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2005年10月30


体育施設で公募の可能性高く
福祉施設は対象外か?
名寄の指定管理者制度・来年4月の実施に向け準備

 【名寄】市は、十八年四月から指定管理者制度を導入するが、制度導入が決まっている公共施設は二十二施設あり、民間事業者なども施設管理の対象となることから注目を集めている。職員で構成する選定委員会を庁内に設置し、一般公募する施設などを決めていく考えだが、福祉施設については専門的要素などが多いため難しく、管理部分が主となる体育施設が公募対象の中心になりそうだ。
 公共施設の管理運営についてはこれまで、市が直接行うほか、委託する場合は公共的団体や市が出資法人などに限定されていた。しかし、地方自治法の改正に伴って同制度が導入されたことから、民間事業者をはじめ、NPO法人(特定非営利法人)や自治会組織など、団体であれば管理運営できることになった。
 市でも改正の趣旨を踏まえ、十八年四月から指定管理者制度の導入を計画。六月の市議会定例会で「名寄市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例」を制定。九月定例会でスポーツセンター、B&G海洋センター、市営球場、庭球場、市営プール、北体育館、ピヤシリシャンツェ、体育センターピヤシリ・フォレスト、名寄公園、食肉センター、健康の森、ピヤシリスキー場、農産物簡易加工処理施設、集落センター、ゆきわらべ雪冷貯蔵施設、市営牧野、木材需要拡大センター、大橋地区コミュニティーセンター、総合福祉センター、特別養護老人ホーム、在宅老人デイサービスセンター、名寄東病院の計二十二施設で、制度導入に伴う個別条例を可決しており、新年度からの制度スタートに向けて準備が進められている。
 市はこれから、管理職を中心とした選定委員会を設置して、民間事業者などを対象に一般公募する施設、公募対象とならない施設の管理・運営や扱い方などを決める本格的な協議に入る。
 同制度の導入は、新年度予算にも関連してくるものだけに、十二月の第四回市議会定例会前の十一月中には、一定程度の方向を出していきたい考えだが、制度スタートまで五カ月以上の期間があることに加え、二十二施設の中には福祉関係や病院といった専門分野の必要性が高い施設もあるため、選定作業は慎重に行われることとなりそうだ。
 このような状況を踏まえると、施設維持や貸し館など管理部分が基本となるスポーツセンターや市営プール、市営球場など八つの体育施設は、一般公募の対象になる可能性が高い。さらに、一般公募が難しいとされている福祉と病院施設以外の名寄公園や健康の森、農業関係の施設などについても、どのような管理・運営体制にしていくのか―といった具体的な内容はこれからだが、民間事業者にとっては、新たな経営につながるものだけに注目を集めそうだ。
 また、他の自治体では、指定管理者制度の導入に伴って民間事業者が参入して、経営実績を上げている施設もあることから、制度導入による活性化などの期待も高まっている。

[ 2005-10-30-19:00 ]


農業者の夢実現の場に
今井さんが意欲・4農場カフェ再出発

 【名寄・下川】名寄市の西條百貨店で国道40号線に面して出店している「ファーマーズカフェ」(責任者・今井宏さん)が、「農家と消費者を結ぶ実験場に」と、このほど新たな出発。健康にこだわったメニューを提供している。
 二〇〇二年、下川町のエミュー牧場、美深町の松山農場、西興部村の養鹿研究会、興部町のノースプレインファームの四農場が「農業者が自ら進んだ取り組みを実現しよう」と北海道開墾クラブ(事務局・小峰博之さん、下川町)を設立。その具現の場として出店した。
 軽食&喫茶のような雰囲気で、できるだけ地域で生産される素材を活用し、ヘルシーなメニューを提供し続けてきた。
 今井さんは、下川町一の橋のエミュー牧場のオーナーで、同牧場を管理しながら八月から同カフェの責任者となった。専門のシェフの助けを借りながら新しいメニューの開発に専念しており、和風ハンバーグ、季節の野菜カレー、あったかうどんなどには四農場をはじめ道北の農家、下川町で生産される手延べめんなど地元産素材をふんだんに使用。ソフトクリーム、ケーキなどデザート類も無添加となっている。
 十一月から新メニューのエミューラーメンを提供予定。一般のラーメンのような「こってり感」ではなく、ヘルシーなエミュー肉、スープを使用し、透明感を生かしたものになるとのこと。
 今井さんのこだわりは、「四農場だけでなく、道北一円の農家が抱く各種アイデアを持ち込んでもらい、手を加えることでメニュー化できないか。農業者の実験の場、消費者と生産者の接点になりたい」と話す。

