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2005年3月1



市民英知の結集で活力
行政運営は成果重視
名寄市議会定例会・島市長が市政執行方針
 【名寄】名寄市議会第1回定例会は1日午前、開会した。会期を16日(2〜7日、11〜15日は休会)までに決めた後、付託案件で委員長報告が行われた。17年度の市政執行方針で島多慶志市長は「風連町との合併、市立名寄短大の4大化、財政の健全化、農業を中心とした産業振興、医療福祉の充実など多くの課題を抱えている。新たな名寄市の発展に全力で取り組みたい」と課題が山積する中、市民の英知結集で活力あるまちづくりを強調。藤原忠教育長が教育行政執行方針を述べた。

市政執行方針
 市政推進の基本的な考え方 行財政改革では、引き続き「新たな名寄市行財政改革推進計画」に基づき具体的な改革を推進。職員自らが現状を認識して取り組むことが大切であり、意識改革、政策形成能力の向上などにも努める。定住人口の拡大を図るため、(仮称)市立名寄大学の校舎整備を引き続き実施し、18年4月の開学に向け取り組む。19線道路、智東3線2号橋、公営住宅の建設など、公共施設の計画的な整備をはじめ、地域の景気や雇用にも配慮していく。
 17年度の予算編成 各会計予算案は、地域経済・雇用に配慮した公共施設の計画的な整備、産業基盤・観光資源の整備・拡充、高度情報基盤の整備、(仮称)市立名寄大学の校舎整備、学校教育環境の充実、さらに適応指導教室設置事業などソフト事業にも取り組み、「公平性と持続可能」「受益と負担」「選択と集中」の視点からも検証して編成。
 公開と参加でつくるまちづくり 事務事業の評価は過去2年間で実施していない事業の評価を実施。市民による外部評価を通じ、説明責任の充実と成果重視の行政運営に努める。17年4月から電子決裁による財務会計処理を行う内部情報システムが稼働。効率的な行政運営に努める。
 安全で自然と環境にやさしいまちづくり 救急業務高度化整備計画に基づき、職員2人の救急救命士資格取得を目指し、救急救命士7人体制で高度化を推進する。
みんなで助け合い健康で安心して暮らせるまちづくり 市立総合病院では理学療法士、視能訓練士、診療情報管理士各1人を増員。最新のCT撮影装置など医療機器の整備・更新を図る。不在となっている循環器内科について、北海道大学から固定医1人が4月から派遣される見通し。名寄東病院は、介護支援専門員の増員などスタッフの充実を図る。
  ゆとりと潤いのある快適なまちづくり 道立サンピラーパークでは「ふるさと交流館」「ふるさと村工芸館」の建設や「四季の池」、周辺整備を予定。市の事業として、オートキャンプ場のセンターハウス建設を実施していく。
 心豊かな人間性とスポーツ文化の誇れるまちづくり 大学設置準備室の作業状況について、教員の確保は一部に未定の分野があるが、最終段階を迎えている。既に文部科学省との事前協議を終え、4月に正式申請。
 魅力と活力ある産業がはぐくむまちづくり 2月1日に「道北なよろ農協」が誕生。合併によるスケールメリットを最大限に発揮し、地域農業の振興と経済の発展に貢献するものと期待。

教育行政執行方針
 学校教育では、学校評議員を新年度新たに導入する2校について、評議員の選考方法など一部見直す。教育相談活動で名寄、名寄東の2中学校に週2回派遣している「心の教室相談員設置事業」は週3回の派遣に拡大、問題行動の未然防止を図る。青少年健全育成で、子供会育成会と連携を図りリーダー養成などを通し、たくましい子供たちの育成に努める。

[ 2005-03-01-19:00 ]

合併の5項目を可決
風連と名寄の議会で・議員定数や特例区など
 【風連・名寄】風連町第2回町議会臨時会、名寄市議会第1回定例会が1日、それぞれ開かれ、風連町、名寄市の合併協議について5項目の議案を審議。ともに提案通り可決した。
 可決した内容は風連町、名寄市の廃置分合で、風連町、名寄市を廃して名寄市を設置。両市町の財産は、すべて名寄市に帰属する。
 議会議員の定数で、名寄市の議会議員定数は26人とする。新市設置後、最初に行われる選挙に限り、合併前の関係市町の区域ごとに選挙区を設け実施する。各選挙区の定数は、風連町区域が8人、名寄市区域が18人。初回以降の一般選挙は選挙区を廃止し、新市を一つの区域として選挙を行う。
 議会議員の在任では両市町の議会議員は合併後、19年4月30日まで、引き続き名寄市議会の議員として在任。農業委員会委員の任期などで、名寄市に1つの農業委員会を設置。合併後は、18年7月19日まで引き続き在任。
 合併特例区の設置で、合併の日から5年間、風連町区域に合併特例区を設置。期間終了後、地域自治区に移行する―など。

[ 2005-03-01-19:00 ]

