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2005年2月10



下川町が地球温暖化対策計画
5年間でCO2を10%削減
バイオ導入や日常活動・町の排出量は4973トン
 【下川】町は、地球温暖化対策実行計画「下川町CO2(二酸化炭素)排出量削減計画」をまとめた。16〜20年度の5カ年で、CO2の10%削減を目標値として決めた。
 CO2は地球温暖化の原因とされる温室効果ガスの中で大きな割合。京都議定書で日本は、平成20〜24年の5年間の平均的な温室効果ガス総排出量を、平成2年比で6%削減する目標が定められている。
 法律で各都道府県、自治体は「温室効果ガスの排出抑制等のための措置に関する計画」(実行計画)の策定が義務化。町では昨年6月から近藤八郎助役を座長に各課長ら10人からなる地球温暖化対策実行計画策定委員会を発足させ、作業部会を設けて検討。このほど策定作業を終えた。
 15年度現在、町の諸事業のエネルギー消費に伴い排出されるCO2総量は4973トン。これを5年間で10%削減し20年度で4475トンとするのが同実行計画の柱。
 15年度のCO2排出量計算は町役場庁舎、公用車、バスターミナル、学校、保育所、幼稚園、町立病院、あけぼの園、消防署、五味温泉などで消費するガソリン、軽油、灯油、A重油、液化石油ガス(LPG)、電気の消費量に、それぞれの係数を掛けて割り出した。 全体に占める割合ではA重油が全体の44.3%と最も多く、次いで電気23.1%、灯油19.1%の順。
 国の方針で各自治体は6%削減を目標としているが、町があえて10%を目標としたのは、現在、五味温泉でA重油の一部代替にバイオマスエネルギー導入が進んでいること。さらに新設予定の町幼児センターにもバイオマスエネルギーの導入を計画しているなどから。
 具体的な取り組みとして、トイレットペーパーなどで再生紙を購入し環境に優しい製品の購入促進。事務機器類も省エネ型を優先する、エレベーター使用をなるべく避ける、職員ノーカーデーの設定、会議での書類入れ封筒配布を極力避ける、ごみの量を極力減らす―などきめ細かな指針を決めた。計画策定を担当した税務住民課は「バイオマス導入を除くと、日常の意識の中で取り組み可能な問題が多いことが分かった」と話す。
 参考資料で町有林のCO2吸収量も試算。15年度は1万1942トン。町の諸事業から排出される量の2.3倍を町有林だけで吸収している計算。
 上川管内で同実行計画を策定したのは、旭川市と富良野市だけ。町村では下川町が初。町では「町が率先してこの計画を樹立したが、各事業所、家庭などもこうした取り組みを試みてほしい」と話す。

[ 2005-02-10-19:00 ]

名寄市民と触れ合い
高橋はるみ道知事・雪フェス会場を訪問
 【名寄】高橋はるみ北海道知事が9日午後、なよろ雪質日本一フェスティバル会場の南広場を訪れ、国際雪像彫刻大会ジャパンカップの雪像制作の様子などを視察した。
 道内各市町村を訪問し、地域に住む人びととの会話を通じ、道民の声を地域づくりに反映しようという「まちかど対話」の一環として来名。名寄の冬を代表するイベント雪質日本一フェスティバル会場を訪れた。
 まちかど対話には高橋知事、青木次郎上川支庁長、加藤唯勝道議をはじめ、地元から島多慶志市長、時田宗之名寄駐屯地司令、吉田肇なよろ観光まちづくり協会長ら5人と同ジャパンカップの参加チームから2人が参加。同ジャパンカップや北の天文字焼きなどの概要を説明した。
 雪フェス会場には、知事を一目見ようと市民約300人が訪れた。高橋知事は会場のステージに立ち「名寄は1年半ぶりの訪問。雪フェスは地域住民が、冬の寒さと親しみながら町づくりにつなげているということが伝わってくる。皆さんで盛り上げてほしい」と市民や参加者を激励した。
 高橋知事は10日午前にホテル藤花で開かれた、名寄青年会議所(西川准司理事長)主催の朝食懇談会に出席。同会議所が、名寄短大や丘の上学園の協力で研究開発しているカボチャを使ったパンの試食などを行った。

(写真=雪フェス会場を視察する高橋知事)

[ 2005-02-10-19:00 ]

友情をはぐくむ努力必要
美深伝承講座・朝鮮人強制連行を学ぶ
 【美深】美深町教育委員会、美深町郷土研究会主催の歴史を学ぶ「伝承講座」が9日午後、町文化会館COM100で開かれ、朝鮮人強制連行の事実について学び、本当の意味でアジアの平和に必要なことを考えた。
 講師は、民衆史家で浄土真宗本願寺派一乗寺住職の殿平善彦さん。殿平さんは、空知民衆史講座代表を務め、幌加内町朱鞠内や深川市鷹泊など戦時下のタコ部屋労働、朝鮮人強制連行の調査研究を行い、犠牲者の遺骨を発掘し返還する活動を行っている。
 講座は「朝鮮人強制労働、タコ部屋労働の調査と遺骨発掘作業を通じて見えてきたものは〜アジアの人々と友情を深めるために〜」をテーマに、朱鞠内で強制労働調査を始めた体験を話し始めた。
 強制労働の悲惨な現実、日本の朝鮮侵略の事実、遺骨を遺族が受け取るまでに10年かかったこと、発掘に参加した若者たちが犠牲者の遺骨に触れて歴史を学ぶ大切さ、日韓の若者たちが友情を育てていることなどを伝え「心を解かし合うのは大変難しいこと。アジアとの間の過去の傷を癒すには、誠意を持った活動姿勢を継続していくことが大切と思う」などと語った。
 また、政府が強制連行の実態調査を始めたことや北朝鮮の拉致問題などにも触れ「日本人は自分たちの痛み、悲しみしか見ていない。アジアの悲しみを見ていない。事実を明らかにし、本当の友情を育む努力をしていかなければならない」と話した。
 参加した約60人の町民は、朱鞠内の強制労働の厳しさや遺族の悲しみ、長い歳月をかけた発掘の苦労、歴史の事実を聞きながら、日本人の責任や平和へ関心を深めていた。

(写真=朱鞠内の強制連行犠牲者の発掘などを話した殿平講師)

[ 2005-02-10-19:00 ]

流域の生き物など
北海道遺産の「天塩川」展
 【名寄】旭川開発建設部名寄河川事務所主催の「朔北の大河『天塩川』展」が、親林館で開かれている。
 北海道遺産に天塩川が選定されたことを記念してのパネル展で、会場には天塩川に関するパネル12枚を展示。
 パネルでは「流域の生命たち」と題して、天塩川流域に生息する魚類や野鳥、昆虫の写真。また、丸太船で天塩川を移動した松浦武四郎の足跡、天塩川カヌーマップ、天塩川流域のまちなどを紹介している。
 訪れた人は、身近にあるが知らないこともある天塩川について知識を深め見入っている。同展は、なよろ雪質日本一フェスティバルに合わせて13日まで同館、15〜20日が北国博物館で展示する。

(写真=北海道遺産の天塩川を紹介するパネル展)

[ 2005-02-10-19:00 ]


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