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2005年9月17


介護保険改正は予防重視型
大学条例制定も可決
名寄市議会定例会が閉幕

 【名寄】名寄市議会定例会は、十六日、竹中憲之議員(市民連合)と斉藤晃議員(共産)の二議員が一般質問を行い、十八年四月に開学予定の名寄市立大学にかかわる各種条例の制定を可決して閉会した。
 竹中議員は「リフォームによる苦情や被害の現状」「介護保険法改正に伴う今後の事業」「病院事業の現状」「公共施設の環境整備」の四件。
 今尚文助役は「全国的に悪質リフォームの被害が目立っているが、市の消費センターには苦情や被害の連絡はない。十六年度に住宅の床下部分による相談が三件あったが、クーリングオフやセンターあっせんで処理している。住民には広報や地域集会などを通してPRし、被害防止に努めていく」と答えた。
 市内公共施設のアスベスト状況では、三施設四カ所でアスベストの使用疑いがあったが、検査の結果、すべて基準値以下で不検出だったことを説明。さらに、アスベスト使用が明らかとなった名寄高校の旧校舎は、飛散の恐れはないものの、解体作業による飛散の可能性があるため、適正に解体処理することを伝えているとした。
 十八年度から新たにスタートする介護保険法で山内豊保健福祉部長は「予防重視型システムを大きな柱としており、要介護になりそうな高齢者に対する地域支援事業に取り組むなどの内容となっている。市としても、十五年度から高齢者体力づくり教室を各町内会単位で行い、成果が出ている。今後は、この内容をより充実させるとともに、地域住民グループ事業として実施したボランティア養成講座受講者にもサポートしてもらい、全市的に実施できるものとしたい。また、名寄市保健医療推進協議会で、年度内に高齢者保健医療福祉計画と介護保険事業計画も策定し、安心して生活できるような環境づくりに取り組んでいく」。
 佐藤健一名寄市立総合病院事務部長は「循環器呼吸器内科は、七月から常勤医師三人体制で治療に当たっており、七月末現在で一日平均の入院患者が二十一人、外来が二十六人。慢性的な症状の患者が多いなどの面から、総体的な患者数は少ないが、ホームページや広報でPRしていく」。常勤医師が少ない精神科については、医師派遣の要請はしているものの見通しが立っておらず、医師確保に努力していくことを約束。
 八月に市内全小中学校十校で検査したシックスクール問題では、今裕教育部長が「検査結果でトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンについては基準値を下回ったが、ホルムアルデヒドの基準値が南、西、中名寄、豊西の四小学校と名寄中学校の音楽室やコンピューター室などで超え、十三日から再検査を行っている。室内換気の徹底、児童生徒の健康観察・把握などに努め、子供たちが安心して勉強できる環境づくりを行う」。
 斉藤議員は「仕事確保と地域活性化のための住宅リフォーム助成」「環境とリサイクル推進」「介護保険制度の改正」の三件。
 今助役は紙製容器回収内容で「北十二区、ノースタウン、旭東北区の三町内会をモデル事業として、紙マークの付いたごみの分別回収を月一回実施している。年間十二トンの回収を想定していたが、半年間で約四百四十キロと少なかった。周知不足だったことに加え、段ボールなど今までと同じ古紙類と一緒に回収していることも、増加につながらない要因と感じられる。今後は周知活動に力を入れるとともに、紙類の分別をはっきりさせていくことも課題として取り組みたい」。
 松尾薫建設部長は、住宅リフォームによる雇用や経済波及の効果に理解を示しながらも、「財政事情を考えると助成制度新設に踏み込めないのが現状」と理解を求めた。
 一般議案審議では「名寄市立大学条例」や「大学教育職員の給与に関する条例」「大学の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例」「市立名寄短期大学の授業料等徴収条例」の五条例の制定を可決。また、名寄市教育委員会委員の任命で山崎博信氏に同意、人権擁護委員の候補者に野津眞喜子氏を推薦することを同意した。

[ 2005-09-17-19:00 ]


自分たちで食事や清掃
下川で通学合宿・小学生が2泊3日の自立生活

 【下川】教育委員会主催の通学合宿が、十三日から十五日まで下川町農村活性化センター「おうる」で行われた。
 豊かさや便利さの中で親に依存して暮らす子供たちが、共同で食事作りなどを体験、家庭の大切さを再認識してもらう、などが目的。今年で三回目の行事で、小学三年生から六年生までの男女十二人が参加。指導は教育委員会職員、教育大旭川分校の学生三人、キッズスクール指導員やボランティア関係者ら。
 初日は公民館前からスクールバスでおうるへ。オリエンテーションの後、三班に分かれて夕食の準備。野菜や肉を刻んでいため、カレーライスを作った。十四日は午前六時起床、ごはんにナスいため、みそ汁など。同七時五十分にスクールバスで登校し普通の学校生活を営んだ。 
 二泊三日の生活の中で、おうる相談員、加藤久さんの指導でそば打ちも体験。そば粉を練り、延べ棒で伸ばした後、大きな包丁で刻む作業など真剣な表情。最終日の夕食は、屋外の特設コンロでサンマ焼きなど。
 合宿中はテレビ、コンピューターゲームなどは一切なし。入浴、就寝時間など規則正しく行われ、子供たちは「毎日、きちんと時間を守れた」「とても楽しかった」「もう二、三日あったらよかった」「みんなと一緒に、テキパキと活動できた」と貴重な体験に満足そうだった。

