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2005年11月1


総体の入り込み減
17年度上半期名寄市内観光調査・施設では軒並み増加

 【名寄】なよろ観光まちづくり協会(吉田肇会長)は、十七年度上半期の市内観光入り込み調査結果をまとめた。観光施設や各種イベント、スポーツ大会を対象に実施、総体で八万四千百人の入り込みとなり、前年度同期に比べて千三百人の減。若干減少したものの、昨年に引き続いて八万人台をキープしており、今後も冬に実施されるイベントを中心に、観光客の入り込みPRなどに力が入りそうだ。
 調査は、名寄智恵文ひまわり畑やトムテ文化の森、木原天文台などの観光施設。てっし花火&ライブや名寄神社例大祭、産業まつりなどの各種イベント。サマージャンプなどのスポーツ大会に分けて実施したもの。
 今期の各種イベント入り込みは一万千六百人。てっしフェスティバル五千二百人(前年度同期比千二百人増)や、各自治体持ち回りで実施されているライオンズクラブ331―B地区大会千三百人と増加した部分もあったが、天塩川水防公開演習やよさこいソーラン祭り北・北海道支部大会など、例年にないイベントがあった前年度同期に比べて千六百人の減少となった。
 スポーツ大会は総体で三千九百人の入り込みで、昨年の八千三百人と比べると大幅に減少。これは、例年、名寄で開催されていない全道自治体職員サッカー大会と市役所交流駅伝大会があったものの、恒例となっているサマージャンプが昨年より九百人減の五百人だったことをはじめ、健康の森での合宿が例年より少なかったことが要因。
 全体的に減少傾向にある中で、今期増加した観光施設は六万八千六百人の入り込み。智恵文のひまわり畑三万七千九百人(同千三百人増)や健康の森八千七百人(同九百人増)、なよろ温泉サンピラー七千七百人(同六百人増)、木原天文台千七百人(同八百人増)など各施設とも前年並みか、増加したため、総体で昨年より四千七百人多かった。また、アメリカやカナダ、中国、韓国からの個人旅行者の入り込みもあった。
 総体的には、前年度同期の八万五千四百人を若干下回る入り込みとなったが、二年連続で八万人を超えており、これからスキー場のオープンやジャンプ大会、雪質日本一フェスティバルなど冬イベントがめじろ押しとなることから、観光客の入り込み増に期待が高まっている。

[ 2005-11-01-19:00 ]


その名も「北海道の礎」
集成材で住宅土台生産
下川森林組合で落成式・道内初の防腐防蟻処理

 【下川】下川町森林組合(山下邦廣組合長)は、住宅の土台に使用するカラマツ集成材の構造材を生産する「防腐・防蟻(ぼうぎ)処理施設」を建設。その完工式、落成式が三十一日、バスターミナル合同センターで開かれた。出席した住宅関連商社によると、首都圏を中心に同構造材の需要が急激に高まっており、明るい展望のスタートとなった。
 国の林業・木材産業構造改善事業を導入、総事業費一億一千万円で南町の同組合集成材工場隣接地で今年六月着工。建物は木造平屋二百七十平方メートル。内部に国内二番目となる新鋭の加工プラントを設置。プラントは直径一・六メートル、長さ九メートル。町内のウッディしもかわ(三津橋雄考理事長、森林組合など出資)が生産するカラマツ集成材を一度に八・二九立方メートル収納、乾式、減圧で防腐・防蟻処理を行う。
 現地見学会では、四層の構造用集成材に長さ一センチほどの無数の穴を開け、特殊な化学薬品で防腐・防蟻。化学薬品はプラント内でほとんど回収されるので、繰り返し使用が可能。生産された構造材も環境に優しいなど特色がある。
 最新の住宅建築では、百年保証など長期保証の傾向。このため土台に用いる構造材にも精度、強度、安定性などが求められカラマツ集成材の構造材が注目され始めた。従来の生産方式では、防腐済み集成材を張り合わせていただけに生産コストアップが悩み。今回導入された方式は一貫作業で加工処理を行うため、従来より四割安く生産が可能に。製品名は「北海道の礎(いしづえ)」と命名され、月産三百立方メートルを生産する計画。
 完工式には、町内外の関係機関から約百人が出席。式に先立ち財団法人日本住宅・木材技術センター(東京)の岡勝男理事長から「北海道の礎」に対するAQ認証書を山下組合長に交付。「信頼性の高い商品にのみ贈られる認定書。今後の健闘を」と激励した。
 この後、山下組合長は「町内産カラマツに、少しでも付加価値を高めたい」とあいさつ。近藤八郎町助役、高橋巌町議会議長、上川支庁長代理、石井裕一上川北部森林管理署長、林正博北海道森林組合連合会長、中村意日本製紙木材株式会社専務取締役が祝辞。日本住宅・木材技術センターの岡理事長の音頭で乾杯、新施設の完成を祝った。出席した首都圏の住宅・木材関連商社関係者らは「需要に生産が追いつかないのが現状。生産された土台用集成材は、すべて買い取りたい」などの声が聞かれた。

