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2004年8月13



熱中症による搬送も
上川北部の上半期火災と救急概況・名寄の火災は減少

 【名寄】上川北部消防事務組合の16年上半期(1〜6月)火災・救急概況がまとまった。火災発生は7件(対前年同期比3件減)。名寄での発生が2件(同6件減)。一方、救急出動は760件で、年間出動の過去最高(1521件)を記録した昨年とほぼ同水準で推移。7〜8月にかけて、猛暑の影響で熱中症患者の救急搬送が数件発生した。
 火災の発生を地域別でみると、名寄2件、風連ゼロ、下川2件、美深、音威子府、中川が1件ずつ。一般住宅を含む建物火災が6件、車両火災が1件。死亡火災は美深、中川で各1件発生。いずれも一般住宅火災で、美深では60代の女性、中川は80代の男性が犠牲となった。このほか、名寄で発生した2件の火災のうち、1件は放火の疑いが強いと同消防本部ではみている。
 全国の統計によると、死亡火災の約60%が、逃げ遅れによるもの。そのため、消防法改正が検討されており、新築の一般住宅などを対象に、火災警報器設置義務化の動きがある。同組合消防本部は「火災の発生をいち早く知ることで、死亡火災の減少効果が期待できる」と話す。
 一方、救急出動は760件。搬送人員は742人。急病が443件、一般負傷110件、交通事故が47件。
 搬送件数の増加傾向の背景は、高齢化や転院搬送があり、センター病院の名寄市立総合病院への転院搬送も、増加要因の一つといえる。
 暑さが厳しい今夏、名寄消防署救急課によると、名寄市内では1日現在、熱中症による救急搬送が7件発生している。搬送者の年齢は30〜90代までで、朝方の発生が目立ったという。
 高齢者のみならず、若い年齢層にもみられた熱中症だが、同課は「熱中症は体に熱がこもることで起こる。運動不足や偏食などによる肥満体も要因の一つで、皮下脂肪や内蔵脂肪により、熱をうまく発散できないことが、若い人でも熱中症に陥った要因とみている」と説明。
 同組合は今年4月から、救命救急センターのある医療機関から年間40例ほどが送られてくる救急活動事後検証を基に、救急隊員の資質向上を図っている。さまざまな症例の傷病者に対応できるよう、研修会形式で取り組んでいるもので、同本部は「救急隊員の日ごろの研さんを積み、安心して暮らせる地域づくりを目指したい」としている。

[ 2004-08-13-19:00 ]

各社の代表的製品を展示
下川の恵林館・木材企業10社を紹介

 【下川】町内の木材企業製品展が、12日から町内緑町の恵林館で開かれ「さすが林業の町。多種多様な木材製品がある」と訪れる人たちの目を楽しませている。
 町内には製材工場など木材関連生産工場が10事業所あるが、どのような製品が生産されているかは意外と知られていない。これを受け、町商工林務課が「町内の木材企業で加工・生産されている製品に、もっと理解を深めてもらおう」と、関連企業の協力を得て初めて開いた。
 町内に2箇所、名寄に1箇所工場を持つ三津橋農産のほか、みどり製材、森林組合、下川製箸、国木林業、ウッディしもかわ、下川木工場、山本組木材の各工場について創業年月日、出資金、従業員数、主たる生産品目、工場の写真など会社概要を表記。SFC(森林認証)、COC(同認証工場)などを取得している場合は、認証番号も。
 各工場の主な製品を展示しているが、荷物運搬作業に使用するパレット、有名ハウスメーカーの部材、こん包材、薫煙材、融雪促進材(炭素)、カラマツ羽目板、元禄箸(割りばし)、アイスクリームスプーン、チップ、集成材による梁(はり)、管柱など住宅用構造材、一般建築用の野縁(のぶち)、胴縁(どうぶち)、垂木(たるき)など。
 会場では「13年度の下川町内製造業総出荷額は31億9000万円。うち木材、木製品は28億7000万円」「下川の工場だけで、住宅建設に必要な部材がほとんどそろう」と紹介。
 訪れる人たちは、各種製品を手にしたり触ったりしながら「小さなものから大きなものまで、いろいろなものが生産されているね」と感心。
 同製品展は9月末までの午前10時から。ほかに会場内では旧営林署庁舎を保存した「恵林館の歴史」や、「下川の林業の歴史」パネル展、下川の樹種展なども。入館無料。
 
(写真=多用な商品が並ぶ下川の木材関連企業製品展)

[ 2004-08-13-19:00 ]

昭和30年代の原水禁資料
札幌在住の森越さん・名寄市北国博物館に寄贈

 【名寄】名寄地方で昭和30年代前半に繰り広げられた原水爆禁止運動(以下原水禁)の記録を風化させないようにと、名寄市北国博物館に当時の貴重な資料を寄贈した人がいる。札幌市在住の森越孝延さん(70)だ。
 森越さんは、市内西3南5で呉服店を経営する森越正弘森越商事社長の弟。30〜35年まで家業を手伝っていた時に、原水禁活動にかかわった。恩師の学校教諭が、34年に第1回原水禁名寄地区大会の役員を務めていたことなどから協力することに。当時は実行委員会事務局の財務部長の役を務めていた。
 森越さんはその後離名。簿記学校に進学み、札幌市内の税理士事務所に勤務。原水禁運動とは疎遠になっていた。だが、当時の資料は大切に保存。アメリカがマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験から50年目に当たる今年、資料の寄贈を思い立った。
 資料は、原水禁名寄大会の様子を伝える当時発刊の名寄新聞や、大会実行委員会発行(タブロイド判)の「原水爆禁止ニュース」、名寄市議会が34年7月に可決した「原水爆禁止に関する決議」など、80点にも上る。
 「地域での原水禁運動を伝える資料としてだけでなく、当時の市議会を含めた名寄の政況なども知ることができるものと思い、私の手元に置いておくよりも、より多くの市民に見てもらえるようにと考えて寄贈しました」と、森越さんは資料を手にしながら語った。

(写真=貴重な地域の資料を寄贈した森越さん)

[ 2004-08-13-19:00 ]

利用者と共にはぐくむ
名寄声の図書会・活動たたえ道善行賞

 【名寄】名寄声の図書会(工藤久美子代表)は北海道善行賞(ボランティア活動実践者)を受賞し、名寄市役所で島多慶志市長から表彰状が伝達された。
 同会は昭和49年、視覚障害者たちにも本を楽しんでほしい―と発足。現在は市立名寄図書館を拠点に会員27人が活動。今年、30周年の節目を迎えた。
 主な活動は、市広報、議会だよりなどを会員が読みテープに録音、無料貸し出している。これまでに収録したものは、書籍を朗読した「録音図書」が総数約1万3000本。週1回発刊している「声の新聞」は、平成3年4月の第1号を皮切りにこれまで欠かさず出し続け、11日現在で584号を数える。7年に「野間読書推進賞」をはじめ、各方面から表彰などで高い評価を得ている。
 伝達式は工藤代表ら会員4人が出席。島市長が「各自が仕事を持つ中での活動。長年のボランティアに敬意を表したい」とたたえ、賞状と記念品を伝達。
 工藤代表は「日ごろ、人の目の届かないところで活動しており、このような賞をいただくことができ、大変うれしく思います。利用者と会員が一緒に活動してきたということを実感しており、今後も共に会をはぐくんでいきたい」と謝辞を述べた。

(写真=島市長から伝達を受け、受賞を喜ぶ会員たち)

[ 2004-08-13-19:00 ]



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