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2005年8月09


本年度から7年で95人退職
既に条例定数以下に
名寄市の職員定数管理・合併後の課題の一つ
 【名寄】名寄市は、来年三月に風連町と合併することが決まっており、新生「名寄市」の職員定数のあり方が、住民の関心を集めている。名寄市では、「新たな名寄市行財政改革推進計画」の中で、十九年度までの職員の削減数を決めているが、さらに平成二十三年度までをみると、本年度から七年間で一般職員約百人が退職を迎えることになっており、地方分権時代の中で、合併後の行政の効率的な運用をどう進めるかの問題を含め、職員定数の管理が一つの課題となりそうだ。
 名寄市の職員定数条例では、市立病院などを含めた定数が七百七十五人となっている。だが、今年四月一日現在の実職員数は七百二十六人。
 名寄市が十四年度に策定した「新たな名寄市行財政改革推進計画」によると、この中で、基本方針に「組織機構の見直しと適正な定員管理」が盛り込まれ、「定員管理については、組織機構に見合った定員管理はもとより、民間委託やNPO、有償ボランティアとの連携協力による長期的視点にたった計画的な定員管理を推進する」とし、十五年度から十九年度までに二十九人(市立病院医療技術職員、短大教員を除く)の減員を示している。
 この計画に沿って、十五年度は一般職が十二人の退職に対し新採用は二人に、十六年度は八人の退職に対し、三人の新採用にとどめ、二年間で十五人の職員実定数の削減に努めている。
 さらに十七年度以降の退職者数は十七年度、十八年度は各五人、十九年度は十五人となっており、計画の達成は可能とみている。加えて、団塊の世代が退職期を迎える二十年度は二十人、二十一年度は最高の二十三人、二十二年度は十六人、二十三年度は十一人が見込まれる。この結果、十七年度から二十三年度までの七年間で、合わせて九十五人の職員が退職する計算だ。
 一方で地方分権時代に入り、国や道からの権限委譲などが進む中で、その受け皿となる地方自治体の職務が増加することも予想されており、市職員の定数削減には一定の限界があるという声があるのも事実。
 また、名寄市は、来年三月に風連町と合併することが既に決まっており、新生「名寄市」の職員数は、現行の両市町の職員を加えた数になる。風連町でも名寄市と同様、団塊の世代を含めた退職者が、多く出ることが見込まれる中で、人口約三万人規模で、行政面積が広がる新生「名寄市」として、住民の多様化ニーズに十分に対応できる行政サービスの提供に向けた職員定数管理を、どう設定していくのか、合併後に想定される協議の方向性が注目される。

[ 2005-08-09-19:00 ]


足跡受け継ぎ未来へ
仁宇布の蓮沼さん・駅逓所史跡を町に寄付

 【美深】町内仁宇布の蓮沼優裕さんは八日、仁宇布駅逓所史跡のモニュメントと宅地を町に寄付した。
 蓮沼さんは今年三月まで仁宇布自治会長を務め、現在は美深町山村留学制度推進協議会長、NPO法人トロッコ王国美深理事長など町の振興に力を注いでいる。
 仁宇布駅逓所は明治四十四年に開設され、美深市街地や雄武方面へ人や荷物などの運搬、宿泊所の役割を果たしてきた。昭和七年から優裕さんの父、靖さんが管理人となり、昭和十八年に廃止されたが、平成三年に美深町文化史跡に登録。
 駅逓所の建物は老朽化が進み、維持管理が難しくなったことから、今年五月に取り壊された。それと同時に跡地でのモニュメント設置工事が始まり、七月二十五日に完成した。
 大きさは高さ三・七メートル、幅四・一メートル、奥行き一・四メートル。総工費は千二百四十四万円で蓮沼さんが負担した。宅地は六百五十六・三六平方メートルでモニュメントに隣接。
 モニュメントの受け渡しには町職員、町議など約二十人が参加。蓮沼さんは「歴史あるものは保存しなければならないと思っていた。先人たちが残した足跡を受け継ぎ、さらに発展させながら未来を開拓していきたい」と設置の理由を語った。施設跡をふるさとへ戻したいとの思いがあり、今回の寄付を決めた。
 蓮沼さんから目録を受け取った岩木実町長は「駅逓のおかげで、町は発展することができました。私財を投じてモニュメントを設置したことに感謝します」と述べた。

(写真=蓮沼さんが寄付した仁宇布駅逓所史跡のモニュメント)

[ 2005-08-09-19:00 ]

古代へのロマン感じ
下川で化石発掘体験・植物の葉脈もくっきりと
 【下川】教育委員会主催の「化石発掘を体験しよう」が、このほど、上名寄岐阜橋下流の名寄川で行われた。手作業で泥岩、砂岩を掘り起こすと、地層の中から千百万年前のヤナギの化石などが続々。参加者は古代のロマンを感じ取っていた。
 夏休み企画で小中学生と父母ら二十人が参加。講師は千葉大学理学部地球科学科助手の松本みどりさんと同大学院生の矢田晄司さん。松本さんは一の橋ルベの沢などから多くの新種植物の化石を学会に発表するなど、下川とつながりが深い。
 前半は公民館で、松本さんがスライドを使用しプレゼンテーション。「名寄川の植物化石は、川の周囲の植物に砂や泥が積み重なり一千万年以上をかけて出来たもの」など説明。
 この後、全員現地へ移動。川の中に露出している泥岩、砂岩をハンマーやマイナスドライバーを使って、削ったり砕いたり。地層の間からブナ、サワグルミ、ハン、ヤナギ、カツラなどの葉の化石が次々に姿を現した。
 葉脈がくっきりと浮かぶ化石が出土するたびに歓声。だが、化石は意外にもろくうっかりするとバラバラになる。  
 参加者たちは、一千万年以上という悠久の時間に思いをはせながら、気に入りの化石を数個ずつ大切に持ち帰った。

(写真=松本みどりさんの指導で行われた化石発掘)

[ 2005-08-09-19:00 ]

歓声響かせ川流れ体験
下川で子ども会リーダー研修

 【下川】教育委員会、子どもの居場所づくり実行委員会など主催の十七年度こども会初級リーダー研修会が、このほど、町農村活性化センター・おうるを中心に一泊二日で開かれた。
 夏休みを利用、集団生活、野外活動を通じて子ども会活動の担い手を養成するのが目的。小学三年生から五年生まで十四人が参加。今年は特に教育大旭川校の教育実習生六人が、実習を兼ねて応援に訪れ指導・進行役を務めた。
 初日は町民会館で参加者会員が仲良くなるためのゲーム。万里の長城で「トレージャーハンティング」の後、おうるの裏の名寄川で「川遊び」。全員がライフジャケットを着用。水面に体を浮かせて流れる体験。猛暑の中だけに涼感たっぷりで、歓声を響かせ「川流れ」を楽しんだ。
 夕方はおうるの調理室で夕食作り。キッズスクールのボランティアたちの指導で煮込みハンバーガー、サラダ、スープ、黒米ご飯など。夕食後、ペットボトルで水中メガネ作り。午後八時五十分から上名寄神社で肝試しも体験した。
 全員がおうるに一泊。翌日は朝の集い、昼食の後、感想文も書いた。各種作業をみんなで協力して成し遂げるなど、ふだんはできない体験を積み、全員がすっかりたくましくなっていた。

(写真=ライフジャケットを着用して行われた川遊び)

[ 2005-08-09-19:00 ]


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