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2005年12月15


島氏が新市市長へ出馬表明
他に候補擁立の動きも
市議会定例会閉会・市街活性は両市町で調整

 【名寄】第四回名寄市議会定例会が、十五日午前十時から市役所議場で開かれ、風連町との合併に伴う新生「名寄市」の市長選挙で、去就が注目されていた現職の島多慶志市長が進退を明らかにした。島市長は「ここまで育てていただいた議員、先輩職員、市民などへの恩返しのつもりで、来年四月に予定されている市長選挙に挑戦することを決めた」と立起を表明した。これに伴い、今後は新しい名寄を創る会(篠原清代表)による市長候補擁立の動きも含め、新名寄市として一回目となる市長選挙に注目が集まりそうだ。
 一般質問終了後に島市長が発言を求め、次期市長選で「昨年九月の市長選挙の公約としていた風連町との合併は、関係者などの協力によって成就させることができ、改めて感謝している。現在、機能分担の組織機構による事例は少なく、合併後の職員の苦労が推測される。さらに、財政状況など厳しい環境の中、スピーディーな対応も求められる。この中で、市内をはじめ、風連町の有志から次期市長選挙出馬について激励を受け、皆さんへの恩返しのつもりで市長選への挑戦を決めた」と出馬を表明。
 島市長の立起表明について篠原代表は「出馬は想定内。しかし、会としては島市長が出馬するしないにかかわらず、新市におけるまちづくりの総体的な方向性が協議されていないととらえている。今後は会の中で、新市としてのまちづくりを進めため議論を煮詰め、これからのまちづくりに必要な人材を選定、年内に市長候補を擁立していく」と話しており、名寄市としては平成八年以来の市長選となりそうだ。
 一般質問は竹中憲之議員(市民連合)、熊谷吉正議員(同)、斉藤晃議員(共産)の三人。
 竹中議員は今年の農業生産状況、今シーズンの除排雪体制と植樹ますの管理、火災警報装置設置に対する行政対応、炭化・埋め立てごみとリサイクル現状の四件。
 今尚文助役は、十八年度から新たに実施する紙マークの付いたごみの分別収集で「月一回回収。半透明の袋に入れてもらい、飛散や雨防止への対応を呼び掛けながら回収する。一方、消費者協会によるノーレジ袋運動が展開されており、今後も支援していきたい」。
 松尾薫建設部長は、十八年六月から義務化される一般住宅の火災警報装置の設置で「窓口による設計、施工業者に対する説明で対応するほか、市民周知は広報などを通して呼び掛けていく」。また、道路への雪出しでは、市民に一層の協力を求めるとともに、極め細やかな除排雪体制を整えて対応することを約束。
 熊谷議員は今後のまちづくりと総合計画の評価、改正介護保険法の影響と課題、冬期雇用援護制度の存続・改善を実現する取り組み。新市における中心市街活性化事業や地域自治区構想、大型店進出規制で質問。
 石王和行総務部長は「地域自治区については、まちづくりの基本となる市民活動をサポートできる仕組みをつくり、小学校区単位に設置。町内会や各種団体、市民と十分協議して、名寄の特徴を生かしたものとする」。
 大内茂喜経済部長は「大型店舗進出によって中心市街は衰退している状況だが、国によるまちづくり三法の見直し作業が進められており、今後は地域の実情に合わせたものとなっていく」。
 松尾建設部長は中心市街地問題で「現在、風連町の中心市街地活性化計画の中で、市街地再開発事業が進められており、新市に引き継がれても大型プロジェクトとなる。財政面や事業規模に課題があり、両市町間での調整が必要。商店街や市民の意見を取り入れながら計画に取り組む」。
 斉藤議員は、市民の暮らし支援の施策と雇用対策。新年度に向けた雇用見込みや指定管理者制度導入による雇用で質問。
 石王総務部長は「十七年度の退職職員は九人。十八年度職員採用は合併効果も想定して一般職員二人、消防職員一人を見込んでいる。臨時、嘱託職員の採用はゼロ」。指定管理者制度導入に伴う雇用で、現在公募や推薦による選定作業を進めている。
 山内豊保健福祉部長は保育料の軽減で「三位一体改革が先行き不透明なことから、新年度予算の中で軽減を図るのは非常に厳しい」。
 事業仕分けによる行財政の効率化、児童手当の拡充など十六の意見書案を可決した。

