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2005年3月17



議員期末手当をカット
名寄市議会定例会終了・費用弁償は廃止へ
 【名寄】市議会第1回定例会最終日の16日は、予算審査委員会に続いて本会議が開かれ、17年度予算案を熊谷吉正委員長報告の通り可決。一般議案では「特別職の職員給与などの一部改正」「職員給与に関する条例の一部改正」、議員提案による「議員報酬の改正」を可決した。これに伴い市長、助役、収入役、教育長の給与を減額、職員の寒冷地手当を21年度まで段階的に引き下げる。議員報酬は期末手当の引き下げとともに費用弁償を廃止。市の試算によると、影響額は特別職で年間約100万円、職員の寒冷地手当(一般会計)は21年度までに約4640万円、議会は年間約260万円の経費が削減できる。
 市長の給与は月額88万円から86万2000円、助役は70万5000円を69万円、収入役と教育長は61万5000円を60万2000円にと減額。4月から実施し、期間は当分の間。
 職員給与に関する条例改正は、寒冷地手当の引き下げ。年度による減額の経過措置を経て、21年度で扶養家族のある職員で13万1900円、扶養家族のいない職員で7万2000円(親と同居しない)、その他職員(親と同居)5万1700円。17年度は4区分(扶養家族が3人以上ある職員で23万200円、扶養家族が2人または1人ある職員20万3000円、扶養親族のいない職員12万7200円、その他職員8万1400円)が、21年度で3区分とする。
 議員報酬は改正により、期末手当を現行の年間4.4カ月支給を4.2カ月とする。費用弁償は日額1300円を廃止。
 人権擁護委員の候補者推薦では森越定子さんに同意した。
 予算委員会の病院会計で、佐藤靖委員(市民連合)は「精神科は現在、医師3人体制となっているが、転出という話しも聞いている。実態はどうなのか。循環器内科の医師は3人必要ということだが、その確保は」。
 佐古和廣院長は、診療研修制度の変更、あるいは名義貸しの病院が医師の確保を進めており、医師の確保が難しくなっている点を説明。「精神科では百数十人の患者に対して、医師は3人と労働強化になっている。1人が、近く辞めることになっているが、他の2人も辞めたいのとの意向もあったが、残ってくれることになった。さらに労働強化になることから、70床をめどに退院調整を行っていく。精神科の問題は、一市立病院の問題ではなく、全道的視野で道にも要請していく。循環器内科には4月から医師1人が訪れ、呼吸器内科に7月から1人を配置できるため、診療が回復する」。
 小野寺一知委員(市政クラブ)は「研修医は将来的に確保していくことができるのか」
佐古院長は「見通しは立っていない。今後の病院の努力にかかっている」。

[ 2005-03-17-19:00 ]

木質ボイラーが稼働
下川町の五味温泉・町長らテープカット
 【下川】五味温泉の木質バイオマスエネルギー熱供給施設と木質ボイラーの設置工事が終わり17日午前、現地で完工式が行われた。関係者が紅白のテープにはさみを入れ、施設の無事完成を祝った。
 五味温泉は町有施設で、管理運営は下川町ふるさと開発振興公社(山下邦廣理事長)。環境省の二酸化炭素排出抑制事業を導入、道内の公共施設では初のバイオマスエネルギー活用に道を開いた。森林の町として地球温暖化防止、CO2排出抑制への取り組み。
 導入したボイラーはスイス製で15.5万キロカロリー。燃料の木質バイオマスはカラマツなどのバーク(皮)など。消費量は1日1トンから2トン。町内の木材工場から出るものを細かく粉砕してあり、未利用資源の有効活用にも大きな役割。
 同温泉に2基ある重油ボイラーのうち、老朽化した63万キロカロリーの重油ボイラーを撤去、それに代わる施設。既設ボイラーとの併用稼動だが、早速、この日から温泉の加温、暖房、給湯などに軟らかな熱エネルギーの供給を開始した。重油を燃焼しないことによるCO2排出削減量は年間324.8トン。
 このほか同事業で、鉄筋コンクリート平屋建ての熱供給施設が鉄筋コンクリート平屋48.5平方メートル。ミニホイルローダーなどが設置、導入された。事業費は約7200万円で半額が国の補助。
 式には町、町議会、関係者ら30人が参加。安斎保町長、高橋巌町議会議長、加藤久同公社理事の3人がテープカットを行った。
 安斎町長が「林業の町として時代の流れを見詰め、地球温暖化防止に役立つ木質バイオマスエネルギーを導入できた。町と五味温泉の評価を一層高めていきたい」とあいさつ。高橋町議会議長が「新年度で幼児センターへの導入が予定されているが、さらに多くの公共施設に導入し、CO2削減の取り組みを全国、世界へと発信してほしい」と祝辞。
この後、全員で施設見学。細かな粉状になった赤いバークが、ゆっくり回転されるようにしてボイラー室へ運ばれる様子や、バークなどが燃焼し熱交換が行われるボイラーなどを熱心に眺めていた。

