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2005年6月8


付加価値高めて利益向上
風連の個性生かす食材を
活性化へ4戦略紹介
堀金研究室長・講演会で具体案示す
 【風連】独立行政法人食品総合研究所食品素材部穀類利用研究室の堀金彰室長を講師に迎えた食品加工研究講演会が7日午後、ふれあいプラザで開かれた。堀金室長は、自ら研究開発した製粉装置を説明するとともに、粉を活用したもち米の里・ふうれん特産館と連携した新しい米のサプリメント戦略など、風連の経済活性化に向けた4つのプロジェクトを紹介、併せて「風連だから特別というアピールを生産者自ら考えるべき」と提言。地域経済活性化に寄せる期待を示した。
 堀金室長は、名寄短期大学長を務めた堀金満次郎さんの長男。昭和22年函館市で生まれ、その後、名寄市に。東北大学農学部放射性同位元素実験棟文部技官などを経て、平成13年から現職。
 ソバの品種評価のため、ソバ粉100%のそばを打てるよう製粉装置の開発研究に当たり、実用化に成功。さらに、この技術をもち米の玄米100%粉を作る装置に転用することにし、その実用化研究を17、18年度の2年間、国の補助を受けて取り組む。
 さらに製粉された粉を活用し、新たな商品開発研究に当たるのが、もち米の里・ふうれん特産館(堀江英一社長)。名寄市出身の堀金室長の地域経済活性化に一役を果たしたいという強い思いが、特産館との連携につながった。
 講演会は、ピカイチふるさと創る会(進藤博明会長)が主催。農業者や商工業者ら約50人が受講した。冒頭、柿川弘町長は「わが町にとって夢のような話が舞い込んできたと感謝している。新しい分野で成果が発揮できれば素晴らしいことだと思う」とあいさつ。
 演題は「地域経済の活性化を生み出す食品産業」で、堀金室長は、国の補助で取り組む玄米100%の粉を生かした新しいサプリメント戦略のほか、「風連産ソバを加工して十割そばを考えるための戦略」「風連産の小麦を加工してパンを製造販売するための戦略」「新しい高齢者支援ビジネスを風連町から創るための戦略」というプロジェクトを示し、自ら研究した装置の活用方法を具体的に提案した。
 成功のためのプロセスとして、実用化研究の大切さなども訴え、風連町の発展を願っての提言では(1)食から農への流れはとまらない(2)国との契約栽培、企業との特許契約などはきちんと行う(3)契約を交わしたうえで、予算要求を書き上げ、国から実効のある支援を受ける(4)風連の個性ある食材と、もうかる調理法を早急に確立する(5)現状解析の評論家や机上の予測判断を行うコメンテーターの意見は、参考程度にとどめる―と説明。「これからの農業は付加価値を高めないと、利益を本州の農家などに持っていかれる」と意識改革を呼びかけた。
 講演会に先立ち、堀金室長は、ケアハウス「フロンティアハウスふうれん」を訪問。「新しい高齢者支援ビジネスを創る」プロジェクトの一環で、入居者に十割そばの作り方を紹介。高齢者自ら体を動かし、食事を作ってもらおうという趣旨。ソバ粉100%でも、堀金室長が考案した器具などを使うと、約10分でそばを打つことができ、入居者は自分たちで打ったそばを笑顔で試食した。

(写真上=堀金研究室長による講演会)
(写真下=ケアハウスで行った十割そば作り)

[ 2005-06-08-19:00 ]

自らの考えで選択し
男女共同参画社会推進・名寄でシンポジウム
 【名寄】名寄市男女共同参画推進市民会議(寺尾導子委員長)主催のシンポジウム「男女共同参画社会ってなあに?」が7日午後、市民文化センターで開かれ、多くの市民が関心を深めた。
 男女共同参画社会が推進される中、名寄市でも男女共同参画推進計画の策定を目指し、15年に市職員で組織する検討委員会(委員長・今尚文助役)が発足。下部組織のワーキンググループ(市関係課職員20人)と、市民委員15人で組織する名寄市男女共同参画推進計画策定市民委員会が主体となり、同推進計画の素案づくりに向け協議。今年3月、男女共同参画社会の実現に向けた意識の改革―などを柱とする推進計画が策定された。
 シンポジウムは市民の意識普及を進めていくための一環として開催され、市民約100人が参加。今助役が「男女共同参画の普及に向け、息の長い運動を続けていきたい」とあいさつ。
 寺尾委員長をコーディネーターに、同会議の大坂佑二副委員長、萬谷千絵委員、戸野塚恵美子委員、渡辺昌彦委員の4人をシンポジストに進行。寺尾委員長が「男女がともに、社会のあらゆる場面で活動でき、利益や責任を平等に担う社会づくりの実現が基本的な理念。推進計画は、男女が働きやすい環境づくり―など、4つの基本目標、100に及ぶ具体的施策からなっている」などと説明。
 シンポジストは家庭、地域社会、職場、学校、行政の各視点から「推進計画は、市民、行政が互いに学習を重ねながら策定した。絵に描いたもちに終わらせることのないよう、実現に向けて市民、行政が協力することが大切」「自分がどのような人生を送るか、あるいは仕事をする、専業主婦になるにしても、自らの考えで選択できる社会の実現が求められる」「家事は女性だけが担うという、固定的な役割分担意識をなくし、みんなで協力して行う家庭環境を」などと提言が出された。意見交換も行われ、参加者は男女共同参画社会の実現へ、関心を新たにしていた。
 同センター「であいの広場」では、男女共同参画パネル展が10日まで行われている。

