合いの下で試験を実施。名寄短期大学前の西二条北七丁目から十一線道路までの二百八十メートルの直線道路で行った。
 試験はダンプによる圧雪を重点に実施。ダンプを時速五キロ程度で走行させて圧雪し、タイヤで踏み固めた部分からずらして次のダンプが同じように走行する。この作業を繰り返し行い、道路全体を圧雪した。
 結果、二台目が走行した際、うまく圧雪されず押し出された雪が一台目の圧雪した部分に乗ってしまい、除排雪を行う最初の作業工程でつまずく形に。これについて坂東さんは「深い雪の上を走る際の圧雪予想が甘かった。また、試験前は時速三十キロ程度で走行しても圧雪できると考えていたが、実際には五キロ程度で走らなければ十分に圧雪されないことも分かり、作業の効率性は悪くなる」などと自分のシステムの問題点を認めた上で「今回の結果を見ると、自分の考えを否定するしかない。しかし、人口減少、高齢化が進むこの地方で生活するためには住みやすい環境づくりが重要で、より充実した除排雪対策は必要不可欠。今後も関係者などの協力を得ながら考えていきたい」と話す。

[ 2006-01-05-19:00 ]

新市の力強い船出願い
名寄市民新年交礼会・170人が気持ち新たに

 【名寄】二〇〇六市民新年交礼会が五日、ホテルメープルで開かれ、市民が抱負を語り合いながら新年のスタートを祝った。
 新年の顔合わせとして、名寄商工会議所、道北なよろ農協、名寄市社会福祉協議会、名寄市町内会連合会、名寄市が世話人(世話人代表・岡本肇名寄市社会福祉協議会長)となり、平成十三年から開催している。
 今年は名寄をはじめ風連から約百七十人が参加。オープニングで島多慶志市長、柿川弘風連町長ら十人が勢いよく鏡開きを行って、新年のスタートを祝賀。
 世話人代表の岡本会長が「昨年は国内外で、さまざまな出来事があった一年だった。二〇〇六年は希望に満ちた明るい一年となるものと確信している。皆さんにとって飛躍の年となることを願っている」。
 島市長が「三月二十七日からスタートする新生名寄市の一層の発展を願い、今年一年も皆さんの活躍を祈願したい」。柿川町長が「名寄市民、風連町民が手を取り合い新市の穏やかで力強い船出を願っている」と、年頭のあいさつを述べた。
 加藤唯勝道議会議員の音頭で祝杯を挙げ、祝宴で参加者は今年一年をより良い年としていくための抱負を語り合うなど和やかな雰囲気の中で交流を深め、万歳三唱を行うなど気持ちを新たにしていた。

(写真=鏡開きで新年のスタートを祝った名寄の市民交礼会)

[ 2006-01-05-19:00 ]

威勢の良い声響かせ
丸鱗名寄魚菜市場で初セリ

 【名寄】丸鱗名寄魚菜卸売市場(斉藤修代表取締役)の十八年初セリ式が五日、同市場で行われ、威勢の良い声を響かせ新たな一年をスタートさせた。
 市場職員や買受取人組合の関係者、来賓など約五十人が出席。神棚に手を合わせた後、斉藤代表取締役が「昨年は、雨不足による干ばつや野菜の価格の低迷など、あまり良い年ではなかった。また、景気回復の兆しが見えない中、依然として厳しい状況が続いている。消費者にとって最も重要となる安全性の高い食材を提供できるよう、今後も関係者と協力するとともに、職員一丸となって取り組みたい」と念頭のあいさつ。
 島多慶志市長、加藤唯勝道議会議員は「皆さんが提供する食材は、人が元気に生活する源。近年は子供の教育の中で『食育』という言葉も出てきており、人が生きていくための基本的な部分が少しずつ失われてきている。安心の食材を食卓に並べるには皆さんの努力が必要不可欠。より一層の活躍と商売繁盛を願っている」などと祝いの言葉を述べた。
 斉藤代表取締役、島市長、加藤道議らによる鏡割りに続いて、水産部と青果部の代表にセリ鍵が手渡されると、市場内にセリ独特の大きな掛け声が響き渡り。祝い酒とともに、タイや威勢エビの魚介類、ミカンなどの青果類が次々にセリ落とされる姿が見られた。

(写真=魚介や青果類が次々に落とされた初セリ式)

[ 2006-01-05-19:00 ]



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