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2005年10月19


安全運転の再確認を
名寄警察署管内・高齢者死亡事故が多発

【名寄】安全運転を再確認して事故防止を!―。名寄警察署管内では今年、車両事故の増加が懸念される冬期間を前に、交通死亡事故が多発。既に、例年を大きく上回る六件六人の死亡事故が発生している。特に、九月十九日から十月十六日までの約一カ月間で四件の交通死亡事故が集中して起きており、四人が死亡。昭和六十二年以来、十七年ぶりに年間交通死者ゼロだった昨年から暗転した。同署は「運転者にはあらためて安全運転を認識してもらいたい」と事故防止を喚起している。
 今年の交通死亡事故は、普通乗用車同士が正面衝突して八十二歳男性が死亡(一月七日・名寄)。農業用トラクターが側溝に転落、運転手の七十九歳男性がトラクターの下敷きになって死亡(六月五日・智恵文)。信号待ちの大型貨物に追突した普通貨物運転手の七十三歳男性が死亡(九月十九日・風連)。橋の欄干に衝突した六十一歳女性が死亡(十月八日・下川)。交差点にある信号柱に衝突し、八十八歳男性が死亡(十月十一日・名寄)。道路横断中の六十四歳女性が普通乗用車にはねられて死亡(十月十六日・名寄)─の六件で、いずれも通いなれた道路での事故。特徴は、六十代から八十代のドライバーが亡くなっているほか、四件が単独事故によるもの。また、名寄、風連、下川の交通死亡事故ゼロ記録は、一月の発生で名寄が六百二十二日、九月の発生で風連が千日目前の九百九十四日、十月の発生で下川が七百四十二日で、すべて五百日以上を記録していたが、それぞれストップした。
 管内では十六日現在、人身事故が五十九件(前年同期比五件の増)、負傷者六十四人(同五人の増)と、すべてプラスの状態。今後は、農作物の輸送や秋の行楽シーズンなどで交通量が増えるとともに、日没が早くなることで高齢歩行者や児童生徒ら交通弱者被害の交通事故被害も懸念されるため、より一層交通安全意識を高めていくことが求められる。
 今年は残り二カ月を残して、平成九年の七件七人に次ぐワースト二の記録となっており、同署では「警察や関係機関が活動してもスピード違反が多いのが現状。自治体に働き掛けをしながら、レッド警戒と取り締まり強化を中心に展開するほか、交通安全教育も進めていかなくてはならない」と語る。ドライバーには、「とにかく気を抜かずに左右の安全確認の徹底を。被害者になりうる交通弱者は夜間に外出する際には、夜光反射材の着用し、明るい服装で外出してほしい」と住民に注意を呼び掛けている。
 今後、同署ではレッド警戒活動の強化、自治体や交通安全協会など関係機関はパトライトや街頭指導などの交通総合対策を実施していく考えだ。

[ 2005-10-19-19:00 ]


