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2005年6月21


民間で農林一体型の推進協
基幹産業でまちおこし
美深町議会で答弁・町は積極支援の姿勢
 【美深】第2回美深町議会定例会が20日、町役場で開会。会期を24日までの5日間(21〜23日は休会)としたあと、岩木実町長が16年度各会計決算状況、中小企業融資制度にかかる融資業務、予防接種事故経過と今後の対応の3件で行政報告。一般質問は6議員が理事者の考えをただした。農林業による経済再生に向けた取り組みの質問で答弁した岩木町長は「民間に農林一体型地域資源環境システム推進協議会設立の動きがあり、町としても積極的に支援していく」との考えを示した。 
 行政報告の16年度決算は、一般会計歳入47億2938万円に対し歳出46億7473万円。地方譲与税や地方消費税交付金などの一般財源で当初予算を上回る額が確保できた。その結果、各種事業も順調に進めることができ、減債基金のみの取り崩しにとどまった。差し引き剰余金5464万円を17年度に繰り越した。
 美深厚生病院で発生した美深小学校児童に対する予防接種事故では、町と病院側で今後の再発防止として(1)医師・薬剤師・看護師(2人)による確認(2)業務中、事務員・医師・看護師による確認(3)業務終了後のワクチン内容の確認(4)予防接種に関する学習会の開催―などを通じて対応することを約束。
 一般質問で、倉兼政彦議員は新規就農研修期間終了から就農までの空白期間の問題点などを指摘。教育行政で仁宇布小中学校が進めている山村留学事業の今後を質問。
 岩木町長は、基幹産業の農業の衰退について、現在、国が見直し作業を進めている食料・農業・農村基本計画を視野に入れ、農産物の付加価値を高め、地産地消の推進できる農業体制を整える考えを述べるとともに、新規就農では「現在は北はるか農協独自で対応しているが、就農するには多額の資金が必要になるため、各種準備支援制度を改正し、できるだけ空白期間ができないよう関係機関と検討する」と答弁。
 山口信夫教育長は「留学制度は15年続いているもので、仁宇布地区の住民の協力なくしてはできない。児童生徒が減少する中、制度に課題があると思うが、学校存続も大きな問題となっており、地域住民の考えも取り入れて研究していく」とした。
 林寿一議員は指定管理者制度の今後の方向と在り方、不法投棄と思わない産業廃棄物の監視姿勢、体育館周辺・イベント広場の改造の3件を質問。
 岩木町長は「指定管理者制度は、行革の中で18年4月から実施する計画。各施設の条例を改正し移行」。体育館周辺の改造では「今の財政状況、年間イベントの回数を考えると難しいが、整備は協議の場を設けることも考えていく」と答弁。
 岩崎泰好議員は行政評価システムの早期導入、当面単独を歩む美深町が地方分権による財政の効率的運用のための広域連携、広域連合、自治体連合構築などを質問。
 岩木町長は行政評価システムについて「事務事業を17、18年度、施策を19年度で検討、20年度実施。政策を20年度検討し21年度に実施し、22年度までに外部評価も含めてシステムを完成させる計画」。広域行政は、必要性を理解した上で「上川北部6市町村で広域行政研究会を組織しており、国保や介護事業などを共同で処理できるよう研究を進めている。上川北部国保・介護保険など各自治体の料金の違いや管理システム、名寄と風連の合併後でなければ協議できない内容もあることから、すぐに進まないが、今後も積極的に取り組んでいく」。
 菅野勝義議員は各自治会の街路灯の見直しと増設、中小企業融資制度の在り方、地域資源を取り入れた経済再生について質問。
 岩木町長は「交通安全、防犯上で問題があれば自治会の理解を得て、街路灯の増設は可能。融資制度の利用状況は町内の2金融機関から33件の利用があり、8300万円余りを融資している」。まちおこしでは、町内の基幹産業である農林業の振興や、農業実習などの体験型観光、トロッコ王国や松山湿原などの観光資源を生かしたPR、移住促進を進めていく考えを述べた。
 南和博議員は新たな食料・農業・農村基本計画に対応した町の農業振興策、町内事業所の雇用安定のための雇用創出策を質問。
 岩木町長は「現在、民間による農産物加工グループなどの活動が活発なので、できるだけの支援をして地産地消につなげていきたい。本年度、要望していた名寄信金美深支店の職員住宅が建設されるほか、造成した宅地分譲も9区画販売でき、人口減少に若干の歯止めをかけた。しかし、人口維持には雇用の場の確保が重要。特に、若者を対象とした雇用の場の確保を行政課題として取り組みたい。また、町内建設業で雇用創出を目指し、上川北部環境整備協同組合を立ち上げて活動を進めている」。
 山口清議員は町内の小中学校改築計画が示された中で学校給食の位置付けなどを質問。
 学校給食について山口教育長は「各小中学校を全面改築する場合は、学校給食も検討内容としていたが、現有施設を改修するため、計画の中には具体的に反映していない」と、計画の中では実施の考えがないことを説明した。
 一般議案では「町税条例の一部改正」を社会文教常任委員会(菅野勝義委員長)に付託。「上川北部地区広域市町村圏振興協議会を設ける普通公共団体の数の減少」と「同協議会を設ける普通公共団体の数の増加及び規約の変更」を可決。「17年度一般会計補正予算」を提案説明した。

