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2004年6月3



汚泥処理で16年度330万円節減
市内の民間施設を利用し
名寄の下水処理・650トンを農地へ還元

 【名寄】市は、下水道終末処理場から発生する汚泥を、農地への還元と産業廃棄物としての二本立てで処理している。産業廃棄物の処理は、15年度まで市外の専門処分場で行ってきた。今年は、市内の民間企業が建設した処理施設を利用することで、330万円ほどの経費削減を見込んでいる。
 市の公共下水道整備は昭和46年に着工、終末処理場が供用を開始した55年から運転開始。面整備の拡大とともに汚泥の処理量も増大。以前は、日進地区にあった旧一般廃棄物処分場に埋め立て処分していた。だが、平成8年の法改正で、投棄処分は不可能に。
 この間の昭和57年、肥料法に基づく特殊肥料としての認可を取得。翌年から汚泥の農地還元を開始。智恵文地区に平成7年、名寄有機入り肥料利用組合が組織され、現在も15戸に汚泥を肥料として提供している。
 また、一部を場内に堆積(たいせき)して冬期間、凍結処理による粒状の堆肥(たいひ)を製造、同組合の農家に利用してもらってきた。14年度には汚泥の脱水機を更新したことから、汚泥の含水率が低下。冬場の処理から夏場の天日乾燥によって粒状の堆肥に処理している。
 15年度の汚泥発生は900トン。農地への還元は650トンで、場内堆積は250トン。うち75トンを天日乾燥処理して農地に還元。残りは現在もストックしている。
 処理場によると「農地還元以外の処理は、9〜14年度まで上士幌、雨竜、旭川などの産業廃棄物処分場で対応してきた。名寄市内で民間業者の処分施設建設の話を聞いていたことから、15年度は場内にストック、16年度で処理することにした」と説明。
 16年度計画で汚泥発生は950トン。農地への還元は650トン、廃棄物処理場での処分は300トンを計画。処理場は「現在、堆積している汚泥も合わせると全体量は増えることになるが、春先だけでなく、秋にも農家の需要があることを考えると処分場での処理は300トン前後」という。
 14年度の旭川の処分場での処理単価(運送費を含む)は、1トン当たり2万3000円。今年、名寄市内淵に建設された民間施設は、運送費の軽減が図られ1万2000円と試算。1トン当たり1万1000円の差が生じ300トン処理で330万円の節減。
 終末処理場の機械施設は老朽化。機械の一部破損でも多額の費用を要するだけに、330万円の経費節減効果は大きい。

[ 2004-06-03-17:00 ]

巨大なハウスを引っ張る
下川の小原さん・13棟を1日で移動

 【下川】町内農家で、13棟もあるビニールハウスを、馬そりを引くように1棟ずつトラクターで30メートル以上も移動する作業が、3日午前7時半から行われた。今年2回目の作業だが、全国でも初の試みとして関心を集めている。
 町内班渓の農業、小原祥恵さん(63)宅のキヌザヤエンドウのハウス。自宅から200メートルほど離れた場所にある。キヌザヤエンドウは連作に弱く、病害虫の発生が悩み。土壌消毒などの方法もあるが、できるだけ農薬を使用せず健康な農産物を生産したいと、毎年、ハウスをそっくり移動することを家族で話し合った。
 祥恵さんは町内でただ一人の指導農業士。約50ヘクタールの農地に花き(ユリ)、水稲、小麦、ソバ、コネギ、ビートなど作付け。ハウスは全部で約9900平方メートル。キヌザヤエンドウも主力農産物の一つ。農作業は妻の恵美子さん(54)、長男の意玲(もとあき)さん(32)夫婦、二男の仁興(よしおき)さん(29)夫婦、パート4人。それに中国からの農業研修生が1人。
 親子で相談の結果、意玲さん(農業機械指導士)と仁興さんの溶接技術をフルに生かし14年に間口7.2メートル、長さ36メートルのハウス13棟を作製。普通のハウスは支柱を土に差し込んで固定してしまうが、小原さん宅ではすべての支柱を幅10センチ、厚さ5センチ、長さ36メートルの鉄骨上に溶接した。ハウス全体を巨大なそりの上に載せた形だが「ヒントは昔の馬そりです」と祥恵さん。
 移動作業は、ハウスの4カ所に直径25センチのタイヤ2個を組み合わせた特製キャスターを取り付けるだけ。後は東側のハウスから順に1棟ずつ110馬力のトラクターで引き、35メートル移動した。キャスターの取り付けに若干、時間を要するが、けん引時間は一棟につきわずか4分ほど。夕方までにはすべての作業が順調に終わった。
 ハウス設置の農地は、5ブロックに分けてあり、毎年移動することで連作障害を回避。空いたハウス跡には小麦やハクサイなどを作付けする。
 名寄地区農業改良普及センター(城毅所長)では「おそらく全国でも例がないのでは」と小原さんの取り組みに注目、写真で記録していた。

