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2004年7月4



増える土曜日での実施
本紙管内小中学校の運動会・本年度は21校中8校
開かれた学校づくりに課題

 市内外の各小中学校の運動会や体育祭は、5月末から6月中に終了したが、近年、土曜日に開催する学校が増えてきている。小中学校は平成14年から完全週5日制で土・日曜日は休日となっている。しかし、名寄地方では現在も休みは日曜だけで、土曜は出勤―という保護者が少なくない。開かれた学校づくりと言われる中で、「土曜日の運動会や体育祭では、保護者や地域住民が見に行くことが難しい」との声もあるのだが…。  
 運動会・体育祭を本年度、土曜日に実施した学校は、5月29日の名寄中と名寄東中を皮切りに、6月5日の智恵文小と智恵文中、美深中、風連中、12日の恩根内小、19日の仁宇布小の8校となっていた。残る本紙管内の13小学校は日曜開催だった。
 土曜開催の背景には、日曜に計画して雨で延期となった場合、予備日までの授業確保が難しいことや、土曜だと翌日の日曜に順延開催できることが。さらに日曜開催だと、休みである土曜を挟み、本番に向けて練習に熱が入っていた児童・生徒がトーンダウンしてしまうことなどがある。また、一部では農村地域で曜日に関係なく開催できる学校もある。
 15年度から土曜に体育祭を開催している名寄中の安藤光雄校長は「開かれた学校づくりのため、体育祭の開催日はPTA役員と相談し、理解をいただいています。地域から理解を得るためには、今後も調整が必要です」。本年度に土曜開催とした名寄東中の工藤忠行校長は「名寄中と開催日を合わせました。日曜だと来る人が増えるのは確かなので、地域と密着した体育祭を視野に入れ、課題としたい」。
 PTAサイドでは、松前衛名寄中PTA会長は「中学校は義務教育の総仕上げの部分で、生徒を大人としてみているので、大きな問題ではないと思っています。体育祭で大切なことは、生徒のチームワーク」。谷田和夫名寄東中PTA会長は「3年連続で日曜は雨に降られ、今年も雨で日曜開催となりました。日曜よりは見にくる人も少なくなりますが、外で行う体育祭に関し、土曜開催がベストではないかと思う」。
 藤原忠教育長は「各校で課題となっているが、PTAや地域とよく相談して決めることが望ましい」と語る。
 また、日曜日に開催した市内小学校の校長は「学校は土曜日は休みでも、父母は休みでないこともある。小学校の場合、運動会は子供の成長を喜ぶお祭り感覚としてとらえ、父母や祖父母、親戚も訪れるので、皆さんが来やすい日に開催するのが望ましいのではないか」と話しており、今後も各校での課題になるとみられる。

[ 2004-07-04-19:30 ]

シカの食害を防ごう
風連町が電気さく設置補助・16年度申請が増加

 【風連】シカの食害から農産物を守ろうー。町が補助を出して設置を進める電気さくの申請が、前年度の約2.5倍となっている。
 風連では、日進から西風連まで町内の東西でシカが出没、農産物への被害が報告されている。15年度に届け出のあった被害は、カボチャ123万5000円となっていたが、届け出以外にも被害があると、町側ではみている。
 町は、シカによる食害の未然防止へ駆除申請を道に出し、通年で駆除できるようにしているが、シカは人間が近づくと草むらに伏せて隠れたり、最近は単独でなく群れで行動しているようで、農家による防止対策の成果は上がっていないのが実態。
 このため、シカが出没する付近の畑に電気さくを設けることにし、15年度から有害鳥獣被害防止対策事業を始めた。
 内容は、ゲートや電牧機械の設置など電気さくにかかる経費の各3分の1を生産者、農協、町で負担し合うもの。町の補助については、1件当たり4万2,500円の上限を設定している。15年度は9件の申請があったのに対し、16年度は約2.5倍に当たる23件の申請があった。作物はカボチャ、麦、小豆、アスパラなどいろいろで、シカの被害が広範囲なことをうかがわす。
 電気は人間が触っても、影響のないものだが、シカには効果が期待でき、町は事業の最終年度となる17年度の申請へ周知を図っている。

