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2005年1月29



「判断仰ぐのみ」と町長
風連の合併説明会終了・総体に反対意見なし
 【風連】風連町の合併全町説明会が28日午後、福祉センターで開かれ5日間の全日程を終えた。町側の説明に理解を示す意見が出たが、一部に反対派の動きもあるのも事実で、感情的に受け入れきれない町民がいることも示す説明会となった。町民の最終判断は、2月6日の住民投票という形で示される。
 町は名寄市と法定協議会を設け、合併の話し合いを進めたが、住民の最終意思を確認する住民投票を2月6日に行う。これを前に、町は説明責任を果たすため、説明会を開催してきた。
  町長が出席してのものは、24日から28日まで全7会場で実施した。総括すると、合併はやむを得ないとの意見が多く、反対意見はほとんどなかった。
  町側の説明に一定の理解が示されたが、「町民の発言が少ない背景には、感情的に割り切れない部分を残しているのでは」との声も。
  最終日の28日は、2回の説明会合わせて町民120人が出席。住民投票や町財政の現状への質問や、「これまでの町政を総括し、合併後に生かすべき」と前向きな意見などが出た。
  全日程を終え柿川町長は「できる限りのことはやってきた。合併に対する住民理解は得られたと信じている。風連町のこれまでの歴史が変わってしまうことは、誰でも抵抗を感じてしまう。しかし、単独でどのくらいの財源を見出していくことができるのか、深刻な気持ちにならざるを得ない。じり貧の町財政では立ち行かないのが実情。この合併が不成功に終わっても、新法によって、より強固な姿勢で合併が進められるものと受け止めている。あとは住民投票で、町民に判断を仰ぐのみ。ぜひ全町民の参加をいただき、高い投票率で皆さんの意思をはっきりさせることを望む。決まった方に、皆が手を携えていくことが大切と考えている」と思いを話した。

(写真=合併へ最後の理解を求めた風連の全町説明会)

[ 2005-01-29-19:00 ]

余暇を楽しく活動
風連でシニアボランティア体験教室・講演や絵手紙描く
 【風連】シニアボランティア体験教室が28日午後、福祉センターで開かれた。
 北海道社会福祉協議会、風連町社会福祉協議会が共催。ボランティアを、余暇を楽しむ活動の1つとして身近にとらえ、きっかけづくりの場として教室は開催。
  町民30人が受講。前半は、吉田茂郎NPO法人シーズネット事務局長が、「これから始める仲間づくり、役割づくり」をテーマに講演。「老後の自己防衛策はお金づくり、健康づくり、友達づくりですが、その3つが無ければ何もできない。家に閉じこもって独りでいる孤独な人たちが増えているのが現状。互いに弱みをみせることができれば、老後を楽しく過ごせるのではないでしょうか」などと語ったほか、シーズネットの概要も説明した。
  後半は、絵手紙体験講座を開講。講師は能登谷千恵子日本絵手紙協会公認講師。「小さい子供はとても良い絵を描く。理想として子供が描いたような絵になればいいと思います。絵は下手でいいのです。一生懸命描けば、相手に気持ちが伝わります」などと話したほか、子供の描いた絵手紙を紹介、道具と描き方を説明した。受講者たちは能登谷さんから「墨と絵の具は混ぜないで」などと助言を受けながらリンゴの絵など、墨を使って描き、絵の具で色を塗り作品を仕上げた。

(写真=30人が参加し絵手紙を描いたシニアボランティア教室)

[ 2005-01-29-19:00 ]

