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2005年10月20


名寄市文化賞に吉田肇さん
スキーのまちを発信
奨励賞は猿谷、日野さんに

 【名寄】十七年度名寄市文化賞と文化奨励賞が決まった。文化賞は体育部門(スキー)で、市内西三南六、名寄地方スキー連盟会長の吉田肇さん(60)、文化奨励賞には芸術部門(詩吟)で、市内大通北六の猿谷武さん(雅号・岳詠、81)と市内西十一南四の日野幸枝さん(同・霞栄、73)が受賞。市文化賞審議会(深井久雄会長)が二十日、島多慶志市長に答申して決定したもので、表彰式は「文化の日」の十一月三日にホテル藤花で行われる。

 文化賞(体育部門)=吉田肇(よしだ・はじめ)さん、名寄地方スキー連盟会長、名寄市体育協会会長、医療法人臨生会理事長。
 昭和二十年五月、名寄市の生まれ。五十二年に東京医科歯科大学医学部卒業、同時に同医学部附属病院難治疾患研究所に勤務。国立がんセンター頭頸科、旭川医科大学耳鼻咽喉科学教室などで研さんを積み、五十五年から吉田病院長に就任。
 現在は、同病院理事長として事業に精励する傍ら、名寄スキー連盟や市体育協会、NPO法人なよろ観光まちづくり協会、上川北部医師会などの会長職を務めるほか、ボーイスカウト活動など各種ボランティア活動にも幅広く取り組んでいる。
 五十五年に同スキー連盟会長就任以来、多くの全道・全国規模の大会を関係機関、団体の協力を得ながら誘致。平成十三年にはFISワールドカップノルディックコンバインド名寄大会、十五年には名寄で二度目となる国民体育大会冬季大会スキー競技会開催に尽力して全国、世界にスキーのまち名寄を発信した。
 さらに、恒例となっている国内最初の冬季スキージャンプ大会である吉田杯ジャンプ大会をはじめ、各種全日本スキー連盟公認大会を毎年開催するなど、スキー競技を通して名寄を全道・全国にPRし、交流人口の拡大にも多大に貢献している。
 また、市体育協会長としても加盟する三十四競技団体の技術向上に務め、市民の健康づくりを基本にスポーツの普及振興に取り組む一方、医療分野でも市への経営移譲を受けた国立療養所名寄病院を、名寄東病院として上川北部医師会委託運営に尽力するなど、地域住民の福祉向上にも活躍している。
 受賞決定の知らせに吉田さんは「大変名誉ある賞と同時に、重い賞とも受け止めています。地元でのワールドカップや国体開催などが今回の受賞に反映されたのだと思うが、歴史を積み重ねてきた先輩たちや協力してくれた市民のおかげ。今後は、スキー人口の減少やスキー場の経営悪化などの問題を、みんなで力を合わせて解決していきたい」と語っている。

 文化奨励賞(芸術部門)=猿谷武(さるや・たけし)さん、日本詩吟学院岳風会名寄支部長。
 昭和四十一年に日本詩吟学院岳風会北海道本部所属名寄支部入会以来、三十九年間詩吟の精進・普及に励み、平成六年には同支部長に就任、十一年には正師範総伝位を受けている。
 八カ所の道場には総勢百二十人の会員、師範二十人、準師範十三人が所属。道北最大の支部リーダーとして優れた指導力と識見を生かし、会員の指導育成強化、師範・準師範の資格取得に向けて、積極的に勉強会を開催するなど人材の育成にも多大に尽力。
 詩吟の普及に―と市民文化祭、市文化協会振興基金造成の響演、市戦没者慰霊祭での献吟、美深と音威子府で開催されている詩吟の審査員を務めるなど、道北の吟道発展に大きく貢献した。
 猿谷さんは「このような賞をいただき、本人をはじめ、家族も喜んでいます。高齢化が進んで会員が減少しているが、吟道精神にのっとって精神文化の向上に努め、地域社会に貢献できるよう頑張りたい」と話す。

 文化奨励賞(芸術部門)=日野幸枝(ひの・ゆきえ)さん、霞朗詠会名寄会会長。
 昭和三十八年に霞朗詠会旭川会名寄教室に入会以来、四十二年間詩吟の習得鍛錬にまい進。四十年に名寄支部が設立されると副支部長となった。道路や交通事情が悪い当時は、夏はバイク、冬は汽車で士別市に出張指導に出向くなど、詩吟の普及に尽力。現在は、社団法人霞朗詠会名寄会長として愛好者の拡大、指導に努力している。
 会長に就任した翌五十二年に社団法人化を実現。困難な時期を克服して吟道の発展向上に尽力し、同会の礎を築いてきた。六十年には、同会創立二十周年記念大会と併せて、北海道連合会記念吟詠大会を名寄市で開催して成功させ、霞朗詠会の最高位総伝師範に昇格している。
 同会は六教室、会員五十人。この先頭に立って地域文化の向上に一致協力して活動、日々精進に励んでいる。
 日野さんは「私ごときがと恐縮しているが、この受賞を励みに会の精神を重んじながら、地域文化の向上により一層努力していきたい」と喜びを語っている。

[ 2005-10-20-19:00 ]