(写真=新生「名寄市」の市長選挙へ出馬表明した島多慶志氏)

[ 2005-12-15-19:00 ]


天文台設置は総計で
名寄市議会定例会・智恵文の農業被害を支援

 【名寄】第四回名寄市議会定例会の十四日は、猿谷繁明議員(清風クラブ)、宗片浩子議員(市政クラブ)、佐藤靖議員(市民連合)、黒井徹議員(市政クラブ)、武田利昭議員(清風クラブ)が一般質問を行った。
 猿谷議員は天文台建設の一件。名寄青年会議所が中心となった「道立公園に新天文台建設を」との提言に対する考え方や、国立天文台と北海道大学との連携、名寄市立大学の天体ゼミの開設などについて質問。
 藤原忠教育長は「道立公園内の『星見の丘』に、新天文台設置に向けた土地の確保ができており、今後は新名寄市の総合計画の中に盛り込んで、誘致に向けた情報発信をしていく。また、天体観測における北海道大学との協定も実現したことから、研修の場として有効に活用しながら人材育成にも取り組む。大学ゼミの開設は、生涯学習にもつながるものとなるだけに、施設整備や窓口の設置に向けた検討を進め、市民や学生、北大研究生を加えた交流の拡大も図っていく」。
 宗片議員は食育基本法の制定と市の取り組み、南二丁目踏み切りの二件。小中学校における栄養教諭の配置、食育と名寄市立大学のかかわりについて質問。
 栄養教諭の配置について今裕教育部長は「市内には栄養教諭が二人おり、今後も増やしていく考え。十七年度は教員が認定講習を受けて対応するほか、教員免許を有していない人についても十八、十九年度の二年間で認定講習を受けてもらい、随時配置していく」。
 中尾裕二大学開学準備室参事監は「栄養学科による管理栄養士の資格に加え、選択コースで、栄養教諭免許も取得できるように申請しており、一月中に認定の運びとなる予定。食については関心が高いものなので、発展性のある分野として期待しており、優秀な人材の育成、研究を通して地域との連携、高齢者の健康を支える研究、実践も手掛けていく。また、地元の食材活用も視野に入れ、付加価値を高める研究も行い、地域に貢献できるものとしていく」。
 佐藤議員は新市建設計画の位置付け、市技・スキーにかかわって、教育行政にかかわって。新しいまちづくりの基礎となる新市建設計画を、新市の総合計画の中でどのように位置付けて進めていくか―を質問。
 藤原教育長は「合併後の市技・スキーの位置付けは、新市としてのとらえ方を検討するとともに、スノーボードやカーリングも視野に入れたウインタースポーツの振興を図っていく」。小学校通学区域の再編では「児童生徒数の減少や校舎改修なども考えて進めなければならない課題。合併後、できるだけ早い時期に学校関係者や学識経験者をはじめ、一定程度の公募枠も設けて市民検討委員会なる組織を立ち上げ、幅広く意見を聞いて協議していく。また、期間は二年程度として、十八年度は名寄地区の小学校区域のあり方を協議してもらう」。
 石王和行総務部長は「新市の総合計画は、新市建設計画がまちづくりに果たす役割を尊重したものとしていく。また、合併後、速やかに総合計画策定委員会を組織して市民手作りの計画を基本に一年程度で策定作業を進め、十九年度からスタートさせていきたい」。
 黒井議員はサンルダム建設の必要性、木原天文台の将来、農業情勢と今後の見込みの三件。
 農業被害の支援策で大内茂喜経済部長は「今年は干ばつの影響で、智恵文地区を中心に畑作で大きな被害があった。これらに対する支援として小麦、バレイショ、スイートコーン、カボチャ、タマネギの五種類で作付けウエ―トが三割以上の智恵文農家を対象に、道北なよろ農協に災害営農資金を創設してもらい基準利息三%のうち、市と農協が一%ずつ支援することとした。また、名寄市農業振興資金を優先的に貸付していた該当農家に対しても、支払いの猶予期間を一年遅らせる」。
 武田議員は膨大な国の借金、道財政再建団体の回避を、定率減税の全廃による影響、地方税財政改革で六千億円の補助金削減、高齢者保険制度の創設、わが国の経済危機の行方で質問。
 定率減税で石王和行総務部長は「景気回復状況は都市部と地方では格差があり、国の経済情勢や社会情勢含めて総合的に税制度について考えてくれると認識している」などと答えた。