北のオホーツクをテーマ
名寄市の山下さん・写真集を自費出版
 【名寄】市内緑丘29の7、山下亨二さん(72)が、写真集「北オホーツク」を自費出版した。32年間にわたりオホーツクに足を運び、厳しい風土と、そこに生きる人々の生活にレンズを向け撮影した作品群を集大成した。
  山下さんが写真を始めたのは、農水省北海道食料事務所勤務時代の昭和48年ごろ。積極的に各種公募展にも応募。これまでに二科展、ニッコールコンテスト、キヤノンコンテスト、コニカコンテスト、写真道展など入選入賞が多数。
 道北の自然や風物などを撮影していたが、その後、北オホーツクの魅力にひかれ、いつしかライフワークのフィールドとなり数多く足を運ぶようになった。
 カラー写真全盛の時代にあって、山下さんは現在もモノクローム一筋。「フィルム現像から焼き付けまで、自分で処理できるモノクロームが写真の原点」という。
 作品集出版を思いたったのは14年。ネガの選定に半年間。自分の年齢と同じ72枚の作品をピックアップし、1枚ずつ焼き直した。
 キヤノンサークルでは年度賞を3回。審査員をしている写真家、八木原茂樹さんが主宰する「樹の会」に入会。毎年1回、東京、大阪などで開かれる集いに幸子夫人(67)と一緒に10回参加。交流のあった八木原さんに作品を送ったところ高い評価を受け、出版に当たって全面的な指導を受けることができた。
 出来上がった作品集は、すべてモノクローム。馬で船を引き上げる珍しい光景(昭和52年撮影)に始まり、オホーツク特有のハスの葉氷、流氷、灯台のある風景、魚網をつくろう猟師、雪原の放牧馬、活気づくカニの水揚げ光景など。山下さんの北オホーツクに寄せる「思い」が伝わる作品集。
 山下さんは「撮影を続けられたのは、いつもにぎり飯を作ってくれた家内のおかげ。写真集は友人、知人やキヤノンサークル関係者にプレゼントしたい」。幸子夫人は「とても良い作品集」と満足そう。
 写真集は縦25センチ、横26センチで76ページ。250冊発行。

(写真=32年間の写真を集大成した北オーホーツク」を手にする山下亨二さん)

[ 2005-01-29-19:00 ]

サンルダム建設は疑問
下川で住民団体が集い・2氏が問題提起
 【下川】サンルダムを考える集い(渋谷静男会長)主催の「これからの天塩川とダム問題を考える集い」が28日午後、西町りんどう会館で開かれた。
  町内外からサンルダム建設に関心を寄せる人たち40人が参加。渋谷会長が「他界された橋本玉吉さんに代わり、会長になりました。よろしく」とあいさつ。前半は同会事務局、滝川康治さんが、これまでの活動状況を報告。朝日町の岩尾内湖などの例を挙げ「ダムで観光地を期待、ドライブインや町民共同出資の温泉などつくったが、すべてつぶれた。川は濁り環境が破壊された。サンルダムも本当に必要という根拠が示されていない。今こそ流域住民が真剣に考える時」と問い掛け。
  後半はぎょれん北海道環境保全対策本部技術参与、八戸法昭さんが「漁業者が取り組む河川などの環境保全対策」というテーマで講演。
  八戸さんは、北大工学部卒で北海道指導漁連(合併して現職)勤務。漁業側からサケ・マス増殖河川とその汚濁源の点検・調査を行い、水質を中心とした独自の環境調査を学会で発表。第1回日本水環境学界文化賞を受賞した。
  「漁業と河川とは密接な関係。ダム湖に藻(も)類が発生すると、海の栄養に必要なケイ酸が藻に食べられ海に流れなくなる。川が運ぶはずの小さな砂がせき止められて補給されず、海岸侵食になる。多くのダムが年に数回、底部から水を抜く『泥ばけ』をやるが、これが川を汚染、サケ・マス資源に大きな影響を与える」と指摘。
  このほか「サケ・マス増殖河川の改修では、道漁連に事前協議がある。千歳川放水路も漁業に大きな影響があるとして工事を中断させた。サンルダムも本体工事の段階では、当然、事前協議があるはず。慎重に対応したい」と話していた。活発な質疑応答も行われ、参加者はサンルダム建設と環境問題に理解を深めた。

(写真=「サンルダムは慎重に対応を」と話す八戸さん)

[ 2005-01-29-19:00 ]


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