地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2005年11月14


あくまでも自主合併を推進
新法に不安の声多く
旭川で道北地域説明会・来春早々に道内構想を策定

 道主催の市町村合併推進に関する道北地域説明会が十三日、旭川市の上川支庁合同庁舎で開かれた。十八年度中に策定する道の合併構想の中に、道民の意見を反映させていこうというもの。道北一帯をひとまとめとした説明会で、参加した上川、留萌、宗谷管内の担当職員や議会議員、一般住民からは「合併しても、まちが活性化するとは限らない」「人口減少や地方交付税減額などが進む中、自主合併だけで解決できる問題なのか」との意見などあり、新法における合併構想に不安の声が多く出されていた。
 道は、国の合併新法に基づいて十八年度早々に、市町村合併の組み合わせを提示する合併構想を策定する。これに伴い、地域の声を取り入れて住民自治の視点に立った構想づくりをしていこう―と、道内七カ所で説明会を開催。最後となった道北の説明会には上川、留萌、宗谷管内から二百七十人が参加した。
 説明会で道の担当職員は、合併はあくまでも住民の意向を踏まえて自主的に判断するものとしながらも、「新法は五年間の時限立法であり、この間に合併協議に十分な時間をかける必要がある」などと、国が示している考え方と同様の基本姿勢を述べた。
 合併による住民サービスの低下や地域の寂れを強く懸念して「住民サービスを維持する人口規模は三万人で、さらに行財政の効率化を図るためには五万人程度がめど。北海道の場合は合併すると面積が広大となり、地域自治組織を有効に活用することも必要」。また「いろいろな情報をオープンにして、合併だけではなく、広域連合の推進も同様に進めていきたい」などと説明した。
 参加者からは「各自治体とも、合併については旧法下で一定の議論がなされているのに、新法において再度、合併協議を蒸し返すのはおかしい。道は、合併に対して各自治体が示した判断を支援していくべき」「少子化に伴う人口減少や財政運営の硬直化などの問題を合併だけで解決できるのか」「合併勧告はいつごろになるのか」などの意見や質問が出された。
 担当職員からは「道としては無理やり合併を進める考えはないが、将来的な地方自治の望ましい姿を示すために、もう一度合併について考える必要性はある。各自治体とも多くの問題を抱えているだけに、新法期間の五年間に合併などに対する考え方をまとめてほしい」。
 勧告については「道が一方的に合併を勧告するのではなく、合併協議会の設置を促したり、議論が進んでいない協議会の推進が主な内容。強制力はなく、あくまでも自主的に進める合併を推進していく」と述べた。
 強制合併を進めていく考えがないことを示しながらも、合併は避けて通れないことを突きつける形ともなり、本紙管内や上川北部地区にも小規模自治体が多くあることから、来春早々に示される道の合併構想をはじめ、新法における各自治体の動向に注目が集まりそうだ。

[ 2005-11-14-19:00 ]


