地域ニュース
会・催し
閑古鳥(社説)
日曜随想天塩路
会社概要
リンク
月曜グラフ
連載企画
広告について
おくやみ
採用情報

2004年11月15



名寄駐屯地も廃止対象
財務省の陸自隊員削減案・関係者の不安募る
 【名寄】財務省が提案する陸上自衛隊定員削減案に基づき、政府が新しく策定する防衛大綱が注目されている。財務省提案に沿った形で防衛庁が試算した内容が、一部報道で明らかになったが、名寄駐屯地(時田宗之司令)を含む道内38の駐屯地のうち、30駐屯地が廃止対象に挙げられそうというもの。名寄市としても駐屯地が廃止されると、多方面で大打撃を受けるため、今後の動向に関心を寄せている。
 政府が財務省案を受け入れた場合、全国にある158駐屯地のうち57駐屯地を廃止、道内では陸上自衛隊現行定員を、4万3000人から約1万3000人にまで減らされる。防衛庁に試算した報道によると、道内で残るのは札幌、真駒内、旭川、丘珠、北千歳、東千歳、帯広、島松の8駐屯地のみ。名寄をはじめ、稚内、留萌、遠軽、釧路、岩見沢、函館など30駐屯地が廃止対象に。
 イラク復興支援で大きな役割を果たし、第3普通科連隊、第4高射特科群などが配置されている名寄駐屯地を抱える名寄市は、市民2万7000人のうち隊員、家族を含めると約4000人の人口が減ることになり、大打撃に。
 島多慶志市長は「防衛計画の中で、今後、西日本にウエートを置く考えを伝えられていたことから、8日に杉浦正健内閣官房副長官が名寄を訪れた際、これから道内の自衛隊体制について聞いたが、財務省の計画にはならないとの説明を受けた。しかし、一部報道機関からあのような発表があり、もし実際に廃止となるとまちへの影響は計り知れない」と話す。
 今後の影響として「旧国鉄職員と家族約700人が名寄から広域異動になった時、学校から子供がいなくなり、この影響で教員が減るとともに、近辺の商店が店を閉めるなど、大きな影響を受けた。この状況を思い出すと、今回はさらに規模が大きく、廃止された場合、今後、まちづくりを進めていくうえで壊滅的な影響を及ぼす」との懸念も。
 また「新潟で起きた地震災害をみても、自衛隊が果たす災害救助の役割は大きく、地元住民などの救助活動には限界があり、安心して暮らせるまちを構築するためにも、自衛隊は重要な存在。名寄では、各種スキー大会の開催にも多大な協力を受けており、影響は大きい。今まで自衛隊とともに発展してきたまちであることからも、廃止は絶対に阻止しなければならない。国民が自衛隊を必要としている声が多いにもかかわらず、コスト削減という理由だけで廃止とするのは強引。25、26の両日、名寄駐屯地増強促進期成会など関係機関と協力して廃止撤回の要望行動をしていく」とのこと。
 財務省案を政府が受け入れ、名寄駐屯地が廃止となった場合、経済だけでなく、文化、スポーツなどへの影響が心配される。
 名寄市自衛隊後援会長で、名寄商工会議所会頭の木賀義晴さんは「まさに寝耳に水。隊員の削減ということだけでも問題だが、まして駐屯地を無くしてしまうという話は、到底受け入れられることではない。国防の問題を財務省主体で進める体制にも不信感を抱かざるを得ない。名寄はOBを含めた自衛隊の町として、スポーツ、文化など、ありとあらゆる分野で自衛隊の果たしてきている役割は大きく、市民とのつながりも強い。地域とのかかわりを無視した非常に残念な話だと思う。もし、名寄駐屯地が無くなってしまうようなことがあれば、市経済の崩壊というよりはむしろ、地域の崩壊といえる。後援会としても市と、しっかりとタッグを組み、駐屯地の存続に向けた陳情を実施していきたい」と断固とした姿勢で話している。
 名寄市と合併協議を進め、名寄駐屯地に勤務する隊員が多く住む風連町の影響も少なくない。柿川弘風連町長は「名寄駐屯地の廃止は、経済的にも人口的にも非常に厳しい問題。今まで何度も定員削減などの話しは出てきていたが、これほど、大規模の削減案は初めてではないか。廃止が実現した場合、人口的、経済的な影響の予想がつかないほどの打撃を受けることになる。今後、大きな問題に発展していく感がある」と話す。

[ 2004-11-15-18:00 ]