(写真=トラクターに引かれ、移動するビニールハウス)

[ 2004-06-03-17:00 ]

名寄から決勝へ進出
池田さんが道アマゴルフ大会で

 【名寄】名寄市西8南10の自営業、池田博幸さん(53)は、このほど開かれた北海道アマチュアゴルフ選手権道北地区予選に出場し予選突破。12日から阿寒カントリークラブで開かれる決勝へ出場する。
 道北地区予選は、5月23日、旭川ゴルフ倶楽部で開催。ハンディ10までの上級者76人が出場。名寄からは池田さんを含め7人が参加、池田さんは9位タイ(予選通過15人)の成績で本戦進出を決めた。
 池田さんはゴルフ歴約20年。ハンディ4。同大会の本戦出場は通算で3回目。同大会本戦の決勝ラウンドへ進出した経験を持つ、市内在住の真嶋達夫さん(55)から指導を受けたという。
 名寄白樺カントリー倶楽部の加藤照美副支配人は「名寄で予選通過は、1年に1人いるかいないかという難関。池田さんは人一倍練習熱心」と、本戦の活躍に期待を寄せる。
 決勝競技は12日から15日まで。全道各地区の予選通過者約170人が出場。予選2ラウンドを行い、上位60人が決勝ラウンドへ進む。
 本戦の決勝ラウンドへ進出できれば、名寄では真嶋さん以来のこと。池田さんは「会場の阿寒カントリークラブは初めて回るコースだが、日ごろの練習成果が発揮できれば良いと考えている」と話す。

(写真=北海道アマチュアゴルフの道北予選を突破した池田さん)

[ 2004-06-03-17:00 ]

 

産業連携の意見も
建設業協会と市が懇談会

 【名寄】名寄建設業協会(倉澤繁夫会長)と名寄市の懇談会が2日午後、ホテル藤花で開かれた。
 市の担当部長が名寄の現状などを報告し、意見交換を行うもの。
 同協会、市から25人が出席。倉澤会長、島多慶志市長があいさつ。各部長が風連町と名寄市の合併で、これまでの経過や合併協議会での進行状況など。名寄の農業の現状と担い手対策では「最近、5年間の新規就農者の状況をみると、ここ二年は補充率約70%と、年間必要就農者数に近い補充状況だが、世帯主の年齢が65歳以上のうち、約3分の1が後継者不在」などと説明。
 建設業と農業との産業連携について触れ、農業は名寄の基幹産業だが、高齢化、担い手不足が進行し、労働力確保による営農体制づくりが課題となっている。そこで市から農業の担い手不足に対して建設業の人材(労働力)を機動的に提供する一案を提案。建設業協会を事務局として参加可能な企業ごとに人材の年齢・経験の有無など個人情報を登録するといった具体的な連携イメージを説明した。

(写真=建設業と農業の連携なども話題になった懇談会)

[ 2004-06-03-17:00 ]



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