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2004年9月9



大きなつめ跡残す
台風18号・強風で住宅や農作物に

 強風を伴った台風18号が8日、名寄地方でも猛威を振るった。一夜明けた9日、関係者の被害調査で状況が明らかになっている。名寄市では、名寄中学校と名寄豊西小学校校舎の屋根が飛ばされたほか、風連町、下川町、美深町でも住民の自主避難があったり、倒木、電柱の倒壊に伴う停電、収穫期を迎えた農作物や農業施設への被害など、大きなつめ跡を残した。
 名寄市のまとめによると、8日午後7時現在で、市内の名寄中学校と豊西小学校のトタン屋根が強風で飛ばされ、被害額は両校合わせて約2000万円に上る見込み。電柱などの倒壊により、停電世帯は多数に及んだほか、強風による街路樹、公園の樹木などの倒木は約20カ所約150本、看板・屋根のトタンの飛散が約77カ所あった。現在も被害状況調査を継続している。
 名寄警察署によると、屋根からの転落などによる負傷者は、通報があっただけで名寄2件、風連3件。いずれも命に別状はなかった。
 風連町は9日、詳しい被害状況を調べているが、瑞生で1世帯、日進で3世帯の住民が、住宅の屋根が壊されるなどして地域の公共施設に自主避難。
 下川町でも建物や農業被害が相次いだ。国有林、町有林の風倒被害も発生している模様だが、林道の支障木除去に手間取り、実態が明らかになるのには時間が掛かりそう。
 町は、8日午前10時過ぎに対策会議を開き被害調査を開始。9日午前のまとめによると、農業被害はハウス倒壊が2カ所16棟。ほかのハウスもビニールが軒並み吹き飛ばされた。下川消防署には出動依頼などが33件。建物の屋根の一部や車庫が吹き飛ばされるなどで、署員総動員で緊急措置した。
 南町では住宅の屋根が倒壊、2階にビニールテントを張り、本人は近所に避難した。五味温泉近くの電線に倒木が掛かり電気、電話がストップ。職員と15人の宿泊客は懐中電灯で明かりをとったが、午後6時半過ぎに復旧。公園や街路樹の被害も多数に及んだ。
 美深町、美深警察署によると、車庫・住宅のトタン屋根破損が42件、倒木が102件、986戸で4時間ほど停電するなどの被害。中川町で車の横転事故が1件、自主避難が中川で3世帯、音威子府で7世帯。電柱や樹木の倒壊の恐れにより、美深玉川から幌加内母里線、遠別中川線など道道7カ所の一部を一時的に封鎖した。交通事故やけが人、死者の発生はなかった。
 農業への詳しい影響は、各地で調査中。智恵文地区はカボチャ、ミニトマト、花ユリなどのハウスの約9割が倒壊。トウモロコシの収穫はすでに始まっているが、残りの5割程度が倒伏した。カボチャも葉が飛び、未収穫分の日焼けが懸念される。智恵文農協は、倒壊したハウスなどを対象とした助成も視野に入れているという。
 名寄市は台風被害で発生した、街路樹などの折れ枝、飛来したトタンなどの無料受け入れを実施している。受け入れは、11日午後4時半まで、市清掃センター(3-4602)に問い合わせるとよい。

(写真=上から順に、屋根がはがれた名寄中学校、強風で壊れた名寄市緑丘の農家のビニールハウス、トタンが巻きついた名寄市曙の電柱、植栽した木が倒れた名寄市の大学公園、倒壊した国道239号線沿いのバス停留所、吹き飛ばされた下川町の公営住宅の車庫)

[ 2004-09-09-19:00 ]

名画と作業風景の写真
風連の壁画がポストカードに

 【名寄・風連】「農業施設は巨匠たちの美術館〜風連の田園を彩るヨーロッパ絵画」のポストカードが発行された=写真。
 農業のイメージアップなどを狙い、松岡義和名寄短期大学長の協力を得て、住民ボランティアや名寄短大生が参加、昨年は風連町道24線から25線間にある4つの用水路分水ますにミロ、クレーなどの作品を描いた。そして今年は、風連町農産物出荷調整利雪施設の壁面にミレーの作品を模写したもの。
 ポストカードは松岡学長が製作。農産物出荷調整利雪施設に描いたミレーの「落ち穂拾い」の完成写真と、製作作業風景の写真を使用。分水ますの物は、1つずつアップで撮影してある。
 住民の素晴らしい力作が、ポストカードで鑑賞できる。8枚1組で500円。300組製作。購入希望者は名寄短大事務局(01654-2-4194)まで。

[ 2004-09-09-19:00 ]

野菜やまつりも
会員の力作並ぶ一騎展

 【名寄】市内の絵画サークル一騎会(市呂博幸代表)の第28回一騎展が、15日まで市民文化センターで開かれている。
 地域の文化向上や、会員の創作活動の成果を披露する場として無審査、無受賞のアンデパンダン式で、毎年秋に一騎展は開催している。
 今年は、会員16人がサムホールから100号までの油絵とパステル画39点を出展。美しい野菊を描いた岡本ケイコさんの「野菊」や、みずみずしくつやののあるブドウを描いた市呂代表の「ぶどう」、祭りばやしと歓声が聞こえてくるように感じる佐藤道子さんの「まつり」などが並ぶ。
 訪れた人は、作者の作品への思い入れなどを感じながら、じっくり見入っている。

(写真=油絵、パステル画が目を引く一騎展)

[ 2004-09-09-19:00 ]

孫の学校生活体験
下川小で祖父母参観日

 【下川】下川小学校(竹野修一校長、児童160人)の祖父母1日参観が8日、同校で行われた。
 孫の学校生活を見てもらおう―と年に1度実施。町内外から児童の祖父母80人が訪れ、授業の様子を熱心に参観。
 3時間目は、学年ごとに祖父母が一緒に参加できる授業。1年生は「折り紙作り」、2年生は「おはぎ作り」、3年生は「毛筆」、4年生は「アイマスク体験」、5年生は小物作り、6年生は「長寿の秘訣(ひけつ)」。孫と一緒に教室などで学校生活を体験した。
 台風のため、授業は午前11時で打ち切り、児童は集団下校。祖父母は学校給食を試食後、予定を切り上げ終了した。
 あわただしい参観日だったが、孫たちの様子に祖父母たちは、ほおを緩めた。

(写真=おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に折り紙を楽しんだ一年生)

[ 2004-09-09-19:00 ]


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