「合縁奇縁」をテーマに
美深住民自治社会福祉大会・逢坂さんが経験語る

 【美深】第五回住民自治社会福祉大会「まちづくり講演と映画の集い」が十二日、町文化会館COM100で開かれた。
 美深町自治会連合会、美深町社会福祉協議会(教重文雄会長)の主催。 地域住民自治会の福祉活動への積極的な参加で、共に支え合う心豊かな地域福祉活動の進展を図ることが目的。
 開会式で教重会長、岩木実町長があいさつした後、衆議院議員で前ニセコ町長の逢坂誠二さんが「逢坂誠二の合縁奇縁」をテーマに講演した。
 逢坂さんは昭和三十四年ニセコ町生まれ。五十八年に北海道大学薬学部製薬化学科を卒業し、ニセコ町役場に勤務。平成六年からニセコ町長を三期十一年務め、今年九月に衆議院議員に初当選した。現在、同院の総務委員会、憲法調査特別委員会に所属するほか、札幌大学の非常勤講師を務めている。モットー・信条は「地域から時代を拓(ひら)く」。
 講演では、これまでの思い出や経験談を話した。その中で「両親ともニセコ出身ではなく、ニセコには何の由縁もなかった。父は樺太(現・サハリン)で生まれ、戦後青森へ引き揚げた後、北海道に移り税務署の職員になったが、商売を始めたいと思い立ち、昭和三十三年にニセコに住み始めた。なぜ安定した公務員を辞め、自営したのか聞いたが、あまり話してくれなかった。ニセコを選んだのは誰かの基盤に頼らずに、一から自分で築き上げた商売をしたかったそうで、見ず知らずの土地で苦労は多かったと思う」と語った。
 大学を卒業し、町役場に就職した時、庁内では全く仕事をしていない光景にびっくりしたとのことで「いつか住民からの苦情が相次いだり、トラブルが起きるのではないかと思った。仕事の押し付け合いもあった」。昭和六十三年の「ふるさと創生金事業」で、その活用法を検討する担当になった時には「一億円を『何に使ったか』ではなく『どうやってその使い道を決めたか』が重要であることに気付いた」と話した。
 また、町長就任後は財政や各種事業などの情報公開を進めたこと、地域の実情や実態に合った改革を行う必要性があり国政に立起した―ことなどを話した。
 さらに「自分たちの地域のことは自分たちで考えることが重要だ」と述べ、地方自治の発展に協力を求めた。
 会場には多くの町民が押し寄せ、逢坂さんの講演にじっくりと耳を傾け、厳しい時代の中で地方自治のあり方を考えた。

[ 2005-11-14-19:00 ]

甘みが増すことを期待
雪中きゃべつ研究会で収穫、貯蔵

 【美深】雪中貯蔵きゃべつ研究会(伊藤清代表)は十二日、伊藤代表宅で収穫、貯蔵準備作業を行った。
 今年は六月中旬に種まき、七月上旬に定植を行った。秋は気温が高く、虫の発生が多かったため、防除回数は五回で昨年より二回増えた。
 伊藤代表宅の畑三十アールには「冬駒」「冬王」「湖月」といった品種約一万二千株を栽培した。キャベツの出来は良く、一個当たりの重さは二キロ前後のものが多いとのこと。
 作業には会員約四十人が参加した。キャベツを茎から切り離した後、数人で畑に横一線に並び、キャベツを手渡しで送りながら、汚れないようにビニールシートの上に置いた。
 貯蔵方法はビニールシート上のキャベツに雪が積もるのを待つだけで、会員たちは雪の中で甘みを増したキャベツが出来ることを期待しながら作業に取り組んでいた。
 今後は十二月から三月まで掘り出し作業を行うとともに、加工・料理教室を開く予定。また、しばらくの間は道の駅びふかで収穫直後のキャベツを販売する。

(写真=収穫・貯蔵準備を行った雪中貯蔵きゃべつ研究会)

[ 2005-11-14-19:00 ]

178人が昇段目指す
名寄で剣道第1種審査会

 【名寄】北海道剣道連盟主催の剣道第一種審査会が十三日、スポーツセンターで開かれた。
 同連盟では全道各地で同審査会を開催しており、名寄でも年に一度実施している。第一種審査は初段、二段、三段への昇段試験で、一次試験は実技(切り返し、打ち込みけいこ、互角けいこ)、剣道形、二次試験は学科となっている。
 名寄近郊をはじめ、上川、留萌、宗谷、網走、空知管内の中学二年から一般まで百七十八人(初段百三人、二段六十一人、三段十四人)が受験。名寄地方剣道連盟管内では二十六人が審査に挑んだ。受験者は審査員が見守る中、けいこで築き上げた技術力を発揮させるとともに、精神統一をしながら試験に臨み、昇段を目指していた。
 合格者は全体で百五十九人、名寄地方では二十五人だった。

[ 2005-11-14-19:00 ]



2005年

11月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日
12日
13日
14日





その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.