地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2005年4月24


スリット状マルチ試験継続
本格的な商品化に向け
風連農業振興センター・新品種比較研究も
 【風連】風連町農業振興センターは、17年度もグリーンアスパラガスのマルチ被覆効果試験を継続する。従来のマルチと異なり、同センターで研究してきたスリット状マルチの本格的な商品化に向け、製造・加工メーカーとの共同試験を続けるもので、その成果が注目されている。このほか食用ユリのウイルスフリー球で効率的な栽培法の確立を図り、栽培マニュアルを作成する計画もあり、生産者に試験成果を還元する取り組みを強化している。
 水田の転作強化に伴い、より収益の高い畑作物の研究などを目的に、風連町と旧風連農協(現・道北なよろ農協)が連携し、平成2年度に農業振興センターが開設された。その後、花ユリなど花きの普及などに当たっている。この結果、サンダーソニアの作付面積は風連町が現在全道1位。品質面でも高い評価を得るまでになり、生産者の努力とともに成果を上げている。
 17年度も民間企業の依頼を受け、サンダーソニアに関する変異個体作成研究を行うほか、ウィルケアルベルティ、イエローウィンなど花ユリの新品種比較試験を続け、地域への適応性や市場性などを検討していく。
 風連の奨励作物の一つとなっているグリーンアスパラガスは、新規で新系統の栽培試験を行う。名寄地区農業改良普及センター、上川農試、ホクレンと連携してのもので5、6種類の栽培試験を実施。育苗期間が縮小できるなど好評の大苗供給事業も継続する。17年度の予約は大苗が13万720本、セル苗が10万3400本。
 また、同センターで3年ほど研究してきたスリット状マルチは製造・加工メーカーが商品化に向けた試作品を作り、本格的な商品化への試験を継続していく。
マルチの効果は証明されているが、アスパラガスの成長に合わせ、これまではマルチ上部穴を開ける作業が必要だった。この不便さを解消するため、マルチに幅約1センチのスリット(切り込み)を事前に付けておくことで、どこからでもアスパラガスは伸び、穴開け作業が不必要となる。
 食用ユリでは、事前に病気をひき起こすような菌をバイオで抜いた状態のウイルスフリー球の増殖を行っている。
 この球をチェーンポットで栽培することで、これまでよりも春先の作業が簡素化できる効果が期待できる。16年度にこのウイルスフリー球を試作、販売したところ好評で、栽培をマニュアル化してほしいとの要望があり、マニュアルを作成する。
 このほか17年度は、水稲で風連中央小学校の3、5年生を対象とした総合学習田や、奨励品種決定現地試験など、小豆やスイートコーン、露地長ネギでは品種比較試験を継続していく。

[ 2005-04-24-19:00 ]

最新型MRIを導入
名寄中央整形外科・道北初のオープン型
 【名寄】名寄中央整形外科(坂田仁院長)は、最新型のMRI(磁気共鳴画像)装置を導入した。旭川市を除く道北地域の民間病院への導入は同院が初めて。従来のトンネル型装置と比べ、前面が大きく開いているワイドオープン型で、圧迫・閉塞感がないため、子供からお年寄りまで安心して検査が受けられるようになっいる。坂田院長は「今後は抵抗なく検査が受けられると思う。希望する人はぜひ受けてほしい」と呼び掛けている。
 MRIは、磁気を利用して体の断層像を見る装置。体内の情報をコンピューター技術で処理。画像として表示し、ほかの検査では診断不能な部位も写し出すことができる装置で、X線ではないため、放射能被ばくなどの不安がなく検査を受けることができる。
 同外科では、患者の状態をより把握することなどを目的に、平成元年からMRI装置を導入、11年に更新しており、MRI装置の入れ替えは3回目。今まで設置していたトンネル型装置も十分に機能していたが、大型でスペースを必要としたことから、病院施設の条件上、同院3階にしか設置できず、利用者にとって移動で不便な面があった。
 この状況改善と、MRIの利用を希望していても閉所恐怖症で受けられない患者などのため、従来の大型トンネル装置からコンパクトでオープン型の装置に入れ替えることに。
特徴は、今までの筒状の装置とは違って撮影する部分が開いている状態で、操作によって診察台を動かし写したい部位を画像に表示する。さらに、検査時間の短縮や撮影できる部位も広がり、画像性能も上がって診察がしやすくなった。また、検査中の作動音が小さいことに加え、作業の効率化も図られた。
 同装置は、症状のない早期の脳梗塞(こうそく)や破裂していない脳動脈瘤(りゅう)の発見、頚椎(けいつい)、腰椎(ようつい)の椎間板(ついかんばん)ヘルニアによる脊髄(せきずい)の圧迫状態を見ることもできる。また、レントゲンでは診断不能な骨折を見つけることもできるほか、靭帯(じんたい)やアキレス腱断裂などの軟部組織損傷も診断できる。
 坂田院長は「これからは圧迫・閉塞感がなく検査が受けられます。また、今度は一階に装置を設置したので、患者さんの身近な存在として、必要な人たちには積極的に利用してもらいたい」と話している。

