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2004年6月7



大学施設は必要最小限で
合併協議を積極推進
名寄市議会定例会・島市長が行政報告

 【名寄】第2回名寄市議会定例会が、7日午前10時に開会。会期は18日までの12日間(8〜15日まで休会)。初日は島多慶志市長が行政報告。4月に準備室を設置した名寄短大4大化では「9月をめどに教育課程編成方法や教員確保に努めるほか、必要最小限の施設整備を基本に作業を進める」と説明した。
 ◇行政報告(抜粋)◇
 学校教育・大学・社会教育 4月に市立名寄大学(仮称)開設の準備室を設置。名寄市立総合病院前院長の久保田宏氏を室長に迎えた。教育課程専門委員会、人事委員会、で教員募集などの作業を進めている。看護は厳しい状況にあり、関係機関や各大学の協力を得ながら教員確保に努めている。校舎整備は、事業費が当初より2億7000万円程度増加する見通しから、国の地域再生計画に基づくリニューアル債などを、実質的な負担増を5400万円程度に抑えることを考えている。
 15年度決算概要 一般会計は、地方交付税が当初見込みより伸び、人事院マイナス勧告の影響、各費目における歳出節減など不用額が主な要因となり、繰り越しすべき財源分を除き、おおむね1億3800万円の黒字。国保特別会計は約8400万円、介護保険特別会計3800万円の黒字。国保、介護両会計を除く6会計は一般会計繰入金で調整し収支同額。
 広域行政の推進 3月30日に風連町・名寄市合併協議会を立ち上げ、現在、新市名称や事務所の位置などを議論する基本項目等小委員会と、まちの将来構想などを協議する新市建設計画小委員会を設置。8月に両自治体で開催予定の住民説明会まで一定程度の作業が進められるよう、精力的に取り組む。
 健康づくり推進 病院事業では、受診延べ患者数が入院で14万9435人、外来で28万730人。総事業収益68億3712万円に対し、総事業費用69億365万円、6652万円の単年度純損失を計上しての決算。
 活力と潤いのある農林業の振興 増収対策として名寄地区農業改良普及センターの指導を受け、道北青果連エリアの農協、生産者、行政などでプロジェクトチームを設置するため、現在協議を進めている。新たな水田農業政策では、国の「米政策改革大綱」に伴い、生産対策や経営対策を一体的に実施するため、名寄地域水田農業ビジョンを策定、名寄市水田農業推進協議会を設立。16年の米の主食用生産数量配分は4198トン。作付面積834ヘクタール、加工用米151ヘクタール、760トンが予想され、水稲の作付面積は合わせて985ヘクタール、生産調整のための転作面積は848ヘクタールが見込まれる。ビジョンに基づき、農業関係機関・団体・生産が一体となって推進する。

[ 2004-06-07-17:00 ]

過酷な中で任務完遂
第一次イラク派遣群・返還式で番匠群長が感謝

 第一次イラク復興支援群(番匠幸一郎群長)の隊旗返還式が、6日午後、旭川市春光町の陸上自衛隊旭川駐屯地で行われ、番匠群長から石破茂防衛庁長官に隊旗が手渡され、一次派遣隊の任務が終了した。
 陸自第2師団を主力とする一次支援群は、2月から3波に分かれイラク入り。サマワで宿営地建設や給水活動などに当たってきた。名寄駐屯地から隊員120人ほどが派遣され、約3カ月間の任務が終了。5月17日以降、3波に分かれ隊員全員が帰隊。
 式には予備要員60人を含む派遣隊員520人をはじめ、家族、来賓ら合わせて約1000人が参加。石破長官は訓示で「過酷な自然環境の下、常に緊張を強いられる治安情勢の中で、さまざまな困難を克服し、イラクの人びととの間に良好な関係を築き上げた。わが国としては諸君が現地で築いた信頼を基に、今後ともイラク国民による国づくりにできる限りの協力を行っていきたい。諸君の努力と成果をたたえるとともに、心身を十分に休めて、厳しい任務の疲れを癒してほしい」と、小泉純一郎首相のメッセージを披露。
 石破長官は派遣の意義に関し「国益や国連の責任ある一員として日本国が正式に応えること。何より、日本人の助けを待ち望むイラク国民の願いに応えること。そして、日米の信頼関係のさらなる向上の面から、派遣は大変意義深いものとなった。いつの日か、イラクが自由で、平和で、豊かな国として確立するために、諸官の努力は大きく評価されるだろう。引き続き活動に当たっている、二次隊が立派に任務を果たしてくれることを願っている」と述べた。
 内閣総理大臣特別賞状が番匠群長に手渡された後、番匠群長が石破長官に隊旗を返還。
 式終了後に開かれた記者会見で番匠群長は「第一次イラク復興支援任務は終了しましたが、多くの国民からの支援に隊員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。続いて第二次隊が活動を開始しました。引き続き、これらの隊員に対するご支援、ご声援をお願いします」とあいさつ。
 支援活動の成果について、番匠群長は「給水、医療支援、施設整備など現地の人たちとともに汗を流すことができた。また、宿営地づくりという、活動の基盤を築くという大きな任務も、おおむね予定通りに進めることができた」と任務を振り返った。