(写真=自分たちでさばいたサンマを焼く通学合宿の小学生たち)

[ 2005-09-17-19:00 ]

26日に事故死ゼロ1000日達成へ
旗の波作戦実施・ドライバーに安全運転喚起

 【風連】黄色い交通安全旗でドライバーの注意を喚起―。風連町交通安全運動推進委員会(会長・柿川弘町長)は十六日、町内南町の国道40号線と、道道下川・風連線の交差点で旗の波作戦を実施した。風連町交通安全協会(武田義一会長)ら十団体から約百人(主催者発表)が参加した。
 二十一日から始まる秋の交通安全運動に先駆けて毎年、この時期に旗の波作戦を行っている。今年は、風連町の死亡交通事故ゼロ千日が、九月二十六日達成することになっており、目標の達成に向けて、さらに町民らの安全意識向上へ強い願いが込められた作戦。
 参加したのは風連町交通安全協会、風連町安全運転推進事業所協議会(池田和憲会長)、交通安全指導員(谷勝代表)、女性ドライバークラブ(竹山秀子会長)、風連ライオンズクラブ(林正博会長)、名寄地区交通安全緑十字会(鈴木参会長)、同緑十字会風連(川原正代表)、瑞生大学自治会(桶谷巳代治会長)、風連幼稚園こぐまクラブ(安西小百合会長)、名寄地区交通安全協会連合会(森越正弘会長)の十団体。
 交通事故犠牲者に黙とうの後、柿川町長が「事故死ゼロ千日達成までもう少しで、皆さんの協力に感謝する。これから秋の輸送繁忙期に入るので、さらに事故死撲滅へ注意を呼び掛けていってほしい」とあいさつ。佐藤日出八郎名寄警察署長が「町民の高い安全意識で、死亡事故ゼロ日を続けていると思うが、さらに意識向上に力を入れてください」と協力を要請。
 引き続き交通安全旗を手に街頭に立った。黄色い安全旗が続く様子は、ドライバーの注意を喚起するのには、十分な効果を上げ、自然とスピードを緩める車が多かった。

(写真=交通安全協会など10団体が参加した旗の波作戦)

[ 2005-09-17-19:00 ]

今年もスズメバチ発生
下川町の駆除件数、既に44件

 【下川】「スズメバチの巣を退治してほしい」。町税務住民課に、このところ町民からスズメバチ駆除の依頼が毎日のように舞い込んでいる。今年は既に四十四件で、同課によると「今年は例年より活動期が遅れており、例年なら活動の最盛期を過ぎている九月も、まだ危険」とのことだ。
 ハチの巣の駆除依頼は七月までに八件、八月二十件、九月に入って十六件の四十四件。昨年は全体で五十件だったが、八月がピークで二十七件、九月十五件だった。ところが今年は沈静期となるはずの九月の駆除依頼が、十五日現在で既に昨年九月一カ月分をオーバーする十六件。「この後、まだ多くの依頼が舞い込みそう」と活動期の遅れを懸念する。
 同課が駆除したハチの八割は、体長が三センチ近くある大型でどう猛なスズメバチ。強力な毒を持っており人間が刺されるとショック状態に陥り最悪の場合、死に至る危険も。同課では「万一、刺された場合、必ず病院での治療を。数時間を経過した後に、ショック状態を起こすこともある」と注意を呼び掛けている。
 これまでに駆除依頼があったのは住宅、物置、庭の樹木の中、墓地などいろいろ。一度に五カ所を刺され病院で点滴を受け、ことなきを得たというケースもあり、注意が必要だ。
 住民から駆除の依頼があると、同課住民生活グループの藤根喜幸主査らが駆けつけ、防護服に身を包んで現場を確認。ハチの種類、巣の状態などを確かめスプレーを使用しながら巣を除去。屋外など見える場所の巣の除去は比較的簡単だが、床下や板壁のすき間などにある巣の除去は大変。担当者も現場の状況に合わせ悪戦苦闘することも多い。
同課は「スズメバチはとても危険。巣を見つけたら直ちに税務住民課へ連絡を。絶対に触ったりして興奮させないでほしい。町民の生命にかかわる問題であり、依頼があればいつでも出動する」との方針。同課のスズメバチとの戦いは残暑の続く限り続きそうだ。

(写真=防護服に身を包みスズメバチを駆除する町職員)

[ 2005-09-17-19:00 ]



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