(写真=名寄中央整形外科に導入された最新型MRI)

[ 2005-04-24-19:00 ]

今年は14人が受講
下川商高・3級ヘルパー研修開講
 【下川】下川商業高校(鈴木泉校長)のホームヘルパー養成研修会がこのほど、同校で始まった。下川町社会福祉協議会(文梨政幸会長)との連携で、年間50時間の研修を行い、ホームヘルパー3級の資格取得を目指す。
 同校が、生徒たちの進路選択の幅を広げようと、訪問介護員養成研修事業者指定を受けている同社協と提携、今年で連続四年目の開設。3年生の選択科目の一つで男子4人、女子10人の14人が受講を希望。
 開講式で文梨社協会長は、「この講座に一般の参加希望もあったが、お断りした。必ず将来役立つ研修であり、全員が3級の資格を取得できるよう最後まで頑張ってほしい」とあいさつ。
 早速、研修に入り、初日は町立特別養護老人ホームあけぼの園長で社会福祉士、介護専門員の松野尾道雄さんが講師。「サービス提供の基本視点」というテーマで2時間の講話。生徒たちは、真剣に耳を傾けていた。実際に特養を訪問、介護の実際も体験する。今年は福祉専用の教室が用意されたほか、教材用の電動ベッドも導入され、教室内での学習も能率的になった。
 同研修は11月末まで毎週2時間ずつ開設、延べ50時間を学習する。内容はホームヘルプサービス概論、介護概論、医療の基礎知識、介護技術入門など。講師は一部を除き町職員の有資格者。11月に3級ヘルパーの修了証書授与が行われ、氏名が道に登録される。

(写真=3年生の選択科目として行われるホームヘルパー3級養成研修)

[ 2005-04-24-19:00 ]

山菜採りの事故防止を
名寄署が入山者に注意を呼び掛ける
 【名寄】名寄警察署(佐藤日出八郎署長)は、これから山林の雪解けが進み、山菜採りで管内の山林への入山者が増加することによって、行方不明事故の発生が懸念されるため、注意を促している。
 同署管内では昨年、風連町西風連地区でキノコを採りに入山したグループの女性1人が道に迷った1件。今年に入り、既に今月、名寄市内でフキを採りに出掛けた男性1人が道に迷って警察などが出動している。
 同署では、入山する場合(1)家族に行き先や帰宅時間を伝える(2)複数で入山(3)保温性のある服装で入山(4)木の枝などに目印を付けながら歩く(5)日が暮れる前に下山(6)携帯電話を持っていくなどの連絡手段を(7)鈴を鳴らしたり、ラジオをかけたりするなどのクマ対策を─と注意を呼び掛けているほか、「山の状況を把握しながら、山菜採りをしてほしい」と話している。

[ 2005-04-24-19:00 ]


2005年

4月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日
12日
13日
14日
15日
16日
17日
18日
19日
20日
21日
22日
23日
24日

その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.