戦後開拓の苦労を回顧
歌集「おもいで」を手書き
下川87歳の押田キヨミさん

【下川】町内渓和の酪農業、押田キヨミさんが、このほど、手作りの歌集「おもいで」を発行した。ここ二年間で思いつくままにまとめた短歌を丁寧に手書きして、表紙だけを印刷し製本してもらった。昭和二十二年に戦後開拓で同地区に入植、厳しかった体験を赤裸々に回顧する内容。
 酪農主婦現役時代の昭和四十九年から町内の「はるにれ短歌会」に入会、現在も会員として活躍している。五十五年には地区高齢者、婦人会共同の「渓和文集」を第四号まで発行、平成十年には自分史「渓和に生きる」を自費出版。平成五年に文芸・絵画活動で下川文協賞を受賞。この間、二十七年間にわたり民生児童委員も務めた。
 「開拓の苦労があったから書けたと思う」と歌集づくりのきっかけを語る。「見渡せば樹木の茂み笹の原ここがえぞ地の吾住む処」の一首で始まる。入植当時、近くの森林で造材作業が盛ん。作業員が歌う木遣(や)りうたが心を和ませた。「帰路に又足止めて聞く木遣りうた勇壮な声しばしきき惚れ」と思い出の歌が数首。
 「酸性地知る筈はなし種蒔けば芽生えて消えるなぜにと思う」と開拓当初の苦労。「栄養の失調からくる心臓病秋には肺も冒されしと医師」「栄養がゼロになりせば目が見えず闇夜となりて明るみを待つ」「牛乳を飲めと医者に進められサイロの家を訪れてみる」と食べ物に苦労した時代を振り返る。
 道路事情は極端に悪かった。「八キロの登校拒み戻り来し吾子をなだめる母影で泣く」。住宅事情もひどい。「土壁の落ちし隙間に粉雪が吹き込み夜具の衿がしばるる」。
苦労は人生観をもすっかり変えた。「幸せは不平不満を言える人奈落の底にはそれらあらまじ」。そして「頓馬でいい米寿近きをこの土と曲がりなりにもここまで生きた」と人生を達観。
 現在も絵画教室へ通う。「初めての裸婦描くポーズ戸惑いし男は平気かそれとも慣れか」「絵を描く吾のアトリエ火の気なく気付いてみればふるえ止まらず」。絵画への情熱も今も熱い。そして「ここが好き無から拓いた土地だもの死してえぞ地の土になりたき」が現在の心境。
 あけぼの園の捨て布縫いボランティアに出掛けるなど元気。
 歌集には短歌二百三十五首と詩が四編。後書きで「鍬や鎌持つのは得意ですが、ペン握るのは不得意です。誤字、脱字、落ち字ありですがもうすぐ八十八歳。自分の心にせかされて認(したた)めてみました」と記す。七十冊を作り友人、知人にプレゼントし喜ばれている。

(写真=丁寧に手書きした歌集「おもいで」を手にする押田キヨミさん)

[ 2005-10-19-19:00 ]

18年かけ完結号発行
橋本さんのぴやしり河童

【名寄】市内東二南五の橋本信夫さんの創作民話「ぴやしり河童」の完結号である第十巻が発行された=写真
  橋本さんは、名寄を題材にした創作民話を書き続け、「ぴやしり河童」を昭和六十二年十一月に創刊。一年〜六年に一冊のペースで発行を続け、十八年かけて完結号までの発刊に至った。
 二年ぶりの発刊となった十巻の内容は、「まま炊きあねっこ」から始まり、「河童のうろこ」「桜木町界隈」「おいてけ沼」「河童の皿が役に立つなら」「地球にやさしく とか」「終の棲み家なんだがな」「お百度河童」「そろそろ故郷に帰るか」「さらば名寄太」の十話。
 名寄商工会議所と学友堂、なよろ温泉サンピラー、なよろユースホステルサンピラーで有料頒布している。また、全十号セットもあり、問い合わせは橋本さん(2-4043)へ。

[ 2005-10-19-19:00 ]

候補作品5点を決定
新「名寄市」の市章選考委員会

【風連】名寄市市章選考委員会(松岡義和委員長)の第二回市章選考作業が十八日、町福祉センターで行われ、候補作品五点と補欠作品二点を決めた。
 同委員会は、十八年三月に風連町と合併して新「名寄市」となる市章の候補作品を選考するもので、風連町と名寄市在住の芸術関係者三人ずつとデザイン有識者一人の合わせて七人で構成。
 応募のあった八百七十一点の作品を四日に開催した第一回目で二十六点まで絞り込み、今回の選考作業で候補作品五点と補欠作品二点を決めた。
二次審査も通過した候補作品五点のうち四点が、名寄をローマ字変換したときの頭文字となる「n」をアレンジしたもの。もう一点は名寄の「ナ」と風連の「フ」を合わせて「な」を形成した作品。五点中四点は道外、残り一点が市内在住の応募作品。
 絞り込んだ五点については、十一月初旬までに作品の類似商標などの調査を行い、候補作品の中に類似しているものがあった場合、補欠作品一点と差し替える。調査作業終了後、十一月十五日に開催予定の合併協議会で正式に採用作品一点を決める。

[ 2005-10-19-19:00 ]



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