町長選挙を控えて骨格編成
基金1.8億円取り崩す
風連町17年度予算案・厳しい財政運営続く
 【風連】風連町の平成17年度の予算案が1日、発表された。22日に任期満了に伴う町長選挙が告示されることから、新年度予算案は骨格編成。このため、一般会計の予算案は16年度対比で17.4%減。骨格編成段階から約1億8700万円の基金取り崩しを行わざるを得ないなど、厳しい財政運営を強いられている。国保会計など特別会計を加えた予算総額は16年度当初対比で11.3%の減。
 一般会計歳入の構成比で最も多い54.9%を占めているのが地方交付税。しかし、17年度も減額を見込まざるを得ない状況だ。特に国の寒冷地補正の見直しなどもあって、臨時財政対策債が大幅に減ってきており、風連町でも16年度実績対比で24.0%減を見込んだ。この結果、地方交付税の総体は約21億円とし、16年度当初比で3.1%減を見込んでいる。
 地方交付税の減に伴う財源不足を補うため、慢性的に続いている基金からの繰り入れは、17年度も必要となった。普通基金で6500万円、地域振興基金が5000万円など財政調整的基金を合わせて1億3000万円を取り崩すなど総額では1億8745万円を一般会計に繰り入れる。
 これに伴い、16年度末で8億6114万6000円が見込まれる全基金残高は、17年度末には約5000万円減の8億1480万円になる。住民1人当たりの貯金は、昨年12末の人口で割ると15万9628円になる計算。
 一方の歳出をみると、農林業費が75.5%と大幅な減になっている。これは、もみ乾燥調製施設整備の大型事業がなくなったことによるもので、予算総体の減にもつながっている。
 借金の返済を意味する公債費は、17.7%増の6億7736万円。一般会計分に下水道分などを加えた17年度末の町債残高は、16年度対比約4億円減の71億3018万円に。町民1人当たりの借金額は101万7119円となる計算。
 人件費、扶助費、公債費の義務的経費が総額で17億9775万円となって、全体の46.9%を占め、財政の硬直化が続いていることをうかがわしている。
 柿川弘町長は「農林業や商工業の振興に配慮しての骨格編成とし、必要なものは新規で当初予算に一部を盛り込んだ。骨格であっても、基金の取り崩しを行わざるを得ない状態で、これまでにない厳しい予算編成となった」と語った。

[ 2005-03-01-19:00 ]

対抗馬の動きなく無風濃厚
合併の仕上げに全力を
柿川風連町長・3期目へ出馬表明
 【風連】柿川弘風連町長(74)は1日午後、町役場で開かれた第2回町議会臨時会議案審議終了後、「支持をいただければ、合併の仕上げに全精力を傾注したい」と3期目への出馬表明を行った。現在、現職の柿川町長以外に出馬に向けた動きはなく、前回(平成13年)に続き無競争当選が濃厚となっている。
 任期満了に伴う町長選挙は22日告示、27日投票の日程。昨年12月の町議会定例会で、3選出馬の意向をただす一般質問が出されたが、柿川町長は「名寄市との合併実現に向け全力を傾注しており、改選に関し判断をする余裕はないというのが率直な気持ちだ」と明言を避けていた。
 柿川町政を問う形になった名寄市との合併は、2月に住民投票が行われ、賛成2187票で、反対票を約1000票上回った。これを受け、28日に名寄市と合併協定書に調印、1日の町議会臨時会では合併に関連する5議案が可決された。
 名寄市と合併することで、来年3月に風連町長は名寄市長とともに失職するため、在任期間はわずか1年。新人候補を擁立するには難しい状況となっていることもあり、現段階では対抗馬擁立に向けた動きは全くなく、無競争当選が濃厚となっている。
 3選を目指す柿川町長は、平成9年に町議会議長を辞任して町長選挙に出馬。同じ新人候補を破り初当選。前回の選挙戦は無風で信任を受けた形となった。2期8年間、厳しい財政運営を強いられ、自らの給与だけでなく、町職員や町議会の協力と理解を得て給与(報酬)の引き下げを行ったり、各種団体への補助金を減額するなど、精力的に行政改革に取り組み、一定の成果を挙げた。
 一方で、町の主産業となる農林業の振興に努め、もみ乾燥調製施設の整備など農業基盤拡充に励んだ。商工業振興面では道の駅整備を含めた中心市街地活性化計画の策定をはじめする地域活性化にも意を払った。
 臨時会で5議案を可決後、柿川町長が発言を求め、「合併の協議が整い、満場一致で可決を受け感激をしているとともに、責任の重大さを感じている。町民の皆さんに合併して良かったと思える仕上げをしていきたい。支持をいただけるなら、全精力を傾注したい」と決意を語った。
 柿川町長の後援会は5日に事務所開きを行う計画でおり、3期目に向けた準備は確実に進めていく。

[ 2005-03-01-19:00 ]

別れ惜しみ希望胸に
本紙管内の6高校・441人が学舎を巣立つ
 【名寄】本紙管内の道立高校6校で1日、一斉に卒業式が行われ、441人の卒業生が思い出を胸に学舎(まなびや)を巣立った。
 名寄高校(古湊敬子校長)の式では、吹奏楽の演奏と出席者の拍手の中、卒業生156人が入場。君が代斉唱と学事報告の後、卒業生の名前が呼ばれ、卒業証書を受け取った。
 古湊校長は「卒業という言葉は学業が終わると同時に、新たな前進を意味することになります。卒業を迎える皆さんには、これからも前進する努力を続け、豊かな人生を送ってほしい」と式辞。
 富樫莉恵子学友会長が「大きな壁にぶつかり、立ち止まることがあるかもしれませんが、困難に背を向けず、夢をあきらめず、自分を信じることを忘れずに頑張ってください」と送辞。金野麻里菜前学友会長が「在校生の皆さん、今まで多くの人たちの手で育まれてきた『名高魂』を皆さんに託します。共に成長してきた皆さんになら、さらなる大輪の花を咲かせてくれると思います。自分らしさを忘れずに飛躍してください」と答辞。卒業生全員で在校生と教職員、保護者に感謝の気持ちを込め「マイバラード」の歌を贈った。
 このほか、名寄光凌では130人、名寄農業で44人、下川商業は41人、美深は35人、風連は35人が卒業し、慣れ親しんだ校舎や友達、教職員との別れを惜しみながら、新たな道への期待を胸を膨らませながら旅立った。

(写真=感謝の気持ちを込めて歌を送った名寄高校の卒業生)

[ 2005-03-01-19:00 ]

 



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