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2005年7月21


選別の精度向上、産地化目指す
合併に伴い青果物集中
JA北はるか・集出荷施設が10月完成へ
 【美深】北はるか農業協同組合(木下一己組合長)の青果物集出荷施設の起工式が21日午前、町内字富岡にある同組合物流センター敷地内で行われた。施設の老朽化に加え、15年5月の美深、下川、中川の3農協が合併したことに伴って手狭となったため、新しい施設を建設するもので、10月末に完成予定。完成後は物流センターと新施設を活用し、同農協管内の農家から集荷した農作物を一元出荷する。さらに、今後は共同選別の割合を高めるとともに選別の精度を向上させ、農作物の産地化、団地化を進めていく考えだ。
 既存の施設については建物や機械の老朽化が進んでいること加え、各農家からグリーンアスパラガスのカット機械の導入や、カボチャのコンテナの効率的回転などが要望として挙げられ、問題となっていた。同組合では、農家の高齢化や後継者不足など将来の農業情勢がより一層厳しさを増す状況の中で、合併効果を生み出すとともに、各農家の労働負担を軽減することを視野に入れ、新集出荷施設を建設。
 新施設は、この地方の主要農産物となるグリーンアスパラガス(美深、音威子府、中川に対応、下川は現施設で対応)とカボチャ(4町村)。残キヌザヤ、インゲンの豆類、イチゴなどは既存の施設集荷。新旧施設の有効活用を図る。
 新たに建設する施設は、鉄骨平屋一部2階建て、延べ床面積1410平方メートル。総事業費は2億8000万円で、国の「元気な地域づくり交付金事業」(補助率50%)を導入し、同組合が6000万円、残りは美深、下川、音威子府、中川の4町村が負担する。
 設備はアスパラガスやカボチャの自動選果機、冷蔵庫、箱の組み立て・梱包(こんぽう)機など。完成後は11月中旬までカボチャの共同選別を一部行うが、本格的な稼動は来年以降で、アスパラの選別などを予定している。
 起工式には木下組合長をはじめ、4町村の首長、同組合職員、建設業者、行政関係者ら50人が出席。木下組合長や各町村長らがくわ入れを行い、玉ぐしを奉納して工事の安全を願った。
 木下組合長は「合併直後から農協の在り方を考え、組合員らの力を結集し、活動を推進してきた。新しい施設の建設に当たり、関係町村の理解と支援をいただき、国の補助も受け、着工に至った。事業の取り組みには曲折もあったが、皆さんの理解を受けて乗り越えることができ、感謝している。工事が無事に終わることを祈り、完成後は北はるか農協の合併のシンボルとして成果を挙げていきたい」とあいさつした。
 今後、産地化に取り組むためには、各農家の生産物の質の向上や、明確な選別の基準を定めるなど、農業関係者全体で行動を起こすことが必要になりそうだ。

(写真=工事の無事を願いくわ入れを行う木下組合長)

[ 2005-07-21-19:00 ]


個別支援の構築目標に
名寄の特別教育・第1回専門家会議開く
 【名寄】LD(学習障害)など子供たちのサポートを目指す特別支援教育の第一回名寄市専門家チーム会議が20日午後、市役所で開かれ、今後の取り組みなどについて話し合った。
 特別支援教育体制推進事業はLD、ADHD(年齢・発育に不釣り合いな注意力または衝動性、多動性を特徴とする行動の障害)といった子供たちを個別に支援していこうというもの。
 同事業の推進を目指す文部科学省では、平成19年度から全国の小中学校で特別支援教育をスタートさせる意向で、道教委は文科省の委嘱を受け15年度から特別支援教育推進体制モデル事業を実施。本年度は単年度事業として名寄のほか函館、釧路、岩見沢の4市をモデル地域に指定し、支援体制の構築に向けた具体的な事業を展開していく。
 名寄では市内10小中学校を対象に事業を進めており、これまでに支援を要する児童・生徒の実態把握などを行うため校内委員会(校長、教頭、関係教職員)と関係機関との連絡調整役を担うコーディネーター(各校1人)を設けた。今月13日に第1回コーディネーター連絡会議を開催し、活動内容などを協議している。
 専門家チーム会議には学識経験者、医師、コーディネーター、保健職の委員12人が出席。藤原忠教育長が同事業の趣旨説明を行った後、専門家チームの委員長に家村昭矩市立名寄短大教授、副委員長に佐藤敬名寄市立総合病院小児科医長を選出した。
 今後の取り組みとして、具体的な個別教育支援計画を作成する際、校内委員会との連携を密に、指導内容や方法の助言などを行うほか、各校への巡回相談などを行っていく計画。

