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2004年8月1



より厳しい台所事情に
管内は軒並み減額
普通交付税・今後の財政に苦慮

 16年度の普通交付税が決まった。本紙管内は名寄市が前年度対比2億2394万8000円、風連町は1億2667万7000円、下川町は1億3536万円、美深町は2億596万9000円の減。臨時財政対策債発行可能額も前年度対比で大幅減に。予想されたとはいえ、自治体にとってさらに厳しい財政運営を強いられる内容だ。
 名寄市の普通交付税は48億7611万1000円。臨時財政対策債発行可能額(国が20年間交付税措置する起債発行)は4億6773万6000円(前年度対比2億2286万4000円減)。合計53億4384万7000円。
 国は、13年度から普通交付税の算定基準を見直し、地方の財源を保証する役割を担ってきた交付税制度にメスを入れた。地方交付税そのものは抑制し、代わって後年次での財源処置の伴う臨時財政対策債を認め、激変緩和に努めるようにしたが、16年度は大幅に減少した。
 市は年度当初、普通交付税を48億3500万円と見込んでいた。決定額との差は4111万1000円の増。だが、臨時財政対策債は当初見込み4億9300万円に対し、2526万4000円の落ち込み。両方では実質1580万円程度の補正財源活用が可能になっている。
 島多慶志市長は「厳しい財源の中、交付税に期待して上限ギリギリにみる傾向があったが、今年は当初から12%カットの通達があり、予算編成の段階でこの点を考慮した。前年度対比で大幅な減となったが、年度当初比でわずかだが上回り、ホッとしている。財源は建設業の要請に応える形で、当初計画になかった道路整備を実施していく」と話す。
 美深町は24億9731万4000円。臨時財政対策債発行可能額は2億8052万1000円(同1億3726万円減)。年度当初、普通交付税は24億6400万円を見込んだが、3331万4000円多い決定額に。下水道資本費平準化債の3500万円分が普通交付税減少の大きな要因になった。
 安藤博幸助役は「予算割れしなかったのは幸いだが、厳しいの一言に尽きる。徹底した財政節減に努め、知恵を出し合い行革を推進して、町民、職員の協力で財政難を乗り切りたい」と語る。
 下川町は20億8389万円。臨時財政対策債発行可能額は2億5400万円(同1億2390万円減)。
 普通交付税のピークは12年の29億4100万円。それに比べると8億5700万円の大幅な落ち込み。
 しかし、町は年度当初予算で普通交付税を19億5000万円と、より厳しく見込んだ。決定額は予算額を1億3389万円超えた。一方、臨時財政対策債は2億7000万円の見込み、逆に1540万円の不足。差し引きすると1億1849万円増となり、予算上では安全圏。
 安斎保町長は「総務省財政担当からの情報でも厳しい内容となっていたが、ほぼ予測された範囲。地域自律プラン実現のためにも、引き続き歳出抑制など住民の理解を得ながら対応したい。今後、三位一体改革の行方が大きく影響するほか、交付税代替財源の臨時財政対策債の発行が18年度までとなっていることも不安要素」と話す。 
 風連町は20億1805万5000円。臨時財政対策債発行可能額は2億1050万円(同1億270万円減)。総体で22億2855万5000円となり、前年度対比で2億2937万7000円の減。
普通交付税のピークは11年の28億9005万9000円。ピーク時に比べて約7億円の減。
 年度当初で普通交付税は20億500万円を見込んでおり、1305万5000円多い決定額。一方、臨時財政対策債発行可能額は当初見込み2億2700万円に対し、1650万円落ちた。
 柿川弘町長は「当初から交付税6.5%カットの通達があり、覚悟はしていたが、昨年に比べ約2億円の減は大きい。これから、何らかの町の改革をしていかなくてはならない」と語る。

[ 2004-08-01-19:00 ]

