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2005年8月14


10日から全小中学校対象に
市教委の化学物質検査・根本的対策見つからず

 【名寄】市教育委員会によるホルムアルデヒドおよび揮発性有機化合物のサンプリング検査が、十日から市内全小中学校を対象に始まっている。昨年、市内の三小学校で室内空気中化学物質測定を行った結果、三校すべてから基準値以上のホルムアルデヒドが検出され、人的な被害にもつながることから問題となっていた。今回の検査は、検出された三校を含めた市内全小中学校で二十七日まで行い、九月中旬にすべての検査結果がまとめるが、室内を換気する以外に抜本的な対応策が見つかっておらず、検査結果によっては早急な対策が必要となりそうだ。
 「学校環境衛生の基準」により、小中学校では定期的に教室内の空気など環境衛生の調査を実施。化学物質を放散する建材や内装材などの使用、建物の気密化によって、身体に影響を及ぼす症状にシックハウス症候群があるため、十四年からは新たにホルムアルデヒドや揮発性有機化合物のトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンが検出項目に加えられた。
 市教委では、症状を訴える児童生徒がいなかったことから十四、十五年度は調査しなかったが、昨年七、八月に建築の新しい名寄、東、西の三小学校を対象に実施した。 
建材が原因の空気中化学物質は五年間で消えるとされているため、調査は新しい校舎から行い、建築年次が古い残りの七小中学校は本年度実施する計画だった。
 昨年検出された三校については、濃度の高かった各教室の使用を禁止。室内空気の換気を繰り返したほか、換気設備の改善を図るなどして濃度を基準値以下まで下げて対応。その後の検査の結果では、三校すべてで基準値を大幅に下回るとともに、検出された各教室の密閉テストを冬期間に実施しても、基準値を超えることはなかった。
 さらに、市教委では、ホルムアルデヒドを含む揮発性有機化合物の特性や対応策などを記した「シックスクール対策マニュアル」を作成し、五月に各校へ配布。現在もできるだけ教室内を換気するように周知し、児童生徒に被害が発生しないよう配慮している。
 今回のサンプリング検査は、文部科学省が示しているホルムアルデヒド(基準値〇・〇八ppm以内)と揮発性有機化合物のトルエン(同〇・〇七ppm以内)、キシレン(同ppm以内)、パラジクロロベンゼン(同二四〇ppm以内)の四項目。十日に東小、十一日に南と中名寄小、十三日に西と豊西小、名寄中。十四日に名寄小、二十七日に智恵文の小中学校、二十八日に東中で行う。
 検査結果は九月中旬に出るとのこと。市教委では、基準値以上の検出結果が出た場合、早急に対策会議を開いて対応していく考えだが、完全に消し去るような抜本的な対応策が見つかっていないのが現状。現段階では、換気の徹底が中心となるが、頭痛やのどの痛みなど身体に影響を及ぼすものだけに検査後の対応に注目が集まりそうだ。

[ 2005-08-14-19:00 ]


口径28センチの望遠鏡で第10惑星の撮影成功
市立木原天文台の佐野さん国内3番目

 【名寄】七月末にNASA(航空宇宙局)が太陽系十番目の惑星が発見されたことを発表したが、名寄市立木原天文台の佐野康男主査は早くも第十惑星の撮影に成功、本人は喜びの中に驚きを隠せないでいる。
 第十惑星は、同じ領域にあるほかの天体の有無や大きさなどから現時点では「惑星」に認定はされていないものの、明るく、直径は冥王星より大きいと考えられている。
 国内では、正式な報告がなされた分では二カ所の天文台で撮影が成功していて、佐野さんは三番目、北海道では初めて。
 また、口径一メートル以下の望遠鏡で撮影はできないと考えられていたが、佐野さんは口径二十八センチの望遠鏡に冷却CCDカメラを装着して撮影。
 撮影時の八日午前二時は、地球から約百四十四億キロ、明るさは十八・九等星だった。
 佐野さんは「うちのような小さな望遠鏡では撮れると思っていませんでしたので、撮影できたときは本当に驚きました。まずは場所がわからないと撮れないので、軌道を計算、シミュレーションもしました」と語った。

[ 2005-08-14-19:00 ]

太鼓や法被などそろえ
風連西区地域協・自治総合センから助成

 【風連】西区地域協議会(飯田正一会長)は、財団法人自治総合センター(本部・東京)の一般コミュニティ助成事業を受け、太鼓などをそろえる。西区地域協議会のメーンイベントである盆踊りなどに活用していく。風連町内で一般コミュニティ助成事業の補助を受けるのは十五年度、十六年度に続き三年連続のこと。
 西区地域協議会は市街地の西側に位置し、ひかり町内会、西町町内会、瑞生町内会の三町内会で構成され、世帯数は約三百戸、住民数は六百七十五人。平成三年度にスタートした町の第三次総合計画策定時に組織された七地域協議会の一つ。
 独自に盆踊りを開催するなど、地域のコミュニティ活動へ積極的に取り組んでいる。だが、盆踊り開催に当たっては、必要な音響機材や法被などもなく、ほかから借用してくるなど、不便な点が多かった。このため、宝くじの益金を活用する自治総合センターの一般コミュニティ助成事業に、町を通して申請。
 計画によると、約二百五十万円の補助を受け、長胴の太鼓三台のほか、大人用の法被二十着、子供用の法被二十五着などをそろえる。地域で保管し、今後の各種活動に活用をしていく考えだ。
 風連町では、昭和五十九年度に風連御料太鼓が自治総合センターの一般コミュニティ助成事業で太鼓をそろえたのをはじめ、同センターの緑化推進コミュニティ助成事業、コミュニティセンター助成事業と、平成二年度からは十年度を除き毎年、指定を受け、地域活動のための用具などの拡充につなげている。

[ 2005-08-14-19:00 ]

実在感だして描こう
朔人社美術協会・初心者の絵画教室

 【名寄】朔人社美術協会(棚橋永治代表・会員十二人)主催の初心者のための絵画(油絵)教室が十一日、市内西三南二のダスキン滝沢旧店舗で開かれた。
 同協会は教室開講の資金造成のため、今年六月にレンガの家きらりで、アートチャリティ絵画ビギナー展を開催。会員が描いた四十一点を販売して、教室で使用するキャンバスや筆、パレットなど必要な道具を購入、教室の受講者に無料で提供している。
 教室は油絵を描いたことのない人を対象に、絵を描く楽しみを知ってもらうとともに、美術の底辺拡大を目的に初めて開講。七月二十八、二十九日、八月三、七、十一日の五日間の日程で、市民十九人(男性二人、女性十七人)が受講した。
 棚橋代表と伊賀優名寄短期大学名誉教授が指導に当たり、同協会員が助手を務めた。
 受講者は、初めて挑戦する油絵に「楽しいです」と話し、花や浮き玉、果物などを題材に筆を進め、実在感のある作品二枚仕上げた。
 棚橋代表は「油絵の描き方を覚えてもらい、絵を楽しんで描いてほしい─というのが、一番の願いです」。伊賀さんは「全体を見ながら実在感をつかんで描くことが大事」と話している。
 また、今回描いた作品は、九月三日から十一日まで市民文化センターで開かれる朔人社の美術展で展示する。

(写真=指導を受けながら筆を進める受講者たち)

[ 2005-08-14-19:00 ]



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