地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2005年7月27


畑作で干ばつの影響を懸念
名寄地方・水稲は順調に推移
美深地方・病害虫にも注意を
 【名寄】上川支庁名寄地区農業改良普及センターは、十五日現在の農作物生育状況をまとめた。水稲については順調な生育だが、小麦やバレイショなどは六月の極端な少雨の影響を大きく受けており、昨年より収量、品質ともに低下することが懸念されている。
水稲(はくちょうもち)は草丈、葉数ともに平年を上回っており、茎数は平年並みと順調な生育となっている。止葉期も四日早い。
 秋まき小麦(ホクシン)は、畑作の中でも干ばつの影響を一番受けており、水分不足による収量、品質の低下が予想されている。収穫作業は全体の九割が終了しているが、実が細く、今後の調整が必要。
 大豆(ユキホマレ)は平年に比べて草丈は短いが、葉数が多い。四日早い生育だが、今後も少雨が続くと分枝数やさや数の減少につながり、収量、品質の低下が予想される。二十六日から二十七日にかけて降ったまとまった雨で、どの程度回復するかが注目。小豆(エリモショウズ)も同様で、今後の天候に大きく左右される。
 干ばつの影響から生育が一日遅れとなっているビート(きたさやか)は、葉数、根周ともに平年並みだが、草丈は平年を大きく下回っている。また、春先の天候不順で定植が遅れたほ場では極端に生育が遅れており、収量・根中糖分への影響が懸念される。
 牧草(チモシー)も同様で、一番草を収穫してから雨が降らないため、二番草の生育が停滞。平年より十日遅れとなっており、収穫時期も大幅にずれ込むことが予想されている。サイレージ用トウモロコシ(八十五日タイプ)も、少雨で生育が停滞、遅延が見受けられる。
 同センターでは「名寄地区は、好天続きで日照時間は平年に比べて二割以上多い状況だが、六月十二日の降雨以外、まとまった雨がなく、極端な少雨傾向となっており、畑作物を中心に干ばつの被害影響が出ている。今後も降雨がなかった場合、各作物の収量、品質に大きく影響している」と懸念している。
                         ◇
 【美深】上川支庁上川北部地区農業改良普及センターは、十五日現在の農作物の生育状況をまとめた。
 水稲(もち)は草丈、葉数、茎数ともに平年を上回った。出芽期は低温の影響で平年より二日遅れ。七月上旬にも低温で生育が停滞したが、その後、好天が続き、止葉期(最後の葉が出た日)には平年並みで推移している。
 秋まき小麦は平年より大幅に生育が遅れていたが、七月に入り乳熟期で二日遅れまでに回復。降雨が少なかったため、収穫時の小粒化が懸念される。
 バレイショも生育の遅れが目立ったが、七月に入り開花期は平年の三日遅れまでに戻した。しかし、少雨の影響で茎長が短い。
 小豆は草丈、葉数とも平年を上回った。出芽期は四日遅れたが、その後の好天で生育が進み、平年より四日早い生育。
 ビートは少雨の影響で、草丈、葉数、根周とも平年を下回り、生育は平年比七日遅い。
 牧草(二番草)は草丈が平年より短く、また、雨不足で一番草収穫後の二番草再生や再生後の生育は平年より六日遅い。
サイレージ用トウモロコシは草丈、葉数とも平年を上回った。出芽期は四日遅れたが、好天で持ち直し、三日早い生育となっている。
 今後の注意点で同センターは「十八、十九日に雨が降ったが、平年の降雨量よりは少ないので干ばつに気をつけてほしい。特に小豆とバレイショは高温による病害虫の発生に注意し、小麦は好天の影響で収穫期が平年より早まると思われるので適時に収穫を」と呼び掛けている。

[ 2005-07-27-19:00 ]


