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2004年6月15



15年度は5950万円の単年度黒字
職員不祥事で町長陳謝
美深町議会定例会・行政報告と一般質問

 【美深】第2回美深町議会定例会が、14日から町役場で開会。会期は18日までの5日間(15〜17日まで休会)。岩木実町長は、町建設課建築係長が起こした収賄罪事件を陳謝。官製談合の疑いは全面否定し「町民の信頼を裏切るもので、職員としてあるまじき行為。今後は、2度とこのような事件が起きないよう入札制度を改善、町民の信頼回復に努めたい」と述べた。同日はこのほか、15年度一般会計・各会計決算状況の報告、6議員の一般質問で理事者の考えをただした。
 行政報告によると、15年度決算は、一般会計歳入56億7568万円、歳出55億9618万円。地方譲与税や地方消費税交付金などの一般財源が当初予算以上の額を確保できたことに加え、経費節減に努め、継続事業を順調に進められたのが要因。差し引き剰余金7950万円のうち、2000万円を財政調整基金に繰り入れ、残りを16年度に繰り越し。
 一般質問は6議員から11件の通告。菅野勝義議員は医療対策、定住化促進対策事業・過疎対策の2件で、町内の美深厚生病院に人工透析施設整備などを要望。
 岩木町長は、医療対策について、施設の必要性を十分に認識し「道厚生連に計画を立てるよう要望しているが、医師の確保が大きな問題で、早急に整備するのは難しい」。
 林寿一議員はスポーツ振興によるまちおこし、より効果のある事業委託、職員の能力と配置の3件。
 本平武士教育長は「現在あるスポーツ施設の有効活用を図り、美深のオリジナルスポーツを進めていく考えもあるので、町民が楽しめる案があれば出してもらい検討したい」と前向きな姿勢。岩木町長は、15年度の委託件数が219件あり、積極かつ計画的に進めていることを述べ、今後も民間でできるものは委託し、合理化・住民サービスの向上につなげることを約束。
 倉兼政彦議員は農地流動化対策で、地域よって農用地の賃貸借・移動などの調整対応などについて質問。
  細川進農業委員会長と岩木町長は「農業経営基盤強化促進法に基づき、美深農業の特性を十分に生かして積極的に取り組んでいる。買い手と売り手の意向を最大限に聞き入れ、町、農協、農業委員会が連携を図り対応したい」とした。
 岩崎泰好議員は職員の不祥事、高齢者にやさしいまちづくりで今後の介護保険の方向性やパワーリハビリテーション推進事業導入の必要性を指摘。
 岩木町長は、年々、町内の要介護者数が伸びていることから、居宅介護に移行する制度づくりの検討を進めているとし「リハビリ推進事業は行政だけで行うのではなく、民間で体制づくりが整ってから、指導者養成を含めて考えたい」と答えた。
 南和博議員は農地流動化の対応策と問題点に関連し、受け皿組織づくりの必要性と営農集団単位の農地利用部会の設置についての見解を求めた。
 細川農業委員会長は、今後も農地の流動化が加速することからも、受け皿組織として農地保有合理化法人の組織化を視野に入れ、農地利用部会は「農地の改善団体によるあっせんなどの事業を中心に、積極的に地区内の農地流動対応に努力したい」と理解を求めた。
 山口清議員は職員不祥事件の再発防止、町村合併の住民投票制度の実施について。 岩木町長は合併問題で「法定協議会で一定程度の方向性をまとめた段階で、来年3月までに実施するかどうかを決めたいが、現段階では住民への情報が不十分なので難しい」と答えた。

[ 2004-06-15-17:00 ]

