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2005年2月4



トマト栽培実習スタート
現場代理人から真剣に
下川町の建設6社・18年に本格農業参入
 【下川】下川町建設業協会(市村茂雄会長)に所属する建設業6社が、トマト生産を中心に18年度から本格的な農業参入を目指すことになり、その実習が町内上名寄のトマト農家の松久優さん宅で始まった。各社の建設現場で現場代理人などを務める人たちが、慣れぬ手つきながら真剣に取り組んでいる。
 公共事業削減が進む中、生き残りをかけた建設事業者にとっては、他業種へソフトランディングすることが大きな課題。同協会では下川町ふるさと開発振興公社クラスター推進部の協力を得て町、農業委員会、JA北はるかなどと協議。雇用確保などからトマト栽培による農業参入の方針を決定。希望者を募ったところ6社の参入が決定した。
 松久さん宅はトマト栽培歴20年。そのうち高級品のフルーツトマト栽培は5年目。大型ハウス12棟のうち4棟(3465平方メートル)がトマト。化学肥料ゼロの安心安全が特徴。昨年12月1日から苗を定植しており、最初に定植したハウスでは小さな実を付けている。
 実習に訪れているのは、6社の幹部級で40〜60代の男性6人。優さんの父、昭夫さんから指導を受けており、これまでに、は種後80日目の苗の定植作業、苗が真っ直ぐ上に向かって成長できるよう一本一本の苗にビニールのひもを取り付ける「トマトつり作業」を学んだ。
 トマトつり作業は苗の付け根部分にビニールひもの輪を取り付け、上部のフレームに取り付ける。「輪が細すぎると、茎が成長したときの障害になる。適度な太さを」など細かな注意。続いて苗の下部に生えた余分な芽を取り除く作業も。昭夫さんが「夏、ハウスを開けると風が入る。余分な葉がトマトに触れかすかな傷を付けると商品価値を下げる」と説明。
 実習者たちは建設現場ひと筋だけに「機械が使えず、意外に手間が掛かる」「考えていた以上に奥が深い」などの感想。戸惑いながらも「苗を傷めぬように」と注意しながら真剣な表情。
 3月上旬から松久さんの農地ハウス2棟を借用。指導を受けながら苗床作り、ハウス掛け、苗の定植、育成、収穫まで一連の作業実習に取り組む。各社から2人程度が出動の予定。
 1年間の実習と併行し、今後1つの農業法人を立ち上げるか、グループ分けするか、6社単独事業とするかなど検討。18年度から本格的な農業参入を目指す。

(写真=下川町上名寄の松久さん宅で行われているトマト栽培実習)

[ 2005-02-04-19:00 ]

合併推進の息吹一つに
名寄と新しい風連を創る会・共通理解へ決起大会
 【風連】名寄と新しい風連を創る会(米澤和幸代表)は3日午後、福祉センターで総決起大会を開いた。名寄市との合併を問う住民投票が6日に行われるのを前に、合併推進の町民の輪を共通理解で広げていこういうもの。町議会や町内の農業、商工業、女性、青年の代表ら10人が、合併に託する希望や思いを発表し、新しいまちづくりへの息吹をつくりだした。
 風連町は、名寄市との合併に向けて法定の協議会を設置し検討、大筋合意に至ったが、合併の判断は町民の意思を確認して―との要望を受け、住民投票が1日に告示され、6日が投票となっている。合併に反対と町民有志が「名寄市との合併を考える会」(有門優代表)を組織、町内全戸にチラシを2回配布し、問題点を提起するなどの動きがあった。
 これに対し、合併の推進を求める町民有志は「名寄と新しい風連を創る会」を組織、反対派の一方的な情報が流れている状況はいたずらに町民の混乱を招く面があるとし、総決起大会で合併賛成の思いを伝えていく場を設けた。
 会場には約400人(主催者発表)が集まった。中には名寄市民の姿も見られた。
 米澤代表が「町の歴史に幕を閉じる寂しさを乗り越え、心を一つにして明日への一歩としていく機会にしたい」とあいさつ、合併の意義に理解を求めた。
 中野秀敏町議会議長、寺田厚道北なよろ農協組合長、富永紀治風連町商工会長、橋場利夫橋場建設社長、堀江英一町議会副議長のほか、上口秀夫さん、手間本由光さん、宮本幸子さん、高山なみ子さん、神田勇一郎さんの合わせて10人が、1人約3分間で、合併の必要性などを訴えた。
 この中で「議会も、理事者は合併しても力を合わせ、風連が寂れないようにつくっていく。住民投票に当たって、町長や議員が嫌いだという判断ではなく、冷静な判断をお願いしたい」「農協も頑張るが、行政も一つになって頑張ってほしい」「合併にはマイナス志向が強いが、プラス志向も考えてほしい」「未来の子供、若者のことを考えるのが、合併の基本だ」「合併協議はすべて満足できるものとは思っていないが、名寄市が譲歩してくれた内容だと思う」「道北の中核都市を、名寄市と手をつないでつくることが良いと考え決断した」「投票結果がどうあろうと、町民はいがみ合うことなく、仲良くやっていきたい」などの意見が示された。
 また、青年代表の神田さんは「風連は大好きで、明日のために決断した。風連の思いを胸に吸い込んで、新しい町への息吹としませんか」と熱く訴えた。
 最後に青年代表の日根野星太さんの音頭による「頑張ろう」のシュプレヒコールで、参加者の思いを一つにした。