(写真=石破長官に隊旗を返還する、写真右の番匠群長)

[ 2004-06-07-17:00 ]

初夏の風切り力走
名寄−下川往復駅伝に41チーム

【名寄・下川】第32回名寄〜下川間往復駅伝競走は6日に開かれ、前年を上回る41チームが参加、さわやかな初夏の日差しの中を、たすきをつなぎゴールを目指し、自衛官の部では自衛隊第7師団が優勝した。
 名寄市、下川町両教育委員会、名寄新聞社が主催。道北陸上競技協会名寄支部が主管。昭和48年からスタートし、管内では名寄・風連間憲法記念ロードレースに次ぐ歴史ある大会。
 今年の出場チームは中学1、高校1、一般4、自衛隊22、女子3、オープン10。
 高校と一般、自衛官の部は、名寄小学校北側歩道橋下を午前10時にスタート。下川町スポーツセンターを折り返して同校グラウンドにゴールする、7区間で42.195キロ。中学、女子、オープンの部は下川町スポーツセンターを午前11時にスタートし同校グラウンドにゴールする、5区間21.0875キロ。
 選手たちはピストルの合図で一斉に走り出し、青空の下初夏の風を切り、全力を尽くし、たすきをつないだ。

(写真=快晴のもと、力強くスタートを切るアスリートたち)

[ 2004-06-07-17:00 ]

 

北風さんらに祈り
名寄で関係者が慰霊祭

 【名寄】アイヌ文化伝承に貢献した、故北風磯吉さんの第18回カムイノミ(神に祈る)と名寄に在住したエカシ(古老)らに対してのイチャルパ(慰霊祭)が、6日午前11時から市内緑丘の北風さんの木碑前で行われた。
 北風さんは下川町上名寄で生まれ。明治31年に名寄市内淵に移り農業に従事した。日露戦争では金鵄(きんし)勲章を受け、大正7年に内淵特別教授場建設資金を寄付するなど、地域の指導者として尊敬を集めるだけではなく、アイヌ文化伝承者としても貢献。昭和44年の戸籍年齢88歳のときに、旭川市内で亡くなった。
 北風さんの調査を行った、元名寄市在住の佐藤幸夫さん(函館市在住)が、昭和63年に市内緑丘の所有地に木碑を建立。碑には北風さんの生き方を表した言葉が刻んである。
 だが、何者かによって碑が壊され、旭川に住んでいた故杉村満さんの協力を得て、平成13年に同じ場所に再度建立した。
 カムイノミとイチャルパには、北風さんに縁の深い人や道内のアイヌ文化研究者ら24人が出席。全員で拝礼(オミンガ)のあと、火の神などへの祈り、コタンコロカムイ(集落を統率する神)やシリコロカムイ(大地を統率する神)など、それぞれの神へ祈りをささげアイヌの風習を学びながら、北風さんや名寄に住んでいたアイヌの人たちの霊を慰めた。

(写真=北風さんやエカシへ祈りを捧げた関係者たち)

[ 2004-06-07-17:00 ]



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