[ 2005-12-15-19:00 ]

飛躍の伊藤選手W杯へ
下川商高一年・初戦は17日のスイス戦

 【下川】下川商業高校一年生、伊藤謙司郎君(15)が、世界の強豪が集うノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプに初参戦が決まった。
 W杯ジャンプには、既に下川出身ジャンパーで先輩の岡部孝信選手(雪印乳業)、葛西紀明選手(土屋ホーム)、伊東大貴選手(同)の三人が参加しており、伊藤選手は下川出身ジャンパーとしてW杯四人目。
 伊藤選手は国内トップが出場する十月の国内選考会(札幌)に出場、五位に入賞し関係者を驚かせた。しかし、W杯や一ランク下のコンチネンタル杯の得点がなく海外派遣選手には選考されなかった。
 その後、コンチネンタル杯より一ランク下のFIS(国際スキー連盟)公認大会に出場。優勝こそ逃したが二位入賞が二回。
 さらにコンチネンタル杯に出場し日本人最高の成績(十二位と十七位)が二回あり、今回、伊藤選手自身初のW杯出場が決まった。
 伊藤選手のW杯初挑戦は十七、十八の両日、スイスで行われる個人第七、八戦。
 伊藤選手が通う下川商業高校の鈴木泉校長は「FIS国際大会、コンチネンタル杯と勝ち上がってW杯出場を果たしたのはとても立派。彼のおかげで学校も活気付いている。将来、大選手となるために技術面はもちろん、精神的なものも身に付けてほしい」と活躍に熱い期待。
 森茂トリノオリンピック下川町選手応援団実行委員会長は「六人のW杯選手中、四人が下川出身者で占められているのは素晴らしいこと。伊藤選手には、将来へ向けて力を付ける絶好の機会」とエールを送る。

[ 2005-12-15-19:00 ]

17日ピ大会、18日吉田杯
国内ジャンプの開幕戦・170人がエントリー

 【名寄】全日本スキー連盟A級公認の第三十六回名寄ピヤシリジャンプ大会が十七日、第二十一回吉田杯ジャンプ大会が十八日、名寄市日進のピヤシリシャンツェノーマルヒル(K点90メートル)で開かれ、果敢なジャンプを披露する。
 名寄地方スキー連盟、名寄市、名寄市教育委員会などの主催。国内ジャンプの開幕戦で、十七日の名寄ピヤシリジャンプ大会には、女子の部に十人、少年の部に六十一人、成年の部に百二人の計百七十三人。十八日の吉田杯ジャンプ大会には、女子の部に十人、少年の部に六十人、成年の部に九十人の計百七十一人がエントリー。
 出場選手の顔ぶれは、女子ジャンプ界の第一人者、山田いずみ選手(ロイズ)。成年は原田雅彦選手(雪印乳業)、宮平秀治選手(ミズノ)など人気と実力を兼ね備えた選手が出場。伊東大貴選手(土屋ホーム)、葛西紀明選手(同)、岡部孝信選手(雪印乳業)、金子祐介選手(東京美装)ら海外遠征組もエントリーしているが、当日の出場については未定となっている。
 少年には地元、下川中学校から藤本卓弥選手、成田祐介選手の二人。下川商業高校から長南翼選手、松野尾佳吾選手、藤崎貴永選手、吉田功選手、加藤大選手、岩木文哉選手、秋元悠希選手、坪井真宗選手、堀内太郎選手の九人がエントリーしており、フレッシュな飛躍に期待が掛る。
 ピヤシリシャンツェは、昨年より一週間ほど早い三日にオープン。大会を前に原田選手らが合宿入りし、白銀のジャンプ台に豪快なアーチを描く様子も。大会当日は恒例となった、吉田病院による豚汁などのサービスも予定され、選手や観客を温かく迎える。

[ 2005-12-15-19:00 ]



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