(写真=合併への希望などを訴え思いを一つにした総決起大会)

[ 2005-02-04-19:00 ]

特設ジャンプ台で練習
美深でエアリアル合宿始まる
 【美深】全日本スキー連盟(SAJ)フリースタイルスキー・エアリアルチームの合宿が、3日から美深町営スキー場で始まった。同日午後は、同チームの松井陽子コーチによるスポーツミニ講演会と歓迎レセプションが、町文化会館COM100で開かれた。
 エアリアルは、ジャンプ台を使って空中演技の難度を競うスキー競技。空中演技の練習でトランポリンを活用することから、トランポリンの得意な子供たちが多く、雪質がよい美深で初めて合宿を行うことになった。
 合宿には、倉田孝太郎さん(チームリステル)、西川史朗さん(スカーゼFST)、綿貫雅弘さん(エクスティック東松山)、岩本和馬さん(北海道尚志学園高校)、森山素直さん(小樽北照高校)のSAJナショナルチーム選手5人、松井コーチ、工藤哲史北海道スキー連盟理事、工藤千鶴子同連盟スリースタイル専門委員会副委員長が訪れた。
 工藤理事と松井コーチは、午前中に役場を訪問し岩木実町長にあいさつ。選手らは、ジャンプ台を微調整しながら、練習を開始。
 ミニ講演会では、松井コーチが「将来・美深からオリンピック選手を!」と題して、エアリアルについて説明。「エアリアルはスキーと飛ぶことができなければならない。練習では、最初にトランポリンで姿勢や動きを覚えたあと、ウオータージャンプの練習をする」とワールドカップの映像や練習風景の映像を見せながら、分かりやすく話した。
 歓迎レセプションでは藤守光治同合宿実行委員長、岩木町長、園部幹雄議長が「子供たちに夢を与えてほしい」などと歓迎の言葉を述べた。チームメンバー一人ひとりが「広く一般に楽しんでもらえることを知ってほしい」と自己紹介。食事をしながら、美深とエアリアルのつながりや合宿の継続へ期待を高めて懇談した。

(写真=歓迎会や講演会も開いた全日本エアリアルの合宿)

[ 2005-02-04-19:00 ]

建設業者がキャンドル
国の緊急雇用対策で・3000個製作し下川PR
 【下川】国の緊急雇用対策を活用して、町内の建設業者が寒さを資源にしたアイスキャンドル作りに取り組んでいる。冬の風物詩になっているアイスキャンドルだが、緊急雇用対策で製作されるのは今回が初めて。
 国の事業を、町が道を通じて導入。公共事業の減少に対応し、建設業界で一人でも多くの雇用を確保するのが目的。事業名は「地場資源を生かしたアイスキャンドルのPR事業」。「アイスキャンドルの町・下川」のイメージアップを図り、19日から始まる下川アイスキャンドルミュージアムをPRすることが狙い。
 事業を受注したのは町内旭町の市村組(市村茂雄社長)。事業費は212万円。50%以上を人件費に充当することになっており、延べ75人の雇用につながるとのこと。
 計画によると、寒さを利用して3000個のアイスキャンドルを製作。5日にJR札幌駅南口イベント広場に300個、8日は上川支庁に300個を搬入し点灯する。残りは町内が中心。19日から始まるアイスキャンドルミュージアムに向けハピネス、五味温泉、恵林館、特別養護老人ホーム、共立トラストなどに配置。アイスキャンドルミュージアムの盛り上げに役立てる。
 市村組によるアイスキャンドル製作は同社事務所裏など3カ所で取り組んでいる。下川町高齢者事業団関係者の指導を受けながら500個のバケツに水を張り、一晩凍らせて取り出す作業。建設現場は専門でも、アイスキャンドル作りは初の挑戦。苦労もあるが「よりきれいに輝いてくれるアイスキャンドルを」と、心を込めた作業が続く。
 町商工林務課では「シバレが立派な資源になりました。この事業を通じ雇用確保はもちろん、下川の知名度アップにつながれば」と期待する。

(写真=市村組事務所裏で行われているアイスキャンドルづくり)

[ 2005-02-04-19:00 ]


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