[ 2004-07-04-19:30]

青空とコントラスト
智恵文でジャガイモの花

 【名寄】広い大地を白や紫の花が埋め、北国の夏ならではの雄大な風景をかもしだしている。名寄市智恵文地区は畑作地帯として知られているが、ジャガイモの花が咲き、大地のアクセントのように飛び込んでくる。
 同地区で作付けするジャガイモはでんぷん原料、加工、食用合わせて約234.1ヘクタール。うち   食用は「男爵」「キタアカリ」の2種類で75.8ヘクタール。
 食用の出荷は名古屋、東京方面が中心で、でんぷん質が多くこれまでも評判が高く、智恵文の主力作物の1つ。今年は、天候にも恵まれ順調な生育をみせている。
 収穫作業は8月下旬から始まり、10月下旬まで。花は豊かな収穫を約束するかのように咲き誇りながら、澄んだ青空や、ほかの作物とのコントラストを生み出している。最近は、この風景にカメラを向ける人も増えている。
   
(写真=豊かな収穫を約束するかのように咲くジャガイモの花)

[ 2004-07-04-19:30 ]

初のアルバムリリース
名寄出身のサックス奏者・元晴さんがデビュー

 【名寄】名寄出身のサックス奏者、元晴さん(本名・深田元晴)が、「ソイル&"ピンプ"セッションズ」のメンバーとしてビクターエンタテインメントと契約、メジャーデビューした。バンドのファーストアルバム『PIMPIN'』が、このほど発売され、新しいジャズのサウンドが評判だ。
 元晴さん(31)は、名寄中学校で本格的にサックスを始め、吹奏楽部に所属。名寄高校在学中にバンド活動をする傍ら、仲間と名高吹奏楽部を創設、初年度から全道大会で金賞を受賞した経験も。東京の音楽大学に進学したが、半年で退学。アメリカで音楽の勉強へ向け資金を作りに就職。23歳の時にジャズの名門ボストンのバークリー音楽院へ入学。副首席の成績で卒業した。
 12年に帰国、椎名純平さんのバンドメンバーとして活動するほか、今年メジャーデビューしたバンド「urb」のメンバーとしてもニューポートジャズフェス・イン斑尾に日本を代表して参加、世界的に有名なサックス奏者キャンディダルファのステージにゲストで共演した経験を持つ。
 デビューを果たし、「まだまだ楽しみはこれからです」と元晴さん。
 年1回は名寄に戻り、自分の音楽に強い影響を与えてくれた市内のライブハウス「ガウチョ」に立ち寄るそう。近い将来、北海道でもライブを行いたいと張り切り、「音で前進する気持ちなどを伝えエネルギーを発していきたい。道北にもエネルギーを放ってる人がいっぱいいます。1人1人が声をあげ、ポジティブに幸せの連鎖を起こしてほしいと思う」と話す。
 ソイル&"ピンプ"セッションズは、元晴ら6人によるジャズバンド。13年に結成、ジャズを核に、独自のサウンドを追求し続けている。フランスのジャズデュオ「tom&joyce」の日本公演サポートを務め、ワールドカップサッカーの前夜祭で共演したほか、さまざまなイベントに参加。昨年は、日本最大のロックフェスのフジロックフェスティバルにリリース前のアーティストとして史上初の出演を果たし、ジャズバンドでありながらロックも表現できる実力派だ。
 初のアルバムは、「納得のでき。名寄のみんな聴いてください」と自信を持って薦めるほど、完成度の高いパワフルな仕上がりという。「Harbor」「Pimpnosis」「Mature」など元晴さんが作曲担当した曲をはじめ、11曲を収録。ジャズになじみのない人でも、十分楽しめる1枚。全国のミュージックショップで取り扱っている。

(写真=メジャーデビューしたソイル&"ピンプ"セッションズの元晴さん)

[ 2004-07-04-19:30]



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