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2005年1月16



名古屋の学校給食でも利用
中心空洞判定装置が効果
智恵文のジャガイモ・3Lの販売で所得向上
 【名寄】智恵文農協(五十嵐勝組合長)は、15年度に導入した食用ジャガイモの中心空洞判定装置を活用、効果を挙げ農家の増収に結び付けている。大玉サイズは、空洞が発生する可能性があり、市場に出しても不安が伴っていた。だが、同装置の導入で、空洞ジャガイモの出荷はゼロとなり、取引先の信頼と評価を高め、名古屋の学校給食でも利用されようになった。さらに智恵文農協の馬鈴薯部会(東田忠夫会長・58戸)は、昨年からシールやジャガイモ料理のパンフレットを作製してPRに努めるなど、智恵文産のジャガイモ売り込みに取り組み、生産者意識も変化している。
 昨年の同地区ジャガイモ作付面積はでん粉原料、カルビー契約を含め238ヘクタールだった。うち食用ジャガイモは70ヘクタール。
 ジャガイモは土地条件や天候によって内部に空洞ができる。特に大玉サイズに多い。
10キロ箱で出荷されるが、空洞判定装置が導入される以前は農家が畑で一定程度ジャガイモを切って出荷。さらに選別施設で生産者ごとにラインで箱を抜き取り、1箱(40〜50個)を切って判定。その結果、1割以上空洞があったものはでん粉の原料に回していた。
 ジャガイモには3L、2L、L、LM、M、Sの6サイズがある。空洞判定装置導入前は、例えば2Lに一定程度の空洞が発見されると、M規格についてもかなりの量で抜き打ち検査を行ってきた。3Lになると、商品として販売できるものは年間60トンのうち、わずか3%程度にとどまった。
 従来は、取引先から空洞に対するクレームもあり信用維持に苦労。でん粉原料に回る量は4割に上り、収量に対する1キロ当たりの平均価格は40円になっていた。
 だが、空洞判定装置導入後、商品として出荷できるものが大幅に増加。昨年は約90%を製品として送り出し、1キロ当たりの平均価格は60円台に。
 同農協では「空洞によってでん粉原料に回した場合、選別くず扱いになることから1キロ当たり価格は8円に落ち、農家収入に影響を与えてきた。だが、装置の導入後はしっかりした判定でロスがなくなり、不安のあった3Lについても商品として販売先にも認められた」と、農家の所得向上に結び付いたことを強調する。
 さらに「以前、不安のあった3Lは名古屋で学校給食に利用されているほか、核家族で小さなサイズを2、3個買い求めるのではなく、皮むきも楽というのが理由で、大きいサイズを1個買っていく傾向があるようだ。小さいサイズはサラダやコロッケの加工業者に利用され、総体にジャガイモの販売は好調」と今後の販売にも自信をのぞかる。
 昨年、小売りに添付する小袋シール5万3000枚を用意し、名古屋で智恵文産のジャガイモをPRする一方、食べ方を紹介するパンフレットを5万枚製作して10キロ箱に入れた。
「従来、農家は生産のみに力を入れてきたが、昨年は消費地でのPRなど、販売にも努力するなど生産者の意識は変化している。ジャガイモの北限として寒暖の差を利用した生産でおいしさを訴えた結果、甘みや、高いでん粉質に理解が広まりつつある」と同農協では2月の名寄、風連との農協合併後もジャガイモの販売に力を注いでいく意向だ。

[ 2005-01-16-19:00 ]

厳寒と戦い心込め
下川冬のイベント・アイスキャンドル作り盛ん
 【下川】厳寒の風物詩、アイスキャンドルミュージアムに使用されるアイスキャンドルづくりが、桜ケ丘公園の万里の長城メモリアルゲート前広場で急ピッチで進められている。「会場を訪れる人たちに、より美しい光を届けたい」と寒さの中で真剣な作業だ。
 第31回下川アイスキャンドルミュージアムは、3本立てイベント。アイスキャンドルフェスティバルは2月19日午後5時、20日午前10時から総合グラウンドで。アイスキャンドルパークは19〜27日間、午後7時から万里の長城。アイスキャンドルスクエアは20〜27日の間午後6時から緑町の恵林館で行われる。
 イベントの主役はアイスキャンドル。今年はフェスティバル会場に約3000個、パーク会場に2000個を設置する。
アイスキャンドル製作に当たっているのは、下川町高齢者事業団。今月5日に作業を開始。10リットルバケツ350個、500ミリリットルバケツ90個を使用。高さ30センチの台の上にコンパネを置き、その上にバケツを並べて水を張る。一晩凍らせると出来上がるが、なかなかの技術が必要。
 前日の気温がマイナス10度前後、翌朝の最低気温が同15〜20度以下でなければだめ。「凍り過ぎるとキャンドルがきれいに輝きません。水の上に雪が降ると冷え込んでも凍らない。天気予報頼りです」とベテランの小原義則さん(西町)は語る。
 作業日には事業団から7人が出動。ジェットヒーターでバケツを温め、アイスキャンドルを取り出して水を抜き、底の部分をチェンソーで数センチ切り取って保冷庫へ。見事な流れ作業だ。
 作業開始から10日間で、実際に作業ができた日は5日間。事業団では「今月中に6000個のアイスキャンドル製作を終了させたい」とのこと。

