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2005年9月4


小ぶりだが甘みは十分
なよろ農協のカボチャ選別・消費の伸びに期待

 【名寄】市内大橋にある道北なよろ農協の集出荷施設で、カボチャの選別作業が本格化しており、パートの主婦ら約百人が交替で作業に追われている。
 同農協(名寄、智恵文、風連地域)のカボチャ作付面積は、昨年より約三十五ヘクタール多い三百ヘクタールで、「味平」「えびす」「こふき」の三品種。関西と中京方面を中心に出荷され、秋の道北を代表する味覚として、幅広い人気を得ている。
 名寄地方の主力作物でもあり、今年は三千九百五十トン、四億五千五百万円の売り上げを見込んでいる。
 各農家で収穫されたカボチャは一週間ほど陰干しをしてから、選別施設に搬入。作業は、昨年に比べて二日早い先月二十二日から始まっており、十月下旬まで続けられる。
 選別作業は、形の悪い物や傷の付いている物を取り除いた後、玉の大きさによって七段階に分け、十キロごとに箱詰め。パートの主婦らは、機械に乗って流れてくる見事に育ったカボチャを手に、忙しそうに作業に当たっており、一日約六千ケースから七千ケースを処理。間もなく市場を飾ることになる。
 同農協青果部では「今年は干ばつの影響で八玉、十玉サイズの小ぶりのものが多いが、味平については三玉サイズの大きいカボチャも若干入ってきており、珍しい。また、雨が少なかったこともあり、傷物などの規格外が少なかった。価格は十キロ平均千三百円前後と平年並みだが、甘みは十分でおいしい。しかし、道外では五玉、六玉サイズの四分の一カットが主流となることに加え、気温がなかなか下がらず料理で煮炊きしない家庭が多いため、売れ行きは厳しいと予想している。気候が涼しくなる九月後半から消費が伸びてくると思うが、その時期には安い輸入物も入ってくるので、どのような影響をもたらすかが読みづらいところ」と話す。

(写真=パートの主婦らが作業に追われているのがカボチャの選別)

[ 2005-09-04-19:00 ]


課題は上川の米作り
下川の酪農家・木下さん生産会長に
北はるか組合長との業務

 【下川】JA北はるかの木下一巳代表理事組合長=二の橋、酪農業=が、このほど上川生産農業協同組合連合会(通称、上川生産連)の会長に選任された。今期から同会長は非常勤職に。北はるかの代表を勤めながら、管内十四農業団体連合体のトップとして、指導的な役割が期待される。
 木下さんは昭和二十三年二月下川生まれ。三十八年下川中学校卒後、家業の酪農業を継ぐ。五十九年から下川農協監事を十八年間。平成十一年五月下川農協組合長に。十五年五月、下川、美深、中川の三農協が合併し北はるか農協(組合員約六百人)が誕生、その初代組合長となった。
 北はるかは組合員約六百人。本庁は旧美深農協にあり、木下さんは毎日、午前七時四十五分にマイカーで自宅を出発、本庁へ。家業の酪農は、搾乳をやめ育成乳牛(現在二十五頭)専門に。専ら陽子夫人が守る。
 上川生産連は、管内農協の連合体。多い時代には四十団体が所属していた。木下さんは下川農協組合長、北はるか組合長となってから生産連の場で発言する機会が多かったが「上川の農業をどうするか」「国際化時代の中で、農業はどうあるべきか」など困難な問題を、現実的で地に足を付けた持論。先見性や指導力が期待され、新会長選任につながった。名寄地方では初の会長就任。
 「上川生産連は五十年の歴史。総資産三十五億円で、種子などを年間二十億円取り扱っています。生産連は農協の集合体ですが、中に入ってみて求められるものが単協と異なることを思い知らされました」という。
 「最大の課題は上川の米をどうするか。上川と空知で全道の七割の米を生産しているが、もみベースで六十キロ一万八千円から二万円していた米価が、現在は市場に委ねて一万五百円前後。米専業だと三十ヘクタールは必要。現実は道内平均六・五ヘクタールしかない。上川、北はるかの平均も同面積」と課題のトップに米問題を挙げる。
 また、「国際化で一番先に問題になるのが農業問題。日本がFTA(二国間協議)を終えたのはシンガポール、メキシコなど五カ国だけ。チーズ、卵などは世界に通用する価格になったが、米をはじめ多くの農産物にまだ、競争力がない。国際化に対応した変化、スピードが農業にも求められている」と話す。
 北はるかを常勤。さらに週二、三回、片道一時間四十分の上川生産連への「出勤」が増えた。二つの大役に目が回る毎日だ。現在、下川町農業委員。同町議も二期歴任。子供は長女(主婦、喜茂別町)、二女(札幌でOL)、三女(主婦、稚内市)。目下、陽子夫人(北はるか女性部下川支部長)と二人暮らし。趣味は適量のアルコール。酔えば北島三郎の新曲「陽だまり人情」が飛び出す。

