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2004年9月8



国保基金を繰り越し運用
名寄市議会議員協・中期財政計画見直し

 【名寄】市議会議員協議会が7日午後、市役所で開かれた。市は、14年度に策定した中期財政計画(14〜22年度)の見直しについて、地方交付税の減額に加え、臨時財政対策債も抑制されたため、国保支払準備金基金の年度を越えた繰り越し運用で一般会計に借り入れることを報告した。年度間の財源調整は図れるものの、今後、交付税の大幅削減に対応できる抜本的な財政構造への転換、効果的な行政改革が急がれる。
 中期財政計画の見直しは、交付税の削減が要因。市の交付税は、決算が終わった15年度でみると普通、特別合わせて58億7133万円。歳入総額149億8135万円の40%以上。臨時財政対策債を含めて、交付税の増減は市にとって事業計画などに大きな影響を与える。
 この状況を緩和するため、市は財政計画を見直し。交付税などの減額により、17〜20年度の4年間で9億5890万円の赤字となることから、17年度、国保支払準備金基金から3億156万円を借り入れ、債務先送りにならないよう配慮しながら、10年間で償還する計画。
 風連町との合併を視野に入れ、20〜22年度の3年間、職員5人ずつの不補充を新たに行い、人件費6000万円を抑制するほか、公債費償還期間を通常債で15年の試算を、今後、建設事業が公営住宅と小中学校が中心となるため25年に変更、柔軟な財政運営を目指す。
 財政計画に合わせ、18年度開学を目指す名寄大学(仮称)の収支試算も示された。開学1年目から21年度までの4年間で、家政科などに対する交付税の重点配分が行われ、2億9119万円の赤字を見込んでいたが、22年度に2421万円の黒字となるとし、ほぼ自立した大学運営が図られることになる。
 風連町・名寄市合併協議会の基本項目等検討小委員会、新市建設計画小委員会、事務局から、これまでの協議経過も報告された。

[ 2004-09-08-19:00 ]

屋根から落ちて負傷も
荒れる台風18号・小中学校は下校早める

 【名寄】大型で勢力の強い台風18号は8日、本道の北部を横切り、道北地域も午前10時ごろから暴風域に入った。名寄市内では、強風にあおられ屋根から落下、救急搬送される事故も発生。本紙管内の名寄、風連、下川、美深の各小中学校では、下校時間を繰り上げるなど緊急対応を取った。
 名寄の小中学校は、一部を除き強風が治まるまで学校で待機(正午現在)したほか、保護者に迎えに来てもらうなどの措置。下川小学校は午前11時50分、町教育委員会手配のバスで全員が下校。美深町内では幼稚園、小中学校、高校と全学校が、午前10時過ぎから下校時間を繰り上げ、自宅が近い子供たちは家族に迎えに来てもらうなどして順次帰宅。バス通学の児童生徒は同10時45分にバスが手配され下校。下川中学校1、2年生は前日、炭焼き体験学習で学校に宿泊。8日は午前8時に全員下校。風連は全校で臨時休校。
 名寄消防署には午前11時45分現在で7件の通報があった。強風により家屋のトタン屋根が飛ばされたり、街路樹が倒れるなどといった内容のほか、屋根の補強作業中に突風にあおられて落下した1人が救急搬送、風で飛ばされたトタンで負傷し、病院で手当てを受けるなどの事故が発生。
 交通機関も混乱。鉄路は、JR北海道旭川支社によると同日午前8時から全面運休。陸路は複数箇所の信号が消え、名寄警察署員などが交通整理に当たった。
 農作物に関しては、水稲への影響が懸念され、名寄地域農業改良普及センターは、台風通過後、ただちに被害状況調査を行う予定。

(写真=道北地方が暴風域になった台風18号。街路樹が倒れた名寄市大通)

[ 2004-09-08-19:00 ]

西、東小の音楽室など
名寄市教委・4度目の検査行う

 【名寄】市教委は、市内3小学校で高濃度のホルムアルデヒドが検出されたため、8日、4度目の室内空気中化学物質測定を行った。
 学校保健法や文部科学省学校環境衛生基準による測定。平成14年にシックハウス症候群に関連するホルムアルデヒドと、揮発性有機化合物のトルエン、キシレン、パラジクロロベンゼンが検査項目に加えられたことで、7月31日〜8月1日に建築年次が新しい3小学校で検査を実施。
 この結果、名寄小と西小の音楽室、東小の音楽室と普通教室1箇所、図工室、コンピュータ室で基準を超えるホルムアルデヒドを検出。
 検出された教室は直ちに使用を中止。9月1〜3日に実施した緊急検査で、一部で基準値以下の数値が出た。
 しかし、検査は本来、日中に行うよう定められていたが夕方に行ったため、6日に再度行うことに。
 検査は午前と午後の2回。基準値は0.08ppm。名寄小音楽室では2回とも検出限界の0.01ppm以下。名寄西小音楽室では午前が0.045ppm、午後が0.065ppm。名寄東小音楽室は午前0.06ppm、午後0.07ppmと、いずれも基準値を下回った。
 だが、基準の半分を超えている場合、換気など改善策をとったうえで、再検査することが求められており、8日、東小と、換気設備が故障していた西小(いずれも音楽室)で検査。このほか、東小の残りの教室は14日に実施することになっている。

(写真=シックスクールの再検査を行う名寄市職員)

[ 2004-09-08-19:00 ]

体験通し働く意欲
美深高等養護の現場実習

 【美深】美深高等養護学校2年生41人の現場実習が、17日まで町内をはじめ道内各所で行われている。
 実際に職場で働く体験を通し、生徒たちが労働への意欲を高め、将来の生活を考えるきっかけづくりを目的に行われているもので、地元美深や名寄などの近隣市町、生徒出身地の事業所約20カ所の協力で行われている。
 3年生28人は8月から実習に入り、各事業所や生徒の状況に合わせて数週間から約2カ月と期間は異なる。1年生39人は27日から1週間の予定。
 2年生は、6日から実習がスタート。町内の商店や農場、町外の事業所や施設などに、1〜5人ずつ実習。名寄市にある道北青果広域農業協同組合連合会では5人が実習中。段ボールを組み立てる機械での作業、カボチャが詰められた段ボールを種類ごとに積み上げる作業に当たり、職員と一緒に汗を流しながら、熱心に仕事に取り組んでいる。

(写真=道北青果連で職員とともに働く美深高等養護学校の生徒)

[ 2004-09-08-19:00 ]


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