(写真=寒さの中続けられるアイスキャンドル作り)

[ 2005-01-16-19:00 ]

今年、主要施設が形に
サンピラーパーク・オープンに期待高まる
 【名寄】市内日進の道立広域公園サンピラーパークは、17年度に主要施設のカーリング場を備えた「ふるさと交流館」「工芸館」、キャンプ施設などの建設が進むと、公園の概要が見えてくる。18年度には一部供用開始、21年度に全面オープンを予定しているだけに、地域の期待も高まりそう。
 健康の森に隣接して整備されているサンピラーパークは、通年利用の公園を目指して整備。敷地面積69.9ヘクタールで、道と名寄市分のを合わせた総事業費は50億円を見込む。
 16年度の道分として「ふるさと交流館」「ふるさと工芸館」、園路造成、造園工事など、当初予算で約7億4000万円を計上した。
 「ふるさと交流館」は同公園のセンターハウスで、5シートのカーリング場をはじめ管理棟、室内遊技場を備えた通年施設。鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積3580平方メートル。18年度で完成させる。
 「ふるさと工芸館」は陶芸、染物、皮細工、ウッドクラフトなどが楽しめる工房。鉄筋コンクリート平屋建て延べ床面積は428平方メートル。既に外観の一部が姿を見せている。
 「ふるさと村」の四季の池や、園路の造成も進んでいる。
 一方、名寄市担当分は、16年度で1億2000万円が予算計上され、オートキャンプ場や炊事棟の整備に着手し、炊事棟が完成している。オートキャンプ場は、1サイト約100平方メートルで20サイト設けるが、粗造成工事が行われた。
 市分は17年度でシャワー室、炊事場、20人程度の宿泊も可能なセンターハウス(広さ約180平方メートル)の建設を予定している。同施設は休暇村ゾーンの管理棟となる。18年度には1棟約60平方メートルで、10人ほどの宿泊が可能なコテージも整備する。
 こうした状況の中、17年度は主要な施設が一定程度姿を見せることになる。
 同公園は「北のふるさとを創る」を整備目標に(1)未来に引き継ぐ郷土景観の創出(2)いやしの空間づくり(3)北方型スポーツ・レクリエーションの推進(4)ふるさと工芸技術の伝承(5)地域で育てる公園づくり―に方針を置き、完全供用開始までに3エリア、11ゾーンが整備される。「健康の森」と合わせ、通年施設として道北の拠点公園として期待が高まる。



[ 2005-01-16-19:00 ]

格上破り見事優勝
新春子供囲碁・名寄の黒川君活躍
 【名寄】日本棋院旭川支部主管の新春子供囲碁大会が、このほど、旭川市内の囲碁サロンで開かれ、名寄から出場した名寄中学校1年の黒川徹君が、格上の相手を破り優勝した。
 大会には名寄、風連、旭川、札幌、沼田の小学1年〜高校生まで34人が出場。Aクラス(7〜初段)、Bクラス(1〜10級)、Cクラス(10〜19級)、Dクラス(20〜30級)のクラス別ハンディ戦・スイス方式(成績が同じ同士の組み合わせ)で対戦後、各クラス別1位の4人による決勝トーナメントで争った。
 14級の黒川君はCクラスに出場。4勝1敗の1位で決勝トーナメントへ。準決勝で旭川小4年の岡本健太郎君(25級)を中押し勝ち。
 決勝は、昨年の全国少年少女囲碁大会7位の実績を持つ強豪、旭川陵雲小3年の藤村洋輔君(7段)と、ハンディ戦の「井目(9子)黒コミ出し」で対戦。黒川君は、藤村君の猛烈な攻めに耐え、盤端の大石のピンチをセキにして逃げ切り、優勝に輝いた。
 日本棋院名寄支部(大久保光義支部長)ヒカルの碁スクール事務局の高久晴三さんは「黒川君は、劣勢でも冷静に対処するところが長所。これが生かされました」と評価。
 黒川君は「優勝できて、とてもうれしいです。これからも頑張りたいです」と喜びの声。
 大会には同スクールメンバー10人が出場し、それぞれ健闘した。高久さんは「土曜日以外は囲碁サークル活動で練習したり、旭川の子供たちと交流試合を行っている。今回の成績を励みに、来月開催の衣田杯全道大会で入賞を目指し、さらに練習に取り組みたい」と話している。

(写真=新春子供囲碁大会で活躍した名寄のメンバー)

[ 2005-01-16-19:00 ]


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