下塗り終え姿見える
風連の壁画・20日の作業に参加呼び掛け

 【風連】風連町農産物出荷調整利雪施設の壁面にミレーの代表作「落ち穂拾い」を描く作業が進められ、13日には下塗りもほぼ終わり、全体的な構図が見えてきた。
 「農業施設は巨匠たちの美術館〜風連をいろどるヨーロッパ絵画〜」と題し、基幹産業の農業のイメージアップやPRが目的の、壁画事業第2弾。前年に引き続き、松岡義和名寄短大学長の協力を得た取り組み。
 松岡学長は、ヨーロッパ旅行中に見た農村が、風連の田園風景に似ており、風連にヨーロッパの絵画が似合うのではないかと、第一弾では町内北栄町の農業用水路コンクリート構造物壁面に「ミロ」「クレー」「ピカソ」「モンドリアン」の名画を模写。
今回は農民画家と言われるミレーの「落ち穂拾い」を壁画に。
 5月下旬から下絵製作に取り掛かり、6月6日には役場職員、名寄絵の会と名寄短大生が主な線と人物、遠くに見える背景を塗り終えた。
 13日からボランティアを募集して作業を始めたが、小学校の運動会と重なり、町職員と短大生、絵の会員15人のみの参加。塗る部分を分担して、熱心にはけを動かし、地面から近い畑の部分に下地の色を塗り終えた。
 20日も町内外からボランティアを募る。午前10時と午後1時から。最後のペンキ塗り作業。
 希望者は、軍手持参で汚れてもよい服装で作業現場まで。サークルなど団体での参加も歓迎。問い合わせは、役場産業課農務係(電話01655-3-2511)へ。

(写真=巨大なキャンバスに構図が見え始めた風連の壁画)

[ 2004-06-15-17:00 ]

コイじゃなく安全旗を
下川の神谷さん・ポール活用し啓発

 【下川】「わが家のこいのぼりポールに、交通安全旗を」と申し出た人がいる。交通安全旗と防犯旗がセットで風にそよいでいる。
 町内上名寄で農業の傍ら建設業に従事する神谷初男さん(60)宅。国道239号線沿いで、直線コースながら同地区では交通事故が多発。中には死亡事故も。
 公区合併があり、花見を兼ねた合同懇親会の席上、交通事故の多発が話題に。近所の人から「せっかくの立派なこいのぼりポール。交通安全旗を取り付けては」との提案があり、早速、名寄警察署下川駐在所(森勉所長)や下川交通安全協会(森茂会長)の事務局を訪ねて相談し快諾を得た。下川町防犯協会(三好喜代丸会長)から「ぜひ防犯旗も」とのことで、旗は2枚に。
 神谷さん宅のこいのぼりポールは、カラマツ製で高さが約20メートル。国道を挟んですぐ前に住む4歳と3歳の孫のため、4年前に初男さんが自宅から1キロ離れた所有林から切り出し、雪の上を運んできた。
 2枚の旗は道行くドライバーの目に付き、PR効果は上々。また、近所の人たちから「旗を見ると風向きがはっきり分かり、その日の農作業にも役立ちます」と予想外の反響も。神谷さんは「こいのぼりの季節以外は、交通安全、防犯のために役立てたい」。交通安全協会、防犯協会、警察では「とてもありがたいこと」と感謝している。

(写真=高い空交通安全を呼び掛ける神谷さん宅の旗)

[ 2004-06-15-17:00 ]

 

戦前の教科書並ぶ
名寄短大で図書館至宝展

  【名寄】市立名寄短期大学(松岡義和学長)の名短図書館至宝展が、24日まで同学ホールで開かれている。
 展示されているのは、大正、昭和初期の両時代に使用されていた国定教科書の小學國語讀本全12巻と尋常小學修身書全6巻で、合わせて36冊。松岡学長が研究用として平成6年に購入した復刻版。
 小學國語讀本の第1巻は、通称「サクラ教科書」とも呼ばれ、「サイタ サイタ サクラ ガ サイタ」の有名なフレーズから始まる。「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」など、当時の日本の情勢がうかがえる内容や「リア王物語」や「トマス・エジソン」など、文学や歴史的偉人を紹介する内容のものなどさまざま。
 また、昭和版の教科書は、挿し絵もカラー刷りで、「桃太郎」「花さかジジイ」など、物語の内容とともに美しい絵が一層、楽しませてくれる。
 松岡学長は「昔懐かしいと思う人も多いはず。歴史的にも貴重な資料として、学生をはじめ、市民の方々も気軽に訪れ、楽しんでほしい」と話している。

(写真=戦前に使用された教科書の復刻版が並ぶ至宝展)

[ 2004-06-15-17:00 ]



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