黄色い花が満開
MOA名寄農場のヒマワリ畑

 【名寄】名寄市智恵文の北海道瑞泉郷MOA名寄農場では、ヒマワリの花が咲き、太陽の光を浴びて黄色い花びらを輝かせている。
 同農場は21ヘクタールの敷地を持ち、試験地4ヘクタール含む18ヘクタールで自然農法に取り組んでいる。
 ヒマワリは輪作体系の一環として取り入れている。緑肥作物として3カ所で計7.2ヘクタールを栽培。8月中にすき込み、秋に小麦を栽培する。
 植えられたヒマワリは、草丈が70センチ程度、花は直径15センチ前後の「リン蔵」という種類。自然農法を実践する同農場では、昭和63年からヒマワリを導入、夏の畑に彩りを沿えている。また、同農場は農村景観づくりを実践、ヒマワリを生け花の花材としても利用している
 現在咲いているのは5月中旬に植えたもので、農場事務所裏手の3.6ヘクタール。黄色い花が周囲の緑の中かで浮き上がっているように見え、雄大な景観を生み出している。背丈が低いヒマワリだけに、見下ろす形で、風が吹くとかわいい花を揺らす。

(写真=道行く人の目を楽しませるヒマワリ畑)

[ 2004-08-01-19:00 ]

地域の主要作物振興を
下川でアスパラ増収プロジェクト発足

 【下川】下川地域アスパラガス増収プロジェクトの設立総会が、このほど町民会館で開かれた。名寄地区農業改良普及センターを中心に、アスパラガス増収の研究と情報交換に取り組む。
 町内のアスパラガス作付面積は、14年度で39ヘクタール。名寄市193ヘクタール、風連町45ヘクタールを合わせると277ヘクタールとなり、全道作付面積の約11%を占める。主要作物だけに生産の拡大が課題。
 天候の変動や作付面積などの問題もあるが、町内のアスパラガス生産額は、平成7年の1億5000万円をピークに、14年が8300万円、15年が4740万円と減少。
 10アール当たりの収量も、平成4年の360キロをピークに、200キロ台に落ち込み、昨年は136キロ。今年は190キロとのこと。
 設立総会には、北はるか農協下川支部青果生産振興会、同アスパラ部会の代表、町農務課、北はるか農協下川支所、名寄地区農業改良普及センターから10人が出席。
 岩谷豊名寄地区農業改良普及センター調整係長がアスパラガス生産などの情勢と内部検討経過を、宮澤清士北はるか農協下川支所営農販売課長が下川地域のアスパラ生産の実態などを報告。
 プロジェクトの設立を確認、代表に北はるか農協下川支部青果生産振興会長で上名寄地区在住の稲森芳春さんを選出。事務局は町農務課。
 活動方針では、土づくり、適正品種の選定研究、名寄、風連の同プロジェクトとの情報交換などを行い、増収計画を積極的に実践していくことにした。

[ 2004-08-01-19:00 ]

全国行脚で交通安全訴え
静岡県の岡本さんが本紙管内へ

  【風連】自転車で日本一周し、交通事故撲滅を訴えている静岡県磐田市の岡本誠一さん(71)が、このほど風連町を訪れた。
 岡本さんは、地元静岡県内で交通事故が多発していることから、交通安全を呼び掛けるとともに、交通事故を撲滅しようと、10年前から自転車で全国を回っている。
 3年前に脊髄(せきずい)を損傷し、1年間療養。翌年、少しずつトレーニングを開始し、再び日本一周に挑戦。昨年は宮城県、岩手県、青森県、秋田県、山形県を走破。毎年5、6都道府県のペースで回っている。
 今年は6月14日に北海道入り。8月20日までに道内の全市町村を回る予定。各市町村の交通安全旗など約30キロの荷物が積んである自転車に乗り、既に道東、道北などを走破した。
 名寄市、下川町、風連町などを訪れた岡本さんは、「北海道は交通安全に対する気持ちを分かってくれる、とてもいい所。北海道は素晴らしい」と道内の各市町村の訪問を振り返り、「来年は沖縄を回り、交通安全を訴えたい」と話す。
 今年は道内を走破した後、山形県と新潟県を訪れる予定。

(写真=自転車で日本一周し交通安全を訴える岡本さん)

[ 2004-08-01-19:00 ]



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