(写真=下川森林組合で本格操業を開始した道内初の防腐防蟻施設)

[ 2005-11-01-19:00 ]

道北の民間病院では初
名寄三愛病院・機能評価の認定受ける

 【名寄】名寄三愛病院(山岸真理院長)は、このほど日本医療機能評価機構の病院機能評価で、「一定水準にある良質な医療機関」としての認定を受けた。患者が安心して受けることができる質の高い医療の確立が求められている中、旭川を除く道北の医療法人としては初の認定で、山岸院長は「機能評価の認定のため二年間かけて取り組み、職員の意識レベル向上にもつながった。今後も質の高い医療サービスを提供できるよう、レベルアップを図り続けたい」と話している。
 同機能評価は良質な医療サービス、医療環境整備を目的に、第三者の立場から学術的、中立的に医療機能を審査する。九月末で全国九千四十病院中、千七百七十一病院。道内では六百二十二病院中、八十七病院が認定を受けており、三愛病院は八十八番目の認定。
 認定を受けるためには(1)病院組織の運営と地域における役割(2)患者の権利、安全の確保(3)療養環境、患者サービス―など七領域、六百六項目にわたる審査項目をすべてクリアすることが条件。同院は十五年から認定を受けるための準備を開始。全職員を対象に研修会やプロジェクトチームを結成するなど、数多くの会議を重ね同機構の訪問審査(書面審査や職員の面談など)に臨んだ。
 しかし、リハビリの整備、行動制限の基本方針、機能障害の評価と生活機能の維持・向上―の三項目について改善するよう求められ、その後一年をかけて指摘事項を改善。今年十月十七日付で認定を受けた。
 同院では認定を受けるにあたり、昨年四月に敷地内を全面禁煙化。ハード面では、ベッドは九十床(療養型)を備えているが個室がなく、新たに個室三室を確保。院内はこれまでのスリッパ履きから土足。玄関はスロープ状に改善し車いすでの出入りを可能とした。また、障害者用のトイレ整備、図書室の設置など、評価基準をパスできるようあらゆる改善を行い、利用者の患者からも高い評価を受けている。
 患者が病院を選ぶ時代となった昨今、利用者ニーズに即した病院づくりの推進は不可欠。山岸院長は「機能評価認定は五年ごとの更新が必要で、さらに評価基準もより厳しいものになってくる。今後も患者や家族、職員の声を病院運営に反映させ、機能評価の維持に努めたい」と、信頼ある医療の提供へ努力を惜しまない考えだ。

(写真=認定書を手にする山岸真理名寄三愛病院長)

[ 2005-11-01-19:00 ]

別れを惜しむ光景も
中国農業研修生の修了式

 【名寄】道北なよろ農協(寺田厚組合長)の中国農業研修生修了式が三十一日、智恵文多目的研修センターで開かれた。
 日中の友好親善と日本の農業技術や文化を学んでもらおう―と、平成八年から中国農業研修生の受け入れを実施。以前は智恵文農協が主体となって行ってきたが、今年二月の道北なよろ農協の発足により実施機関を同農協が引き継いだ。
 十年目となった今年は、四月に黒竜江省牡丹江市、遼寧省遼陽市、北京市から過去最多の八十三人が来名。研修生は智恵文地区五十戸、名寄地区二戸の受け入れ農家での実習を通じ、農業技術を習得したほか、各地域行事に参加し日本文化も学んだ。
 修了式には研修生、受け入れ農家、市、農協から約百八十人が出席。研修生の代表者に寺田組合長、島多慶志市長から修了証が手渡された。
 寺田組合長が「七カ月間にわたり、生活様式が異なるこの日本で精練し、ご苦労さま。祖国の家族は皆さんの帰りを心待ちにしていると思う。農業実習で得た技術、知識を遺憾なく発揮するとともに、中国の発展と日中友好の架け橋として活躍を願っている。来年からは風連、智恵文地区が一つとなり研修生の受け入れに取り組んでいく予定で、一層の努力をしていく所存」とあいさつ。
 島市長が祝辞を述べた後、遠藤俊博智恵文中国研修生受け入れ協議会長が「来年はさらに研修生が増える見込み。今後も関係者の協力の下、受け入れ事業が円滑に行われるよう努めたい」と謝辞。
 修了生を代表し、ジャンヤンシェン副団長が「名寄を訪れてから、瞬く間に七カ月間の研修が終わった。間もなく帰国するが、家族に会える喜びと皆さんと別れる悲しみで複雑な思い。本当にお世話になりました」と、流ちょうな日本語で感謝の言葉。受け入れ農家の人たちとの別れを惜しむ光景も見られた。

(写真=修了証が手渡された中国農業研修生の修了式)

[ 2005-11-01-19:00 ]



2005年

11月

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