(写真=環境に優しいバイオマスエネルギー施設のテープカット)

[ 2005-03-17-19:00 ]

地産地消にこだわり
美深町の食ふぉーらむ・地元で買える環境を
 【美深】相馬暁さん講演の集い実行委員会(神野充布実行委員長)主催の「第1回『食』ふぉーらむ」が16日午後、旭町ふれあいステーションで開かれた。
 「食」という言葉に最もつながりが深い農業について考えるもの。実行委員会では今後、2カ月に1回程度、農業と食についてテーマを変えながら、フォーラムを実施していく考え。
 町民20人が参加。第1部は、町内のもち米農家で組織する「Food831番」の八巻等代表を講師にしての基調講演。八巻代表は「旬なものを旬の時期に食べることが地元の農産物を大切にすることにつながるので、消費者側も地産地消への意識を高めてほしい」などと呼び掛けた。
 第2部は「味わい談義・交流会」と称し、臼ときねを使ってもちつきを体験したほか、試食しながら交流を深めた。
 第3部は、物産展示館でレストラン「あうる」を経営する荒川寿美子さん、美深消費者協会の奥野和子会長、八巻代表、下川町で食彩工房「美花夢」を経営する押田鏡子さんの4人が、パネラーとなってのパネルディスカッション。
 参加者から「地元のものはほとんどが町外流出しているので、買いたくても買えないのが現状」との意見。パネラーから「農家側も地産地消という言葉にしつこいぐらいにこだわり、積極的にPRして地元の人たちが地元農産物を食べられるよう、環境を改善していく必要がある」などの声が出され、参加者たちは食についての意識を高めた。

(写真=パネルディスカッションで意見交換もしたふぉーらむ)

[ 2005-03-17-19:00 ]

良い厳しさを持って
名寄のバリアフリー観光講習会・講演や体験で理解
 【名寄】バリアフリー観光ガイド講習会が16日午後、ホテル藤花で開かれ、講演などを聞いた。
 なよろ観光まちづくり協会、旭川観光協会、北海道観光ボランティア連絡協議会の主催。体の不自由な人たちが旅行を楽しむことができるよう、ガイドの方法などを学ぶことを目的とし、名寄で初の開催。名寄や近郊町村から観光ボランティアスタッフ、ホテル関係者など15人が受講。
 北海道東海大学教授で、心身障害者共同作業所アトリエ・トムテ(美瑛町)の小河幸次理事長が、「まちがいだらけのボランティア」をテーマに講演。ユニバーサルデザインの考え方などについて説明し、「ノーマライゼーションとは、普通の地域の普通の家に住むこと。障害者だから大人数で施設に住むことはなく、逆に社会から孤立してしまう。障害者の3分の2が甘やかされて成長、社会に投げ出されているのが実情。良い厳しさを持って接してほしい。ボランティアは決して時間や数量ではない。知識、技術、態度の3つを持って取り組むこと」などと話した。
 名寄市在住の北海道ろうあ連盟手話通訳対策部長の福光純さんが、手話を指導。車いすやアイマスク体験なども行った。

(写真=15人が受講したバリアフリー観光ガイド講習会)

[ 2005-03-17-19:00 ]


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