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2004年5月13



木質ボイラーが内定
下川町五味温泉・環境省の道内1号

 【下川】五味温泉の木質バイオマスエネルギー熱供給設備導入について、環境省から町へ、採択が内定したとの連絡があった。道内では第1号。早ければ秋までに工事に着手、2月ころには木質未利用資源を燃料とした「環境に優しい温泉」が実現しそうだ。 
 環境に優しいエネルギー開発は世界的な課題。下川町でも地場資源の地産地消、環境に優しいエネルギー開発を目的に13、14の2カ年で新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO、本部・東京)の支援を受け、地域新エネルギービジョン策定事業を継続。
 この結果、町内では木質バイオマスエネルギーが最も有望との結論。15年度は公共施設の中で最もエネルギー消費量が大きい五味温泉で、木質バイオマスエネルギー熱供給設備の具体的な導入計画を検討。環境に優しい熱源であること、資源の地産地消が可能などから導入に踏み切った。五味温泉の建物は町有施設で、管理・運営を下川町ふるさと開発振興公社が行っている。
 現在、五味温泉には80万キロカロリー、63万キロカロリーの2基のボイラーがあり温泉の加温、給湯、施設内暖房に稼動。うち63万キロカロリーのボイラーに代え、15万5,000キロカロリーの木質ボイラーを導入、80万キロカロリーボイラーと併用していく方針。木質ボイラーは、町内から生産される木質未利用資源を燃料とするが、重油ボイラーのように出力のアップ・ダウンは苦手。このため、変動の必要がない消費エネルギーのベース部分を木質ボイラーで賄うことになる。
 環境省は、京都議定書に基づいて国内の二酸化炭素排出量を強力に削減する計画。下川町が申請していた二酸化炭素排出抑制事業等補助事業は、前年度からスタート。国内では新エネルギー開発に取り組む企業や、自治体が続出。木質ボイラー導入の申請も全国で3倍の競争率だったが、このほど町へ「16年度事業採択が内定した」との連絡があった。
 事業費は7,900万円。環境省補助は五割。残りはできるだけ有利な起債を充当する予定。町の試算によると、木質ボイラーの導入で、五味温泉の二酸化炭素排出量は従来に比べ約半分に。町役場、公民館、学校など町内すべての公共施設の二酸化炭素排出量を一基の木質ボイラーで6.4%削減できる計算。決定後、早くて9月ころ工事に着手、1月か2月に稼動を開始。「環境に優しい温泉」として五味温泉のイメージアップにもつながりそう。

(写真=環境に優しい温泉へ踏み出しが決まった五味温泉)

[ 2004-05-13-18:30 ]

財産は新町に引き継ぐ
中川郡合併協・名称は公募か専門委で

 【美深】中川郡三町村任意合併協議会(会長・岩木実美深町長)の第2回協議会が、13日午前10時半から音威子府村公民館で開かれた。住民の注目を集める新町名称と事務所の位置で、委員から「公募や、専門委員会を設置して協議を進めては」などの意見が出されたほか、土地や公共施設などの建物、基金などの財産は、3町村とも新しい自治体に引き継ぐことを決めた。
 全委員15人が出席。岩木会長のあいさつに続き、事務局が3町村合併の場合の財政シミュレーションを説明。(1)合併方式や新町名称などの合併に関する基本的な項目(2)まちづくり構想や議員定数などの合併特例法などの定める項目(3)特別職や主要施設の取り扱いなどのその他必要な項目―について話し合った。
 住民にとって最も関心が高いと思われる新町名称の選定方法で、委員から「3町村とも100年以上の歴史があり、思い入れも深いことから新町の名称については非常に重要。一体感のあるまちづくりを進めるうえでも、公平な議論を進めるため、住民を交えた公募もしくは、学識・有識者による専門委員会を設置して協議すべき」などと多くの意見があった。
 このほか、「中川町が、西天北と中川郡どちらと合併するか決まらなければ、具体的な協議ができないのでは」「今ある施設を有効活用するために、新しい事務所についても旧町村役場を利用することを基本に考えては」「衛生関係で美深が名寄、中川は西天北でごみ処理をしているが、音威子府の処理施設の利用を視野に入れては」などの意見も。しかし、具体的な結論が出る協議には至らず、本格的な内容の決定は、5月下旬に各自治体で開催の住民懇談会と、中川町の最終判断後になりそうだ。
 一方、美深町では第2回協議会の前段として、12日、住民組織による美深合併問題町民会議(山崎晴一座長)が開かれた。この中で、委員から「地域協議会の中に議員は入るべきではないと思う。弊害が多くなるのではないか」「吸収合併という気持ちを抱かせないよう、協議には譲歩が必要」などの意見が出され、合併問題への関心を高めた。

