地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2005年12月4


採卵、人工ふ化できず
美深チョウザメ館・水温やストレスが影響

 【美深】町内紋穂内にあるチョウザメ館では、近年、チョウザメの卵(キャビア)が採取できず、人工ふ化ができない状況が続いている。チョウザメは美深町の名物だけに、関係者は対応を急いでいる。
 チョウザメは硬骨魚類・チョウザメ科の海水魚。広義的にはチョウザメ科全体の魚類を指し、約二十種類が北東アジア、シベリア、北アメリカなどに生息している。天然のものは四、五月ごろに川にそ上し、卵を水草などに産み付け、一週間ほどでふ化、稚魚は秋に川を下る。明治時代までは天塩川にも生息していたが、河川改修の影響で姿が見られなくなった。
 美深町では、昭和五十八年に水産庁養殖研究所(三重県玉城町)の積雪寒冷地飼育試験の一環として、びふかアイランド内の三日月湖に「人工交配種ベステルF1」三百匹を放流した。平成四年にはビニールハウスを建設、水槽での飼育を開始し、五年にキャビアの採取に成功し、九年にチョウザメ館が開館した。
現在は千二百匹を飼育しており、専門の管理人一人が常駐している。飼育などの年間予算は約一千万円。
 しかし、三年前を最後に採卵や人工ふ化が途絶えている。同館では原因として(1)水槽の水温が年間を通じて一定なため、季節を感じなくなったのか、産卵の周期が狂って採卵のタイミングがつかみにくくなった(2)狭い水槽の中に多くのチョウザメを飼育しているため、ストレスで産卵に支障をきたした―と分析。
 チョウザメは数年周期で産卵し、腹部を切開して採卵するが、魚体に負担が大きいため、切開は年に一度が限界。また、卵は採取しないと体内で自然消滅する。展示用のチョウザメは来館者の出入りなどの影響でストレスを受け産卵しにくい。
 びふか温泉では同館のチョウザメを使い料理を提供。現在、魚肉は同館のものだが、キャビアは不足分のみ市販品を購入しているという。
 また、十一月下旬に同温泉でチョウザメ料理試食会が開かれた、この席上、町議会議員が白老町を視察した際、同町が飼育しているチョウザメで川魚特有の臭みをとることに成功したことを報告するとともに、二町のチョウザメ料理を食べ比べており、今後は魚自体の臭み解消に取り組んでいく方針。
 同館では「今後は水温調整を行い、季節によって水温を変化させ魚体に四季を感じさせる環境にしていきたい」と話している。

[ 2005-12-04-19:00 ]


趣味で人生の困難克服
下川まなび場で初の茶話会・斎藤さんが体験

 【下川】中学生に人生や生き方を考えてもらおうと、産業クラスター研究会まなび場プロジェクトの第一回茶話会「こんな生き方もある」が、このほど、町民会館で開かれた。
 同プロジェクトはこれまで、中学生対象の「寺小屋」を開いている。学習塾とは異なる文字通りの「まなび場」。茶話会はそれとは別に、将来や進路のことで悩んでいる小中校生たちに、実体験を語り、そこから何かを感じ取ってもらおうーと企画。参加は無料
 語り手は、まなび場プロジェクトメンバーの一人、齋藤雄介さん。奈良県出身で恵庭市育ち。信州大学卒だが高校時代(札幌南高)、ラグビーで北海道選抜に選ばれたこともある。北大大学院(農学研究科環境資源学専攻)時代にモンゴルで植林の指導をした。現在は下川町ふるさと開発振興公社クラスター推進部勤務。
 中学生五人が参加。斎藤さんは「中学、高校、大学と音楽活動に打ち込み、オリジナル曲のCD自主制作を行うなどを生きがいにしてきた。しかし、趣味を生活の中心に置かないことが大切。仕事でつらいことがあっても、趣味で心を癒される」「友達はすごく大切だ」など体験談を披露。
 中学生たちは「自分で生きがいを持つと、つらいことも乗り越えられるんだね」など生き方のいろいろを学んだ様子だった。同プロジェクトでは、月一回程度、この茶話会を計画している。

(写真=まなび場茶話会で中学生に体験談を語る斎藤雄介さん)

[ 2005-12-04-19:00 ]

来年も元日に開催
風連町新年交例会・合併後の対応は検討中

 【風連】風連町元旦の恒例事業となっている新年交礼会が、来年も一月一日に開催される。主催する風連町新生活運動推進会議(尾崎信一会長)で決定した。しかし、来年三月に名寄市と合併することから、その後の新年交礼会の実施に関しては、あらためて検討していく。
 新生活運動は、生活改善やリサイクル事業の推進などを目的に取り組まれている。その一環として、虚礼廃止などを目的に新年交礼会を実施している。今年も約二百五十人が出席した。来年についても同様の趣旨で、一月一日午前十時半から福祉センターを会場に開催する。
 会券は一枚三百円とし、行政班などを通じて取り扱う。交礼会に欠かすことができない「えと」のぐい飲みは、来年もつける計画だ。
 問題は、来年以降。合併する名寄市には、新生活運動そのものの取り組みがないことや、名寄市内でも独自の新年交礼会が開催されているため、合併後に風連の新年交礼会をどうするかということ。継続開催を望む意見もあるが、「名寄市と風連町の二つの新年交礼会に参加するようなことにはならない」と廃止を求める意見も出ている。
 現在、事務局を担当する町教育委員会は、名寄市教育委員会と一つになるため、合併後の新生活運動推進会議そのもののあり方も問題となることから、合併前に一定の方向を決めていく考えだ。

[ 2005-12-04-19:00 ]

北の寒空にキラキラ
名寄駅にクリスマスツリー

 【名寄】JR名寄駅(大西信夫駅長)は今年も駅舎前にクリスマスツリーを設置して、一日からイルミネーション点灯を開始した。
 同駅は、JR発足の昭和六十二年から毎年、駅舎内にクリスマスツリーを設置していた。同駅開業百年を迎えた平成十五年からは「親しまれ、愛される名寄駅」づくりの一環として、十二月からクリスマスツリーを駅舎前に設置、イルミネーションを点灯している。
 今年も例年同様に、鉄道林から伐採してきた三メートルのトウヒをバランスよく剪定(せんてい)し、クリスマス用オーナメントと五百個の電球で飾り付け。
 駅利用者は冬の寒空の下、キラキラと光るツリーに目をやり「きれいだね」などと話している。
 点灯時間は毎日午後四時から翌朝までで、二十六日以降はオーナメントを外し、一月末まで点灯することになっている。

(写真=JR名寄駅に設置したクリスマスツリー)

[ 2005-12-04-19:00 ]



2005年

12月

1日
2日
3日
4日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.