[ 2005-07-21-19:00 ]

今後の計画で意見
上川北部森づくりセン・現地検討会に20人
 【美深】上川北部森づくりセンター(荒関雅之所長)の森づくり現地検討会が20日に開かれ、参加した20人は豊かな森林資源に触れ、今後の森づくりを考えた。
 同センターは士別、風連、名寄、美深、音威子府、中川の道有林(約8万2000ヘクタール)を管理。道では、道有林全体の森づくりの基本方針を定める「道有林基本計画」と13の管理区ごとに現地に合った森づくりの方針と具体的事業を定める「整備管理計画」を策定。
 森林の整備、管理には長期的視点で取り組むことが必要なため、10年ごとの計画で事業を進めている。19年度からは次期計画がスタートするが、計画を策定していく中で、道民が求める森づくりを実現していこう―と現地検討会を開き、参加者から森づくりへの意見や要望を聞きながら、参考にしていく。
 仁宇布地区の原生保存林(約34ヘクタール)では、遊歩道を散策、直径1.4メートルのミズナラなどを見た。職員は、保存林に案内看板やクイズ看板などを設置し、巨木の観察や森林学習などに活用していることや次期計画で保護林の指定を検討していることを説明した。また、別の林班では、木の生育を妨げるササを刈り、アカエゾマツ、トドマツを植栽して水土保全を図っていることも話した。
 昼食後、名寄市の瑞穂地区へ向かい、トドマツとクロエゾマツの人工林を見学。クロエゾマツはトドマツと比べ、寿命は長いが、病気に弱いこと、材木にするため、伐採を進めた結果、資源が減ってきていることなどを挙げた。
 最後に、昨年9月の台風18号の被害地を見学。人工林のトドマツが大きな被害を受ける中、天然のミズナラが残った様子を観察した。現在、4年計画で復旧を進めており、カラマツやミズナラ、ケヤマハンノキを植栽していく。
 参加者は、職員に木の性質やより多くの広葉樹を植栽する計画はあるのか―など質問していた。

(写真=美深と名寄の森林を見学した森づくり現地検討会)

[ 2005-07-21-19:00 ]

新鮮な考えや発想を
市長と若手職員懇談・4点で意見を交換
 【名寄】島多慶志市長と若手職員との職場懇談会が20日午後、市役所で開かれ、議題として(1)新名寄市(2)名寄市立大学(3)都市データーパック(4)観光施設─の4点を中心に意見を交換した。
 市長との懇談会は、平成13年から各部単位で行っていたが、昨年から、若くて新鮮な考えや発想を積極的に取り入れていこう─と、40歳以下の職員を対象に実施。日程は20、21、25日の3日間で、128人が対象。
 初日は20代と30代を中心に20人(男性17人、女性3人)が参加。開会で島市長が「来年3月に風連と合併して新しい名寄がスタートする。今年は前段の年で不安があると思うが、この不安を解消するシナリオはなく、皆さんが自らつくらなくてはならない。今日は当面、取り組んでいく課題について、自分の思いを発言してほしい」とあいさつ。
 意見交換では、職員から「名寄が、住みよさランキング全道2位ということは、輝かしいことだが、風連と合併することで『住みにくい』と思われないようにしていかなければならない」「昔は、短大の周りは街灯も少なく、不審者が出没することもあった。4大化になることで、学生たちの安全面について、これからどう取り組んでいくのか」、「若手職員は、市議会がどう運営されているか分からないと思うので、傍聴する機会があればいいのでは」などの意見や質問。
 島市長は「先輩たちが、名寄盆地に築いた社会基盤の中で私たちは生活している。風連と合併することで、どうなるか予測はできないが、住みよさを高める行政を展開したい」。「警察だけにパトロールさせることはできない。地域で安心安全のために取り組んで、お互いに不足している部分を補っていく必要がある」「議会は重要なことを決める組織が、どう運営されているか知るため、職員研修の一環として価値のあるものと考えてもらいたい」などと答え、理解を求めた。

[ 2005-07-21-19:00 ]


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