(写真=地元産材でヘルシーな食事や飲み物をと話す今井宏さん)

[ 2005-10-30-19:00 ]

事業や組織体制を比較
3町村商工会広域連携等研究会・来年4月に協議会設置

 【美深】美深町・中川町・音威子府村商工会広域連携等研究会(会長・藤守光治美深町商工会長)は来年四月の「広域連携等協議会」設置に向け組織体制、広域的事業、事務事業集約について検討を進めている。現在は各商工会の事業、組織を比較した資料を作成。来年二月上旬をめどに広域連携の方向性について結論を出し、三月中旬に各商工会で臨時総会を開き協議会設立の承認の後、四月に協議会を立ち上げる方針だ。
 商工会は会費、道や各自治体からの補助金などで運営。しかし、国が地方への交付金を減額している影響で、各自治体の財政状況は悪化、商工会に対する補助金を減らさざるを得ない状況。また、不況で事業経営が厳しい中、会費の値上げも困難となっていることから、広域連携を行うことで運営経費の削減や効率的な事業展開を図っていく。
 同研究会は、八月に設置。美深町商工会を幹事商工会に各商工会の役員で構成している。さらに研究会内に各商工会の事務局長と経営指導員による幹事会を設置。
 商工会事業の比較事項は重点事業、経営改善事業、地域総合振興事業、事務受託事業、青年部事業、女性部事業の六点で、さらに、広域的に実施可能な事業と単会でやらざるを得ない事業に分類した。
 広域可能な事業は、個人情報保護法の周知、経営指導、記帳の機械化推進、税務相談、決算・確定申告指導、企業診断、新規創業者や経営革新事業所への支援、視察研修、各種研修会・講習会の実施など。
 単会事業は、事業評価システム、収益事業、各種イベント、税務経営対策、労務対策、各種共催事業、各商工会の青色申告会、観光協会への事業協力などとなっている。
 今後は十二月までに幹事会で広域連携できる事業の開始時期を検討。来年四月には、協議会を設置して体制づくりを進め、十九年度に三商工会が広域連携を開始して、商工会運営を行う予定。

[ 2005-10-30-19:00 ]

郷愁誘う火熨斗など
下川交流館でアイロン展

 【下川】ふるさと交流館の第二十八回企画展「炭火アイロン〜アイロンあれこれ」が、同館で開かれている。炭火アイロン、火熨斗(ひのし)アイロン、鏝(こて)などが展示され訪れる人たちの郷愁を誘っている。
 展示されている炭火アイロンは主として戦前、戦後に使用されたもの。木製の柄を付けた軍艦形の鉄の容器に炭火を入れ、高温を利用して衣類のしわを伸ばした。
 火熨斗アイロンは一個だけ。直径十二センチ、深さ七センチのひしゃくの形に長さ二十四センチの柄付き。ひしゃくの中に炭火を入れるだけで簡単に使用できた。一方、鏝はそのものを温めて、熱が冷めないうちに使用する最もシンプルな道具。狭い場所のしわを伸ばすのに有効に発揮した。現在、家庭では電気アイロンが一般的だが、昭和十四年ころ使用された電気アイロンも一個展示されている。展示アイロン、鏝は全部で二十四点。
 企画展の裏テーマは「人はどうやって衣類のシワを伸ばしたか」。「このほか張り板、湯熨斗など工夫があったが、布団の下に敷く『寝押し』も一般的だった」と解説している。
 同交流館では五日午前十時から正午まで「炭火アイロン体験会」を開く。一般の参加歓迎。

(写真=昔懐かしい火熨斗、鏝が並ぶアイロン展)

[ 2005-10-30-19:00 ]



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