(写真=市民100人が関心を深めた男女共同参画シンポジウム)

[ 2005-06-08-19:00 ]

13日に初の町民会議
10人のメンバー決まる
下川・自治基本条例策定を検討
 【下川】町の自治基本条例を住民の立場から検討してもらう、自治基本条例策定検討町民会議のメンバーが決定した。公募3人を含めた10人。第1回会議は13日午後7時からハピネスで開かれる。
 自治基本条例は、町の憲法とも呼ばれるもので、地方分権時代の自己決定、自己責任の時代に対応、全国の自治体で制定の動きがある。
 5月末現在で全国25の自治体が制定。道内では議会を含めた包括的な自治条例を制定しているのは、空知管内奈井江町だけ。議会を除いた住民参加型町づくり条例は、富良野市や後志管内ニセコ町など数自治体が制定している。下川町が目指すのは、議会を含めた包括的な条例。
 町では北海学園大学法学部教授(前北大法学部教授)の神原勝さんを招いて職員研修などを重ねてきたが、同氏には引き続きアドバイザーとして助言を受けることが決まった。27日午後7時から町バスターミナルで同氏を招き、町民を対象とした「町づくり」講演会を開く。神原さんは「基本条例は、言葉や理念を並べるのではなく、政策決定に至る過程を具体的に公開する方法を決めるなど、より具体的でなければならない」と強調する。
 担当の町総務課行革・財産情報管理グループでは「町民ぐるみで理解を深め、町民会議では素案づくりの段階からかかわってもらう」と話す。毎月1、2回のペースで会議を重ね、来年3月までに成案を得たい考え。
 町民会議のメンバーは7人を指名、公募枠の応募は定員ちょうどの3人だった。年齢は20代から60代まで。委員は次の通り。
 ▽指名委員=浜下伸一郎、古屋寛子、小日向昭、三津橋英実、押田志穂、岡崎里美、今井宏
 ▽公募委員=小倉龍生、西村和樹、我孫子洋昌

[ 2005-06-08-19:00 ]

農業、教育をテーマに
名寄市民劇場・今年は「ピヤシリ賛歌2」
 【名寄】名寄市民劇場の第1回実行委員会が7日午後、名寄短大で開かれた。
 市民劇場は、名寄の歴史を振り返って先人の苦労をしのび、郷土愛、人情を後世に伝え、未来につなげるため、平成12年に立ち上げ、開拓100年野外劇「ピヤシリ賛歌」を上演。以降、13年は学徒出陣と町民文化がテーマの「群像」、14年は「人情天塩路旅芝居がゆく」、15年は「ふるさと智恵文学校物語」、16年は「おはよう、おつかれさん鉄道物語」を上演、成功を収めた。
 今回は開拓105年、市制施行50年を記念し、農業、教育、文化の発展をテーマに「ピヤシリ賛歌2―天塩川―」を、9月4日午後7時から市民会館で上演する。作、演出は松岡義和名寄短大学長。
 物語は、昭和8年の砺波地区を背景に、木田敬次郎が洪水と闘いながら、北限の米作りへの挑戦や、教師・古賀の活躍する姿など、当時の教育状況を描いた2幕9場の物語。松岡学長は、物語の最後で古賀の別れの言葉「君たちのじいちゃんやとうちゃんが水と闘い、冷害と闘ってきた。この田畑を守っていくのが君たちの闘いだ。本当の闘いはこの土地にへばりついていきていくことだ」と作者としての訴えを集約している。
 実行委員会には約30人が参加。松岡学長が物語のあらすじを説明した。役者、スタッフの募集も開始。14日には第2回実行委員会を開き練習を行う。
 実行委員会では、市民劇場への参加を呼び掛けている。参加希望・問い合わせは、事務局(名寄短大内、2-4194)へ。

(写真=物語のあらすじなどを発表した市民劇場の実行委員会)

[ 2005-06-08-19:00 ]


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