(写真=「国際化時代の農業を模索したい」と話す木下一巳上川生産連会長)

[ 2005-09-04-19:00 ]

新しい種雄馬に意欲
馬産60年の及川章さん・体重も1トン超の大型

 【下川】愛馬を育てて六十年以上、種雄馬の管理が来年で五十年という三の橋の農業、及川章さん宅に、このほど新しい種雄馬が到着した。これまで及川さんが飼育した種雄馬では最大の体格。「馬産地道北の伝統を守り続けたい」と意欲を燃やす。
 及川さんと馬の付き合いは、父が農業を営んでいたことから小学時代の十二、三歳に始まる。農業の機械化で農耕馬が姿を消した後も馬との付き合いは続き、馬への愛着は深まるばかり。
この間、自分で馬を飼育するばかりでなく種雄馬を管理してきた。道北各地の農家などを回り種付け業務が四十九年間になる。 
 農業の主役が馬だった時代は、年間の種付け業務も多忙を極めた。現在では道営ばんえい競馬などが目的の飼育が中心。「でも誰かがやらなければならない仕事。馬が好きでなければ出来ません」と話す。
 このほど導入された種雄馬は「タカラエンジュ号」で十一歳。日高管内平取町生まれ。橋本聖子参院議員の父が、米国から買い付けた名馬「ベルジアン」の孫。二歳から九年間、道営ばんえいで活躍、今年春に定年引退。日本馬事協会が買い上げ、上川生産連が借り受けJA北はるか下川支所に貸し付け。及川さんに管理が委託された。
 「タカラエンジュ」は体重千百八十キロ、体高一・八七メートルと堂々たる体格。及川さんの種雄馬は今回で十五頭目だが「これほど大型の種雄馬は初めて」という。
 及川さんは現在、上川馬事振興会の会長、町議が三期目。「馬はあまり好きでない」という妻、ヨシ子さんの全面協力を得ながら、委託を含め十五頭の馬を毎日世話。その合間に道北一円を回り種付け業務。これまで四十九年間の馬産実績は約千五百頭。道内でもトップクラスの実績となっている。
「高齢なので荒馬を操るのは、だんだん難しくなってきた。これが最後の種雄馬です。馬と共に生活していると年をとる暇がない。好きでなければできませんね」と、馬の話になると少年のように目が輝かせている。

(写真=種雄馬「タカラエンジュ」と75歳の及川章さん)

[ 2005-09-04-19:00 ]

たばこポイ捨て禁止
風連で林野火災予防作品展

 【風連】山火事注意ポスター展示会が、九日まで風連郵便局内「風の広場」で開かれ、訪れた町民らに山火事防止を訴えている。
 小学生を対象に道が毎年実施している、林野火災予防に関する作品募集に合わせて、町が独自に対象を中学生まで広げ、ポスターを募集。各学年(小学生のみ)の入賞作品の中から町教育研究会が選考し、上川支庁管内の審査に推薦する。
 今年は小学生四年生以上〜中学生三年生から百二十五点の応募があり、「風の広場」には各校で選考された二十九点が展示されている。
 会場には、たばこのポイ捨てで山火事になり、山が泣いている絵や、動物たちが消火活動している様子を描いたものなど、山火事防止を訴える力作が展示されている。訪れた人は、一回のたばこのポイ捨てで山が燃え、多くの命が亡くなることを絵を通じてあらためて感じ、山火事を起こさないように気持ちを新たにしている。

(写真=29点が展示され山火事防止を訴えているポスター展)

[ 2005-09-04-19:00 ]



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