(写真=基本項目などを協議した第2回中川郡任意合併協議会)

[ 2004-05-13-18:30 ]

新市の名称を協議
名寄・風連合併基本項目検討委・意志統一図り再度

 【名寄】風連町・名寄市合併協議会(会長・島多慶志市長)の第2回基本項目等検討小委員会(福光哲夫委員長、委員17人)が、12日午後6時から市民文化センターで開かれ、今後の小委員会の協議方法などを確認した。
 協議会内部には、スムーズに話し合いを進めるため「新市建設計画小委員会」「基本項目検討小委員会」の2委員会が設置してある。
協議項目として、基本的もので(1)合併の方式や期日(2)新市の名称(3)本所の位置(4)財産の取り扱い―、合併特例法に定めるものでは(1)地域審議会および地域自治組織(2)議会議員や農業委員会委員の定数と任期(3)一般職員の身分(4)一部事務組合などの取り扱いついて―などがあり、各小委員会は月2回の会議で、所管の検討に当たることになっている。
 委員17人全員が出席。福光委員長が「より良い合併の実現を目指したい」とあいさつの後、委員が自己紹介した。
 合併方式、新市の名称について、先進事例を挙げながら協議。
 委員から「経済上、便宜上で決定するのではなく、新たな自治体をつくるという意識を強く持つことが大切」「新市の名称決定は早い段階が望ましい」「対等合併は両首長での決定事項。重く受け止めねばならない」など自分の市町への思いが、それぞれあって活発に意見が交換され、結論を出すまでの協議には入れなかった。このため、今後は事前に各市町で協議をして意思統一を図り、小委員会に掛けるなどを確認することに。
 次回の小委員会は、6月1日午後六時から風連町役場で開催する。

[ 2004-05-13-18:30 ]

 

美しい尾を引いて
ニート彗星の移動観望会

  【名寄】名寄市木原天文台主催の第1回目「ニート彗星(すいせい)移動観望会」が、12日午後8時から智恵文小学校校舎前で開かれた。
 ニート彗星は、平成13年8月にアメリカ・パロマー山の望遠鏡で発見された。5月中旬から地球に接近、ヘールボップ彗星以来の大きな彗星接近に天文ファンの話題を呼んでいる。
 同天文台も2会場で観望会を企画。周囲にネオンや街灯が少なく、良い条件で見られる智恵文小での移動観望会には、25センチと28センチレンズのカセグレンタイプ望遠鏡と、10センチと7センチレンズの双眼鏡を準備。
 午後8時を過ぎると、会場には約40人が集まり、尾を引く美しいニート彗星のほか、金星や輪もしっかりと見える土星などを見て「きれい」と喜んだ。会場では、名寄市教育委員会の村上恭彦さんがニート彗星の撮影にも成功した。
 天文台での観望会は14〜16日、21〜23日。智恵文小での第2回移動観望会は19、20の両日のいずれも午後8時から開かれる。

(写真=上から智恵文での観望会と村上さんが撮影したニート彗星)

[ 2004-05-13-18:30 ]



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