[ 2005-06-21-19:00 ]

アスパラの収穫を体験
高円寺阿波踊り一行・農業へ理解深める
 【風連】19日に開かれたふうれん白樺まつりに合わせて来町した東京都杉並区の高円寺阿波踊りの一行が同日、町内豊里の農業、林寿和さん宅でグリーンアスパラの収穫を体験した。
 町・農業者などで組織するピカイチふるさとを創る会(進藤博明会長)が企画。収穫体験やJA道北なよろ貯雪庫に描かれた壁画の視察などを通じ、農業への理解と農村に親しみを持ってもらおうという試み。
 高円寺阿波踊りの一行42人のうち30人が参加。林さん宅は、ほ場13ヘクタールのうち、アスパラを40アール作付けしており、今年の露地物のアスパラ収穫は、前年より10日ほど遅く、降雨不足が品質にも影響を及ぼしているという。
 林さんからアスパラの収穫方法などの指導を受けた後、参加者は、かまや袋を手に畑の中へ。一本一本丁寧に収穫していったが、中にはみずみずしいアスパラを生で丸かじりし、「甘くておいしい」と、新鮮野菜に感動の声。
 一行は、貯雪庫(中央)や町農村環境改善センター(新生町)や農業用水分水升(北栄町)の壁画など個性豊かな農村景観も目にし、農業への理解を深めていた。

(写真=新鮮なアスパラに感動する声が聞かれた収穫体験)

[ 2005-06-21-19:00 ]

本年度から外部評価導入
17年度名寄市事務事業・より充実した内容に
 【名寄】名寄市の17年度事務事業評価・庁内ワーキンググループ第1回会議が20日、市役所で行われた。本年度は16年度に実施した事業を中心に評価を行うほか、外部評価を初めて導入し、より効果的な事業評価を目指す。
 市が実施する事務事業を評価し、効果的で効率的な行政サービスの提供と市政の透明性確保、市政に関する市民への説明責任の遂行、市職員の意識改革などを目的に、市では15年度から事務事業評価システムを導入。評価結果は、広報や市ホームページなどを通じ公表している。
 評価方法は、1次評価の内容検討などに当たる庁内の係長職20人を委員とするワーキンググループを設置。評価表を基に、各事業担当課の評価(一次評価)と、事務事業評価検討会議(4役部次長で組織)の2次評価の2段階方式を取り入れているが、本年度から内部の評価に加えて、総合計画推進市民委員会による外部評価を新たに取り入れる。
第1回会議で、17年度の事務事業評価の対象事業は(1)14、15年度の未評価事業(2)16年度に実施した事業。合わせて60本前後を予定。
 今後のスケジュールは6月中に第2回ワーキンググループ会議を開き、評価の基となる評価表の点検・検討・修正、6月下旬から7月初旬に各担当課で1次評価を実施。外部評価は、7〜10月初旬にかけて行い、1次評価対象の事業の中から数事業を選定し、担当課とのヒアリングを通じ市民の目線で評価。その後、1次評価結果と外部評価結果を事務事業評価検討会議に報告。2次評価へと進む見通し。
 評価結果は総合計画の進行管理、次年度予算への反映などに活用できることから、より充実した事業評価に期待がかかる。

[ 2005-06-21-19:00 ]

目隠しして散策
下川で町有林バスツアー
 【下川】町主催、さーくる森人類協力の町有林ふれあいバスツアーがこのほど、町有林などで行われた。
 親子連れの一般町民や高橋巌町議会議長、名誉町民の原田四郎元町長ら73人が参加。2台のバスに分乗し、渓和と上名寄地区町有林を訪れたあと、全員が21世紀の森に集合。安斎保町長から「町有林を見るだけでなく、体験を中心のツアーにしました。健康づくりをしながら町有林に対する理解を深めてほしい」とあいさつ。町からブタ汁、お茶の提供を受け各自が持参した弁当を広げた。
 上名寄・矢文千古の森町有林では、さーくる森人類会員で町看護師、奈須千明さんを講師にブラインドウオーク。「目を閉じると音、足元で情報を得ようと脳が刺激され活性化されます。耳や足で森を感じ取ってください」と説明。目を覆い相手の肩に手を掛けて5、6人ずつが森の中を歩行。「森のささやきが聞こえる」という参加者の声も聞かれた。
 町森づくり専門員の斉藤丈寛さんによるツリークライミング、さーくる森人類代表、奈須憲一郎さんによるツリーボート体験なども。「樹木に触れながら森を高い場所から眺め、森を全く違う感覚で感じ取ることができました」と好評。
 別な班は渓和町有林で枝打ち体験。平成6年の町植樹祭で植えたトドマツは12年生で約4メートル。町担当者から「林内に光が届くように。また、良い木を育てるために枝打ちはとても大切な作業」と説明を受けた。参加者は手ノコを手に指導を受けながら、成長の妨げになる小枝を切り落とす作業に汗。
 両班とも交互に同じ体験。山菜のフキ採りなども楽しみながら町有林に親しんでいた。

(写真=目隠しで、耳や足の感覚で自然散策を楽しんだ町民たち)

[ 2005-06-21-19:00 ]


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