アイヌの有用植物学ぶ
北国博物館の薬用講座・料理試食も楽しむ
 【名寄】名寄市北国博物館主催の体験講座「アイヌの薬用植物を見る・味わう」が二十六日、市内大橋にある薬用植物資源研究センター北海道研究部で開かれた。
 同研究部と共催で、二日から同館で開催されている「薬用植物〜北の大地の恵み〜」の関連事業。同研究部リーダーの柴田敏郎さんと旭川アイヌ協議会の杉村フサさん、アイヌ文化について見識の深い財団法人日本私学教育研究所客員研究員の福岡イト子さんの三人が講師となり、市民十六人が参加した。
 同研究部敷地内にある薬用植物標本園で、柴田さんが「センターは寒冷地に適した薬用植物の保存、栽培、研究などが目的。園内には約二百種類の薬用植物があり、四年前からアイヌ民族が有用していた薬用植物約百二十種類も植栽している。連絡をいただければ一般開放もしているので、これを機会に今後も見学に来てほしい」などと施設紹介。
 園内見学では、福岡さんが「アイヌでは、山に育つものは神が人間に与えた食べ物であり、薬であると伝えられている」と前置き。「アイヌ語の植物名は利用する部分にだけ名前が付いている。皆さんがよく食べるフキでは、茎の根元が『コル』、葉の根元が『コニ』で『コルコニ』と呼ばれて食されていた。また、葉は包装紙として活用され、アイヌ語では『ハム』。茎の皮をむいて傷口に当てると止血効果がある」などと説明。
 ほかにも、園内に植栽しているハコベやヨモギ、ミズバショウなどの使用法について学んだほか、サケ汁やヤブマメのおにぎりなどアイヌ料理の試食会も行われ、参加者たちはアイヌ文化について知識を深めていた。

(写真=アイヌの薬用植物について学んだ体験講座)

[ 2005-07-27-19:00 ]

冬のイベントを幻想的に組み高文連写真展で道代表
下川商業高校二年の水間さん
 【下川】下川商業高校の写真同好会員、水間仁美さん=二年生、旭町=の作品が、高文連主催十六年度写真コンクールで道代表作品十点の中に選ばれた。二十七日から青森県むつ市で開かれている全国大会に同好会の顧問、稲津雄二教諭と参加している。
 写真同好会は会員が十一人。誕生して日が浅く、正式な部に昇格するのが夢。水間さんは一年生の冬、先輩の写真を見て感動、「自分もぜひ」と入会した。水間さんをはじめ大半の部員は自前のカメラがなく、指導に当たる稲津教諭のカメラを順番で借りてシャッターを切っている。
 入賞した作品は、昨年二月の下川アイスキャンドルパークの幻想的な雰囲気を四枚組写真にまとめた「ともしびのなかで」。その日も稲津教諭の指導を受けながら、部員数人が寒さと闘いながらの撮影。水間さんは三十六枚撮りカラースライドを一本半撮影。アイスキャンドルのアップ、キャンドルを手にする少女、シラカバのライトアップなどメルヘンタッチの見事な作品に仕上がった。
 高文連写真コンクールには各地区代表作品が集まるほか、石狩地区が特別に募集する冬の写真があり、水間さんはそのルートからの応募。最後に一括審査が行われ、水間さんの作品が見事、道代表作品の中に選ばれた。
 水間さんは「顧問の先生と寒さに震えながら試行錯誤して撮影しました。この経験を今後の作品づくりに生かしたい」と笑顔。稲津教諭は「水間さんは熱心で凝り性。努力が実を結んだもの」と祝福。同校でも写真コンクールでの全国大会参加は初めて。部員や学校関係者の祝福を受けている。
 むつ市での全国大会は三日間の開催。作品審査、写真に関する講演会、撮影会など。

(写真=高文連写真展で道代表に選ばれた「ともしびのなかで」と水間仁美さん)

[ 2005-07-27-19:00 ]

楽しくパン作りに挑戦
カンママの市民加工講習会
 【名寄】カントリー・ママ・クラブ(斉藤美知会長)主催の第一回市民加工講習会が二十六日、農産物簡易加工処理施設あぐりん館で開かれ、参加者たちがパン作りに挑戦した。
 名寄の安全で、クリーンな農産物で加工技術を学んでもらおう―と、毎年開催しているもの。年二回の開催で、本年度一回目の講習会には親子七組、二十人が参加した。
 同クラブの会員が講師となってバターロール作り。参加した子供たちは「砂糖はどのくらい入れるの」などと母親と相談しながら、強力粉と薄力粉を混ぜ合わせた中に塩、砂糖、イーストを入れてこねるなど一生懸命に作業。
 生地が完成後、パンダやイヌの動物など子供たちは好きな形に整えパンを焼き上げた。試食では、自分だけのオリジナルバターロールを食べて満足そうだった。

(写真=親子七組二十人が参加した市民加工講習会)

[ 2005-07-27-19:00 ]


2005年

7月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
19日
20日
21日
22日
23日
24日
25日
26日
27日



その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.