晴れの総務大臣表彰
アイスキャンドルミュージアム実行委員会・個性的活動が評価

 【下川】下川の「アイスキャンドルミュージアム実行委員会」が、全国過疎問題シンポジウム実行委員会(総務省など主催)による「過疎地域自立活性化優良事例表彰(総務大臣表彰)」を受ける。表彰式は十一月一日、徳島県で開かれる「全国過疎問題シンポジウム二〇〇五inとくしま」の席上で。NPO法人しもかわ観光協会の谷一之会長が出席し受賞式に臨むほか、事例発表も行う。
 過疎地域が美しく個性的な地域社会として発展するためには、地域社会自らが新たな発想や工夫が必要として、地域づくりの実践者を交え過疎地域の目指すべき方向を議論するシンポジウム。自立活性化優良事例表彰は、毎年三カ所ほどの狭き門となっている。
 アイスキャンドルは、昭和六十年に町内のアイデア研究会「コロンブスの卵」が発案、命名した。翌年は「下川冬祭り」会場内にアイスキャンドルを飾るなど独自の活動。六十二年、上名寄「名願寺」境内に飾られた五百個のアイスキャンドルがNHK「ゆく年くる年」で全国放送。六十三年の「下川冬祭り」は「下川アイスキャンドルフェスティバル」に生まれ代わった。
 平成九年、万里の長城で「アイスキャンドルパーク」が開催され、イベント名も「下川アイスキャンドルフェスティバル&パーク」となり、十五年から現在の「下川アイスキャンドルミュージアム」と進化した。実行委員会のメンバーは百十人ほど。町職員、商工会、観光協会、地元企業、事業所代表など。毎年、観光協会長が実行委員長を務める。多くの町民がボランティアで参加し町ぐるみのイベントに発展した。
 しばれを逆手に取った冬の風物詩として定着した。また、アイスキャンドルを飾ったイベントは全国に四十以上を数えるとのこと。
 同表彰が決定したとの知らせに、谷しもかわ観光協会長は「アイスキャンドルが誕生して二十年の節目に、このような表彰を受けることができとてもうれしい。コロンブスの卵の発想、多くの町民の協力のおかげです。次のステップへ大きな弾みになるでしょう」と喜びを語っている。

[ 2005-10-20-19:00 ]

若年者の就業促進に
技能ふるさと塾を開設・道主催で初開催

 【名寄】道主催の第一回上川北部地域技能ふるさと塾が十九日、上川北部地域人材開発センターで開かれた。
 同塾は、若年者労働力需給のミスマッチ解消やものづくり職業への就業促進を目的に、道が北海道職業能力開発協会に委託した事業。道内八カ所にある人材開発センターを拠点に「技能ふるさと塾」を開設して、ものづくり体験セミナーや工場見学、匠の技能データベース事業などを実施し、若者の「ものづくり人材」を創出していく。
 上川北部地域人材開発センターでも、事業の実施に向け、上川北部技能ふるさと塾関係者連絡会(高橋剛会長)を設置。第一回目のふるさと塾には名寄農業高校一年生三十六人が参加して、講演やものづくり体験、工場見学で就職選択の幅を広げた。
 午前中は、北海道技能士会の菊地博副会長を講師に「塗装技能士として」の講演とものづくり体験。菊地さんは講演の中で「塗装は色の配色などによって雰囲気やイメージを変えることができる。例えば、同じ面積の建物を塗装する際、黒色よりも白色のペンキを塗るほうが建物を大きく見せることができ、これを色彩の面積効果という」などと説明。
 ものづくり体験では、縦横三十センチの板に直径約十五センチの円を下書き。はけを使って円の内側に赤色のペンキ塗った。生徒たちは日ごろ手にすることのないはけで、下書きした線に沿って一生懸命色を塗り、塗装の難しさを体験した。
 午後からの工場見学では、士別市にある農畜産物加工株式会社と名寄市日進のニチロ畜産名寄工場を見て回り、就職先の参考としていた。
 第二回目は二十五日午前九時半から同センターなどで、名寄光凌高校の生徒に参加してもらい、講演やものづくり体験、工場見学などを行う予定している。

[ 2005-10-20-19:00 ]

安心に暮らせる家を
なよろっぽい家づくりの会・北方型住宅セミナー

 【名寄】なよろっぽい家づくりの会(入江和也会長)の「新北方型住宅セミナー」が十九日、上川北部地域人材開発センターで開かれ、会員たちが安心して暮らせる住宅づくりの基本などを学んだ。
 同セミナーは、会員向け研修会事業として実施した。道立北方建築総合研究所の長谷川雅浩科長と、上川支庁経済部建設指導課の石丸貴康係長が講師となり、会員二十人が参加した。
 長谷川科長は、新しくなった北方型住宅制度の内容について「建築主が北方住宅建設を依頼した場合、BIS(断熱施工技術者)が断熱・気密の設計内容を確認し、設計者から建築主に報告する。さらに、着工前にどのような材料を使って工事をするのかを説明し、施工管理を専門とするBIS―Eが、住宅完成までの状況を五段階に分けて建築主に報告する」。
 また、着工から完成までの内容をすべて専用シートにまとめ、建築主、施工者、第三者機関となる北海道建築指導センターに登録・保管することで「中古住宅となっても安心して販売できる」などと説明した。
 最後に、石丸係長がパソコンを使った同住宅サポートシステムの操作方法を指導。会員たちは建築主が、この地域で快適な生活が送れる住宅建設の参考としていた。

[ 2005-10-20-19:00 ]



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