天塩川が北海道遺産に
リバーネットと河川事務所・島市長に認定を報告
 【名寄】全道的にも知名度が高く、雄大な自然を残す天塩川が、北海道遺産の認定を受けた。15日、入江和也NPO法人天塩川リバーネット21理事長、庄司雄三名寄河川事務所所長が市役所を訪れ、島多慶志市長に認定を報告した。
 北海道遺産は、次世代に引き継ぎたい歴史や文化、生活、産業などを道民参加によって選ぶもの。今年は1311件が候補に挙がり、最終27件が認定された。
 天塩川は、和寒以北中川の9市町村で組織する天塩川リバーネット21が代表して受けた。市役所に訪れた入江理事長と庄司所長は「雄大な自然を残しており、流域で生活する住民が、カヌーなどを通じ、地域活性化に結び付けていることが評価された」と報告。また「今回の認定を機に、天塩川の自然環境保全にさらに力を入れ、地域観光や活性化につながっていくよう努力をしていきたい」と話した。
 島市長は「認定を受けたことにより、全道・全国的に一層発信できる財産になったと思う。今後も、カヌーを中心に天塩川をPRしてほしい」と報告を喜んだ。

(写真=島市長に天塩川の北海道遺産認定を報告する、右の入江理事長)

[ 2004-11-15-18:00 ]

培った実力を発揮
美深生涯学習グループ発表会
 【美深】美深町生涯学習グループ連絡会議(諸岡勇会長)主催の第10回歳末助け合いチャリティー発表会が14日、COM100で開かれた。
 町内で活動する生涯学習関連サークル16団体が同会議に所属。発表会は、歳末チャリティーを兼ねたもので、毎年実施している。
 大正琴や踊り、カラオケ、民謡、寸劇のほか、特別出演のびふか乱舞と美深幼稚園、美深一輪車クラブ、美深大正琴愛好会など、合わせて54組がステージに。また、岩木実町長もカラオケで出演し、自慢ののどを披露。
 会場は発表会を楽しみにしていた町民で満席となり、立ち見や通路に座ってみる人もいたほど。
 出演者は自慢の歌声や日ごろの練習、けいこで培った実力を思う存分に発揮、観客からの盛大な拍手を受けた。

(写真=自慢の歌や踊りで客席を満席にしたチャリティー発表会)

[ 2004-11-15-18:00 ]

会員2人が初段に認定
名寄手打ちそば愛好会・例会で技術高める
 【名寄】名寄地区手打ちそば愛好会(城毅会長)の例会が14日、市民文化センターで開かれた。
 同愛好会は、地元産のそば粉を使いそば打ちの技術を習得しようと今年六月に設立。当初は初心者を中心に39人の会員が所属。しかし、地産地消の意識と手打ちそばの魅力などが広まり、現在の会員は66人に増え、例会で技術を高め合っている。
 9月に空知管内上砂川町で開かれた全国麺類文化地域間交流推進協議会の素人そば打ち段位認定制度で、名寄地区農業改良普及センター所長の城会長(60)と、風連町で農業を営む会員の奥山茂さん(58)が、会員では初の初段認定を受けた。
 城会長はそば打ちを始めて7年、奥山さんは6年のキャリアだが、認定試験は初挑戦。2人は「今までは、おいしければそれでいいという感じでそばを打ってきましたが、認定試験では、衛生面なども考えなければいけないので、とても勉強になりました」とコメント。
 この日の例会には32人が参加。幌加内そばうたん会の会員6人と、小林四郎幌加内そば活性化協議会事務局長が講師となり、そば打ちの模範演技の後、参加者に個別指導。風連産のそば粉を使い、できたてのそばをおいしく味わった。

(写真=幌加内そばうたん会などから指導を受けた例会)

[ 2004-11-15-18:00 ]

 



2004年

11月

1日
2日
3日
4日
5日
6日
7日
8日
9日
10日
11日
12日
13日
14日
15日
その他
バックナンバー
最新
地域ニュース
HOME
 
地域ニュース会・催し閑古鳥(社説)日曜随想天塩路
       

 名寄新聞社   〒096-0010 北海道名寄市大通南2丁目
 

  TEL:01654-2-1717/FAX:01654-3-2181 MAIL

 写真・画像・図表などの無断転載を禁じます。著作権は名寄新聞社またはその情報提供者に属します。
著作権について
リンクについて

プライバシーポリシー

購読申込
広告について

Copyright NAYORO Newspaper all rights reserved.